『ブリーフスキル』実は最強でした

なまぱすた 気味磨呂

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冒険者となったブリーフマン

強化

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「撃ち抜け! 水の砲弾 ブリーーーーフ!!」

やっぱり何度聞いても中二くさい。
俺は今日も一人で特訓していた。

前スライムと戦った時にLvが上がったらしくスキルポイント10とカードの名前の横に書いてあった。それと同時に各ステータスやスキルの右上には小さく+マークが書かれている。
たぶんこの+にスキルポイントを使うのだろう。

俺はまず力を上げたいと思っていた。毎回ブリーフ魔法を使ってしまうとその属性の魔力性質を持っていない俺は膨大な魔力を消費してその後は戦えない。ピナがいなければ今ごろどうなっていただろう?
そんな感じで俺は力を上げる事にした。俺はそっと力の右上にある+マークに手を触れた。

ピカーッ

眩しい光を放ち俺の回りを包み込んだ。
すると少しだが腕が太くなったような気がした。カードを見てみるとさっきまで力15と表示されてたのにいまは力20と表示されている。

「すげー。これなら俺でも強くなれるかも」

俺はうれしかった。初めてこっちの世界に来たときは冒険者なんて俺には夢のまた夢その中の勇者なんて夢ではなくもうほぼ幻想だったのに今では冒険者となり勇者に一歩近づいた。
これならいじめられっ子の俺でも勇者になれる。そう思うとうれしさが込み上げた。

「俺はこの世界で成り上がり勇者になる!」

俺はとてつもなく恥ずかしいことを叫んでいた。
____________________________

その頃ピナは同じようにステータスを上げていた。ピナも同じくスキルポイント10と表示されており各ステータス、スキルの右上には+が表示されていた。
ピナの場合力や俊敏は必要がないので魔力やスキルを上げることにした。
ちなみにスキルポイントは+を一回上げるのに1消費する。

「わ、私はブリーフマンのサポートだよね。・・・だから回復かな…」

ピナは恐る恐る+に触れた。

「きゃッ」

ピナの回りを光が包み込んだ。
ピナは何が起きたか分からないというふうにカードを見た。だが何も変わっていない。
ブリーフマンのように身体を強化したわけではないので何の変化も起きていないのだ。

「回復量が多くなったのかな…?」

ピナは分からなかった。だから次は魔力を強化してみる事にした。
そっと魔力の横にある+マークに触れると同じように光がピナを包んだ。

「・・・強くなったのかな…?」

カードに目を落とすと魔力が2600だったのに3100となっている。

「よ、よっかた…」

ピナはほっと息をはいた。自分は強くなれないんじゃないかと思っていたから。ピナは安心したように野原に寝転がりブリーフマンの役に立ちたいそんなことを考えていた。
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