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第二章 中級編開始
第184話 OLサツキの中級編二日目開始
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ふ、と目を開けると、見知らぬ天井が視界に広がっていた。カーテンの向こうから差し込む光で、今がもう日中なのが分かった。ここは、一体どこだろうか。昨日の記憶があやふやで、頭がぼうっとしている。
ふと自分の右側に気配を感じて、頭をゆっくりと動かす。少し身体が重かった。すると。
「!!」
思ったよりも近くに、ユラの顔があった。実に気持ちの良さそうな寝息を立てて寝ている。何故横にユラがいるんだろうか。それにしても、金色のまつげが綺麗だ。サツキはこんな状況だというのに、思わずユラの顔に見惚れてしまった。
そして思い出した。そうだ、昨日はラムにユラになる様にイルミナの魔法を掛けたんだった。ということは、これはラム……な訳がない。イルミナの効力はわずか一時間だ。
「ほ、本物のユラ?」
ということは、ここはユラの家だろうか。
掛け布団の上にユラが寝てしまっている為、布団から出にくい。そうっと起こさない様に起き上がろうとすると、身体に巻き付くサラサラの白い布に気が付いた。これは、ユラがいつも着ている法衣だ。
「……え?」
どうも、法衣の下の感覚がおかしい気がする。何というか、開放感というか。
まさか。
サツキは恐る恐る法衣を捲くる。何も着ていない。
「え!? あっパンツも履いてない!」
何故だ、何があった。焦って身を起こしパンツを探すが、ない。そして不意に思い出した。そうだ、ラムに変身したのだった。その時に脱いだのだった。その後、昔飼っていたミイに変身して、それから。
ユラは呑気にまだ寝ている。そう、この人が来たのだ。黒い服を着た男をあっという間に追い払って、そして頭を撫でてくれた。もしかしたら、ラムがギルドに行って助けを呼んだ相手がユラだったのかもしれない。
そこまで思い出し、ふとユラの腰付近に目をやると。
ユラのズボンのポケットから覗いているのは、サツキのパンツだった。
「あっ! あった!」
すると。部屋の奥から何かが物凄い勢いでやってくると、寝ているユラの上に飛び乗ってジャンプ台にし、サツキに飛びついてきた。ユラが「ぐえっ」と言った気がした。サツキは余りの勢いに、咄嗟にそれを両手で受け止める。そして、目に飛び込んできたのは、鮮やかな黄緑色。
「ラムちゃん!」
ラムは泣きそうな顔でサツキに縋り付いた。心配させてしまったらしい。サツキもぎゅっとラムを抱き締めた。法衣が肩から落ちてしまっていて、ラムが肌に直接触れて何だか変な気分だ。
「ごめん、ごめんね……!」
「あのさ」
「ん?」
声のした方を見ると、ユラが横になったままこちらを見ている。
「ラムって透けてるからさ」
「うん?」
「胸見えてるよ。まあ、俺はいいけど。――昨日も見たし」
サツキはラムを通して見える、ラムに押しつぶされている自分の胸を見た。次いで横のユラを見る。
「あ、あ、ああああああああああ!!」
サツキの叫び声が、部屋中にこだました。
ふと自分の右側に気配を感じて、頭をゆっくりと動かす。少し身体が重かった。すると。
「!!」
思ったよりも近くに、ユラの顔があった。実に気持ちの良さそうな寝息を立てて寝ている。何故横にユラがいるんだろうか。それにしても、金色のまつげが綺麗だ。サツキはこんな状況だというのに、思わずユラの顔に見惚れてしまった。
そして思い出した。そうだ、昨日はラムにユラになる様にイルミナの魔法を掛けたんだった。ということは、これはラム……な訳がない。イルミナの効力はわずか一時間だ。
「ほ、本物のユラ?」
ということは、ここはユラの家だろうか。
掛け布団の上にユラが寝てしまっている為、布団から出にくい。そうっと起こさない様に起き上がろうとすると、身体に巻き付くサラサラの白い布に気が付いた。これは、ユラがいつも着ている法衣だ。
「……え?」
どうも、法衣の下の感覚がおかしい気がする。何というか、開放感というか。
まさか。
サツキは恐る恐る法衣を捲くる。何も着ていない。
「え!? あっパンツも履いてない!」
何故だ、何があった。焦って身を起こしパンツを探すが、ない。そして不意に思い出した。そうだ、ラムに変身したのだった。その時に脱いだのだった。その後、昔飼っていたミイに変身して、それから。
ユラは呑気にまだ寝ている。そう、この人が来たのだ。黒い服を着た男をあっという間に追い払って、そして頭を撫でてくれた。もしかしたら、ラムがギルドに行って助けを呼んだ相手がユラだったのかもしれない。
そこまで思い出し、ふとユラの腰付近に目をやると。
ユラのズボンのポケットから覗いているのは、サツキのパンツだった。
「あっ! あった!」
すると。部屋の奥から何かが物凄い勢いでやってくると、寝ているユラの上に飛び乗ってジャンプ台にし、サツキに飛びついてきた。ユラが「ぐえっ」と言った気がした。サツキは余りの勢いに、咄嗟にそれを両手で受け止める。そして、目に飛び込んできたのは、鮮やかな黄緑色。
「ラムちゃん!」
ラムは泣きそうな顔でサツキに縋り付いた。心配させてしまったらしい。サツキもぎゅっとラムを抱き締めた。法衣が肩から落ちてしまっていて、ラムが肌に直接触れて何だか変な気分だ。
「ごめん、ごめんね……!」
「あのさ」
「ん?」
声のした方を見ると、ユラが横になったままこちらを見ている。
「ラムって透けてるからさ」
「うん?」
「胸見えてるよ。まあ、俺はいいけど。――昨日も見たし」
サツキはラムを通して見える、ラムに押しつぶされている自分の胸を見た。次いで横のユラを見る。
「あ、あ、ああああああああああ!!」
サツキの叫び声が、部屋中にこだました。
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