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第三章 後宮の花たち
第九話
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自分の宮に戻るため、乗ってきた牛車に向かって庭園を歩いていると、美しい花々の合間に人が立っていることに気がついた。
その人物は庭園で花を眺めていたらしく、風が吹くとふんわりと揺れる茶色い髪と、花を見つめる穏やかで優しげな茶色い瞳が印象的だった。
全体的な印象としては、少し力を入れれば倒れてしまいそうな、か弱い花の精のような可愛らしい女性だった。
装いからして同じお妃様だとは思われるが、濡れそぼった姿で挨拶というわけにもいかず、そのまま通り過ぎようとした時、女性の方から「きゃぁっ!」と悲鳴が聞こえた。
何事かとそちらに顔を向けると、彼女は明らかにわたくしの方を見て口元をおさえていた。
かと思うと慌てて近づいてきて、可愛らしい口元を懸命にパクパクと開いていた。
「ど、どうされたのですか!? 雨でもないのにそのように濡れてしまわれて……」
彼女からは純粋にわたくしを心配する、気遣いのようなものが感じられた。
先程までフォンス様の悪意にずっと晒されていたので、まるで心が浄化されるような心持ちがした。
「……転んで池に入ってしまいまして」
本当のことなど言えるはずもなく、にっこりと笑みを浮かべてそれらしい答えを返す。
すると彼女は少しだけ頬を染め、濡れそぼったわたくしを惚けた表情で見つめていたけれど、すぐにハッとしたかと思うと、おずおずとではあるが真剣な面持ちに変わる。
「……庭園の池からは、このようなお茶の香りはいたしませんよ……」
ふんわりとした花の精のような女性だと思っていたけれど、頭までお花畑というわけではないらしい。
しっかりと意見してくる姿に少し驚いていると、彼女は控えめにではあるけれど、さらに言葉を続ける。
「何か問題があったのでしたら、御自分の担当の宦官に伝えたほうがよろしいですよ」
彼女のその言葉を聞いた瞬間、頭の中にイェン兄様の顔が浮かぶ。
……イェン兄様ならば、事情を説明したら、きっと相手の宮に抗議したり皇帝陛下へも報告したり、しっかりとした対応をしてくださるだろう。
わたくしのことを気遣う言葉も言ってくださるだろう。
それが……イェン兄様の仕事だから……。
そう思うと、なんだかうまく言葉にできない複雑な心境になってしまい、無意識に俯いて黙り込んでしまった。
すると、そんなわたくしの様子を見ていたらしい女性が、ぽんっと手を打ったかと思うと、明るい声をかけてくる。
「……お外でそのように濡れたお姿のままでは風邪を引きます。ひとまず、私の宮が近いのでそちらに行きましょうか」
「……え?」
「さぁさぁ、参りましょう」
状況が飲み込めずに困惑するわたくしを押して、本当に庭園のすぐ近くにある彼女の宮まで半ば強制的に連れてこられた。
か弱い花の精のようだと思っていたけれど、見た目に反した強引さに、これまた驚いた。
彼女の宮まで到着すると、彼女の指示によって手ぬぐいと温かいお茶が出てくる。
申し訳ないと思いながらも、好意に甘えて濡れた髪や服を拭い、温かなお茶で少し冷えていた身体を温める。
そしてイェン兄様のことでぼんやりとした頭も晴れた頃、ようやくわたくしから口を開くことができた。
「……この度は、お気遣いいただきありがとうございます。申し遅れましたが、わたくしチェン家の娘でメイリンと申します」
わたくしが落ち着くのを黙って待ってくれていた彼女は、わたくしの言葉を聞くと、優しげなふんわりとした笑みを浮かべて答える。
「いえ、少しでもお役に立てたのであれば何よりです。私はリー家の娘でファンと申します。メイリン様は、新しく後宮入りされた『後宮一の美姫』と名高い方ですよね」
『後宮一の美姫』という言葉を聞いて、この優しげな笑みを浮かべている彼女も、フォンス様のように害意を向けてくるだろうかと、少し警戒心を持つ。
けれど彼女の方を見やると、彼女の表情からは他意は感じられず、純粋に『わたくしの噂を知っているだけ』というだけに思われた。
なのでわたくしも、穏やかな笑みを浮かべて答える。
「皇帝陛下からはそのようなご評価をいただいております」
否定もしないし、特別自慢するようなこともしない。
この見た目で謙遜しても、余計に反感を買うだけだと考えて、事実であることだけを認めておく。
