3 / 31
3話 魔銃《マギシューター》
しおりを挟む
「さっきのは何だったんだ? 遠距離武器のようだったが……」
少女の足の怪我を確認しながら問いかける。
うん、折れてはいないようだ。
「これは魔銃っていいます! 魔力がない人でも使える武器としてわたしが作ったんですけど……全然効いてなかったなぁ」
少女は伏し目がちにそう言うと、わかりやすく肩を落とした。
それでも小柄な体に似合わないゴツゴツとした黒光りする魔銃とやらを抱いているところを見ると、よほど大切なものなんだろう。
「あいつを退かせただけで大したもんだよ。ええと……」
「あ、ロッカです」
「そうか、俺はヴェインだ」
「ヴェインさん……助けてくれてありがとうございます」
ロッカは、ぺこりと頭を下げた。
「いや、むしろ俺が助けられたみたいになっちまった」
俺は頬を掻きながら、すまんと続けた。
「ただ安心するのはまだ早い。奴がこのまま逃げるとは思えないからな」
その言葉を聞いたロッカは、顔をみるみる青ざめさせる。
震えはじめた体を抱くように小さくなって、ぼそりと呟いた。
「じゃあどうしたら……⁉︎」
「ロッカはそこらへんに隠れていてくれ。俺が……何とかしてみる」
とはいったものの、作戦はないしもちろん勝算だってない。
僅かな希望があるとしたら奴が俺の体で満足して、この少女を見逃してくれることくらいか。
まあ、残念ながらそうはならないだろうけど。
「でも武器は壊れちゃってましたよね……?」
ロッカは目を潤ませて、心配そうな顔をしている。
確かに肉厚の解体用ナイフがああも簡単に折れ曲がったのは、俺も衝撃的だった。
「あ、もしかしてヴェインさんは魔術士なんですか?」
それなら……とロッカが続けようとしたので、首を横に振って否定する。
「いや、俺はただの封術士だ」
「ならどうやって……」
一瞬輝かせた瞳を再び曇らせて、うつむくロッカ。
「なあ、それを貸してくれないか?」
「魔銃を、ですか? いいですけど……さっき顔に直撃してもかすり傷でしたよ?」
「それでも一度退かせた実績があるからな」
当たりどころさえよければもしかしたら……今はそんな僅かな希望に縋るしかない。
わかりました、と頷いたロッカに早速使い方を教えてもらう。
「なるほど。ここに弾を入れて、このトリガーってのを引けばいいんだな?」
「はい、そうです! そしたら撃鉄についている石が小さな爆裂の魔石を喚起して鉄の弾を飛ばすんです!」
ロッカは、自分が作ったという武器の仕組みを嬉々として教えてくれる。
職人らしというか、なんというか。さっきまでの悲壮感はどこへやら、だ。
「ん、待てよ……魔石を喚起する? でもこれは魔力がなくても使えるんだよな?」
「はい、そういう人のための武器ですから。実はエコーライトという希少な石を使っているんです」
エコーライトか。希少というだけあって、聞いたことのない名前だ。
「なんとこの石は接触した魔石を喚起できるんですよ。普通なら加工するためにはかなりの技術と忍耐が必要なんですけど、そこはわたしの——」
目を輝かせ早口でまくしたてるロッカの声は、もうほとんど耳に入っていなかった。
魔石を喚起して撃ち出す……それってほぼ使い捨て魔術の発動プロセスじゃないか、そう思ったから。
この銃を使えばもしかして俺でも魔術を——。
「なあ、これって……」
制作者の意見を聞こうと口を開いた瞬間だった。
正面の茂みががさりと揺れ、そこから森林豹がのそりと顔を覗かせたのだ。
その姿を見たロッカが可愛いような、気の抜けるような悲鳴をあげる。
「ぴゃあっ!」
「下がってろッ!」
