(完結)自分勝手すぎる彼から婚約破棄をされました

しまうま弁当

文字の大きさ
2 / 8

02

しおりを挟む

するとブリュード様が私に言いました。

「ああ、あの時のお前が気に食わなかったんだよ。メリッサちゃんとテメエに言ったよな、俺様はお前のドレスを嫌がらせとしてわざとインクで汚したやったと。」

私がブリュード様に言いました。

「はい、ちゃんと聞きました。」

わざわざ嫌がらせだと言わなくてもいいでしょとあの時思いましたよ。

私は思っている事は言わずに黙って、礼節を忘れないように言葉を選んでブリュード様に答えていました。

ブリュード様が私に尋ねました。

「いいか王太妃というのは、夫である王太子を支えるもんだろう。違うか??」

私がブリュード様に言いました。

「はいそういうものだと思います。」

私はブリュード様の言いたい事が分かりませんでした。

「でもそれとブリュード様が怒った事と何の関係があるんですか??」

「いいかこのブリュード様が怒っている理由はメリッサお前が泣かなかったからだ。」

「はい??」

「なんであの時泣かなかったんだ??ワンワン大声で情けなく泣けよ!!!みじめで情けない姿を俺にさらせよ!!せっかくテメエのドレスを汚してやったのに、テメエは顔色一つ変えねえからつまんねえだろうが!!!お前が苦しむ姿が見れなきゃ嫌がらせをした意味ないだろうが!!」

ブリュード様から信じられない言葉が出てきて私は唖然としました。

大声で情けなく泣けよってどういう意味ですか?

「ブリュード様??あなたは王太妃を何だと考えているんですか?」

ブリュード様は悪びれる様子もなくこう言い放ちました。

「王太妃っていうのは王太子である俺様にイジメられて大声で泣きわめくのが役目だろうが??自分が苦しむ姿を王太子に見せてこその王太妃だろうが!!!いいか、夫が妻をイジメて苦しめる、妻は夫に自分が苦しむ姿を見せて夫を喜ばせる!!これが夫婦のあるべき姿だろうが!!!」

私がブリュードに言いました。

「そんなわけないでしょう。妻を愛していたわり、愛し合った二人が共に支えあって生きていくそれが夫婦というもののはずです。」

ブリュードが大きく言い放ちました。

「馬鹿か?お前は??王太妃は王太子の所有物でしかないんだよ!!そこらの壺と一緒なんだ。壊そうが傷つけようが所有者である王太子の自由なんだよ!!そんな事も分かんないのか??」

ブリュードは婚約者を物としてしか考えてないというの。

ブリュードの発言に私はとても驚きました。

そして私はこの男に本当にイラついていました。

私もブリュードに言います。

「王太子ともあろうお人がまさかそんな考えを持っているなんて驚きました。そんな事を言って王太子としてのかっこ悪いと思わないのですか?」

ブリュードが私に言いました。

「かっこ悪いだと??むしろかっこいいだろうが!!女という価値のない存在に価値のある俺様が自分の立場を分からせてやってるんだからな。」

私は呆れてブリュードに言いました。

「それのどこがカッコいいんですか?そんなの全然かっこよくないです。最低の男ですよ。」

ブリュードが私を睨みつけながら私に言いました。

「俺のかっこよさが分からないとは、テメエの感性は破滅してやがるな。」

私はブリュードに言い放ちました。

「ご自身の感性が破滅しているとは考えないんですか?本当に自分勝手な考えですね。」

ブリュードはすごく不機嫌そうに私に言いました。

「もういい、口を閉じろ!!テメエと話してると本当に不愉快だ。王太子の俺様に意見するんじゃねえ!!婚約破棄したんだから、テメエとはもう関係ねえんだからな!!」

すると大広間に国王様がやってきました。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

あなたの瞳に映る花火 〜異世界恋愛短編集〜

宝月 蓮
恋愛
中世ヨーロッパ風の架空の国で起こるヒストリカルロマンス。恋愛以外のジャンルもあります。 ほのぼの系、婚約破棄、姉妹格差、ワガママ義妹、職業ものなど、様々な物語を取り揃えております。 各作品繋がりがあったりします。 時系列はバラバラです。 一旦完結にしておりますが随時追加していきます。 小説家になろう、カクヨムにも掲載しています。 表紙は結之志希様(@yuino_novel)からいただきました。

婚約破棄?ありがとうございます!

