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幼少期⑭
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さて、今日は冒険者活動をしたいと思う。
前貯まったお金もほぼ全部無くなったし……自分のお小遣いくらい稼がないとね。
という事ですぐにミルに冒険者ギルドで依頼を受けてくると言って屋敷から出、ギルドの近くの裏路地でいつもの服に着替える。
そのままギルドに入って行く。
いつも通り賑やかなギルドだが、朝という事で酒を飲んでいるもの達は居ないようだ。
その代わり、依頼ボードや受付、ミーティングブースに人が群がっている。
因みにミーティングブースとは、1日のみのパーティーや初心者のパーティがその日の行動について話し合う場所だ。
「さて、今日は何の依頼を受けようかな?」
ギルドに入った俺は依頼ボードを見つめて呟く。
そしてめぼしい依頼がないか見ているとバタン! とドアが急に開く。
「た、大変です! 西の森から魔物が560体! うち50体にはレート70越えの魔物が!」
「そ、それは本当か!」
騒ぎを聞きつけて出てきたギルマスが明らかに動揺している。
「よし! ここに居るいや、街にいる手の空いて居る冒険者全員に依頼を出す。街を守れ! 報酬はギルドカードの情報元に正規の値段の2割マシだ!」
「「「うぉぉおお!」」」
「俺は街を救うぜ!」
「俺もだ!」 「私も!」
次々と冒険者たちが名乗りを上げギルドから飛び出す。
俺も行くべきか、でも下手に目立つのも困る。だが領主の息子だしな……
そう思いながら出ていくもの達を見て居るとギルドマスターがこちらに歩いてくる。
「ミナト!」
「はい、何ですか?」
「お前は今、俺の権限の元Sランク冒険者にする。」
「S! 有難う御座います」
俺は驚いて目を見開いた。
でも直後、魂胆に気付いて眉をひそめる。
冒険者ギルドではSランク以上、SSS冒険者以下の物に冒険者にギルドからの使命依頼を言い渡すことができる。
これは緊急時の依頼で、指名依頼ではなく使命なので強制だ。
その分依頼料は高額だ。
「まぁ、良いでしょう」
その後に誰にも聞こえない声で
「領主の息子として守らないわけには行きませんし」と呟いた。
「では行ってきます」
俺はSランクと書かれたギルドカードをアイムボックスにしまい走り出す。
今街には人っ子一人居ない。
正確には門から遠ざかって避難して居るのだが……
俺は誰も居ないのを良いことにこの間考えていた武器を緊急で作る。
両手を開き呟く
「我が手に武器を、神をも切り裂かん力を持ちて」
本来は念じるだけで良いのだが、緊急のため集中が不完全だ。
だから詠唱する事によって、強制的に完全な状態にする。
作ったのは2本の刀。
片方は|氷刀(ひょうとう)
氷属性の力が付与されており、魔力を流すと切った相手を切り傷から凍らせる。
さらに、魔力を放つことで、剣から2メートルの範囲まで自由に氷の塊を盾として出すことができる。
もう片方は|雷刀(らいとう)
雷属性の力が付与されており、魔力を流すと切った相手に魔力に合わせた大きさの電気を流すことが出来る。
更に、剣から範囲10メートルの中まで雷を落とすことが出来る。これも、魔力の大きさで決まる。
という、壊れ武器だ。
二つともシンプルな見た目をしていて、職人など見る目のある人が見なければ良い武器とは程遠い。
だが逆に見る目のある人が見ればどれ程の金を出してでも買いたいと思う代物だ。
俺はそんな武器を右腰に下げ、進化して、尻尾を隠し、能力を上げ外壁に飛び乗る。
辺りは騒がしく動いている冒険者でいっぱいだ。
ある者はポーションなどの回復アイテムを運び、ある者は連携の話し合いをし、またある者は神に祈りを捧げている。
