74 / 154
冬磨編
2 新鮮な反応
しおりを挟む
ヒデは俺が連絡をすると必ず会ってくれた。
別のセフレと一緒だと言われ諦めようとしたときも、「死なれたら困る」と言って会ってくれた。
「早くほかも探せよ。お前ならすぐ見つかるだろ?」
ヒデは、もし自分が間に合わなかったらと、俺のことをすごく心配した。
「……いや。口では気がないって言う奴も目が期待してんだ。俺、そういうのに敏感でさ。妥協するとあとで面倒になるから。だから、なかなか見つからない」
「……イケメンって面倒くさ」
ため息をつきながらも俺に付き合ってくれるヒデは、居心地がよかった。
ただ、いつも一言多い。
「今日も一回だけ?」
「今日もって……。うん、もうできない」
「お前さ、絶対俺に合わせて出すよな? もっとこらえて長く続けるとか、二回戦とかできねぇの?」
「できねぇなぁ……てか一回で充分」
「ほんと冷めてるよな。そんなに俺じゃ興奮しない?」
「いや。誰でも同じ」
「もしかしてゲイってのは勘違いとかない? 女のほうがいいんじゃね?」
「それはない」
「あっそ」
文句を言いながらも俺に付き合ってくれるヒデには本当に感謝した。
死にたくなる理由だって気になるだろうに、ヒデは何も詮索してこなかった。
死にたくなっても、人肌にふれているとまだ生きていていいんだと思える。……いや。俺はまだちゃんと生きてるんだ、と確認できる感じか……。
ほかにもセフレが少しづつ増えて、いざとなったら誰か一人は必ず捕まる、その安心感を得られた俺は少しづつ状態が安定していった。
◇
なんのために生きてるのかわからない毎日。
ずっとモノクロの世界。
それでも日々は流れて、事故から三年。すさんだ気持ちもだいぶ落ち着いた。
仏壇を見ても、死にたい衝動にかられることはほとんどなくなった。
「父さん……母さん……ごめん。ずっと線香も上げずに……」
やっと仏壇に話しかけることができたのに、それだけ口にして涙が流れた。
父さん母さんごめん……やっぱまだだめかも……。
俺はすぐに和室を出てふすまを閉めた。
俺は、人間関係は広く浅く友人も多い。
家で過ごせるようになって、大学時代の友人や会社の同僚が家に来ることも増えた。一人でいるのは嫌だからありがたい。
ただ、親のことを知っていても、仏壇に気づかない人が多い。
中には線香を上げてくれる人もいたが、手を合わせて数秒で終わる。
そりゃそうか。本気で話しかけるなんて身内くらいだよな。
自分だってまともに話しかけることもできないくせに、そんな友人たちに勝手にガッカリしている自分に苛立った。
仕事が終わり、いつものようにバーに向かう。
とにかく静かな空間にいるのが嫌だ。だから、今日も俺は賑やかなバーに逃げ込んだ。
いつも誰とも約束はしない。行けば誰かしら知り合いに会える。たとえいなくても、マスターが相手になってくれるとわかっているから、安心してバーの扉を開くことができた。
「冬磨。お前いま何人?」
タチ仲間の文哉が、会うなりセフレの数を聞いてきた。
「お前それ会うたび聞くよな?」
「だって気になるじゃん。で、何人?」
「今は……五人、かな」
「お、一人増えた」
「いや、二人減ったばっか」
「は? んじゃ三人増えて二人減ったのか?」
「ん、だな」
「……ほんと、なんでお前ばっかり……」
「誘ってくる奴にはちゃんと説明してるからな?」
俺は自分からは誘わない。
誘ってきた奴には条件をちゃんと説明してる。
今はもう危険な状態になることも少なくなって、ちょっと人肌恋しいときに誘うだけ。
「もうそれ以上増やさなくていいじゃん」
「まぁ、そうなんだけど、ビデがもっと増やせって」
