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惑星エルリス
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しおりを挟むレジンスト歴2589年、惑星エルリスより遥か508光年先に緑に溢れ、豊かな水を携え、知能のある動物が文明を築く星が発見された。
名をアースレジーナと名付けた。
惑星エルリスの民は皆、惑星アースレジーナに憧れていた。
惑星エルリス、一連なりの大きな大陸に五つの国、水の存在は殆ど無く水は地下から汲み上げるしか無かった。
エルリスの民は平均寿命は100歳、その中でも更に長命な者も居る。
それは魔法を使う者達、イリスと呼ばれている。
彼等は魔法で民を救い、時には魔獣を倒す。
子供達は誰でも一度イリスに憧れるものだった。
エルリスには五つの国があるのだら五人の国王は勿論居るが、エルリスには国王より上の存在が七人居る。
其れが帝達だ。
焔帝、水帝、風帝、土帝、光帝、闇帝。
その帝達の頂点に立つのが総帝だ。
魔法には属性があり、それぞれその属性に一番特化している者が帝となる。
総帝に関しては他の帝と違い中々なれるものではない、何故なら総帝は全属性を使いこなし誰よりも大きな魔力を有していなければならないからだ。
帝達が住まうのは浮遊島エデン、エルリスには沢山の浮遊島が点在しているが、その中でもエデンは一際大きな浮遊島だった。
エデンは帝達の能力で緑に溢れ水に溢れ、それはそれは美しい島だった。
下界には森は存在しているが、森は魔獣の巣窟となっていた。
森でしか作物は育たず、やはり狩りも森でしか出来ない。
そこで作られたのは魔法が使える者だけが所属出来る魔法ギルドだ。
ギルドメンバーは魔法を使えない民の願いを叶え、手伝う仕組みだ。
勿論、食肉用の狩りも行う。
五つの国には帝管理の元、作物を作る為のドームが設置されていた。
そこから、国王が国の民に食料を配給するのだ。
どんなに貧しくとも国民は配給を受ける権利がある。
最初の総帝が取り決めたものだった。
配給を受けれないとはこのエルリスでは死を意味しているのだから。
しかし、近年貧しい者に配給を渋る国王が居るのも事実で、総帝は頭を痛めていた。
今の総帝は若干14歳の少年だった。
帝になるには歳など関係ないが、総帝は自分の歳を気にして総帝として居る時は常に顔を隠し魔法で変声していた。
誰も総帝が14歳の少年だとは思ってもいないだろう。
彼の家族と親友以外は。
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