『ブリーフスキル』実は最強でした

なまぱすた 気味磨呂

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冒険者となったブリーフマン

化け物!?

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 この世界に来て冒険者になり、いきなりドラゴンを討伐してしまった俺。いろいろと疲れたなと思いつつ風呂に入る。幸い俺は家ごと異世界に転移したため異世界転移ものの主人公のように宿や風呂といった所に悩まされる事はなかった。
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「くあー」

 大きく欠伸をする。カーテンを開けると眩しい太陽の光が差し込み、窓を開けると気持ちの良い風が吹く。今日も一段とクエスト日和だな。
 俺はベッドから降りたってピナの部屋へ向かった。ピナも宿に困っていたから呼んであげた。一応パーティーだしね。

「おーい。ピナー起きろー」

「・・・んーんん」
 
随分と眠そうだな。今日はクエストを受けてお金稼ぐつもりだ。大丈夫かな?

 俺たちはギルドでクエストボードを見ていた。があまりいいクエストが見つからない。
最近は冒険者が増えてクエストも不足しているのだ。ブリーフマンは困った表情で頭を掻いている。

「やっぱ強敵と戦わなきゃいけないのか」

「ブリーならできる」

ということで俺たちはゴブリン討伐クエストを受けた。ゴブリンとは人形の小型モンスター。あまり強くはないが知能が高いため初心者ではなかなかのクエストだ。報酬は10ゼルまあまあな報酬額だ。

 俺はゴブリン討伐のクエストをペリペリと剥がした。その張り紙をセナさんの所へ持っていきクエスト受諾を行う。

「はい。ゴブリン討伐ですね。結構難しいけどブーちゃんなら大丈夫ね。でも油断はしないこと。約束してね」
__________________________________

 俺たちはゴブリンが出たという東の町に来ていた。ここは結構俺の家に近いな。俺家から10分歩いたら着く感じだ。

「すいませーん。ゴブリンの討伐に来たんですけど」

「あなたがあの化け物を倒してくれるのね」

ん?化け物?そんなにも強いのか?

「もしやあなたがゴブリンじゃないでしょうね?」

「そんな訳ないじゃないですか」

「そうよかった」

何だこの人。それより俺をゴブリンと疑うということはまさかそんなにも人に似ているとか?やりずれー。

「・・・ブリーフゴブリン」

「何新しいモンスター作っちゃてんの。ブリーフ履いたゴブリンとか想像するだけで気持ち悪いよ」

「おっおい!逃げろ!ゴブリンが出たぞ!」

早速か。ゴブリンすげーな。

 俺たちはそのゴブリンが出たという場所に来ているが問題が発生した。

「ピナどれがゴブリンか分かる?」

「わかんない」

そう。どれがゴブリンか分からない。住民はこんな人町にはいないとかこの人はもう死んだからいないとか分かるようだけどさっぱり分からない。
これはもしや化け物ではなく化け者ではないか。だがもし変装しているだけなら。もうこの手しかない!

ブリーフマンは緑のブリーフを取りだし頭に被る。

「 風よ、我が下に来たれり ブリーフ」

ブリーフマンは風を発生させ衣装を飛ばしてしまおうと考えた。作戦はバッチリ成功。ゴブリンの衣装が全て吹き飛んだ。中にはスカートを必死に抑えている女の人もいた。おっ!これ使えるな。ブリーフマンは下心丸出しで笑った。

「ブリー・・・鼻の下のびてる」

「い、いやそんなこと考えてないよ。うん」

危うくばれるとこだった。

「でも、下大きくなってる…」

「あっその、それは、えーと。トイレ!」

「言い訳下手…」

ほんと最近はピナ容赦ないな。

「がうー」

あっゴブリン忘れてた。逃げだすゴブリンを見てピナが聖霊魔法を放った。すげー。
 聖霊魔法から放たれた光の魔力弾がゴブリンの頭を撃ち抜いた。おおー怖っ。これからピナは怒らせないようにしなくては。

 こうして俺たちはゴブリン討伐に成功した。そういえばゴブリンは知能が高いのでは?まさか変装しているから新人冒険者には難しいのか?あまり強くないな。

 俺たちはゴブリン討伐を難なくクリアした。そろそろEランク試験受けようかなと思ったのだが俺ピナいないと勝てないこと思いだし断念した。もっと強くならなきゃな。
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