ファン様はわたくしの肯定の言葉を受け、改めてわたくしを美術品でも見つめるように見やると、はぁ……とうっとりとしたため息を漏らしながら頬を染める。
「後宮一の美姫という噂通り、メイリン様は本当にお美しい方ですね。皇帝陛下の十五人いる妃の中でも……いえ、きっと後宮の歴史上で最も美しい方でしょう」
後宮にはどうやら十五人の妃がいるらしい。
基本的に後宮やお妃様に興味のないわたくしは、そんな初歩的な情報すら知らずにいた。
美しいと評価されたことについては、いつも通りなので特に思うところはない。
「ありがとうございます。しかし、ファン様も花の精のように可愛らしい方ですね」
言葉ばかりの感謝を伝えつつ、わたくしもファン様に対して思ったままの感想をお伝えする。
するとファン様は、分かりやすく照れた様子で控えめに口を開く。
「そんな……私なんて……。けれど、そのように褒めてくださり、ありがとうございます」
そんな和やかなやり取りをしていて、ふっと窓の外を見やると、すでに日が傾き始めていることに気がついた。
まぁ、ファン様の宮に長居していたわけではなく、フォンス様とのお茶会で長々と自慢話を聞いていたからではあるが……。
日が落ちてから他のお妃様の宮に居座るのも憚られたため、早めにわたくしも自分の宮に戻らなければと思い至る。
「随分と遅い時間までお邪魔してしまいましたね。本日は本当にありがとうございました、ファン様。お礼は後日、改めて」
わたくしが椅子から立ち上がってそう伝えると、ファン様は分かりやすく寂しそうなお顔をなさっていた。
出会ったばかりのわたくしとの別れが、そこまで惜しまれるものだとは思えないのだけれど……と困惑する。
そして可愛らしい女性がしょんぼりとしているというのは、割と破壊力があるのだなと、ファン様を見ているとしみじみと感じる。
そんな姿を見て、さらに助けてもらった手前、『それでは!』と去っていくことは申し訳なく感じて、わたくしは自然と口から言葉が漏れ出した。
「……今日はこれで失礼させていただきますが、よろしければ後日、改めてお茶会を致しませんか? 今度はわたくしの宮にご招待させていただきます」
わたくしがそう言うと、ファン様はぱぁっと明るい顔をなさって、すぐに「ぜひに!」と返事をした。
こうして、ファン様はやっと笑顔でわたくしを見送ってくださった。
その人物は庭園で花を眺めていたらしく、風が吹くとふんわりと揺れる茶色い髪と、花を見つめる穏やかで優しげな茶色い瞳が印象的だった。
全体的な印象としては、少し力を入れれば倒れてしまいそうな、か弱い花の精のような可愛らしい女性だった。
装いからして同じお妃様だとは思われるが、濡れそぼった姿で挨拶というわけにもいかず、そのまま通り過ぎようとした時、女性の方から「きゃぁっ!」と悲鳴が聞こえた。
何事かとそちらに顔を向けると、彼女は明らかにわたくしの方を見て口元をおさえていた。
かと思うと慌てて近づいてきて、可愛らしい口元を懸命にパクパクと開いていた。
「ど、どうされたのですか!? 雨でもないのにそのように濡れてしまわれて……」
彼女からは純粋にわたくしを心配する、気遣いのようなものが感じられた。
先程までフォンス様の悪意にずっと晒されていたので、まるで心が浄化されるような心持ちがした。
「……転んで池に入ってしまいまして」
本当のことなど言えるはずもなく、にっこりと笑みを浮かべてそれらしい答えを返す。
すると彼女は少しだけ頬を染め、濡れそぼったわたくしを惚けた表情で見つめていたけれど、すぐにハッとしたかと思うと、おずおずとではあるが真剣な面持ちに変わる。
「……庭園の池からは、このようなお茶の香りはいたしませんよ……」
ふんわりとした花の精のような女性だと思っていたけれど、頭までお花畑というわけではないらしい。
しっかりと意見してくる姿に少し驚いていると、彼女は控えめにではあるけれど、さらに言葉を続ける。
「何か問題があったのでしたら、御自分の担当の宦官に伝えたほうがよろしいですよ」
彼女のその言葉を聞いた瞬間、頭の中にイェン兄様の顔が浮かぶ。
……イェン兄様ならば、事情を説明したら、きっと相手の宮に抗議したり皇帝陛下へも報告したり、しっかりとした対応をしてくださるだろう。
わたくしのことを気遣う言葉も言ってくださるだろう。
それが……イェン兄様の仕事だから……。
そう思うと、なんだかうまく言葉にできない複雑な心境になってしまい、無意識に俯いて黙り込んでしまった。
