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第六章 白羽の矢
37.櫛名田比売は極度の方向音痴
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アキラは走る。コンクリートを踏み弾く裸足からは血が滲み始めていた。
大きな通りに出た。標識を見ると、『井の頭通り』とある。人通りは多くはないが、なくもない。通行人は裸足のアキラを見てぎょっとした表情を見せるが、アキラが手にクロックスを持っているのを見てホッとした様に通り過ぎる、その繰り返しだった。
「コウ、どこ!」
声を張り上げて蛟を呼ぶ。すると、微かに聞こえてくる小さな子供の泣き声。
アキラはその大通りを右に折れ、声のする方へと走った。
坂道を登り切った頂上まで辿り着いた。アキラは、そこでようやく思い出したかの様にクロックスを履いた。痛いのか、ツ、と声が出る。
「コウ!」
「あ、アキラ様あああ」
「コウ!」
いた。歩道脇の標識の下に、小さく丸まって震えている蛟がいた。どうやら猫はいなくなった様だ。
アキラはホッと安堵の溜息をついた。
「コウ、怪我は?」
「痛い、痛いよう」
アキラは蛟の前にしゃがむと、一瞬だけ躊躇いを見せたすぐ後、両手を伸ばして蛟を拾い上げた。蛟の身体を見ると、猫に咥えられた部位から血がじんわりと滲み出ていた。
「……びっくりしたね」
アキラが慰める様に言うが、蛟は縮こまって動かなくなってしまった。小さな小さな泣き声が聞こえた。
「亮太、コウ様、会いたい、怖いよう」
蛟は蛇だ、瞼はない。従って涙も出ない。だがその声は明らかに泣いており、その嗚咽はやがて、天空に黒雲を呼び寄せる。出ては来ぬ涙の代わりに、天から涙を零し地を潤す、それは水神ならばこそ。
ゴロゴロ、と雷を伴う雲が近付いてきていた。アキラは眉を顰めて段々と寄ってくる黒雲を見、すぐ蛟に視線を移した。
「コウ、落ち着いて」
「亮太、うわあああん」
「コウ……」
アキラは左右を比べ見た。一瞬止まり、首を傾げる。
「……コウ、亮太のおうちはどっちだっけ?」
坂道の頂上に立つアキラは、どちらから来たのかが分からなくなっていた。
「ねえ、コウ」
「うわああん……ひっく」
アキラは暫しその場に佇み、更に近付いてきた雨雲を途方に暮れた様に見た。
そして、雨雲とは逆の青い空が見える方向へと歩を進め始めた。
来た方向とは真逆の、東へと。
◇
雷が頭上で唸り始めた。先程まで晴れていた空は、物凄い勢いで暗くなりつつある。
狗神が先導しながら、人目を避けつつ亮太に声をかけた。
「亮太、この空模様は恐らく蛟によるものです」
あまりにもはっきりと言い切る狗神に、いくらなんでも断言し過ぎてはないかと亮太は思った。
「天気が変わるなんてよくあるだろ? 何でこれがコウの所為なんだよ」
「天気予報では今日は快晴です」
天気予報を確認する犬。亮太は、今更ながらその荒唐無稽さに何も疑問を覚えない自分の能天気さに呆れてつい苦笑した。
「秋の空は変わり易いぞ」
秋の空と乙女心は、なんて言う位だ。すると、狗神が即座に否定してきた。
「亮太、雲の範囲を見て下さい」
「範囲?」
亮太は集まってきている黒い雲がある遥か先の上空を見上げた。何が違うのか。
「蛟はまだ幼い、故にまだ力も小さいのです。ですから、雨の範囲もかなり狭い」
「……ああ!」
言われてみれば、確かに黒雲の範囲が非常に狭い。真下にいる者にとってみれば雨雲以外の何物でもないだろうが、遠目から見ると確かに非常に局地的だ。
ここ最近よく聞くゲリラ豪雨という奴だと言えばそうとも言えるかな、とも思えなくもなかったが、まあ狗神がそう言うならそうなのだろう。これを否定しても亮太には何の得もない、むしろあの下に蛟がいるならば捜索範囲も狭まるというものだ。
「コウはあの下にいるってことだな」
「恐らく。とりあえずは無事ではある様ですね」
「そんなのも分かるのか?」
狗神が亮太を一瞥して言った。
「手酷い傷を負った場合、あの程度では済みませんから」
「……おお」
つまりはもっと酷く激しい水害が起こりうるということなのだろう。
普段亮太の胸ポケットに小さく丸まって収まっているあの可愛らしい小さな白蛇は、幼くとも確かに神話の登場人物の内の一人なのだ。
亮太は、急に自分だけ違う世界に住んでいるかの様な疎外感を覚えた。複数の直線が交わうその一点のみが接点であり、そこを通り過ぎれば道は分かれる。お前は違う世界の人間だ、調子に乗るな、そう言われている気がした。
きっと誰一人としてこいつらはそんな事を思ってやしないだろう、それでもそう思ってしまう原因は、やはり亮太がどこかで始めから諦めているからなのかもしれなかった。
明るい未来を。
「亮太、あの大通りの先には何があるのですか」
小さな雨粒がポツリと頭皮に触れた。
