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ソフィーの視点
「もうすぐ聖域の中に入ります。」
「うまくいきましたね。」
私とメリーゼはシュベル離宮を脱出した後で静かに聖域の森に向かって進んでいました。
「ええシュベル離宮の倉庫に備蓄してあったありったけのリメール酒を包囲していたリチャードの兵士達に振舞って兵士達が酔いつぶれている間に脱出する。これで離宮にいた使用人達も全て脱出できました。」
森の出入り口まで来たところでメリーゼが私に言いました。
「ではソフィー様??私はここで失礼します。」
「メリーゼ、やはり私もあなたと一緒に行きます。」
「ソフィー様は本当にお優しいですね。お気持ちだけで充分でございます。どうかご無事でいてくださいませ!!」
「聖域の最深部は現状ソフィー様と王家の方々しか入る事はできません。となればこの先がソフィー様にとって一番安全な場所となります。連中も私などは眼中にないでしょうから恐らく何もしてこないでしょう。それでは。」
私はメリーゼを寂しい気持ちで見送りました。
そして私は聖域の最深部へと歩いていきました。
最深部には大きな泉があって聖水が地下から湧き出していました。
私は最深部に到着してそこでしばらくの間身を潜めていました。
私は泉を見ながら呟きました。
「はあ、ここにいると心が不思議と落ち着きますね。」
今はとてもひどい状況ですが、それでもここにいると不思議と心が安らぎます。
これも聖域だからなのでしょうね。
すると私に対しての通信魔法が入ってきました。
「通信魔法???一体だれから??」
私は通信魔法を開きました。
するとロゼッタの声が響いてきたのです。
「ソフィー、いえクズ女!!!よくもやってくれたわね!!!このロゼッタ様をよくも出し抜いてくれたわね!!!あんたみたいな無価値なクズ女がこのロゼッタを怒らせたらどうなるか、しっかり教えてあげるわ。」
「それじゃあこれからあんたにリチャード様の声を伝えるわ!!!」
そしてリチャードの大声が響き渡ります。
「このゴミ女!!!すぐに出てこい!!!さもなければお前の親しい使用人共が焼き殺される事になる。」
そして聞き覚えのある声が響きます。
「ソフィー様!!出てきてはなりません!!!」
この声はメリーゼ??
まさかメリーゼがリチャードに捕まってしまったの??
すると再びリチャードの声が響きます。
「この女以外にもお前と親しかった奴らをたくさん捕まえてやったぞ。もし出てこなければまずこの女を処刑する!!!明日の日没までに公爵屋敷に来るんだ!!!分かったな!!!」
そして最後にロゼッタの声が響き渡りました。
「あっ!!ちなみに処刑人は私が担当させてもらうから!!私ご自慢の火炎魔法でじっくりとこいつを丸焼きにしてやる予定よ!!!それじゃあねえクズ女!!!くっくっくっ!!!」
そして通信魔法は終了しました。
ああなんてこと、メリーゼ達が捕まってしまった。
「ああ私はどうすれば??」
私は絶望のどん底に突き落とされました。
クラトス様!!!クラトス様!!!私はどうすればいいんですか??