「皆んな、俺はSランク冒険者だ! ギルドからの使命依頼により魔物の討伐とここの指揮を任されてきた。」
声に魔力をこめ、より響くようにした大きな音に皆が反応する。
「あぁ? お前この間登録したばっかだろ!」
「そうだそうだ!」と、周りの冒険者が声をあげる。
だが、俺はほとんど無視する。何故なら時間がない。せっかく離れているのだ、なるべく近づけたくない。
「知らん! 俺は力を認められ、Sランクになった。これが証拠だ」
俺はSランクを記すギルドカードを掲げる
「ほ、本当だ……」
「わかったか、指示に従って貰う。」
そういうとみんなが静まる。
Aランク程度ならこのまま反抗が続いてもおかしくは無いがSランクだ。そんな奴に喧嘩を売るものがいるはずが……
「ふざけるな! 俺はお前みたいなチビがSランクなんて認めないぞ!」
と5人くらいの団体のリーダーらしき人が剣を抜きこちらに叫んだ。
周りは冷めた目でそいつらを見て
「やめとけ」や「馬鹿だろ」など言っている。
「みんな良いのか! こんなチビの下について! 俺はゴメンだね」
そう言って立ち去った。
「まぁ、Sランクさん、あんな奴らはほっといて早く指示を出してくれんか?」
そう言ってきた奴がいたので俺は早速指示を出した。
「分かった。じゃあ、Cランク冒険者以上は前に出て魔物を抑えろ! それ以下のものはポーションの支給、流れてきた奴の食い止めを任せる。勿論それが不服な者もいるだろう、そいつらは勝手に行動してろ。但し、死にかけても誰も助けないぞ」
俺は最後のところに殺気を込めて言う。そのおかげか、歯向かうものは少なかった。
「「「おう!」」」
そう言って高ランク冒険者を軸に動いていく。
「俺は団体はゴメンだ。自由に動く。あとは任せた!」
そう言って外壁を飛び降り、魔物の迫ってきてる方に1人突撃する。
「いくらSランクでも無理だろ……」
や
「さっきのやつらより馬鹿だな」
などと言うが、彼らはのちに知ることになる。
この世には、絶対的な力を持つものがいると。
前貯まったお金もほぼ全部無くなったし……自分のお小遣いくらい稼がないとね。
という事ですぐにミルに冒険者ギルドで依頼を受けてくると言って屋敷から出、ギルドの近くの裏路地でいつもの服に着替える。
そのままギルドに入って行く。
いつも通り賑やかなギルドだが、朝という事で酒を飲んでいるもの達は居ないようだ。
その代わり、依頼ボードや受付、ミーティングブースに人が群がっている。
因みにミーティングブースとは、1日のみのパーティーや初心者のパーティがその日の行動について話し合う場所だ。
「さて、今日は何の依頼を受けようかな?」
ギルドに入った俺は依頼ボードを見つめて呟く。
そしてめぼしい依頼がないか見ているとバタン! とドアが急に開く。
「た、大変です! 西の森から魔物が560体! うち50体にはレート70越えの魔物が!」
「そ、それは本当か!」
騒ぎを聞きつけて出てきたギルマスが明らかに動揺している。
「よし! ここに居るいや、街にいる手の空いて居る冒険者全員に依頼を出す。街を守れ! 報酬はギルドカードの情報元に正規の値段の2割マシだ!」
「「「うぉぉおお!」」」
「俺は街を救うぜ!」
「俺もだ!」 「私も!」
次々と冒険者たちが名乗りを上げギルドから飛び出す。
俺も行くべきか、でも下手に目立つのも困る。だが領主の息子だしな……
そう思いながら出ていくもの達を見て居るとギルドマスターがこちらに歩いてくる。
「ミナト!」
「はい、何ですか?」
「お前は今、俺の権限の元Sランク冒険者にする。」
「S! 有難う御座います」
俺は驚いて目を見開いた。
でも直後、魂胆に気付いて眉をひそめる。
冒険者ギルドではSランク以上、SSS冒険者以下の物に冒険者にギルドからの使命依頼を言い渡すことができる。
これは緊急時の依頼で、指名依頼ではなく使命なので強制だ。
