クラス転移で俺は神になる〜異世界チートハーレム無双〜

guju

文字の大きさ
6 / 50

魔法は初めてで危険だった。

しおりを挟む
「まだ眠い……」

先程寝直してから何時間経ったのだろうか。
明るい日差しが部屋に差し込み、少し開いていた窓から新鮮な空気が流れ込む。

都会住まいの俺からすれば、これほどに綺麗な空気は初めてだ。

ーーゴーン

眠い目を擦っていたら、突如鐘が1度だけなった。

「今は7時くらいか? 」

時計では無く、鐘がなるだけなのでしっかりと数えていないとこのように時間がわからなくなる。

だが、それでも問題なく回っているのは殆どのの市民が時間を気にすることがさほど無いからだろう。
それに、時間を気にするような人達は1つは時計を確保できるほどの財力があるのだ。
高価といえど、その程度である。

「朝食は8時からと言っていたし……1度食堂に顔を出してみるか」

俺はクローゼットに用意されていた服に着替えると、まだ眠たく、だるい身体に鞭を打ち食堂へと向かった。

「あら、救世主様おはようございます」
「あぁ、おはよう」

食堂にいたメイドが軽く頭を下げ挨拶をする。
実物のメイドなんて見たことも無いソウは、少し感心していた。

「何か御用で? 」
「あ、いや食事はまだかなと」
「えぇ、先程七刻の鐘が鳴ったので、あと1時間ほどありますが……早めますか? 」
「いや、時間がわからなかったから来ただけだ。また一時間後に来よう」

左様ですかと、またお辞儀をして仕事に戻って行った。

「さて、1時間暇ができたな」

魔法……練習してみるか。

俺は人目がつかないようにと自分の部屋で行う事に決め、初めての魔法に心が高鳴って足早に部屋に戻った。

「先ずは……何をやればいいんだ? 」

色々とライトノベルを読んできたが、どちらかと言うと異世界物のテンプレよりもラブコメ等が多かったため、あまり詳しくない。
かと言って全く読んだ訳では無いのだが。

「魔法のイメージって言ったら、火を出したり水を出したりだよな……」

こんな感じで

俺は手のひらから火が出るのをただひたすらに想像した。
身体から何かを感じることも無く、ただひたすらに。

その想像を繰り返す事、早5分。
ソウは既に飽きていた。

「ダメだ、使い方がわからん」

ソウは大の字になってベッドの上に寝転がる。

「なんか、火よ出てこい! とかで出て……って、うわぁ! 」

先程までは全く上手く行かなかった魔法が発動した。仰向けになっていたソウの手のひらには、ソフトボール程度の大きさの火の玉が熱を放ちながら燃えている。

「やっべ……消えろ! 消えろ! 」

ジュウと言う音と共に、火は完全に消え去った。
最悪王宮が全焼していたかもしれないと、完全に不安になったソウは魔法の練習をやめてしまった。
しおりを挟む
感想 15

あなたにおすすめの小説

第2の人生は、『男』が希少種の世界で

赤金武蔵
ファンタジー
 日本の高校生、久我一颯(くがいぶき)は、気が付くと見知らぬ土地で、女山賊たちから貞操を奪われる危機に直面していた。  あと一歩で襲われかけた、その時。白銀の鎧を纏った女騎士・ミューレンに救われる。  ミューレンの話から、この世界は地球ではなく、別の世界だということを知る。  しかも──『男』という存在が、超希少な世界だった。

やさしい異世界転移

みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公 神洞 優斗。 彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった! 元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……? この時の優斗は気付いていなかったのだ。 己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。 この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。

異世界で貧乏神を守護神に選ぶのは間違っているのだろうか?

石のやっさん
ファンタジー
異世界への転移、僕にはもう祝福を受けた女神様が居ます! 主人公の黒木翼はクラスでは浮いた存在だった。 黒木はある理由から人との関りを最小限に押さえ生活していた。 そんなある日の事、クラス全員が異世界召喚に巻き込まれる。 全員が女神からジョブやチートを貰うなか、黒木はあえて断り、何も貰わずに異世界に行く事にした。 その理由は、彼にはもう『貧乏神』の守護神が居たからだ。 この物語は、貧乏神に恋する少年と少年を愛する貧乏神が異世界で暮す物語。 貧乏神の解釈が独自解釈ですので、その辺りはお許し下さい。

生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。

水定ゆう
ファンタジー
 村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。  異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。  そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。  生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!  ※とりあえず、一時完結いたしました。  今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。  その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。

最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)

みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。 在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。

最強無敗の少年は影を従え全てを制す

ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。 産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。 カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。 しかし彼の力は生まれながらにして最強。 そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

地味スキル「ためて・放つ」が最強すぎた!~出来損ないはいらん!と追い出したくせに英雄に駆け上がってから戻れと言われても手遅れです~

かくろう
ファンタジー
【ためて・放つ】という地味スキルを一生に一度の儀式で授かってしまった主人公セージ。  そのせいで家から追放され、挙げ句に異母弟から殺されかけてしまう。  しかしあらゆるものを【ためる】でパワフルにできるこのスキルは、最高ランクの冒険者すらかすんでしまうほどのぶっ壊れ能力だった!  命からがら魔物の強襲から脱したセージは、この力を駆使して成り上がっていく事を決意する。  そして命の危機に瀕していた少女リンカニアと出会い、絆を深めていくうちに自分のスキルを共有できる事に気が付いた。 ――これは、世界で類を見ない最強に成り上がっていく主人公と、彼の元へ集まってくる仲間達との物語である。

処理中です...