クラトス様の声が聞きたい。クラトス様に会いたい。
私の婚約者であるクラトス様とは同じ貴族学院の同級生でクラスメイトでした。
すでに貴族学院時代から私はクラトス様を慕っていました。
クラトス様を慕うきっかけになったのはとある課外授業に出かけた時の事でした。
私達のクラスはリーゼルト郊外にやってきていました。
私のクラスは転移魔法でランダムにリーゼルト郊外に飛んで魔法なしでリーゼルトの町に戻るという訓練をしていました。
それでその時リーダーをしていたゴード君に八つ当たりをされていた時の事でした。
「おい、ソフィー??どっちに行けばいいんだ??」
「ゴード君、ごめん。分からない。」
「なら何かリーゼルト周辺にある目印になりそうな物は何か知らないのか??」
「ごめん、それも分からない。」
「ソフィー!!!何も知らねえじゃねえか!!この訓練は魔法を一切使わずにリーゼルトに戻らなきゃいけないんだぞ!!!このままじゃ制限時間までに帰れないじゃないか!!そんな事になったらリーダの俺の評価が下がるんだぞ。」
私がゴード君に八つ当たりをされているとクラトス様がゴード君にこう言ってくれました。
「ゴード??ソフィーを責めるのは違うだろう。どっちに行くかを決めるのはリーダーであるゴードの役割はずだ。」
「クラトス。いいかお前は王子かもしれないが、今回の訓練のリーダはこのゴードだ。それを忘れていないだろうな?」
「もちろん理解しているよ。だがこの訓練はみんなで協力してリーゼルトに戻るのが目的なんだ。ゴードがしているのはただの八つ当たりでしかない、それは今回の訓練の目的にも反するんじゃないのか。」
「どっちに行けばいいか分かんねーだから仕方ないだろう!!!」
するとクラトス様は遠くを指さしてゴード君に言いました。
「あそこに大きな木が見えるだろう。あれはリーゼルトの北側にあるセルスの大樹のはずだ。」
「何?ならあれを目印にして帰れば。」
「ああリーゼルトに戻る事ができるはずだ。」
「クラトス、気づいていたならもっと早く言いやがれ。」
「言おうとしたらゴードがソフィーへの八つ当たりを始めたんだ。」
「ちっ!!」
「みんな聞け。ここで少し休憩だ。休憩後全力でリーゼルトへ戻るぞ!!」
難を逃れた私がほっとしているとクラトス様が声を掛けてくれました。
「ソフィー??大丈夫だったかい??」
「クラトス様ありがとうございます。」
「大した事はしていないよ。」
クラトス様はその後も何度も私を庇ってくれたり、助けたりしてくれました。
そして私がクラトス様に恋心を抱くのにさほど時間はかかりませんでした。
いつもクラトス様は私に優しく微笑んでくれて、そしていつも私に優しくしてくれました。
私はクラトス様にどんどん惹かれていきました。
学院時代はほとんどクラトス様と一緒に過ごしていたと思います。
あの頃は本当に楽しかったなあ。
それから学院を卒業して私は実家の男爵家に戻っていましたが、クラトス様はその後もよく私に会いに来てくれました。
そして半年ほど前にクラトス様からプロポーズをされたんです。
クラトス様も私の事を好きでいてくれたのです。
王家主催の舞踏会でプロポーズされた時はとても驚いて、とても嬉しかったのです。
あの日の夜は胸のドキドキが止まらなくて全く寝れませんでしたね。
そしてクラトス様との婚約が決まり、王家に入るためにいくつかの儀式を行いました。
ロゼッタが言っていた身清めの儀はその一つです。
そして私はクラトス様と結ばれるはずでした。
あれからずっと幸せな時間が続くと思っていました。
でもその幸せな時間はすぐに無くなってしまったのです。
結婚式の前にあの事件が起こってしまったのです。
魔物の軍勢がこの王国に攻め込んできたのです。
クラトス様は魔物の軍勢を討伐するべく2カ月前に出陣されていきましたが、それっきりクラトス様とは連絡が取れていないのです。
クラトス様とはそれっきりなのです。
それからすぐにこの王国内は魔物達で溢れかえってしまったと聞いています。
この聖地リーゼルト周辺は大神ミクローネ様のご加護があるために魔物が寄り付く事ができないため難を逃れていますが、他の町がどうなっているかも今は分からない状況です。
そしてリチャードが王族のみが使える秘宝ゼブリアを狙って、私の住むシュベル離宮に軍勢を率いて乗り込んできたという訳です。
私はすでに聖域に入る儀式の方は済ませているので、ロゼッタのいう通り確かに秘宝ゼブリアを扱う事ができます。
ですがリチャード様から預かった秘宝ゼブリアをリチャードに渡すわけにはいきません。
でもこのまま隠れていれてはメリーゼが処刑されてしまいます。
私はどうすればいいんですか??
助けてください!!!クラトス様!!!
せめて声だけでも聞きたい。クラトス様のお声を。
「ソフィー??」
「ソフィー??」
「ああ、クラトス様の声が聞こえる。」
周囲には誰もいないので声が聞こえるはずがありません。
私はどうかしてしまったのかもしれません。
ああクラトス様、私はどうすればいいんですか??
「ソフィー!!」
「ソフィー!!」
はっと私は気づきました。
間違いなく声が聞こえてきます。
そしてこの声の主は聞き間違えるはずがない。
クラトス様の声です!!