「ありゃあ山手通りだ。その先は、代々木公園、その先に明治神宮がある」
「竹下通りとかいうやつですね」
「原宿だな、まあそうだ」
どんどん山手通りが近付いてくる。しかし何だってこんな方面に向かってるんだ、蛟と、恐らく一緒にいるであろうアキラは。
そんな亮太の疑問に気が付いたかの様に、狗神が悲しそうに言った。
「アキラ様は、極度の方向音痴なのです」
「極度の方向音痴でよくオロチループまで逃げてこれたな。ありゃ山の中通ったんだろ?」
「迷ったからこそオロチループに辿り着いたのですよ、亮太」
「んん?」
つまり、逃げ出したかった方向は別の方向だったということだろうか。
「どうも北に向かっていたつもりだった様ですが」
北。アキラの自宅がどこにあるかは知らないが、まああの辺だとすると北には出雲や松江などの大きな町がある。成程、町に出るつもりだったのか。
とすると。
「真逆じゃねえか」
オロチループは南だ。
「ですから、方向音痴なのです」
「だって、山手通りなんて大きな道、渡ったならさすがに覚えてるだろうが」
「私にも理解不能なので、それ以上聞かれてもお答え出来ません」
亮太は段々と雨足が強くなってくる方向へと走りながら、言った。
「なんてこった」
◇
振り返ると、雷を伴った雨雲が物凄いスピードで近付いてきていた。
アキラはスカートのポケットに入れた蛟を庇う様に上からそっと手のひらで押さえている。
「コウ、この中なら雨宿り出来るかな」
大きな公園の門には、代々木公園と書いてあった。入っていきなりの坂道をふうふう言いながら登って行く。
「雨宿り出来る所を探して、そこで狗神達を待とうか。きっと迎えに来てくれる筈だから」
「ひっく、ぐすん、アキラ様ごめんなさいいい」
「いいよ、びっくりしたよね。でも、もう一人でフラフラ外に出ちゃ駄目だよ」
「はいいい」
情けない声で蛟が返事をした。すると、ぐうううう、とアキラの腹が大きな音を立てて鳴った。
「アキラ様、お腹空いたの?」
「ああ、うん、そうみたい。今朝はまだ何も食べてなかったから」
アキラはそう言ってお腹を上から押さえた。ポケットから蛟が顔を出し、不安そうにアキラを見上げてきた。
「な、何か食べたら?」
「あー……お財布、ない」
外に飛び出た蛟を追いかけたから、何も持っていない。
「じゃあ、おうち帰ろう、ね?」
「……家の方向、分からない」
「……え?」
すると、折角少し落ち着いてきた蛟がまた泣きそうな声になってしまった。
「ぼ、僕の所為だ。僕が何も考えなかったから、だからアキラ様にも迷惑をかけたんだ」
「だから、次から飛び出さなければいいってば」
アキラはそこで「そんなことないよ」などど言う様な人間ではない。良くも悪くも取った行動の責任は本人に帰する、そういうスタンスの様だ。
「ご、ごめんなさい……」
「謝っても仕方ないから、もういいってば」
段々と口調が面倒くさそうなものに変わってきた。
「うっうっ……」
すると、そんな蛟の心模様に呼応したかの様に、暗雲が一気に集結し始めた。
大きな通りに出た。標識を見ると、『井の頭通り』とある。人通りは多くはないが、なくもない。通行人は裸足のアキラを見てぎょっとした表情を見せるが、アキラが手にクロックスを持っているのを見てホッとした様に通り過ぎる、その繰り返しだった。
「コウ、どこ!」
声を張り上げて蛟を呼ぶ。すると、微かに聞こえてくる小さな子供の泣き声。
アキラはその大通りを右に折れ、声のする方へと走った。
坂道を登り切った頂上まで辿り着いた。アキラは、そこでようやく思い出したかの様にクロックスを履いた。痛いのか、ツ、と声が出る。
「コウ!」
「あ、アキラ様あああ」
「コウ!」
いた。歩道脇の標識の下に、小さく丸まって震えている蛟がいた。どうやら猫はいなくなった様だ。
アキラはホッと安堵の溜息をついた。
「コウ、怪我は?」
「痛い、痛いよう」
アキラは蛟の前にしゃがむと、一瞬だけ躊躇いを見せたすぐ後、両手を伸ばして蛟を拾い上げた。蛟の身体を見ると、猫に咥えられた部位から血がじんわりと滲み出ていた。
「……びっくりしたね」
アキラが慰める様に言うが、蛟は縮こまって動かなくなってしまった。小さな小さな泣き声が聞こえた。
「亮太、コウ様、会いたい、怖いよう」
蛟は蛇だ、瞼はない。従って涙も出ない。だがその声は明らかに泣いており、その嗚咽はやがて、天空に黒雲を呼び寄せる。出ては来ぬ涙の代わりに、天から涙を零し地を潤す、それは水神ならばこそ。
ゴロゴロ、と雷を伴う雲が近付いてきていた。アキラは眉を顰めて段々と寄ってくる黒雲を見、すぐ蛟に視線を移した。
「コウ、落ち着いて」
「亮太、うわあああん」
「コウ……」
アキラは左右を比べ見た。一瞬止まり、首を傾げる。
「……コウ、亮太のおうちはどっちだっけ?」
坂道の頂上に立つアキラは、どちらから来たのかが分からなくなっていた。
