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彼の名前は|狐月 湊(こげつ みなと)高校2年生でルックス、運動、勉強、どれをとっても天才以上で周りからは奇才なんて言われているが実際、その通りだ。
これという欠点も無く、家庭にも(金銭面で)恵まれて女にも困ってない。それ故に彼は今の日々に飽きている。凡人からすれば呪い殺したくなるような思想だろうが……彼は凡人になりたいらしい。
まぁ、そうは言っても人というものは力が手に入るとなればそちらを優先するのですがね……おそらく彼もそうでしょう
それは仕方ないことですが……
でも、意外な事に彼は普通だ。人並みに恋もすれば趣味だってある。それも高嶺の花とかでは無い。例えば彼の趣味は読書、それもラノベだ。ほら、意外でしょ?
って、自己紹介がまだでしたね。私はヒュム、世界を統括、運営する神の言わば上位にあたる10名、|十神(じゅっしん)が一人死神です。あ、と言っても悪い神ではありません。
この世界にはそれぞれ役割を持った神がいます。例えば生命神、彼女は死んだ魂の輪廻を司ります。まぁ、自己紹介はこの辺りで終えて……まぁ、何故私がこんなことをしているのかというと……
彼は時期に死にます。と言うより、私の部下のミスによって死ぬ事が確定してしまっているのです。
なので私が出向いたのです。本来たかが死人程度に十神が揃うことはありません。
おやおや、こんなことを話してる間に彼、死んでしまいました。では、私は十神として彼を含めた会議に行かなければならないのでここでお別れです。
では……。
「うぅ……うっ」
湊は目頭を抑え、重い体をゆっくりと起こす。頭は頗る回らず、未だ現状を把握出来ない。
霞む目を開けて辺りを見回すが、特にこれといって何も無く、真っ白な途方もない空間が広がっているばかりだ。
「ここは何処だ?」
「ここは神界じゃ」
俺の問いに答えるように、その何も無い空間から突如老人のものと思われる声が聞こえた。
「誰だ!」
辺りを見回すがやはり何も無く、誰もいない。
その時、突如として光が現れ俺の視界を奪う。その光の強さで少し目眩がし、後ろに尻餅をつく。
「ようやく起きおったか」
眩しい光が止み目眩が落ち着く。そして、湊が目を開けると先程まで何も無かったその空間には、俺を取り囲むように円状のテーブルがあり、その中心に俺がいる。
椅子には10人の人が腰掛けており、皆白い服を纏っている。
「さて、現状の説明だが……レナム頼む」
「承りました、絶対神様。私は十神が1人、魔法を司る神レナムでございます。絶対神様の御命のもと、貴方様に状況を説明致します」
レナムは椅子から立ち上がり、自己紹介を簡単に済ませた後一礼する。そしてまた椅子に座った
「まずは、貴方様に謝罪を申し上げます」
レナムのその言葉を合図に座っていた10人全員が立ち上がった
湊は何事かと少したじろいだが直ぐに持ち直す。敵意がある訳では無いと分かっていたからだ。だが、威圧がすごかった。
「この度は、我々の不都合で未来ある生命を無くしてしまい誠に申し訳ございません。世界最高位の神、十神の私達が代表となり、深くお詫び申し上げます」
皆が頭を下げる。数秒後、彼女らは頭を上げてレナムを除いて席に座った
湊は突然の謝罪とその内容に頭がついて行かず、なんの反応もできない。
「では、状況を説明させていただきます」
湊は頭を降って集中を促し、話に集中する
「結果から言うと貴方は死にました」
死ん……だ?