震える少女に短くそう告げると、俺は魔銃を握って前に出た。
銃を目にした森林豹は警戒をあらわにする。どうやらすぐに突っ込んでくる気はなさそうだ。
俺はその隙に腰のポーチへ手を突っ込んで手頃の魔石を取り出すと、封術の魔法陣を展開。
「どうせ食われるくらいならッ!」
魔術を封じた魔石を弾代わりに込めると、狙いをつけて引き金を引く。
軽い破裂音に続いて、ロッカの驚く声が聞こえた。
「えぇっ、なんで⁉︎」
どうやらイチかバチかの賭けに勝ったらしい。
封じておいた氷の魔術が、銃の先端から発射されたのだ。
鋭い氷の飛礫が森林豹の横腹をかすめると、血が周囲に飛び散る。
「グガァッ‼︎」
「チッ、ギリギリ避けられたか。あれに反応するとか素早すぎるだろ……」
森林豹は狙いを絞らせないようにか、細かいステップを繰り返す。
右へ左へと、まるで黒い影が動いているようだ。
「くそっ、あんなのにどうやって当てればいい……うおッ!?」
慌てて振り返ると、小さくなって震えているロッカを突き飛ばす。
「きゃっ!」
一瞬前までロッカがいた場所に森林豹の鋭い爪が突き刺さった。
「危ねえ……」
まさか対峙している俺じゃなくて、ロッカの方を狙ってくるとは。
弱ってるやつを狙う野生の習性か。
くそ、さっさと倒さないといつかあの爪が命に届いちまう。
しかしあの速さの的に当てるのはさすがに……そうだっ!
俺は魔石を取り出すと魔法陣を展開する。
「これならどうだ?」
小気味いい音が響くと、封じた魔術が形になる。
森林豹はその音に反応して、飛び上がった。
「残念、着地したら——終わりだぜ?」
俺が狙ったのは森林豹じゃない、地面なんだよ。
そして込めたのは土魔術——《泥濘》。
周囲の土を泥沼に変え、行動を封じる魔術だ。
「グ、グガァァァ!」
森林豹の丸太のように太い足が、突然現れた泥沼に沈んでいく。
焦ってもがいているが、もう遅い。
魔術っていうのは攻撃だけじゃなくて、こういう使い方もあるんだぜ……まあ使うのは初めてだけどな。
それにしてもなんだこの万能感、無敵感は。
魔術が使えるというのはこんな気分なのか。
長年閉じ込められていたものが解き放たれた、そんな感覚だ。
「A級の魔物でもそこまで沈んだらなかなか抜け出せないだろ?」
次弾を込めながら泥沼でもがく森林豹に近づくと、至近距離からその巨体に魔術の弾を撃ち込む。
「これで終わりだ」
少女の足の怪我を確認しながら問いかける。
うん、折れてはいないようだ。
「これは魔銃っていいます! 魔力がない人でも使える武器としてわたしが作ったんですけど……全然効いてなかったなぁ」
少女は伏し目がちにそう言うと、わかりやすく肩を落とした。
それでも小柄な体に似合わないゴツゴツとした黒光りする魔銃とやらを抱いているところを見ると、よほど大切なものなんだろう。
「あいつを退かせただけで大したもんだよ。ええと……」
「あ、ロッカです」
「そうか、俺はヴェインだ」
「ヴェインさん……助けてくれてありがとうございます」
ロッカは、ぺこりと頭を下げた。
「いや、むしろ俺が助けられたみたいになっちまった」
俺は頬を掻きながら、すまんと続けた。
「ただ安心するのはまだ早い。奴がこのまま逃げるとは思えないからな」
その言葉を聞いたロッカは、顔をみるみる青ざめさせる。
震えはじめた体を抱くように小さくなって、ぼそりと呟いた。
「じゃあどうしたら……⁉︎」
「ロッカはそこらへんに隠れていてくれ。俺が……何とかしてみる」
とはいったものの、作戦はないしもちろん勝算だってない。
僅かな希望があるとしたら奴が俺の体で満足して、この少女を見逃してくれることくらいか。
