転生貴族の異世界無双生活

guju

文字の大きさ
28 / 136

幼少期⑲

しおりを挟む
部屋に戻った俺はお風呂の準備が整うまで少し本を読もうと、この間父様から借りていた本を手に取った。


【世界の|十英傑(とえいけつ)】

これはこの世界に伝わる10人の優れた人間の英雄譚のようなものだ。

これはほとんどのものが知っているほど有名な書物で

一部のものは彼らは存在すると

一部のものは彼らは神話の存在だと

そう言う

俺が本を読みたいと父様に言ったら勧められた本だ。

俺は読もうと一ページ目を開いた途端、激しい頭痛に襲われた

「ウゥッ!」

本を閉じ、机に肘をつき頭を抱える

頭がゴーンゴーンと、響くように痛い

そして

プツン……

俺の意識は途絶えた

目を開くとどこか見たことのある景色だった

「ホホホ、やっときたか」

「ぜ、絶対神様!」

「様はよせ、お主はここの誰よりも強い存在なのだから」

そう言って近くにあった椅子に座る

「お主も座れ」

「はい」

俺も椅子に腰掛ける

「して、読んだ理由なんだがな

お主に少し話しておきたい事と別の力を授けようと思ってな」

「力! もうありますよ……後話したい事って?」

力なんてこれ以上いるのかな?

「話はな……私達が捕獲して投獄していた|罪神(ざいしん)が牢から逃げ出してしもうた。

わし以外ここにおらんのも、その時の戦闘での傷を癒すのに時間がかかっておるからなんだ」

かなり深刻そうな顔をして頭を抱えている神に、俺はそれほどのことなのかと思っていた考えを訂正した

因みにだが、罪神とは元は神だったものがその名前を失い、罪を犯した神としてそう呼ばれている。

「で、俺にその罪神とやらを討伐しろって事ですか?」

「そうなるな、だからその為に少し別の力を与えようと思ってな」

「その力とは?」

「魔眼だ」

<魔眼> それは目に宿った様々な力

一つ目

絶望の眼

効果は眼を合わせればそのものが自分より格下である場合に恐怖を抱かせる。

二つ目

魅了の眼

効果は眼を合わせれば格下の相手に自信を主人と認識させ、絶対の服従を誓わせる。

三つ目

予知の眼

3秒先の未来が見える(発動回数は、自身の魔力量に比例する)

四つ目

時の眼

2秒間、相手の動きを止める(発動回数は、自身の魔力量に比例する)

これらの能力を総称して魔眼と呼んでいる。

魔眼をもって生まれる者は少なく、さらにどの能力かは完全に運である。

これらの知識は全て、本で読んだ者だ

「で、どの魔眼を?」

「全てだ。そもそも魔眼に種類なの1つしかないわい

人々が勝手に名前をつけているだけで、魔眼持ちは全ての能力を支える。」

「では何故みんな一つなんだ?」

「それは魔力容量が常人では1つ分の能力ほどしか耐えられないのだ。

だがお主は全てに耐えられる。存分に使え」

「ありがとうござ……」

礼を言い終わる前に俺の意識はシャットアウトされた。

毎度毎度俺は思うのだが

意識を飛ばす時は少なくとも一声何かかけてほしい者だと……



<hr>



アルトが去った後神界では

「今回逃げ出した罪神の力はワシと同等、それより少し上かもしれん。

重荷を押しつけるようだ……って確かあやつ、ワシら全員の力の2倍をもってるんだっけか?」

だとしたら魔眼なんて……

与えてから気づく神は、どこか少し抜けているようだ



<hr>


俺の意識が戻るとお風呂の用意が終わっていた。

寝ていたと勘違いしていたのであろうミルは俺なブランケットをかけてくれていた

机の上には着替えとメモに

「お風呂のご用意が出来ました。いつでも入れるのでお待ちしてます」

と書いてあった

俺は着替えを持ってキウンを抱いて浴室へ行くのであった







しおりを挟む
感想 83

あなたにおすすめの小説

この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました

okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

魔道具頼みの異世界でモブ転生したのだがチート魔法がハンパない!~できればスローライフを楽しみたいんだけど周りがほっといてくれません!~

トモモト ヨシユキ
ファンタジー
10才の誕生日に女神に与えられた本。 それは、最強の魔道具だった。 魔道具頼みの異世界で『魔法』を武器に成り上がっていく! すべては、憧れのスローライフのために! エブリスタにも掲載しています。

高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません

下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。 横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。 偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。 すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。 兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。 この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。 しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。

異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。

もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。 異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。 ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。 残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、 同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、 追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、 清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……

修復スキルで無限魔法!?

lion
ファンタジー
死んで転生、よくある話。でももらったスキルがいまいち微妙……。それなら工夫してなんとかするしかないじゃない!

異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?

よっしぃ
ファンタジー
よう!俺の名はルドメロ・ララインサルって言うんだぜ! こう見えて高名な冒険者・・・・・になりたいんだが、何故か何やっても俺様の思うようにはいかないんだ! これもみんな小さい時に頭打って、記憶を無くしちまったからだぜ、きっと・・・・ どうやら俺は、転生?って言うので、神によって異世界に送られてきたらしいんだが、俺様にはその記憶がねえんだ。 周りの奴に聞くと、俺と一緒にやってきた連中もいるって話だし、スキルやらステータスたら、アイテムやら、色んなものをポイントと交換して、15の時にその、特別なポイントを取得し、冒険者として成功してるらしい。ポイントって何だ? 俺もあるのか?取得の仕方がわかんねえから、何にもないぜ?あ、そう言えば、消えないナイフとか持ってるが、あれがそうなのか?おい、記憶をなくす前の俺、何取得してたんだ? それに、俺様いつの間にかペット(フェンリルとドラゴン)2匹がいるんだぜ! よく分からんが何時の間にやら婚約者ができたんだよな・・・・ え?俺様チート持ちだって?チートって何だ? @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 話を進めるうちに、少し内容を変えさせて頂きました。

目を覚ますと雑魚キャラになっていたけど、何故か最強なんです・・・

Seabolt
ファンタジー
目を覚ますと雑魚キャラに何の因果か知らないけど、俺は最強の超能力者だった・・・ 転生した世界の主流は魔力であって、中にはその魔力で貴族にまでなっている奴もいるという。 そんな世界をこれから冒険するんだけど、俺は何と雑魚キャラ。設定は村人となっている。 <script src="//accaii.com/genta/script.js" async></script><noscript><img src="//accaii.com/genta/script?guid=on"></noscript>

処理中です...