湊は''死ぬ''と言うワードに反応した。結果がそうだと言われたのだから当たり前だが、それ以上に彼にとって''死''とはトラウマであるのだろう。
「理由ですが、本来寿命で死ぬはずだった''孤月 湊''という方と貴方、''狐月 湊''のデータをこちらの手違いで削除してしまいました。
本来、寿命としてデータを消去する場合その者の存在自体はその世界に残るのですが、寿命ではなくこちらから理由無く消す場合は存在が無くなるのです。
今回、その理由はこちらの手違いですがそれは理由に含まれないので貴方の存在は無かったものになりました。
それが原因です。改めて申し訳ございませんでした」
軽く頭を下げたあと、席に着く
「と、言うわけじゃ」
レナムと対象に位置する場所に座っていた老人、絶対神と呼ばれていた人が長い髭を触りながら言う。
''と、言うわけじゃ''と言われても、湊の頭の中はキャパオーバーで混乱している。
自分が死んだ、存在も無くなった
理解はした。だが、気持ちが追いついていない
「それでじゃが、お主には生き返ってもらおうと思ってな」
「は?」
唐突な言葉に湊は思わず間抜けな声を出す
「言葉のままじゃやれらの手違いじゃからな、2つ程能力をやる」
と、言われても湊は困る。
混乱していたことが少しずつ収まり、やっと今までの事を整理していこうと考えていた矢先、また新しいことが積み重なる
「能力?」
「そうじゃ、お主が転生した時人生を有利に進めるための力じゃ」
そう言われても直ぐには思いつかない。これから生きて行く中で重要となるものだろう。そんなにすぐには決められない
「まぁ、時間はある。ゆっくりと決めろ。
その間にお主の脳内に他の十神の情報を転送しておく」
その直後、頭の中に違和感を感じた。何科が入ったような、動いたような気持ち悪い感じだ。そして直ぐにその効果は現れた
武を司る神、武神 クラーク
魔法を司る神、魔神 レナム
無を司る神、幻神ファビ
死を司る神 、死神ヒュム
生命を司る神、生命神 フェア
創生を司る神、創造神 ムルク
破壊を司る神、破壊神 ビス
時を司る神、|時神(ときがみ) クルミ
技能と商業を司る神、|技商神(ぎしょうしん)シュカ
全てを統べる神、絶対神
これらの情報が全て頭に入る。何故か覚えている。昔から知っていることかのように頭にある。その違和感に目をゆがめながらも能力を決める。
湊は一旦能力を決める事以外の思考を絶った。これ以上転生やら死やらを考えていても無駄だろうと思った。
今はゲームの能力を決める位の感覚にする事にしたのだ。
「決まった」
「そうか、申してみろ」
「相手のステータス、能力を完全にコピーする能力と、それを倍にして自分に上乗せする能力」
十神と呼ばれる神々達の表情が少し険しくなる。それも全員だ
恐らく皆が何やら良くないことを感じとったのだろう。
「それは……危険すぎますぞ絶対神様。断るべきです」
創造神ムルクが言う。
湊は昔から知っているのでこの反応が当たり前に感じるのだ。
「じゃが、わしらのミスのせい。ならばこうしよう! 今回はお詫びじゃ……わしらの人数、10回を制限としてそのふたつの能力を授けないか?」
「それならば私は異論はありません」
レナムがそう言うと、ほかの皆も納得はしたのか頷く。
そもそも絶対神の言葉は絶対な為、拒否権はない。ほかの皆に聞いているのは形だけであろう
「ならば授ける。その力を」
絶対神が湊に手を翳すと湊の脳内に先程と同じ違和感が襲い掛かる。
使い方、詠唱、魔法式等など
その能力が俺の意図していることが可能とわかると、高揚感が俺の頭を、心を、体を駆け巡る。
俺は右手を前に出し俺を囲っている十神達を回りながら右手の手の平をかざす。
そして一周すると、その腕を上に掲げて言う
「我が求は|相(そう)の力、相を、絶対神含むその他の十神とす、我を、狐月 湊とす。相の力を我が力に、相の力を|乗(じょう)せす。」
ドクッ! と心臓が高鳴る音が聞こえ、血液の循環が早くなり体が温かくなる。先程まで混乱していた頭はとても冴え、不思議と笑が零れる。
「な、何とやりおったわい」
「十神の皆様有り難くお力を頂きました。」
「な、なんということを……」
絶対神は驚きたちあがる。そして椅子が倒れる音が響く
「絶対神様、彼ならば大丈夫でしょう。恐らく、間違った使い方はしませんよ。」
横から冷静に言う死神のヒュムであるが、額には汗を浮かべている。
たった今、自らの王である絶対神など足元にも及ばない強さの者が誕生したのだから仕方が無い。
表に出さないほかの神達も、内心はヒヤヒヤしており、背中、額には冷や汗をかいている
「この力を悪用する気は無い」
頭が冴え、地球の頃の調子を急に取り戻した湊は、逆に落ち着きすぎていてその場の空気には合わない
「わかった。くれぐれも、な、信じておるぞ。では|行(ゆ)け! 彼の者よ、次は退屈せぬようにな!」
半ばやけになったように言ったがその声にはお願いと微かな信頼がこもっている
このわずかな時間でも神達は湊を少しは信頼しても良いと判断したようだ
そして、俺の視界はブラックアウトした。
それから約5年。俺は辺境伯の次男として生まれた。ついさっき、本当の記憶が戻ったようだ。
<hr>
大幅に修正しました。特に内容は変わっていないです
これという欠点も無く、家庭にも(金銭面で)恵まれて女にも困ってない。それ故に彼は今の日々に飽きている。凡人からすれば呪い殺したくなるような思想だろうが……彼は凡人になりたいらしい。
まぁ、そうは言っても人というものは力が手に入るとなればそちらを優先するのですがね……おそらく彼もそうでしょう
それは仕方ないことですが……
でも、意外な事に彼は普通だ。人並みに恋もすれば趣味だってある。それも高嶺の花とかでは無い。例えば彼の趣味は読書、それもラノベだ。ほら、意外でしょ?
