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黒木の手が、シャツの裾からスルッと入って俺の胸を撫でた。
「んんっ、そこ、だめだって……っ」
「だめ?」
「また……すぐイッちゃう……からぁ……っ、あ……っ」
乳首をはじいてクルクル撫でられ、一気に頭が真っ白になっていく。
「や……だめっ、あ……っ、イク……イッちゃう……っ、やだっ」
ゆっくりやるって言ったじゃんっ。
「ゆっくりやるよ」
「ど……こがっ、あぁっ、ゔゔーー……ッッ!」
グッと奥に突き入れられてあっという間にイかされた。
……どこがゆっくりなんだよ。
そう思ったけど、俺の中の黒木がまだ大きい。
イッたあとはつらいだろ、といつも俺がイッた後に追いかけるようにイク黒木がまだ大きい。
「くろき……イけなかった……?」
「こらえてるだけだ。ゆっくりやるって言っただろ?」
黒木はそう言って、俺の中に入ったままじっと動かない。
心はずっと『可愛い』『好き』を繰り返してる。
幸せすぎて涙がにじむ。好きがあふれてもう止まらない。胸……苦しい……。
「……いいよ」
『動いていいよ』
「まだ。野間がちゃんと落ち着くまでこのままで」
俺をぎゅっと抱きしめて、うなじにチュッとキスをする。
「ん……」
『昨日もできたし、平気だってば……』
「このままでいたほうが、お前の中にずっといられるだろ?」
『ずっと野間とつながっていたい……』
黒木の言葉が甘い……。甘すぎて俺、とけて消えちゃいそう……。ときめきすぎてほんと苦しい……。
俺もずっと黒木とつながっていたい。
嬉しい。ほんと黒木大好き。ぶわっと感情があふれて胸がぎゅぅっと締めつけられた。
「ゔ……」
「……泣いてるのか?」
『幸せすぎて……』
「俺も幸せすぎて泣きそうだ……」
黒木の唇が、うなじから首筋へと移動しながらリップ音を響かせ、耳までくるとささやいた。
「好きだよ、徹平」
「は……っ、ぁ……」
急に名前を呼ばれて、身体が震えるほど喜びがこみ上げる。
俺の全身が喜んで、まるでイッたときみたいに目の前に星がチカチカ飛んだ。
「黒……あ……、が、岳……っ」
「徹平」
「岳、岳……っ、ゔ……」
名前呼び、すげぇ幸せ……っ。
俺たち本当に恋人だ……っ。
また魔法の言葉がふえた。『好き』が天国なら『徹平』はなんだろう。
ほんとやばい……幸せすぎる……。
岳……岳……岳。……うわ、どうしよっ。呼ぶたびにときめくじゃん……っ。
恥ずかしくて思わず両手で顔をおおった。
『可愛い。こんなに喜ぶならもっとはやく名前で呼べばよかったな』
「ほんと可愛い。徹平」
「ぁ……っ」
耳元で甘くささやかれる。
うう、もうだめ……耳とける……。
黒木がクッと笑った。
「が、岳」
はやく慣れたくて意味もなく名前を呼んだ。
……あれ?
「うん?」
「岳?」
「なんだ?」
「……黒木?」
「なんだよ、どうした?」
「がーく」
もしかして、と思ったけどやっぱり気のせいじゃない。
おかしくて小さく吹き出した。
「おい、気のせいじゃないってなんだ、徹平」
「なんで岳って呼ぶと下が返事すんの?」
「下?」
『下ってなんだ』
「岳。がーく。……ほら、下がピクッて返事すんじゃん」
「……は?」
『下って……あ、下か』
岳って呼ぶたびに俺の中でピクッと返事をする岳が可愛い。笑いがこらえきれない。
「岳。がーく。もぉなんだよ、可愛いすぎるって、岳」
「徹平」
「ぁっ……」
「お前も下が返事するぞ? キュッて」
「み……耳元で言うから、だろ。……それずりぃじゃんっ」
耳への刺激と名前のせいで、スイッチが入ったように後ろがうずく。
「徹平。ほら、耳元じゃなくてもキュッってなる」
「ぁ……っ、それ……うなじ……っ、反則だって、岳っ」
さっきまで可愛かった下の返事が、いまは刺激になってやばい。
『これじゃ動かなくてもやばいな。可愛いし気持ちいいしほんと参る……』
「名前だけでイけるんじゃないか? 徹平」
「んん……っ、が、岳もだろ? ぁ……っ」
「じゃあどっちが先にイクか勝負するか? 徹平」
なんだそれ、どんな勝負だよ、と俺は吹き出した。
「もー笑わせんなって岳」
「本気だぞ」
「えっ?」
冗談かと思って笑ったのに、黒木の心が俺の名前を連呼し始める。