「もうすぐ聖域の中に入ります。」
「うまくいきましたね。」
私とメリーゼはシュベル離宮を脱出した後で静かに聖域の森に向かって進んでいました。
「ええシュベル離宮の倉庫に備蓄してあったありったけのリメール酒を包囲していたリチャードの兵士達に振舞って兵士達が酔いつぶれている間に脱出する。これで離宮にいた使用人達も全て脱出できました。」
森の出入り口まで来たところでメリーゼが私に言いました。
「ではソフィー様??私はここで失礼します。」
「メリーゼ、やはり私もあなたと一緒に行きます。」
「ソフィー様は本当にお優しいですね。お気持ちだけで充分でございます。どうかご無事でいてくださいませ!!」
「聖域の最深部は現状ソフィー様と王家の方々しか入る事はできません。となればこの先がソフィー様にとって一番安全な場所となります。連中も私などは眼中にないでしょうから恐らく何もしてこないでしょう。それでは。」
私はメリーゼを寂しい気持ちで見送りました。
そして私は聖域の最深部へと歩いていきました。
最深部には大きな泉があって聖水が地下から湧き出していました。
私は最深部に到着してそこでしばらくの間身を潜めていました。
私は泉を見ながら呟きました。
「はあ、ここにいると心が不思議と落ち着きますね。」
今はとてもひどい状況ですが、それでもここにいると不思議と心が安らぎます。
これも聖域だからなのでしょうね。
すると私に対しての通信魔法が入ってきました。
「通信魔法???一体だれから??」
私は通信魔法を開きました。
するとロゼッタの声が響いてきたのです。
「ソフィー、いえクズ女!!!よくもやってくれたわね!!!このロゼッタ様をよくも出し抜いてくれたわね!!!あんたみたいな無価値なクズ女がこのロゼッタを怒らせたらどうなるか、しっかり教えてあげるわ。」
「それじゃあこれからあんたにリチャード様の声を伝えるわ!!!」
そしてリチャードの大声が響き渡ります。
「このゴミ女!!!すぐに出てこい!!!さもなければお前の親しい使用人共が焼き殺される事になる。」
そして聞き覚えのある声が響きます。
「ソフィー様!!出てきてはなりません!!!」
この声はメリーゼ??
まさかメリーゼがリチャードに捕まってしまったの??
すると再びリチャードの声が響きます。
「この女以外にもお前と親しかった奴らをたくさん捕まえてやったぞ。もし出てこなければまずこの女を処刑する!!!明日の日没までに公爵屋敷に来るんだ!!!分かったな!!!」
そして最後にロゼッタの声が響き渡りました。
「あっ!!ちなみに処刑人は私が担当させてもらうから!!私ご自慢の火炎魔法でじっくりとこいつを丸焼きにしてやる予定よ!!!それじゃあねえクズ女!!!くっくっくっ!!!」
そして通信魔法は終了しました。
ああなんてこと、メリーゼ達が捕まってしまった。
「ああ私はどうすれば??」
私は絶望のどん底に突き落とされました。
クラトス様!!!クラトス様!!!私はどうすればいいんですか??