って、自己紹介がまだでしたね。私はヒュム、世界を統括、運営する神の言わば上位にあたる10名、|十神(じゅっしん)が一人死神です。あ、と言っても悪い神ではありません。
この世界にはそれぞれ役割を持った神がいます。例えば生命神、彼女は死んだ魂の輪廻を司ります。まぁ、自己紹介はこの辺りで終えて……まぁ、何故私がこんなことをしているのかというと……
彼は時期に死にます。と言うより、私の部下のミスによって死ぬ事が確定してしまっているのです。
なので私が出向いたのです。本来たかが死人程度に十神が揃うことはありません。
おやおや、こんなことを話してる間に彼、死んでしまいました。では、私は十神として彼を含めた会議に行かなければならないのでここでお別れです。
では……。
「うぅ……うっ」
湊は目頭を抑え、重い体をゆっくりと起こす。頭は頗る回らず、未だ現状を把握出来ない。
霞む目を開けて辺りを見回すが、特にこれといって何も無く、真っ白な途方もない空間が広がっているばかりだ。
「ここは何処だ?」
「ここは神界じゃ」
俺の問いに答えるように、その何も無い空間から突如老人のものと思われる声が聞こえた。
「誰だ!」
辺りを見回すがやはり何も無く、誰もいない。
その時、突如として光が現れ俺の視界を奪う。その光の強さで少し目眩がし、後ろに尻餅をつく。
「ようやく起きおったか」
眩しい光が止み目眩が落ち着く。そして、湊が目を開けると先程まで何も無かったその空間には、俺を取り囲むように円状のテーブルがあり、その中心に俺がいる。
椅子には10人の人が腰掛けており、皆白い服を纏っている。
「さて、現状の説明だが……レナム頼む」
「承りました、絶対神様。私は十神が1人、魔法を司る神レナムでございます。絶対神様の御命のもと、貴方様に状況を説明致します」
レナムは椅子から立ち上がり、自己紹介を簡単に済ませた後一礼する。そしてまた椅子に座った
「まずは、貴方様に謝罪を申し上げます」
レナムのその言葉を合図に座っていた10人全員が立ち上がった
湊は何事かと少したじろいだが直ぐに持ち直す。敵意がある訳では無いと分かっていたからだ。だが、威圧がすごかった。
「この度は、我々の不都合で未来ある生命を無くしてしまい誠に申し訳ございません。世界最高位の神、十神の私達が代表となり、深くお詫び申し上げます」
皆が頭を下げる。数秒後、彼女らは頭を上げてレナムを除いて席に座った
湊は突然の謝罪とその内容に頭がついて行かず、なんの反応もできない。
「では、状況を説明させていただきます」
湊は頭を降って集中を促し、話に集中する
「結果から言うと貴方は死にました」
死ん……だ?
