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(36)父ゴードンの消息
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翌日から、朝屋敷を出ると門の外にはレオンが立つ様になった。王国騎士団が現れてから数日経ったが、これといって目立った動きはない。
レオンは、まだ少し眠そうに欠伸をしつつ、すっかり仲良くなった門番の青年と雑談している。遠目から見ると、身体つきはスラリとしているのに立ち方が堂々としているので、とても目を引く。
なんだか、そこだけスポットライトを浴びているみたいだ。
私と同じ感想を持ったらしいホルガーが、ポツリと呟いた。
「レオンって存在感があるよな……」
私は隣を歩くイケメン従兄弟を見上げる。こっちはこっちで、洗練された立ち振る舞いの中に漂う柔和な雰囲気が、彼の存在感をアピールしている。
つまりどういうことかというと、イケメンオーラ出しまくりの二人に挟まれながら歩く私は、明らかに引き立て役ってことだ。だが、影があるからこそ光が際立つ。ならば、私は影でもいいかなと思う。
目の保養を毎日楽しめるからだ。
婚約破棄までは悪役令嬢のポジションだったが、役割が終わって待っていたのが眼福ポジションならば、数年来の私の苦労も少しは報われるというものだった。
「レオン、お待たせ!」
ホルガーがにこやかに手を上げると、レオンがこちらを振り向いてにこ、と笑った。ワイルド系イケメンの自然な笑顔。一瞬目が奪われるのは、仕方のないことだろう。
「おはよう、ナタ、レオン」
「おはようレオン」
レオンが門番に軽く手を上げて挨拶をすると、私達はレオンの家へと向かい出した。
屋敷の周りは、街に入るまでは所々に林が点在する程度で、他は何もない。つまり、遮るものがあまりない。
私は辺りを見回したが、やはりナッシュの姿は見えなかった。その代わり、王国騎士団の姿も見えない。つまりは、堂々と尾行出来る様な理由ではなさそうだ、というのがここ最近私達が出した結論だった。なんだかきな臭いが、今は情報を待つしかない。
ちなみに、ナッシュはどこかに隠れているとのことだが、それはレオンも分かっていないらしかった。
「……で、ホルガー。何か王都からは返事はあったのか?」
レオンが尋ねたが、ホルガーは残念そうに首を横に振った。
「いや、昨日も結局何も」
王都までは、馬で五時間程度の距離だ。王国騎士団の存在が判明した翌日に、ホルガーが私の父宛に手紙を書いて執事のシュタインに届けるよう命じたのだが、それから早数日。一向に返事がない。
「叔父様は多忙だからにしても、ちょっとおかしい。これまでは、ナタの様子を聞かせろとしつこいくらい毎日手紙が届いてたのに、それもここ数日ぱったりとやんでいて」
「は?」
ホルガーの言葉に、私は目を点にしてホルガーを見上げた。なんだって?
「お父様が? そんなことしてたの?」
私が驚いて聞くと、ホルガーが優しい笑顔になって頷いた。
「ナタの心の傷が癒えたかをとても気にされていたから、ナタの様子を書いて送るととても喜ばれてね」
「えええ……意外」
あの無口で無表情で何を考えているかよく分からない父に、そんな一面があったとは。意外だった。
ホルガーが、クスクス笑いながら続ける。
「ナタは次に目を向けられる様になったのかとか、かと思うとレオンって男は一体何処の馬の骨だとか、父親ってやっぱり娘が可愛いんだなって思ったよ」
「あ? 何処の馬の骨だと?」
レオンが顔を思い切り歪ませて言った。
いや、それもそうだが、次って何だ、次って。
「ちょっとホルガー、次って……」
私がそう尋ねようとしたその時。
「ホルガー様!!」
背後から、切羽詰まった声がホルガーを呼び止めた。私達が振り返ると、門からシュタインが走ってこちらへ向かって来ている。
白髪の線の細い老人だというのに、足がえらく速い。息ひとつ乱さず私達の前までやってくると、ピシッと姿勢を正した。この人もそこそこ謎な人だ。
「シュタイン、どうしたんだ、そんなに焦って」
どうやら、これで焦っているらしい。私はシュタインの涼しげな顔をじっと見たが、どこに焦りがあるのかさっぱり分からなかった。付き合いが長くなると分かる様になるのか。
「使いの者が、ゴードン様の様子を聞いて回っていたのですが」