その分依頼料は高額だ。
「まぁ、良いでしょう」
その後に誰にも聞こえない声で
「領主の息子として守らないわけには行きませんし」と呟いた。
「では行ってきます」
俺はSランクと書かれたギルドカードをアイムボックスにしまい走り出す。
今街には人っ子一人居ない。
正確には門から遠ざかって避難して居るのだが……
俺は誰も居ないのを良いことにこの間考えていた武器を緊急で作る。
両手を開き呟く
「我が手に武器を、神をも切り裂かん力を持ちて」
本来は念じるだけで良いのだが、緊急のため集中が不完全だ。
だから詠唱する事によって、強制的に完全な状態にする。
作ったのは2本の刀。
片方は|氷刀(ひょうとう)
氷属性の力が付与されており、魔力を流すと切った相手を切り傷から凍らせる。
さらに、魔力を放つことで、剣から2メートルの範囲まで自由に氷の塊を盾として出すことができる。
もう片方は|雷刀(らいとう)
雷属性の力が付与されており、魔力を流すと切った相手に魔力に合わせた大きさの電気を流すことが出来る。
更に、剣から範囲10メートルの中まで雷を落とすことが出来る。これも、魔力の大きさで決まる。
という、壊れ武器だ。
二つともシンプルな見た目をしていて、職人など見る目のある人が見なければ良い武器とは程遠い。
だが逆に見る目のある人が見ればどれ程の金を出してでも買いたいと思う代物だ。
俺はそんな武器を右腰に下げ、進化して、尻尾を隠し、能力を上げ外壁に飛び乗る。
辺りは騒がしく動いている冒険者でいっぱいだ。
ある者はポーションなどの回復アイテムを運び、ある者は連携の話し合いをし、またある者は神に祈りを捧げている。
「皆んな、俺はSランク冒険者だ! ギルドからの使命依頼により魔物の討伐とここの指揮を任されてきた。」
声に魔力をこめ、より響くようにした大きな音に皆が反応する。
「あぁ? お前この間登録したばっかだろ!」
「そうだそうだ!」と、周りの冒険者が声をあげる。
だが、俺はほとんど無視する。何故なら時間がない。せっかく離れているのだ、なるべく近づけたくない。
「知らん! 俺は力を認められ、Sランクになった。これが証拠だ」
俺はSランクを記すギルドカードを掲げる
「ほ、本当だ……」
「わかったか、指示に従って貰う。」
そういうとみんなが静まる。
Aランク程度ならこのまま反抗が続いてもおかしくは無いがSランクだ。そんな奴に喧嘩を売るものがいるはずが……
「ふざけるな! 俺はお前みたいなチビがSランクなんて認めないぞ!」
と5人くらいの団体のリーダーらしき人が剣を抜きこちらに叫んだ。
周りは冷めた目でそいつらを見て
「やめとけ」や「馬鹿だろ」など言っている。
「みんな良いのか! こんなチビの下について! 俺はゴメンだね」
そう言って立ち去った。
「まぁ、Sランクさん、あんな奴らはほっといて早く指示を出してくれんか?」
そう言ってきた奴がいたので俺は早速指示を出した。
「分かった。じゃあ、Cランク冒険者以上は前に出て魔物を抑えろ! それ以下のものはポーションの支給、流れてきた奴の食い止めを任せる。勿論それが不服な者もいるだろう、そいつらは勝手に行動してろ。但し、死にかけても誰も助けないぞ」
俺は最後のところに殺気を込めて言う。そのおかげか、歯向かうものは少なかった。
「「「おう!」」」
そう言って高ランク冒険者を軸に動いていく。
「俺は団体はゴメンだ。自由に動く。あとは任せた!」
そう言って外壁を飛び降り、魔物の迫ってきてる方に1人突撃する。
「いくらSランクでも無理だろ……」
や
「さっきのやつらより馬鹿だな」
などと言うが、彼らはのちに知ることになる。
この世には、絶対的な力を持つものがいると。
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