クラトス様の声が聞きたい。クラトス様に会いたい。
私の婚約者であるクラトス様とは同じ貴族学院の同級生でクラスメイトでした。
すでに貴族学院時代から私はクラトス様を慕っていました。
クラトス様を慕うきっかけになったのはとある課外授業に出かけた時の事でした。
私達のクラスはリーゼルト郊外にやってきていました。
私のクラスは転移魔法でランダムにリーゼルト郊外に飛んで魔法なしでリーゼルトの町に戻るという訓練をしていました。
それでその時リーダーをしていたゴード君に八つ当たりをされていた時の事でした。
「おい、ソフィー??どっちに行けばいいんだ??」
「ゴード君、ごめん。分からない。」
「なら何かリーゼルト周辺にある目印になりそうな物は何か知らないのか??」
「ごめん、それも分からない。」
「ソフィー!!!何も知らねえじゃねえか!!この訓練は魔法を一切使わずにリーゼルトに戻らなきゃいけないんだぞ!!!このままじゃ制限時間までに帰れないじゃないか!!そんな事になったらリーダの俺の評価が下がるんだぞ。」
私がゴード君に八つ当たりをされているとクラトス様がゴード君にこう言ってくれました。
「ゴード??ソフィーを責めるのは違うだろう。どっちに行くかを決めるのはリーダーであるゴードの役割はずだ。」
「クラトス。いいかお前は王子かもしれないが、今回の訓練のリーダはこのゴードだ。それを忘れていないだろうな?」
「もちろん理解しているよ。だがこの訓練はみんなで協力してリーゼルトに戻るのが目的なんだ。ゴードがしているのはただの八つ当たりでしかない、それは今回の訓練の目的にも反するんじゃないのか。」
「どっちに行けばいいか分かんねーだから仕方ないだろう!!!」
するとクラトス様は遠くを指さしてゴード君に言いました。
「あそこに大きな木が見えるだろう。あれはリーゼルトの北側にあるセルスの大樹のはずだ。」
「何?ならあれを目印にして帰れば。」
「ああリーゼルトに戻る事ができるはずだ。」
「クラトス、気づいていたならもっと早く言いやがれ。」
「言おうとしたらゴードがソフィーへの八つ当たりを始めたんだ。」
「ちっ!!」
「みんな聞け。ここで少し休憩だ。休憩後全力でリーゼルトへ戻るぞ!!」
難を逃れた私がほっとしているとクラトス様が声を掛けてくれました。
「ソフィー??大丈夫だったかい??」
「クラトス様ありがとうございます。」
「大した事はしていないよ。」
クラトス様はその後も何度も私を庇ってくれたり、助けたりしてくれました。
そして私がクラトス様に恋心を抱くのにさほど時間はかかりませんでした。
いつもクラトス様は私に優しく微笑んでくれて、そしていつも私に優しくしてくれました。
私はクラトス様にどんどん惹かれていきました。
学院時代はほとんどクラトス様と一緒に過ごしていたと思います。
あの頃は本当に楽しかったなあ。
それから学院を卒業して私は実家の男爵家に戻っていましたが、クラトス様はその後もよく私に会いに来てくれました。
そして半年ほど前にクラトス様からプロポーズをされたんです。
クラトス様も私の事を好きでいてくれたのです。
王家主催の舞踏会でプロポーズされた時はとても驚いて、とても嬉しかったのです。
あの日の夜は胸のドキドキが止まらなくて全く寝れませんでしたね。
そしてクラトス様との婚約が決まり、王家に入るためにいくつかの儀式を行いました。
ロゼッタが言っていた身清めの儀はその一つです。
そして私はクラトス様と結ばれるはずでした。
あれからずっと幸せな時間が続くと思っていました。
でもその幸せな時間はすぐに無くなってしまったのです。
結婚式の前にあの事件が起こってしまったのです。
魔物の軍勢がこの王国に攻め込んできたのです。
クラトス様は魔物の軍勢を討伐するべく2カ月前に出陣されていきましたが、それっきりクラトス様とは連絡が取れていないのです。
クラトス様とはそれっきりなのです。
それからすぐにこの王国内は魔物達で溢れかえってしまったと聞いています。
この聖地リーゼルト周辺は大神ミクローネ様のご加護があるために魔物が寄り付く事ができないため難を逃れていますが、他の町がどうなっているかも今は分からない状況です。
そしてリチャードが王族のみが使える秘宝ゼブリアを狙って、私の住むシュベル離宮に軍勢を率いて乗り込んできたという訳です。
私はすでに聖域に入る儀式の方は済ませているので、ロゼッタのいう通り確かに秘宝ゼブリアを扱う事ができます。
ですがリチャード様から預かった秘宝ゼブリアをリチャードに渡すわけにはいきません。
でもこのまま隠れていれてはメリーゼが処刑されてしまいます。
私はどうすればいいんですか??
助けてください!!!クラトス様!!!
せめて声だけでも聞きたい。クラトス様のお声を。
「ソフィー??」
「ソフィー??」
「ああ、クラトス様の声が聞こえる。」
周囲には誰もいないので声が聞こえるはずがありません。
私はどうかしてしまったのかもしれません。
ああクラトス様、私はどうすればいいんですか??
「ソフィー!!」
「ソフィー!!」
はっと私は気づきました。
間違いなく声が聞こえてきます。
そしてこの声の主は聞き間違えるはずがない。
クラトス様の声です!!
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