「ヒデが? なんで?」
「勘違いのしようがないくらい、人数増やせってさ。忘れたころに誘われるくらいでちょうどいいって」
もう発作もほとんどないし、今くらいがちょうどいいかと思っていたらそう言われた。
「……それってさ、ヒデが冬磨を好きになっちゃいそうだからって意味か?」
「いや、どうもそうじゃなくて、ほかのセフレを心配してるみたいなんだよな。月一ペースでも危険だって。好きになっちゃって切られたら可哀想だからっつってた」
「……ああ、冬磨のセフレあるあるか……」
「なんだそれ。でも、この間セフレやめた奴は本命ができたからって笑顔で離れてったぞ?」
「冬磨の毒牙にやられずに済んだんだな……よかったなぁそいつ」
そんなことをしみじみ言うから、さすがの俺も苦笑しかなかった。
「もう一人は可哀想だったじゃねぇか」
マスターが口をはさんできた。
「好きになっちゃいそうだからもう無理だって言われてたろ?」
「……マスター聞いてたんだ」
「聞いてたんじゃなくて聞こえたんだ、ばか」
たしかに可哀想だけど、俺にはどうしてあげることもできない。
「冬磨はどうなのさ」
「どうって?」
「好きになっちゃいそうな奴、いねぇの?」
「いない」
「即答かよ」
好きになれる気がまったくしない。そういう感情が動かない。
好意の目に出会うとスッと心が冷めていく。
俺はきっと心が死んだんだろうと思う。
タバコが吸いたくなって「ちょっとごめん」と文哉に伝えて立ち上がった。
「マスター、裏貸して」
「……まだ来たばかりだろ。お前最近ペース早くなってねぇか?」
「ちゃんと一日一箱でやめてるよ」
「は? 多いだろっ」
マスターが喫煙所としてバッグーヤードを貸してくれている。「俺の喫煙所だから」と。
俺は昔、自分は一生タバコは吸わないと思っていた。親も吸わない人だったからだ。タバコなんてなんのために吸うんだ、と思っていた。
でも、今はこれがないと無理だ。心の安定が保てない。
もう一生吸い続けるんだろうな……。
どこかむなしい気持ちで乾いた笑いが漏れた。
◇
事故から五年。
どんどん世界がモノクロになる。
それでも、表面上は明るく振る舞えるようになった。
今では自然に笑顔を作ることもできる。ちょっと前までは考えられないことだった。すごい進歩だ。
線香も上げられるようになった。
と言っても気が向いたときにしか上げないが。
「父さん、母さん、今日も……まあ無難な一日だったよ」
なにかをひねり出して話そうか、と思ってもなにも出てこない。
俺は諦めて和室を出た。
仕事終わりにいつものようにバーに行く。
とにかく一人でいたくない。バーの喧騒の中が一番落ち着く。
マスターや文哉と、たわいもない話をしてるときが一番落ち着く。
それでも、人肌に癒されることをやめられない。今はもうセフレが何人いるかもわからない。文哉はそんな俺をゲスだと言う。
そうだよ……俺はゲスだ。そんなことは分かってる。
マスターも文哉もヒデも、すっかり落ち着いた俺を見て、誰かとちゃんと付き合ってみればと口をそろえて言うけれど、そんな気にすらならない。
セフレの距離感がいい。
それ以上は面倒臭い。
今が一番楽でいい。
バーの扉を開き店内を見渡す。
今日は文哉はいないらしい。
奥のボックス席にヒデがいた。でも、お互いに目を合わせてそれで終わり。セフレとは約束の日以外は話もしない。近寄らない。干渉しない。
それが嫌で去っていく奴もいた。
カウンターに向かうと、マスターの会話が耳に届く。
「たぶん想像以上だと思うよ? きっと君も冬磨に落ちるね」
「ははっ。すっげ。さらにハードル上げてきた」
俺の名前が聞こえた。なに話してんだ?