すると、そんなわたくしの様子を見ていたらしい女性が、ぽんっと手を打ったかと思うと、明るい声をかけてくる。
「……お外でそのように濡れたお姿のままでは風邪を引きます。ひとまず、私の宮が近いのでそちらに行きましょうか」
「……え?」
「さぁさぁ、参りましょう」
状況が飲み込めずに困惑するわたくしを押して、本当に庭園のすぐ近くにある彼女の宮まで半ば強制的に連れてこられた。
か弱い花の精のようだと思っていたけれど、見た目に反した強引さに、これまた驚いた。
彼女の宮まで到着すると、彼女の指示によって手ぬぐいと温かいお茶が出てくる。
申し訳ないと思いながらも、好意に甘えて濡れた髪や服を拭い、温かなお茶で少し冷えていた身体を温める。
そしてイェン兄様のことでぼんやりとした頭も晴れた頃、ようやくわたくしから口を開くことができた。
「……この度は、お気遣いいただきありがとうございます。申し遅れましたが、わたくしチェン家の娘でメイリンと申します」
わたくしが落ち着くのを黙って待ってくれていた彼女は、わたくしの言葉を聞くと、優しげなふんわりとした笑みを浮かべて答える。
「いえ、少しでもお役に立てたのであれば何よりです。私はリー家の娘でファンと申します。メイリン様は、新しく後宮入りされた『後宮一の美姫』と名高い方ですよね」
『後宮一の美姫』という言葉を聞いて、この優しげな笑みを浮かべている彼女も、フォンス様のように害意を向けてくるだろうかと、少し警戒心を持つ。
けれど彼女の方を見やると、彼女の表情からは他意は感じられず、純粋に『わたくしの噂を知っているだけ』というだけに思われた。
なのでわたくしも、穏やかな笑みを浮かべて答える。
「皇帝陛下からはそのようなご評価をいただいております」
否定もしないし、特別自慢するようなこともしない。
この見た目で謙遜しても、余計に反感を買うだけだと考えて、事実であることだけを認めておく。
ファン様はわたくしの肯定の言葉を受け、改めてわたくしを美術品でも見つめるように見やると、はぁ……とうっとりとしたため息を漏らしながら頬を染める。
「後宮一の美姫という噂通り、メイリン様は本当にお美しい方ですね。皇帝陛下の十五人いる妃の中でも……いえ、きっと後宮の歴史上で最も美しい方でしょう」
後宮にはどうやら十五人の妃がいるらしい。
基本的に後宮やお妃様に興味のないわたくしは、そんな初歩的な情報すら知らずにいた。
美しいと評価されたことについては、いつも通りなので特に思うところはない。
「ありがとうございます。しかし、ファン様も花の精のように可愛らしい方ですね」
言葉ばかりの感謝を伝えつつ、わたくしもファン様に対して思ったままの感想をお伝えする。
するとファン様は、分かりやすく照れた様子で控えめに口を開く。
「そんな……私なんて……。けれど、そのように褒めてくださり、ありがとうございます」
そんな和やかなやり取りをしていて、ふっと窓の外を見やると、すでに日が傾き始めていることに気がついた。
まぁ、ファン様の宮に長居していたわけではなく、フォンス様とのお茶会で長々と自慢話を聞いていたからではあるが……。
日が落ちてから他のお妃様の宮に居座るのも憚られたため、早めにわたくしも自分の宮に戻らなければと思い至る。
「随分と遅い時間までお邪魔してしまいましたね。本日は本当にありがとうございました、ファン様。お礼は後日、改めて」
わたくしが椅子から立ち上がってそう伝えると、ファン様は分かりやすく寂しそうなお顔をなさっていた。
出会ったばかりのわたくしとの別れが、そこまで惜しまれるものだとは思えないのだけれど……と困惑する。
そして可愛らしい女性がしょんぼりとしているというのは、割と破壊力があるのだなと、ファン様を見ているとしみじみと感じる。
そんな姿を見て、さらに助けてもらった手前、『それでは!』と去っていくことは申し訳なく感じて、わたくしは自然と口から言葉が漏れ出した。
「……今日はこれで失礼させていただきますが、よろしければ後日、改めてお茶会を致しませんか? 今度はわたくしの宮にご招待させていただきます」
わたくしがそう言うと、ファン様はぱぁっと明るい顔をなさって、すぐに「ぜひに!」と返事をした。
こうして、ファン様はやっと笑顔でわたくしを見送ってくださった。
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