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しおりを挟むするとブリュード様が私に言いました。
「ああ、あの時のお前が気に食わなかったんだよ。メリッサちゃんとテメエに言ったよな、俺様はお前のドレスを嫌がらせとしてわざとインクで汚したやったと。」
私がブリュード様に言いました。
「はい、ちゃんと聞きました。」
わざわざ嫌がらせだと言わなくてもいいでしょとあの時思いましたよ。
私は思っている事は言わずに黙って、礼節を忘れないように言葉を選んでブリュード様に答えていました。
ブリュード様が私に尋ねました。
「いいか王太妃というのは、夫である王太子を支えるもんだろう。違うか??」
私がブリュード様に言いました。
「はいそういうものだと思います。」
私はブリュード様の言いたい事が分かりませんでした。
「でもそれとブリュード様が怒った事と何の関係があるんですか??」
「いいかこのブリュード様が怒っている理由はメリッサお前が泣かなかったからだ。」
「はい??」
「なんであの時泣かなかったんだ??ワンワン大声で情けなく泣けよ!!!みじめで情けない姿を俺にさらせよ!!せっかくテメエのドレスを汚してやったのに、テメエは顔色一つ変えねえからつまんねえだろうが!!!お前が苦しむ姿が見れなきゃ嫌がらせをした意味ないだろうが!!」
ブリュード様から信じられない言葉が出てきて私は唖然としました。
大声で情けなく泣けよってどういう意味ですか?
「ブリュード様??あなたは王太妃を何だと考えているんですか?」
ブリュード様は悪びれる様子もなくこう言い放ちました。
「王太妃っていうのは王太子である俺様にイジメられて大声で泣きわめくのが役目だろうが??自分が苦しむ姿を王太子に見せてこその王太妃だろうが!!!いいか、夫が妻をイジメて苦しめる、妻は夫に自分が苦しむ姿を見せて夫を喜ばせる!!これが夫婦のあるべき姿だろうが!!!」
私がブリュードに言いました。
「そんなわけないでしょう。妻を愛していたわり、愛し合った二人が共に支えあって生きていくそれが夫婦というもののはずです。」
ブリュードが大きく言い放ちました。
「馬鹿か?お前は??王太妃は王太子の所有物でしかないんだよ!!そこらの壺と一緒なんだ。壊そうが傷つけようが所有者である王太子の自由なんだよ!!そんな事も分かんないのか??」
ブリュードは婚約者を物としてしか考えてないというの。
ブリュードの発言に私はとても驚きました。
そして私はこの男に本当にイラついていました。
私もブリュードに言います。
「王太子ともあろうお人がまさかそんな考えを持っているなんて驚きました。そんな事を言って王太子としてのかっこ悪いと思わないのですか?」
ブリュードが私に言いました。
「かっこ悪いだと??むしろかっこいいだろうが!!女という価値のない存在に価値のある俺様が自分の立場を分からせてやってるんだからな。」
私は呆れてブリュードに言いました。
「それのどこがカッコいいんですか?そんなの全然かっこよくないです。最低の男ですよ。」
ブリュードが私を睨みつけながら私に言いました。
「俺のかっこよさが分からないとは、テメエの感性は破滅してやがるな。」
私はブリュードに言い放ちました。
「ご自身の感性が破滅しているとは考えないんですか?本当に自分勝手な考えですね。」
ブリュードはすごく不機嫌そうに私に言いました。
「もういい、口を閉じろ!!テメエと話してると本当に不愉快だ。王太子の俺様に意見するんじゃねえ!!婚約破棄したんだから、テメエとはもう関係ねえんだからな!!」
すると大広間に国王様がやってきました。
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