「なに、なんか俺の話してる?」
「お、噂をすればなんとやら」
線が細くてちょっと小柄そうな栗色の髪の子が、ゆっくりと俺を振り返る。
目を合わせて、驚くほど感情のない子だな、と思った。
なにを考えているのかまったくわからない無表情が、まっすぐ俺を見据えてくる。
「えっと、初めまして、かな?」
間違いなく初めてだと思ったが、一応保険で探るように声をかけた。
こちらはまったく知らなくても、知り合いかのように振る舞う奴も中にはいる。ちょっと目を合わせただけでも、知り合いになったと勘違いする奴もいる。
小柄な彼は俺をしばらくじっと見て、やっと口を開いた。
「へぇ? 案外大袈裟ってわけでもねぇかな」
「ん? 大袈裟?」
「あ、どうも初めまして。俺、天音」
「あ、どうも。俺は――――」
「知ってる。冬磨だろ? いまマスターに聞いた」
彼はそれだけ言うと、まるで満足したとでもいうように、すぐに顔を前に戻して酒を飲み始めた。
「あれ? なんか新鮮な反応」
マスターが意外そうな顔で天音を見てから俺を見た。
「え、どういう意味?」
相変わらず無表情で、少しだけ不思議そうに聞き返す天音に、俺もマスターも思わず笑った。
「たしかに新鮮」
「だから何がだよ」
今度は怪訝そうな顔をする天音に「隣いい?」と聞くと「勝手にどうぞ?」と興味もなさそうに返された。
本当に新鮮な反応で、ちょっと楽しくなってきた。
別のセフレと一緒だと言われ諦めようとしたときも、「死なれたら困る」と言って会ってくれた。
「早くほかも探せよ。お前ならすぐ見つかるだろ?」
ヒデは、もし自分が間に合わなかったらと、俺のことをすごく心配した。
「……いや。口では気がないって言う奴も目が期待してんだ。俺、そういうのに敏感でさ。妥協するとあとで面倒になるから。だから、なかなか見つからない」
「……イケメンって面倒くさ」
ため息をつきながらも俺に付き合ってくれるヒデは、居心地がよかった。
ただ、いつも一言多い。
「今日も一回だけ?」
「今日もって……。うん、もうできない」
「お前さ、絶対俺に合わせて出すよな? もっとこらえて長く続けるとか、二回戦とかできねぇの?」
「できねぇなぁ……てか一回で充分」
「ほんと冷めてるよな。そんなに俺じゃ興奮しない?」
「いや。誰でも同じ」
「もしかしてゲイってのは勘違いとかない? 女のほうがいいんじゃね?」
「それはない」
「あっそ」
文句を言いながらも俺に付き合ってくれるヒデには本当に感謝した。
死にたくなる理由だって気になるだろうに、ヒデは何も詮索してこなかった。
死にたくなっても、人肌にふれているとまだ生きていていいんだと思える。……いや。俺はまだちゃんと生きてるんだ、と確認できる感じか……。
ほかにもセフレが少しづつ増えて、いざとなったら誰か一人は必ず捕まる、その安心感を得られた俺は少しづつ状態が安定していった。
◇
なんのために生きてるのかわからない毎日。
ずっとモノクロの世界。
それでも日々は流れて、事故から三年。すさんだ気持ちもだいぶ落ち着いた。
仏壇を見ても、死にたい衝動にかられることはほとんどなくなった。
「父さん……母さん……ごめん。ずっと線香も上げずに……」
やっと仏壇に話しかけることができたのに、それだけ口にして涙が流れた。
父さん母さんごめん……やっぱまだだめかも……。
俺はすぐに和室を出てふすまを閉めた。
俺は、人間関係は広く浅く友人も多い。
家で過ごせるようになって、大学時代の友人や会社の同僚が家に来ることも増えた。一人でいるのは嫌だからありがたい。
ただ、親のことを知っていても、仏壇に気づかない人が多い。
中には線香を上げてくれる人もいたが、手を合わせて数秒で終わる。
そりゃそうか。本気で話しかけるなんて身内くらいだよな。
自分だってまともに話しかけることもできないくせに、そんな友人たちに勝手にガッカリしている自分に苛立った。
仕事が終わり、いつものようにバーに向かう。
とにかく静かな空間にいるのが嫌だ。だから、今日も俺は賑やかなバーに逃げ込んだ。
いつも誰とも約束はしない。行けば誰かしら知り合いに会える。たとえいなくても、マスターが相手になってくれるとわかっているから、安心してバーの扉を開くことができた。
「冬磨。お前いま何人?」
タチ仲間の文哉が、会うなりセフレの数を聞いてきた。