湊は''死ぬ''と言うワードに反応した。結果がそうだと言われたのだから当たり前だが、それ以上に彼にとって''死''とはトラウマであるのだろう。
「理由ですが、本来寿命で死ぬはずだった''孤月 湊''という方と貴方、''狐月 湊''のデータをこちらの手違いで削除してしまいました。
本来、寿命としてデータを消去する場合その者の存在自体はその世界に残るのですが、寿命ではなくこちらから理由無く消す場合は存在が無くなるのです。
今回、その理由はこちらの手違いですがそれは理由に含まれないので貴方の存在は無かったものになりました。
それが原因です。改めて申し訳ございませんでした」
軽く頭を下げたあと、席に着く
「と、言うわけじゃ」
レナムと対象に位置する場所に座っていた老人、絶対神と呼ばれていた人が長い髭を触りながら言う。
''と、言うわけじゃ''と言われても、湊の頭の中はキャパオーバーで混乱している。
自分が死んだ、存在も無くなった
理解はした。だが、気持ちが追いついていない
「それでじゃが、お主には生き返ってもらおうと思ってな」
「は?」
唐突な言葉に湊は思わず間抜けな声を出す
「言葉のままじゃやれらの手違いじゃからな、2つ程能力をやる」
と、言われても湊は困る。
混乱していたことが少しずつ収まり、やっと今までの事を整理していこうと考えていた矢先、また新しいことが積み重なる
「能力?」
「そうじゃ、お主が転生した時人生を有利に進めるための力じゃ」
そう言われても直ぐには思いつかない。これから生きて行く中で重要となるものだろう。そんなにすぐには決められない
「まぁ、時間はある。ゆっくりと決めろ。
その間にお主の脳内に他の十神の情報を転送しておく」
その直後、頭の中に違和感を感じた。何科が入ったような、動いたような気持ち悪い感じだ。そして直ぐにその効果は現れた
武を司る神、武神 クラーク
魔法を司る神、魔神 レナム
無を司る神、幻神ファビ
死を司る神 、死神ヒュム
生命を司る神、生命神 フェア
創生を司る神、創造神 ムルク
破壊を司る神、破壊神 ビス
時を司る神、|時神(ときがみ) クルミ
技能と商業を司る神、|技商神(ぎしょうしん)シュカ
全てを統べる神、絶対神
これらの情報が全て頭に入る。何故か覚えている。昔から知っていることかのように頭にある。その違和感に目をゆがめながらも能力を決める。
湊は一旦能力を決める事以外の思考を絶った。これ以上転生やら死やらを考えていても無駄だろうと思った。
今はゲームの能力を決める位の感覚にする事にしたのだ。
「決まった」
「そうか、申してみろ」
「相手のステータス、能力を完全にコピーする能力と、それを倍にして自分に上乗せする能力」
十神と呼ばれる神々達の表情が少し険しくなる。それも全員だ
恐らく皆が何やら良くないことを感じとったのだろう。
「それは……危険すぎますぞ絶対神様。断るべきです」
創造神ムルクが言う。
湊は昔から知っているのでこの反応が当たり前に感じるのだ。
「じゃが、わしらのミスのせい。ならばこうしよう! 今回はお詫びじゃ……わしらの人数、10回を制限としてそのふたつの能力を授けないか?」
「それならば私は異論はありません」
レナムがそう言うと、ほかの皆も納得はしたのか頷く。
そもそも絶対神の言葉は絶対な為、拒否権はない。ほかの皆に聞いているのは形だけであろう
「ならば授ける。その力を」
絶対神が湊に手を翳すと湊の脳内に先程と同じ違和感が襲い掛かる。
使い方、詠唱、魔法式等など
その能力が俺の意図していることが可能とわかると、高揚感が俺の頭を、心を、体を駆け巡る。
俺は右手を前に出し俺を囲っている十神達を回りながら右手の手の平をかざす。
そして一周すると、その腕を上に掲げて言う
「我が求は|相(そう)の力、相を、絶対神含むその他の十神とす、我を、狐月 湊とす。相の力を我が力に、相の力を|乗(じょう)せす。」
ドクッ! と心臓が高鳴る音が聞こえ、血液の循環が早くなり体が温かくなる。先程まで混乱していた頭はとても冴え、不思議と笑が零れる。
「な、何とやりおったわい」
「十神の皆様有り難くお力を頂きました。」
「な、なんということを……」
絶対神は驚きたちあがる。そして椅子が倒れる音が響く
「絶対神様、彼ならば大丈夫でしょう。恐らく、間違った使い方はしませんよ。」
横から冷静に言う死神のヒュムであるが、額には汗を浮かべている。
たった今、自らの王である絶対神など足元にも及ばない強さの者が誕生したのだから仕方が無い。
表に出さないほかの神達も、内心はヒヤヒヤしており、背中、額には冷や汗をかいている
「この力を悪用する気は無い」
頭が冴え、地球の頃の調子を急に取り戻した湊は、逆に落ち着きすぎていてその場の空気には合わない
「わかった。くれぐれも、な、信じておるぞ。では|行(ゆ)け! 彼の者よ、次は退屈せぬようにな!」
半ばやけになったように言ったがその声にはお願いと微かな信頼がこもっている
このわずかな時間でも神達は湊を少しは信頼しても良いと判断したようだ
そして、俺の視界はブラックアウトした。
それから約5年。俺は辺境伯の次男として生まれた。ついさっき、本当の記憶が戻ったようだ。
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大幅に修正しました。特に内容は変わっていないです
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