『ブリーフスキル』実は最強でした

なまぱすた 気味磨呂

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冒険者となったブリーフマン

ピナ回

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 月明かりがさす夜。まだ夜が明けていないのにピナは目を覚ました。ピナはすっとベッドから降りブリーフマンのいる部屋へと向かった。静かにそっと部屋を覗くとブリーフマンはぐっすりと眠っている。ピナはその光景に思わず笑みが溢れる。もう一度だけ寝ている事を確認しホッとため息を着くと玄関から家を飛び出しモンスターが出る場所まで走った。
 ピナはいつもブリーフマンに頼ってばっかいる自分が嫌になり自分もブリーフマンの役にたちたいといつも夜中に家を抜け出しては一人で鍛えていた。
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「でやー」

一人でスライムを刈る日々。正直言って辛い。どれだけ切り刻んでもすぐ再生するし、魔法弾を打ち込んだとしても衝撃を吸収され然程ダメージを与えれない。ブリーフマンがいたら赤のブリーフで全てを燃やし尽くしただろう。だがピナはそんな魔法も力も持っていない。何度か諦めかけた、でもブリーフマンの顔を思い出すたび『ブリーフマンの役に立ちたい』という意志が込み上げる。
 
「私は絶対に負けない。絶対に絶対にブリーフマンより強くなるんだ!」

この一言で私はいつもスライムを倒す事が出来た。魔力が膨大に上がりスライムの衝撃吸収でも耐えれない魔力弾を打ち込む事が出来た。もしかしたら私は意志の強さによって戦闘力も上がるのかもしれない。そんな気持ちは心の底にしまいただひたすらスライムを倒し続けた。
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 今日もスライムを倒すためいつもの狩り場に来ていた。スライムは溶けて地面に染み込んだりして遊んでいるようだった。ピナは今日いつもとは違う技を試したかった。
 ピナはスライムの背後に忍びよると魔力弾を手のひらに作り出す。だがいつもの魔力弾とは違いピナのスキルである聖霊魔法が含まれている。
 聖霊魔法で纏った魔力弾をスライムに撃ち込むとスライムに当たる瞬間に先がとんがりスライムを貫通した。普通ならここでまた再生するのだが聖霊魔法がスライムを徐々に侵食し塵に変えた。
 ピナは嬉しくてたまらなかった。これならブリーフマンの役にたてるとそう思った。
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 ピナは家に帰ると明日に備えぐっすりと寝た。

「絶対にブリーフマンの役にたつ」

ピナは夢の中でも修行をしているようだ。
  
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