(完結)自分勝手すぎる彼から婚約破棄をされました

しまうま弁当

文字の大きさ
7 / 8

07

しおりを挟む
私は驚いてキルエスに尋ねました。

「イジメ??」

キルエスが私に言いました。

「はい、ブリュードのやつやりたい放題していました。女子に対するひどい暴言などほぼ毎日のように言っていました。ブリュードは朝来るとこう大声で怒鳴りつけていました。おい!!生まれてきた価値すらないゴミ女ども!!今日もこのブリュード様がしっかりイジメてやるからな、大声で泣き叫べよと!!!しかもブリュードの奴は別のクラスや学年の女子にまで見境なく嫌がらせをしてました。ブリュードと廊下をすれ違った女子ほぼ全員が嫌がらせをされていたようです。中には暴力を振るわれた女子もいたらしいです。」

ひ、酷すぎる。あいつ留学先の学校でそんなひどい事をしてたのか。

呆れて言葉も出てきませんでした。

「私もブリュードには事あるごとに女子への嫌がらせをすぐにやめろ。嫌がらせをした子達に謝れと言っていたんですが、ブリュードの奴は全然ききませんでした。その流れであいつと殴り合いになることもしばしばありました。」

キルエスが私に言いました。

「そんな状況だったのでリフルード学園の女子達のほとんどが不登校になってしまったんです。実質的に学園が崩壊してしまっている状況でした。それでブリュードを学園から追い出そうという話になったのですが、いかんせんルグランド王国の王太子だったのでそのまま追放というわけにもいかなかったのです。ルグランド王国との関係を悪化させたくないと考えた父上はルグランド王国の国王様と話し合って2年の留学期間が終わるまで宿屋で軟禁する事になったんです。まあ結果的には王国との関係はすごく冷え込んでしまいましたが。」

私はブリュードが言っていた事を思い出しながらキルエスに言いました。

「そういえばブリュードが言ってた監禁されてたって言ってましたね。」

あれはそういう事だったんですね。完璧にブリュードの自業自得じゃないですか全く。

本当にふざけた男ですねあの男は。

リフルード学園の女子達が本当にかわいそう。

するとキルエス様が私に言いました。

「それでブリュードの処罰についてですが?」

そうでしたね。キルエスもリーゼルカもそれを協議するために来たんですもんね。

キルエスが私に言いました。

「我々としては奴の死罪を求めるつもりです、メリッサの考えを聞かせてくれないか?」

私の考えはほぼ決まっていました。

私はそれをキルエスに伝えました。

「そうですね、ブリュードには死罪が当然の処罰だと思います。とてもじゃないですけど女としても人間としてもブリュードのした事を許す事はできないです。元王子としてちゃんと責任を取らせるべきかと。」

キルエスが私に言いました。

「分かりました。ではその方向で処罰を進めようと思います。」

そして私はキルエスやリーゼルカと共に王宮へと向かったのでした。

王宮に行って国王様に謁見したうえで協議した結果を伝えました。

そして私たちはその足でブリュードが捕らえられている地下牢へと向かいました。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

あなたの瞳に映る花火 〜異世界恋愛短編集〜

宝月 蓮
恋愛
中世ヨーロッパ風の架空の国で起こるヒストリカルロマンス。恋愛以外のジャンルもあります。 ほのぼの系、婚約破棄、姉妹格差、ワガママ義妹、職業ものなど、様々な物語を取り揃えております。 各作品繋がりがあったりします。 時系列はバラバラです。 一旦完結にしておりますが随時追加していきます。 小説家になろう、カクヨムにも掲載しています。 表紙は結之志希様(@yuino_novel)からいただきました。

婚約破棄?ありがとうございます!

レイナ
恋愛
婚約破棄された令嬢はたくましくそして口が悪い!? この小説に出てくる令嬢は言葉遣いがかなり悪いです。一応そういう場面があるものには※印を付けておきます

ノーア帝国物語 愚か者の王太子が娼婦に夢中で王家断絶してしまいました

有栖多于佳
恋愛
古代ローマ時代に酷似したノーアの国では長く三英雄の一族による寡頭政治が行われていたが、王太子が戦勝パーティーで婚約者のユリアに婚約破棄を告げたことにより、その治世が崩れていく。その訳は王太子だけが知らなかったのだが。古代を舞台にしたざまあです。

『お前を愛する事はない』なんて言ってないでしょうね?

あんど もあ
ファンタジー
政略結婚で妻を娶った息子に、母親は穏やかに、だが厳しく訊ねる。 「『お前を愛する事は無い』なんて言ってないでしょうね?」

皇太子殿下の御心のままに~悪役は誰なのか~

桜木弥生
恋愛
「この場にいる皆に証人となって欲しい。私、ウルグスタ皇太子、アーサー・ウルグスタは、レスガンティ公爵令嬢、ロベリア・レスガンティに婚約者の座を降りて貰おうと思う」 ウルグスタ皇国の立太子式典の最中、皇太子になったアーサーは婚約者のロベリアへの急な婚約破棄宣言? ◆本編◆ 婚約破棄を回避しようとしたけれど物語の強制力に巻き込まれた公爵令嬢ロベリア。 物語の通りに進めようとして画策したヒロインエリー。 そして攻略者達の後日談の三部作です。 ◆番外編◆ 番外編を随時更新しています。 全てタイトルの人物が主役となっています。 ありがちな設定なので、もしかしたら同じようなお話があるかもしれません。もし似たような作品があったら大変申し訳ありません。 なろう様にも掲載中です。

拝啓~私に婚約破棄を宣告した公爵様へ~

岡暁舟
恋愛
公爵様に宣言された婚約破棄……。あなたは正気ですか?そうですか。ならば、私も全力で行きましょう。全力で!!!

ついで姫の本気

ちくわぶ(まるどらむぎ)
恋愛
国の間で二組の婚約が結ばれた。 一方は王太子と王女の婚約。 もう一方は王太子の親友の高位貴族と王女と仲の良い下位貴族の娘のもので……。 綺麗な話を書いていた反動でできたお話なので救いなし。 ハッピーな終わり方ではありません(多分)。 ※4/7 完結しました。 ざまぁのみの暗い話の予定でしたが、読者様に励まされ闇精神が復活。 救いのあるラストになっております。 短いです。全三話くらいの予定です。 ↑3/31 見通しが甘くてすみません。ちょっとだけのびます。 4/6 9話目 わかりにくいと思われる部分に少し文を加えました。

【完結】悪役令嬢の本命は最初からあなたでした

花草青依
恋愛
舞踏会の夜、王太子レオポルドから一方的に婚約破棄を言い渡されたキャロライン。しかし、それは彼女の予想の範疇だった。"本命の彼"のために、キャロラインはレオポルドの恋人であるレオニーの罠すらも利用する。 ■王道の恋愛物(テンプレの中のテンプレ)です。 ■三人称視点にチャレンジしています。 ■画像は生成AI(ChatGPT)

処理中です...