「お前それ会うたび聞くよな?」
「だって気になるじゃん。で、何人?」
「今は……五人、かな」
「お、一人増えた」
「いや、二人減ったばっか」
「は? んじゃ三人増えて二人減ったのか?」
「ん、だな」
「……ほんと、なんでお前ばっかり……」
「誘ってくる奴にはちゃんと説明してるからな?」
俺は自分からは誘わない。
誘ってきた奴には条件をちゃんと説明してる。
今はもう危険な状態になることも少なくなって、ちょっと人肌恋しいときに誘うだけ。
「もうそれ以上増やさなくていいじゃん」
「まぁ、そうなんだけど、ビデがもっと増やせって」
「ヒデが? なんで?」
「勘違いのしようがないくらい、人数増やせってさ。忘れたころに誘われるくらいでちょうどいいって」
もう発作もほとんどないし、今くらいがちょうどいいかと思っていたらそう言われた。
「……それってさ、ヒデが冬磨を好きになっちゃいそうだからって意味か?」
「いや、どうもそうじゃなくて、ほかのセフレを心配してるみたいなんだよな。月一ペースでも危険だって。好きになっちゃって切られたら可哀想だからっつってた」
「……ああ、冬磨のセフレあるあるか……」
「なんだそれ。でも、この間セフレやめた奴は本命ができたからって笑顔で離れてったぞ?」
「冬磨の毒牙にやられずに済んだんだな……よかったなぁそいつ」
そんなことをしみじみ言うから、さすがの俺も苦笑しかなかった。
「もう一人は可哀想だったじゃねぇか」
マスターが口をはさんできた。
「好きになっちゃいそうだからもう無理だって言われてたろ?」
「……マスター聞いてたんだ」
「聞いてたんじゃなくて聞こえたんだ、ばか」
たしかに可哀想だけど、俺にはどうしてあげることもできない。
「冬磨はどうなのさ」
「どうって?」
「好きになっちゃいそうな奴、いねぇの?」
「いない」
「即答かよ」
好きになれる気がまったくしない。そういう感情が動かない。
好意の目に出会うとスッと心が冷めていく。
俺はきっと心が死んだんだろうと思う。
タバコが吸いたくなって「ちょっとごめん」と文哉に伝えて立ち上がった。
「マスター、裏貸して」
「……まだ来たばかりだろ。お前最近ペース早くなってねぇか?」
「ちゃんと一日一箱でやめてるよ」
「は? 多いだろっ」
マスターが喫煙所としてバッグーヤードを貸してくれている。「俺の喫煙所だから」と。
俺は昔、自分は一生タバコは吸わないと思っていた。親も吸わない人だったからだ。タバコなんてなんのために吸うんだ、と思っていた。
でも、今はこれがないと無理だ。心の安定が保てない。
もう一生吸い続けるんだろうな……。
どこかむなしい気持ちで乾いた笑いが漏れた。
◇
事故から五年。
どんどん世界がモノクロになる。
それでも、表面上は明るく振る舞えるようになった。
今では自然に笑顔を作ることもできる。ちょっと前までは考えられないことだった。すごい進歩だ。
線香も上げられるようになった。
と言っても気が向いたときにしか上げないが。
「父さん、母さん、今日も……まあ無難な一日だったよ」
なにかをひねり出して話そうか、と思ってもなにも出てこない。
俺は諦めて和室を出た。
仕事終わりにいつものようにバーに行く。
とにかく一人でいたくない。バーの喧騒の中が一番落ち着く。
マスターや文哉と、たわいもない話をしてるときが一番落ち着く。
それでも、人肌に癒されることをやめられない。今はもうセフレが何人いるかもわからない。文哉はそんな俺をゲスだと言う。
そうだよ……俺はゲスだ。そんなことは分かってる。
マスターも文哉もヒデも、すっかり落ち着いた俺を見て、誰かとちゃんと付き合ってみればと口をそろえて言うけれど、そんな気にすらならない。
セフレの距離感がいい。
それ以上は面倒臭い。
今が一番楽でいい。
バーの扉を開き店内を見渡す。
今日は文哉はいないらしい。
奥のボックス席にヒデがいた。でも、お互いに目を合わせてそれで終わり。セフレとは約束の日以外は話もしない。近寄らない。干渉しない。
それが嫌で去っていく奴もいた。
カウンターに向かうと、マスターの会話が耳に届く。
「たぶん想像以上だと思うよ? きっと君も冬磨に落ちるね」
「ははっ。すっげ。さらにハードル上げてきた」
俺の名前が聞こえた。なに話してんだ?