「ねえ、コウ」
「うわああん……ひっく」
アキラは暫しその場に佇み、更に近付いてきた雨雲を途方に暮れた様に見た。
そして、雨雲とは逆の青い空が見える方向へと歩を進め始めた。
来た方向とは真逆の、東へと。
◇
雷が頭上で唸り始めた。先程まで晴れていた空は、物凄い勢いで暗くなりつつある。
狗神が先導しながら、人目を避けつつ亮太に声をかけた。
「亮太、この空模様は恐らく蛟によるものです」
あまりにもはっきりと言い切る狗神に、いくらなんでも断言し過ぎてはないかと亮太は思った。
「天気が変わるなんてよくあるだろ? 何でこれがコウの所為なんだよ」
「天気予報では今日は快晴です」
天気予報を確認する犬。亮太は、今更ながらその荒唐無稽さに何も疑問を覚えない自分の能天気さに呆れてつい苦笑した。
「秋の空は変わり易いぞ」
秋の空と乙女心は、なんて言う位だ。すると、狗神が即座に否定してきた。
「亮太、雲の範囲を見て下さい」
「範囲?」
亮太は集まってきている黒い雲がある遥か先の上空を見上げた。何が違うのか。
「蛟はまだ幼い、故にまだ力も小さいのです。ですから、雨の範囲もかなり狭い」
「……ああ!」
言われてみれば、確かに黒雲の範囲が非常に狭い。真下にいる者にとってみれば雨雲以外の何物でもないだろうが、遠目から見ると確かに非常に局地的だ。
ここ最近よく聞くゲリラ豪雨という奴だと言えばそうとも言えるかな、とも思えなくもなかったが、まあ狗神がそう言うならそうなのだろう。これを否定しても亮太には何の得もない、むしろあの下に蛟がいるならば捜索範囲も狭まるというものだ。
「コウはあの下にいるってことだな」
「恐らく。とりあえずは無事ではある様ですね」
「そんなのも分かるのか?」
狗神が亮太を一瞥して言った。
「手酷い傷を負った場合、あの程度では済みませんから」
「……おお」
つまりはもっと酷く激しい水害が起こりうるということなのだろう。
普段亮太の胸ポケットに小さく丸まって収まっているあの可愛らしい小さな白蛇は、幼くとも確かに神話の登場人物の内の一人なのだ。
亮太は、急に自分だけ違う世界に住んでいるかの様な疎外感を覚えた。複数の直線が交わうその一点のみが接点であり、そこを通り過ぎれば道は分かれる。お前は違う世界の人間だ、調子に乗るな、そう言われている気がした。
きっと誰一人としてこいつらはそんな事を思ってやしないだろう、それでもそう思ってしまう原因は、やはり亮太がどこかで始めから諦めているからなのかもしれなかった。
明るい未来を。
「亮太、あの大通りの先には何があるのですか」
小さな雨粒がポツリと頭皮に触れた。
「ありゃあ山手通りだ。その先は、代々木公園、その先に明治神宮がある」
「竹下通りとかいうやつですね」
「原宿だな、まあそうだ」
どんどん山手通りが近付いてくる。しかし何だってこんな方面に向かってるんだ、蛟と、恐らく一緒にいるであろうアキラは。
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「んん?」
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とすると。
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「ですから、方向音痴なのです」
「だって、山手通りなんて大きな道、渡ったならさすがに覚えてるだろうが」
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「いいよ、びっくりしたよね。でも、もう一人でフラフラ外に出ちゃ駄目だよ」
「はいいい」
情けない声で蛟が返事をした。すると、ぐうううう、とアキラの腹が大きな音を立てて鳴った。
「アキラ様、お腹空いたの?」
「ああ、うん、そうみたい。今朝はまだ何も食べてなかったから」
アキラはそう言ってお腹を上から押さえた。ポケットから蛟が顔を出し、不安そうにアキラを見上げてきた。
「な、何か食べたら?」
「あー……お財布、ない」
外に飛び出た蛟を追いかけたから、何も持っていない。
「じゃあ、おうち帰ろう、ね?」
「……家の方向、分からない」
「……え?」
すると、折角少し落ち着いてきた蛟がまた泣きそうな声になってしまった。
「ぼ、僕の所為だ。僕が何も考えなかったから、だからアキラ様にも迷惑をかけたんだ」
「だから、次から飛び出さなければいいってば」
アキラはそこで「そんなことないよ」などど言う様な人間ではない。良くも悪くも取った行動の責任は本人に帰する、そういうスタンスの様だ。
「ご、ごめんなさい……」
「謝っても仕方ないから、もういいってば」
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