まあ、残念ながらそうはならないだろうけど。
「でも武器は壊れちゃってましたよね……?」
ロッカは目を潤ませて、心配そうな顔をしている。
確かに肉厚の解体用ナイフがああも簡単に折れ曲がったのは、俺も衝撃的だった。
「あ、もしかしてヴェインさんは魔術士なんですか?」
それなら……とロッカが続けようとしたので、首を横に振って否定する。
「いや、俺はただの封術士だ」
「ならどうやって……」
一瞬輝かせた瞳を再び曇らせて、うつむくロッカ。
「なあ、それを貸してくれないか?」
「魔銃を、ですか? いいですけど……さっき顔に直撃してもかすり傷でしたよ?」
「それでも一度退かせた実績があるからな」
当たりどころさえよければもしかしたら……今はそんな僅かな希望に縋るしかない。
わかりました、と頷いたロッカに早速使い方を教えてもらう。
「なるほど。ここに弾を入れて、このトリガーってのを引けばいいんだな?」
「はい、そうです! そしたら撃鉄についている石が小さな爆裂の魔石を喚起して鉄の弾を飛ばすんです!」
ロッカは、自分が作ったという武器の仕組みを嬉々として教えてくれる。
職人らしというか、なんというか。さっきまでの悲壮感はどこへやら、だ。
「ん、待てよ……魔石を喚起する? でもこれは魔力がなくても使えるんだよな?」
「はい、そういう人のための武器ですから。実はエコーライトという希少な石を使っているんです」
エコーライトか。希少というだけあって、聞いたことのない名前だ。
「なんとこの石は接触した魔石を喚起できるんですよ。普通なら加工するためにはかなりの技術と忍耐が必要なんですけど、そこはわたしの——」
目を輝かせ早口でまくしたてるロッカの声は、もうほとんど耳に入っていなかった。
魔石を喚起して撃ち出す……それってほぼ使い捨て魔術の発動プロセスじゃないか、そう思ったから。
この銃を使えばもしかして俺でも魔術を——。
「なあ、これって……」
制作者の意見を聞こうと口を開いた瞬間だった。
正面の茂みががさりと揺れ、そこから森林豹がのそりと顔を覗かせたのだ。
その姿を見たロッカが可愛いような、気の抜けるような悲鳴をあげる。
「ぴゃあっ!」
「下がってろッ!」
震える少女に短くそう告げると、俺は魔銃を握って前に出た。
銃を目にした森林豹は警戒をあらわにする。どうやらすぐに突っ込んでくる気はなさそうだ。
俺はその隙に腰のポーチへ手を突っ込んで手頃の魔石を取り出すと、封術の魔法陣を展開。
「どうせ食われるくらいならッ!」
魔術を封じた魔石を弾代わりに込めると、狙いをつけて引き金を引く。
軽い破裂音に続いて、ロッカの驚く声が聞こえた。
「えぇっ、なんで⁉︎」
どうやらイチかバチかの賭けに勝ったらしい。
封じておいた氷の魔術が、銃の先端から発射されたのだ。
鋭い氷の飛礫が森林豹の横腹をかすめると、血が周囲に飛び散る。
「グガァッ‼︎」
「チッ、ギリギリ避けられたか。あれに反応するとか素早すぎるだろ……」
森林豹は狙いを絞らせないようにか、細かいステップを繰り返す。
右へ左へと、まるで黒い影が動いているようだ。
「くそっ、あんなのにどうやって当てればいい……うおッ!?」
慌てて振り返ると、小さくなって震えているロッカを突き飛ばす。
「きゃっ!」
一瞬前までロッカがいた場所に森林豹の鋭い爪が突き刺さった。
「危ねえ……」
まさか対峙している俺じゃなくて、ロッカの方を狙ってくるとは。
弱ってるやつを狙う野生の習性か。
くそ、さっさと倒さないといつかあの爪が命に届いちまう。
しかしあの速さの的に当てるのはさすがに……そうだっ!
