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私は王宮の大広間で開かれていた王家主催の舞踏会に出席していました。
そこで婚約者の彼から呼び止めれると突然こう宣言されたのでした。
「メリッサ!!テメエとの婚約を破棄する。分かったな!!」
私はメリッサ・ティルスタールという名前で今年で17になります。
ティルスタール侯爵家の令嬢で今日は王家主催の舞踏会への参加とブリュード様への挨拶の為に来ていたのですが、突然の婚約破棄すると言われてしまったのです。
私は婚約者のブリュード様にすぐに聞き返しました。
「えっ??婚約破棄というのはどういう事ですか??」
ブリュード様はルグランド王国の第一王太子であり、私は数か月前にこのブリュード様から婚約を申し込まれたのでした。
私はつい数日前に婚約を受けますと返事をしていたのです。
ですのでこの婚約破棄をするという宣言にはとても驚きました。
ブリュード様が私に大声で言いました。
「テメエみたいなつまんねえ女とこの先一緒にいたくねえって事だよ!!」
つまらない女??何の事を言っているのでしょうか?
私は何の事か分からずにブリュード様に聞き返しました。
「つまらない女というのは?何か怒らせるような事を私がしましたでしょうか??」
ブリュードは不機嫌そうに私に言いました。
「何か怒らせるような事をしましたかだと??俺様が怒ってる理由すら分からないのか?今日の朝の事だ。俺が王宮のエントランスの所で出迎えてやっただろう??その時の事だ。」
私は朝の出来事を思い返しました。
あれは私こそが怒って当然だと思うのですが?なぜあんな事をした本人であるブリュード様が怒っているのかが分かりませんでした。
実はブリュード様が朝出仕をした時にエントランスで私を出迎えてくれたのですが、ブリュード様からひどい嫌がらせをされたのです。
ブリュード様はなぜか黒いインクが入った大きな容器を抱えていらっしゃので、何をされているんだろうと思いながら私はブリュード様に、この度はお招きありがとうございます。と挨拶をしました。
するとブリュード様にその容器に入っていた黒いインクをかけられたんです。
私は着てきた深紅のドレスは黒いインクで真っ黒になってしまいました。
さらにブリュード様はこれは私への嫌がらせとしてわざとやったんだと言われました。
私は怒りで震えていましたが、こういう事は貴族の世界ではよくある事と自分を言い聞かせてなんとか怒りを押し殺して何食わぬ顔で客室へと移動したんです。
ブリュード様はずっとその様子を見ていました。
幸い体にはかからなかったので、予備のドレスに着替えてそのまま舞踏会に出席したのです。
そこで婚約者の彼から呼び止めれると突然こう宣言されたのでした。
「メリッサ!!テメエとの婚約を破棄する。分かったな!!」
私はメリッサ・ティルスタールという名前で今年で17になります。
ティルスタール侯爵家の令嬢で今日は王家主催の舞踏会への参加とブリュード様への挨拶の為に来ていたのですが、突然の婚約破棄すると言われてしまったのです。
私は婚約者のブリュード様にすぐに聞き返しました。
「えっ??婚約破棄というのはどういう事ですか??」
ブリュード様はルグランド王国の第一王太子であり、私は数か月前にこのブリュード様から婚約を申し込まれたのでした。
私はつい数日前に婚約を受けますと返事をしていたのです。
ですのでこの婚約破棄をするという宣言にはとても驚きました。
ブリュード様が私に大声で言いました。
「テメエみたいなつまんねえ女とこの先一緒にいたくねえって事だよ!!」
つまらない女??何の事を言っているのでしょうか?
私は何の事か分からずにブリュード様に聞き返しました。
「つまらない女というのは?何か怒らせるような事を私がしましたでしょうか??」
ブリュードは不機嫌そうに私に言いました。
「何か怒らせるような事をしましたかだと??俺様が怒ってる理由すら分からないのか?今日の朝の事だ。俺が王宮のエントランスの所で出迎えてやっただろう??その時の事だ。」
私は朝の出来事を思い返しました。
あれは私こそが怒って当然だと思うのですが?なぜあんな事をした本人であるブリュード様が怒っているのかが分かりませんでした。
実はブリュード様が朝出仕をした時にエントランスで私を出迎えてくれたのですが、ブリュード様からひどい嫌がらせをされたのです。
ブリュード様はなぜか黒いインクが入った大きな容器を抱えていらっしゃので、何をされているんだろうと思いながら私はブリュード様に、この度はお招きありがとうございます。と挨拶をしました。
するとブリュード様にその容器に入っていた黒いインクをかけられたんです。
私は着てきた深紅のドレスは黒いインクで真っ黒になってしまいました。
さらにブリュード様はこれは私への嫌がらせとしてわざとやったんだと言われました。
私は怒りで震えていましたが、こういう事は貴族の世界ではよくある事と自分を言い聞かせてなんとか怒りを押し殺して何食わぬ顔で客室へと移動したんです。
ブリュード様はずっとその様子を見ていました。
幸い体にはかからなかったので、予備のドレスに着替えてそのまま舞踏会に出席したのです。
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