ゴードンというのは、私の父の名だ。ちなみにシュタインは父が幼い頃から仕えているらしいので、年季が入っている。
「数日前に登城して以降、お戻りになられていないと」
「え……!?」
議論が熱を帯びてくると、徹夜になることは時折ある。だが、ほわほわした母が心配するので、ここのところ、父は必ず帰宅する様に心掛けていた。
娘もほぼ王城に行ったきり、夫も帰ってこないでは、母が弟のオスカーを離したがらなくなる。そろそろ思春期に突入するオスカーとしても、いつまでも母親にべったりは卒業したかったのだろう。そこで父に泣きついたらしい、とは後でホルガーから仕入れたネタだ。
自分の家族のネタを従兄弟から聞くのも、微妙ではあったが。
だから、父が王城から出てこない、というのは、明らかな異常事態なのだ。
「オスカー様はまだ成人前。何度か問い合わせた様ですが、大人の事情だと門前払いされたようで。その為、オスカー様がグレゴリー様に確認を依頼したのですが、領主は元老院に関わってはならぬ、と一蹴されたとのことです」
グレゴリーは、ホルガーの父の名だ。父のゴードンの名と同様固そうな名前だが、こちらはホルガーに似て、ソフトな印象のイケオジである。
「成人してて領主ではない血縁で王城に行き慣れてるお方は、ナタ様とホルガー様しかおらず、グレゴリー様から直接王城に問い合わせてはくれないかとのご伝言がございました」
すると、レオンが険しい顔になった。
「おい待て、今ナタを王都へ向かわせるのは危険過ぎるぞ」
ホルガーが頷く。
「今の話が全て事実なら、こちらにいる王国騎士団は、もしかしたら元老院絡みでナタが何か行動を取るのではないかと見てる可能性があるな」
私は口をパカっと開けた。私がなんだって?
ホルガーが続けた。
「だから見張られている可能性がある、ということだ。叔父様がどうして王城から出てこないのかは分からないが、何かが起きていることは間違いがない」
私は、驚きの表情でホルガーを見上げた。
レオンは、まだ少し眠そうに欠伸をしつつ、すっかり仲良くなった門番の青年と雑談している。遠目から見ると、身体つきはスラリとしているのに立ち方が堂々としているので、とても目を引く。
なんだか、そこだけスポットライトを浴びているみたいだ。
私と同じ感想を持ったらしいホルガーが、ポツリと呟いた。
「レオンって存在感があるよな……」
私は隣を歩くイケメン従兄弟を見上げる。こっちはこっちで、洗練された立ち振る舞いの中に漂う柔和な雰囲気が、彼の存在感をアピールしている。
つまりどういうことかというと、イケメンオーラ出しまくりの二人に挟まれながら歩く私は、明らかに引き立て役ってことだ。だが、影があるからこそ光が際立つ。ならば、私は影でもいいかなと思う。
目の保養を毎日楽しめるからだ。
婚約破棄までは悪役令嬢のポジションだったが、役割が終わって待っていたのが眼福ポジションならば、数年来の私の苦労も少しは報われるというものだった。
「レオン、お待たせ!」
ホルガーがにこやかに手を上げると、レオンがこちらを振り向いてにこ、と笑った。ワイルド系イケメンの自然な笑顔。一瞬目が奪われるのは、仕方のないことだろう。
「おはよう、ナタ、レオン」
「おはようレオン」
レオンが門番に軽く手を上げて挨拶をすると、私達はレオンの家へと向かい出した。
屋敷の周りは、街に入るまでは所々に林が点在する程度で、他は何もない。つまり、遮るものがあまりない。
私は辺りを見回したが、やはりナッシュの姿は見えなかった。その代わり、王国騎士団の姿も見えない。つまりは、堂々と尾行出来る様な理由ではなさそうだ、というのがここ最近私達が出した結論だった。なんだかきな臭いが、今は情報を待つしかない。
ちなみに、ナッシュはどこかに隠れているとのことだが、それはレオンも分かっていないらしかった。
「……で、ホルガー。何か王都からは返事はあったのか?」
レオンが尋ねたが、ホルガーは残念そうに首を横に振った。
「いや、昨日も結局何も」
王都までは、馬で五時間程度の距離だ。王国騎士団の存在が判明した翌日に、ホルガーが私の父宛に手紙を書いて執事のシュタインに届けるよう命じたのだが、それから早数日。一向に返事がない。
「叔父様は多忙だからにしても、ちょっとおかしい。これまでは、ナタの様子を聞かせろとしつこいくらい毎日手紙が届いてたのに、それもここ数日ぱったりとやんでいて」
「は?」
ホルガーの言葉に、私は目を点にしてホルガーを見上げた。なんだって?