なにもう俺の彼氏、おもしろ可愛いんだけど。
「んんっ、そこ、だめだって……っ」
「だめ?」
「また……すぐイッちゃう……からぁ……っ、あ……っ」
乳首をはじいてクルクル撫でられ、一気に頭が真っ白になっていく。
「や……だめっ、あ……っ、イク……イッちゃう……っ、やだっ」
ゆっくりやるって言ったじゃんっ。
「ゆっくりやるよ」
「ど……こがっ、あぁっ、ゔゔーー……ッッ!」
グッと奥に突き入れられてあっという間にイかされた。
……どこがゆっくりなんだよ。
そう思ったけど、俺の中の黒木がまだ大きい。
イッたあとはつらいだろ、といつも俺がイッた後に追いかけるようにイク黒木がまだ大きい。
「くろき……イけなかった……?」
「こらえてるだけだ。ゆっくりやるって言っただろ?」
黒木はそう言って、俺の中に入ったままじっと動かない。
心はずっと『可愛い』『好き』を繰り返してる。
幸せすぎて涙がにじむ。好きがあふれてもう止まらない。胸……苦しい……。
「……いいよ」
『動いていいよ』
「まだ。野間がちゃんと落ち着くまでこのままで」
俺をぎゅっと抱きしめて、うなじにチュッとキスをする。
「ん……」
『昨日もできたし、平気だってば……』
「このままでいたほうが、お前の中にずっといられるだろ?」
『ずっと野間とつながっていたい……』
黒木の言葉が甘い……。甘すぎて俺、とけて消えちゃいそう……。ときめきすぎてほんと苦しい……。
俺もずっと黒木とつながっていたい。
嬉しい。ほんと黒木大好き。ぶわっと感情があふれて胸がぎゅぅっと締めつけられた。
「ゔ……」
「……泣いてるのか?」
『幸せすぎて……』
「俺も幸せすぎて泣きそうだ……」
黒木の唇が、うなじから首筋へと移動しながらリップ音を響かせ、耳までくるとささやいた。
「好きだよ、徹平」
「は……っ、ぁ……」
急に名前を呼ばれて、身体が震えるほど喜びがこみ上げる。
俺の全身が喜んで、まるでイッたときみたいに目の前に星がチカチカ飛んだ。
「黒……あ……、が、岳……っ」
「徹平」
「岳、岳……っ、ゔ……」
名前呼び、すげぇ幸せ……っ。
俺たち本当に恋人だ……っ。
また魔法の言葉がふえた。『好き』が天国なら『徹平』はなんだろう。
ほんとやばい……幸せすぎる……。
岳……岳……岳。……うわ、どうしよっ。呼ぶたびにときめくじゃん……っ。
恥ずかしくて思わず両手で顔をおおった。
『可愛い。こんなに喜ぶならもっとはやく名前で呼べばよかったな』
「ほんと可愛い。徹平」
「ぁ……っ」
耳元で甘くささやかれる。
うう、もうだめ……耳とける……。
黒木がクッと笑った。
「が、岳」
はやく慣れたくて意味もなく名前を呼んだ。
……あれ?
「うん?」
「岳?」
「なんだ?」
「……黒木?」
「なんだよ、どうした?」
「がーく」
もしかして、と思ったけどやっぱり気のせいじゃない。
おかしくて小さく吹き出した。
「おい、気のせいじゃないってなんだ、徹平」
「なんで岳って呼ぶと下が返事すんの?」
「下?」
『下ってなんだ』
「岳。がーく。……ほら、下がピクッて返事すんじゃん」
「……は?」
『下って……あ、下か』
岳って呼ぶたびに俺の中でピクッと返事をする岳が可愛い。笑いがこらえきれない。
「岳。がーく。もぉなんだよ、可愛いすぎるって、岳」
「徹平」
「ぁっ……」
「お前も下が返事するぞ? キュッて」
「み……耳元で言うから、だろ。……それずりぃじゃんっ」
耳への刺激と名前のせいで、スイッチが入ったように後ろがうずく。
「徹平。ほら、耳元じゃなくてもキュッってなる」
「ぁ……っ、それ……うなじ……っ、反則だって、岳っ」
さっきまで可愛かった下の返事が、いまは刺激になってやばい。
『これじゃ動かなくてもやばいな。可愛いし気持ちいいしほんと参る……』
「名前だけでイけるんじゃないか? 徹平」
「んん……っ、が、岳もだろ? ぁ……っ」
「じゃあどっちが先にイクか勝負するか? 徹平」
なんだそれ、どんな勝負だよ、と俺は吹き出した。
「もー笑わせんなって岳」
「本気だぞ」
「えっ?」
冗談かと思って笑ったのに、黒木の心が俺の名前を連呼し始める。
なにもう俺の彼氏、おもしろ可愛いんだけど。
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