「なに、なんか俺の話してる?」
「お、噂をすればなんとやら」
線が細くてちょっと小柄そうな栗色の髪の子が、ゆっくりと俺を振り返る。
目を合わせて、驚くほど感情のない子だな、と思った。
なにを考えているのかまったくわからない無表情が、まっすぐ俺を見据えてくる。
「えっと、初めまして、かな?」
間違いなく初めてだと思ったが、一応保険で探るように声をかけた。
こちらはまったく知らなくても、知り合いかのように振る舞う奴も中にはいる。ちょっと目を合わせただけでも、知り合いになったと勘違いする奴もいる。
小柄な彼は俺をしばらくじっと見て、やっと口を開いた。
「へぇ? 案外大袈裟ってわけでもねぇかな」
「ん? 大袈裟?」
「あ、どうも初めまして。俺、天音」
「あ、どうも。俺は――――」
「知ってる。冬磨だろ? いまマスターに聞いた」
彼はそれだけ言うと、まるで満足したとでもいうように、すぐに顔を前に戻して酒を飲み始めた。
「あれ? なんか新鮮な反応」
マスターが意外そうな顔で天音を見てから俺を見た。
「え、どういう意味?」
相変わらず無表情で、少しだけ不思議そうに聞き返す天音に、俺もマスターも思わず笑った。
「たしかに新鮮」
「だから何がだよ」
今度は怪訝そうな顔をする天音に「隣いい?」と聞くと「勝手にどうぞ?」と興味もなさそうに返された。
本当に新鮮な反応で、ちょっと楽しくなってきた。
129
あなたにおすすめの小説
ノリで付き合っただけなのに、別れてくれなくて詰んでる
cheeery
BL
告白23連敗中の高校二年生・浅海凪。失恋のショックと友人たちの悪ノリから、クラス一のモテ男で親友、久遠碧斗に勢いで「付き合うか」と言ってしまう。冗談で済むと思いきや、碧斗は「いいよ」とあっさり承諾し本気で付き合うことになってしまった。
「付き合おうって言ったのは凪だよね」
あの流れで本気だとは思わないだろおおお。
凪はなんとか碧斗に愛想を尽かされようと、嫌われよう大作戦を実行するが……?
平凡ワンコ系が憧れの幼なじみにめちゃくちゃにされちゃう話(小説版)
優狗レエス
BL
Ultra∞maniacの続きです。短編連作になっています。
本編とちがってキャラクターそれぞれ一人称の小説です。
平凡な僕が優しい彼氏と別れる方法
あと
BL
「よし!別れよう!」
元遊び人の現爽やか風受けには激重執着男×ちょっとネガティブな鈍感天然アホの子
昔チャラかった癖に手を出してくれない攻めに憤った受けが、もしかしたら他に好きな人がいる!?と思い込み、別れようとする……?みたいな話です。
攻めの女性関係匂わせや攻めフェラがあり、苦手な人はブラウザバックで。
……これはメンヘラなのではないか?という説もあります。
pixivでも投稿しています。
攻め:九條隼人
受け:田辺光希
友人:石川優希
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグ整理します。ご了承ください。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
相性最高な最悪の男 ~ラブホで会った大嫌いな同僚に執着されて逃げられない~
柊 千鶴
BL
【執着攻め×強気受け】
人付き合いを好まず、常に周囲と一定の距離を置いてきた篠崎には、唯一激しく口論を交わす男がいた。
その仲の悪さから「天敵」と称される同期の男だ。
完璧人間と名高い男とは性格も意見も合わず、顔を合わせればいがみ合う日々を送っていた。
ところがある日。
篠崎が人肌恋しさを慰めるため、出会い系サイトで男を見繕いホテルに向かうと、部屋の中では件の「天敵」月島亮介が待っていた。
「ど、どうしてお前がここにいる⁉」「それはこちらの台詞だ…!」
一夜の過ちとして終わるかと思われた関係は、徐々にふたりの間に変化をもたらし、月島の秘められた執着心が明らかになっていく。
いつも嫌味を言い合っているライバルとマッチングしてしまい、一晩だけの関係で終わるには惜しいほど身体の相性は良く、抜け出せないまま囲われ執着され溺愛されていく話。小説家になろうに投稿した小説の改訂版です。
合わせて漫画もよろしくお願いします。(https://www.alphapolis.co.jp/manga/763604729/304424900)
借金のカタに同居したら、毎日甘く溺愛されてます
なの
BL
父親の残した借金を背負い、掛け持ちバイトで食いつなぐ毎日。
そんな俺の前に現れたのは──御曹司の男。
「借金は俺が肩代わりする。その代わり、今日からお前は俺のものだ」
脅すように言ってきたくせに、実際はやたらと優しいし、甘すぎる……!