「お父様が? そんなことしてたの?」
私が驚いて聞くと、ホルガーが優しい笑顔になって頷いた。
「ナタの心の傷が癒えたかをとても気にされていたから、ナタの様子を書いて送るととても喜ばれてね」
「えええ……意外」
あの無口で無表情で何を考えているかよく分からない父に、そんな一面があったとは。意外だった。
ホルガーが、クスクス笑いながら続ける。
「ナタは次に目を向けられる様になったのかとか、かと思うとレオンって男は一体何処の馬の骨だとか、父親ってやっぱり娘が可愛いんだなって思ったよ」
「あ? 何処の馬の骨だと?」
レオンが顔を思い切り歪ませて言った。
いや、それもそうだが、次って何だ、次って。
「ちょっとホルガー、次って……」
私がそう尋ねようとしたその時。
「ホルガー様!!」
背後から、切羽詰まった声がホルガーを呼び止めた。私達が振り返ると、門からシュタインが走ってこちらへ向かって来ている。
白髪の線の細い老人だというのに、足がえらく速い。息ひとつ乱さず私達の前までやってくると、ピシッと姿勢を正した。この人もそこそこ謎な人だ。
「シュタイン、どうしたんだ、そんなに焦って」
どうやら、これで焦っているらしい。私はシュタインの涼しげな顔をじっと見たが、どこに焦りがあるのかさっぱり分からなかった。付き合いが長くなると分かる様になるのか。
「使いの者が、ゴードン様の様子を聞いて回っていたのですが」
ゴードンというのは、私の父の名だ。ちなみにシュタインは父が幼い頃から仕えているらしいので、年季が入っている。
「数日前に登城して以降、お戻りになられていないと」
「え……!?」
議論が熱を帯びてくると、徹夜になることは時折ある。だが、ほわほわした母が心配するので、ここのところ、父は必ず帰宅する様に心掛けていた。
娘もほぼ王城に行ったきり、夫も帰ってこないでは、母が弟のオスカーを離したがらなくなる。そろそろ思春期に突入するオスカーとしても、いつまでも母親にべったりは卒業したかったのだろう。そこで父に泣きついたらしい、とは後でホルガーから仕入れたネタだ。
自分の家族のネタを従兄弟から聞くのも、微妙ではあったが。
だから、父が王城から出てこない、というのは、明らかな異常事態なのだ。
「オスカー様はまだ成人前。何度か問い合わせた様ですが、大人の事情だと門前払いされたようで。その為、オスカー様がグレゴリー様に確認を依頼したのですが、領主は元老院に関わってはならぬ、と一蹴されたとのことです」
グレゴリーは、ホルガーの父の名だ。父のゴードンの名と同様固そうな名前だが、こちらはホルガーに似て、ソフトな印象のイケオジである。
「成人してて領主ではない血縁で王城に行き慣れてるお方は、ナタ様とホルガー様しかおらず、グレゴリー様から直接王城に問い合わせてはくれないかとのご伝言がございました」
すると、レオンが険しい顔になった。
「おい待て、今ナタを王都へ向かわせるのは危険過ぎるぞ」
ホルガーが頷く。
「今の話が全て事実なら、こちらにいる王国騎士団は、もしかしたら元老院絡みでナタが何か行動を取るのではないかと見てる可能性があるな」
私は口をパカっと開けた。私がなんだって?
ホルガーが続けた。
「だから見張られている可能性がある、ということだ。叔父様がどうして王城から出てこないのかは分からないが、何かが起きていることは間違いがない」
私は、驚きの表情でホルガーを見上げた。
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