レイナ
恋愛
婚約破棄された令嬢はたくましくそして口が悪い!? この小説に出てくる令嬢は言葉遣いがかなり悪いです。一応そういう場面があるものには※印を付けておきます

義妹からの嫌がらせで悪役令嬢に仕立て上げられそうになった挙句、旦那からモラハラ受けたのでブチギレます。~姫鬼神の夫婦改善&王国再建記~

しろいるか
恋愛
隣国との関係性を高めるために結婚した私と旦那。最初はうまくいってたけど、義妹の身を弁えない異常な金遣いの荒さとワガママのせいで、王国が存亡の危機に瀕してしまう。なんとかしようと諌めようとすると、それをよしとしない義妹の嫌がらせがはじまり、私は悪人に。そしてとうとう、旦那までモラハラしてくるようになってしまった。 精神的に追い詰められていた私に、また旦那のモラハラが始まる。もう、我慢の限界! 「旦那様。今から殴ります」 私はそう宣言した――! これは、夫婦の絆を力で取り戻すと同時に、傾いた王国をたてなおすやり直しの痛快物語である。

ノーア帝国物語 愚か者の王太子が娼婦に夢中で王家断絶してしまいました

有栖多于佳
恋愛
古代ローマ時代に酷似したノーアの国では長く三英雄の一族による寡頭政治が行われていたが、王太子が戦勝パーティーで婚約者のユリアに婚約破棄を告げたことにより、その治世が崩れていく。その訳は王太子だけが知らなかったのだが。古代を舞台にしたざまあです。

『お前を愛する事はない』なんて言ってないでしょうね?

あんど もあ
ファンタジー
政略結婚で妻を娶った息子に、母親は穏やかに、だが厳しく訊ねる。 「『お前を愛する事は無い』なんて言ってないでしょうね?」

私を捨てた婚約者へ――あなたのおかげで幸せです

有賀冬馬
恋愛
「役立たずは消えろ」 理不尽な理由で婚約を破棄された伯爵令嬢アンナ。 涙の底で彼女を救ったのは、かつて密かに想いを寄せてくれた完璧すぎる男性―― 名門貴族、セシル・グラスフィット。 美しさ、強さ、優しさ、すべてを兼ね備えた彼に愛され、 アンナはようやく本当の幸せを手に入れる。 そんな中、落ちぶれた元婚約者が復縁を迫ってくるけれど―― 心優しき令嬢が報われ、誰よりも愛される、ざまぁ&スカッと恋愛ファンタジー

皇太子殿下の御心のままに~悪役は誰なのか~

桜木弥生
恋愛
「この場にいる皆に証人となって欲しい。私、ウルグスタ皇太子、アーサー・ウルグスタは、レスガンティ公爵令嬢、ロベリア・レスガンティに婚約者の座を降りて貰おうと思う」 ウルグスタ皇国の立太子式典の最中、皇太子になったアーサーは婚約者のロベリアへの急な婚約破棄宣言? ◆本編◆ 婚約破棄を回避しようとしたけれど物語の強制力に巻き込まれた公爵令嬢ロベリア。 物語の通りに進めようとして画策したヒロインエリー。 そして攻略者達の後日談の三部作です。 ◆番外編◆ 番外編を随時更新しています。 全てタイトルの人物が主役となっています。 ありがちな設定なので、もしかしたら同じようなお話があるかもしれません。もし似たような作品があったら大変申し訳ありません。 なろう様にも掲載中です。

拝啓~私に婚約破棄を宣告した公爵様へ~

岡暁舟
恋愛
公爵様に宣言された婚約破棄……。あなたは正気ですか?そうですか。ならば、私も全力で行きましょう。全力で!!!

処理中です...