高級スイーツを買ってきたり、風邪をひけば看病してくれたり、これって本当に借金返済のはずだったよな!?
借金から始まる強制同居は、いつしか恋へと変わっていく──。
冷酷な御曹司 × 借金持ち庶民の同居生活は、溺愛だらけで逃げ場なし!?
短編小説です。サクッと読んでいただけると嬉しいです。
エリート上司に完全に落とされるまで
琴音
BL
大手食品会社営業の楠木 智也(26)はある日会社の上司一ノ瀬 和樹(34)に告白されて付き合うことになった。
彼は会社ではよくわかんない、掴みどころのない不思議な人だった。スペックは申し分なく有能。いつもニコニコしててチームの空気はいい。俺はそんな彼が分からなくて距離を置いていたんだ。まあ、俺は問題児と会社では思われてるから、変にみんなと仲良くなりたいとも思ってはいなかった。その事情は一ノ瀬は知っている。なのに告白してくるとはいい度胸だと思う。
そんな彼と俺は上手くやれるのか不安の中スタート。俺は彼との付き合いの中で苦悩し、愛されて溺れていったんだ。
社会人同士の年の差カップルのお話です。智也は優柔不断で行き当たりばったり。自分の心すらよくわかってない。そんな智也を和樹は溺愛する。自分の男の本能をくすぐる智也が愛しくて堪らなくて、自分を知って欲しいが先行し過ぎていた。結果智也が不安に思っていることを見落とし、智也去ってしまう結果に。この後和樹は智也を取り戻せるのか。
アプリで都合のいい男になろうとした結果、彼氏がバグりました
あと
BL
「目指せ!都合のいい男!」
穏やか完璧モテ男(理性で執着を押さえつけてる)×親しみやすい人たらし可愛い系イケメン
攻めの両親からの別れろと圧力をかけられた受け。関係は秘密なので、友達に相談もできない。悩んでいる中、どうしても別れたくないため、愛人として、「都合のいい男」になることを決意。人生相談アプリを手に入れ、努力することにする。しかし、攻めに約束を破ったと言われ……?
攻め:深海霧矢
受け:清水奏
前にアンケート取ったら、すれ違い・勘違いものが1位だったのでそれ系です。
ハピエンです。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
自己判断で消しますので、悪しからず。
結婚初夜に相手が舌打ちして寝室出て行こうとした
紫
BL
十数年間続いた王国と帝国の戦争の終結と和平の形として、元敵国の皇帝と結婚することになったカイル。
実家にはもう帰ってくるなと言われるし、結婚相手は心底嫌そうに舌打ちしてくるし、マジ最悪ってところから始まる話。
オメガバースでオメガの立場が低い世界
こんなあらすじとタイトルですが、主人公が可哀そうって感じは全然ないです
強くたくましくメンタルがオリハルコンな主人公です
主人公は耐える我慢する許す許容するということがあんまり出来ない人間です
倫理観もちょっと薄いです
というか、他人の事を自分と同じ人間だと思ってない部分があります
※この主人公は受けです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる