私を捨てた婚約者へ――あなたのおかげで幸せです
「役立たずは消えろ」
理不尽な理由で婚約を破棄された伯爵令嬢アンナ。
涙の底で彼女を救ったのは、かつて密かに想いを寄せてくれた完璧すぎる男性――
名門貴族、セシル・グラスフィット。
美しさ、強さ、優しさ、すべてを兼ね備えた彼に愛され、
アンナはようやく本当の幸せを手に入れる。
そんな中、落ちぶれた元婚約者が復縁を迫ってくるけれど――
心優しき令嬢が報われ、誰よりも愛される、ざまぁ&スカッと恋愛ファンタジー
あなたにおすすめの小説
【完結】この運命を受け入れましょうか
なか
恋愛
「君のようは妃は必要ない。ここで廃妃を宣言する」
自らの夫であるルーク陛下の言葉。
それに対して、ヴィオラ・カトレアは余裕に満ちた微笑みで答える。
「承知しました。受け入れましょう」
ヴィオラにはもう、ルークへの愛など残ってすらいない。
彼女が王妃として支えてきた献身の中で、平民生まれのリアという女性に入れ込んだルーク。
みっともなく、情けない彼に対して恋情など抱く事すら不快だ。
だが聖女の素養を持つリアを、ルークは寵愛する。
そして貴族達も、莫大な益を生み出す聖女を妃に仕立てるため……ヴィオラへと無実の罪を被せた。
あっけなく信じるルークに呆れつつも、ヴィオラに不安はなかった。
これからの顛末も、打開策も全て知っているからだ。
前世の記憶を持ち、ここが物語の世界だと知るヴィオラは……悲運な運命を受け入れて彼らに意趣返す。
ふりかかる不幸を全て覆して、幸せな人生を歩むため。
◇◇◇◇◇
設定は甘め。
不安のない、さっくり読める物語を目指してます。
良ければ読んでくだされば、嬉しいです。
政略結婚の為の婚約破棄など貴方には言えなかった
青空一夏
恋愛
私は、第三王女なので、政略結婚はしなくて良いと父である王様に言われていた。だから私は大好きな騎士団長ワイアットとの愛を育んでいた。けれど、大国の王に望まれた私は戦争を避けるために嫁ぐことになった。その大国の王は老人でその王が亡くなると側妃や愛妾は全て一緒に埋葬されるという風習も知った。
二度とワイアットに会えないことを悟った私は、ワイアットに憎まれることを選んだ。私のことなど忘れてワイアットには幸せになってほしかった。
「あなたみたいな貧乏貴族より、大国の王に嫁ぐわ」そんな心にもないことを言って、私は大好きな男性に恨まれ蔑まれ嫌われた。
泣く泣く嫁入りをした私だが、その3年後に嫁ぎ先の王が亡くなる前に私を祖国に帰してくれた。帰ってきた私に大金持ちになったワイアットが結婚を申し込むが、これは彼の復讐だった。
私は、この結婚で愛が掴めるのでしょうか?
よくありがちなお話の流れです。
【完結】真実の愛とやらに目覚めてしまった王太子のその後
綾森れん
恋愛
レオノーラ・ドゥランテ侯爵令嬢は夜会にて婚約者の王太子から、
「真実の愛に目覚めた」
と衝撃の告白をされる。
王太子の愛のお相手は男爵令嬢パミーナ。
婚約は破棄され、レオノーラは王太子の弟である公爵との婚約が決まる。
一方、今まで男爵令嬢としての教育しか受けていなかったパミーナには急遽、王妃教育がほどこされるが全く進まない。
文句ばかり言うわがままなパミーナに、王宮の人々は愛想を尽かす。
そんな中「真実の愛」で結ばれた王太子だけが愛する妃パミーナの面倒を見るが、それは不幸の始まりだった。
周囲の忠告を聞かず「真実の愛」とやらを貫いた王太子の末路とは?
追放された聖女は鬼将軍の愛に溺れて真実を掴む〜偽りの呪いを溶かす甘く激しい愛〜
reva
恋愛
神託により「偽りの聖女」として国を追われ、誰も信じられなかった私――リュシア。でも、死を覚悟した荒野で、黒髪の美しい孤高の鬼将軍・辺境伯ディランに救われてから、すべてが変わった。
なぜか私にはだけは甘い彼。厳しいはずの彼の甘く優しい愛に包まれ、私は本当の自分を取り戻す。
そして明かされる真実。実は、神託こそが偽りだった。
神託を偽った者たちへの復讐も、愛も、全てが加速する。
虐げられた新妻は義理の家族への復讐を決意する
ましゅぺちーの
恋愛
伯爵令嬢のリーゼは公爵家の当主であるウィルベルトに嫁ぐこととなった。
しかしウィルベルトには愛する恋人がおり、リーゼのせいで離れ離れになったのだという。
おかげで夫からは憎まれ、義理の両親や使用人たちからもぞんざいに扱われる日々。
居場所の無くなった公爵邸でリーゼは自身と同じ境遇に置かれているある人物と出会う。
彼と出会い、互いに惹かれていくうちにリーゼは夫や義理の両親たちへの復讐を誓う。
婚約破棄されて捨てられた私が、王子の隣で微笑むまで ~いえ、もうあなたは眼中にありません~
reva
恋愛
「君には魅力がない。だから、婚約はなかったことに」
そう言って私を捨てたのは、騎士のエドガー。
私は町に出て、孤児院を支援する活動を始めました。
そのとき――私のがんばりに気づいてくれた人がいたの。
やさしくて、頼もしくて、国中の人から愛されている第二王子。
「君の笑顔が、世界で一番好きだよ」
一方で、セシリアを捨てた元婚約者は、公爵令嬢に貢がされ、借金地獄へ転落。
やがて、王子に愛されるセシリアと再会し――
婚約破棄されましたが、隣国の大将軍に溺愛されて困ってます
reva
恋愛
「君といると退屈だ」
幼い頃からの許嫁・エドワルドにそう言われ、婚約破棄された令嬢リーナ。
王都では“平凡で地味な娘”と陰口を叩かれてきたけれど、もう我慢しない。
わたしはこの国を離れて、隣国の親戚のもとへ――
……だったはずが、なぜか最強でイケメンな大将軍グレイ様に気に入られて、
まさかの「お前は俺の妻になる運命だ」と超スピード展開で屋敷に招かれることに!?
毎日「可愛い」「お前がいないと寂しい」と甘やかされて、気づけば心も体も恋に落ちて――
そして訪れた国際会議での再会。
わたしの姿に愕然とするエドワルドに、わたしは言う。
「わたし、今とっても幸せなの」