俺は魔石を取り出すと魔法陣を展開する。
「これならどうだ?」
小気味いい音が響くと、封じた魔術が形になる。
森林豹はその音に反応して、飛び上がった。
「残念、着地したら——終わりだぜ?」
俺が狙ったのは森林豹じゃない、地面なんだよ。
そして込めたのは土魔術——《泥濘》。
周囲の土を泥沼に変え、行動を封じる魔術だ。
「グ、グガァァァ!」
森林豹の丸太のように太い足が、突然現れた泥沼に沈んでいく。
焦ってもがいているが、もう遅い。
魔術っていうのは攻撃だけじゃなくて、こういう使い方もあるんだぜ……まあ使うのは初めてだけどな。
それにしてもなんだこの万能感、無敵感は。
魔術が使えるというのはこんな気分なのか。
長年閉じ込められていたものが解き放たれた、そんな感覚だ。
「A級の魔物でもそこまで沈んだらなかなか抜け出せないだろ?」
次弾を込めながら泥沼でもがく森林豹に近づくと、至近距離からその巨体に魔術の弾を撃ち込む。
「これで終わりだ」
0
あなたにおすすめの小説
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ
天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。
ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。
そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。
よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。
そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。
こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
盾の間違った使い方
KeyBow
ファンタジー
その日は快晴で、DIY日和だった。
まさかあんな形で日常が終わるだなんて、誰に想像できただろうか。
マンションの屋上から落ちてきた女子高生と、運が悪く――いや、悪すぎることに激突して、俺は死んだはずだった。
しかし、当たった次の瞬間。
気がつけば、今にも動き出しそうなドラゴンの骨の前にいた。
周囲は白骨死体だらけ。
慌てて武器になりそうなものを探すが、剣はすべて折れ曲がり、鎧は胸に大穴が空いたりひしゃげたりしている。
仏様から脱がすのは、物理的にも気持ち的にも無理だった。
ここは――
多分、ボス部屋。
しかもこの部屋には入り口しかなく、本来ドラゴンを倒すために進んできた道を、逆進行するしかなかった。
与えられた能力は、現代日本の商品を異世界に取り寄せる
【異世界ショッピング】。
一見チートだが、完成された日用品も、人が口にできる食べ物も飲料水もない。買えるのは素材と道具、作業関連品、農作業関連の品や種、苗等だ。
魔物を倒して魔石をポイントに換えなければ、
水一滴すら買えない。
ダンジョン最奥スタートの、ハード・・・どころか鬼モードだった。
そんな中、盾だけが違った。
傷はあっても、バンドの残った盾はいくつも使えた。
両手に円盾、背中に大盾、そして両肩に装着したL字型とスパイク付きのそれは、俺をリアルザクに仕立てた。
盾で殴り
盾で守り
腹が減れば・・・盾で焼く。
フライパン代わりにし、竈の一部にし、用途は盛大に間違っているが、生きるためには、それが正解だった。
ボス部屋手前のセーフエリアを拠点に、俺はひとりダンジョンを生き延びていく。
――そんなある日。
聞こえるはずのない女性の悲鳴が、ボス部屋から響いた。
盾のまちがった使い方から始まる異世界サバイバル、ここに開幕。
【AIの使用について】
本作は執筆補助ツールとして生成AIを使用しています。
主な用途は「誤字脱字のチェック」「表現の推敲」「壁打ち(アイデア出しの補助)」です。
ストーリー構成および本文の執筆は作者自身が行っております。
世界最弱と呼ばれた少年、気づけば伝説級勇者でした ~追放されたので気ままに旅してたら、全種族の姫たちに囲まれていました~
fuwamofu
ファンタジー
魔力量ゼロの落ちこぼれとして勇者パーティを追放された少年リアン。
絶望の果てに始めた自由な旅の中で、偶然助けた少女たちが次々と彼に惹かれていく。
だが誰も知らない。彼こそが古代勇者の血を継ぎ、世界を滅ぼす運命の「真なる勇者」だということを──。
無自覚最強の少年が、世界を変える奇跡を紡ぐ異世界ファンタジー!
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる