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一章
ベリエの確認
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午後4時半を過ぎた所だった。
二実達は晴南達を乗せて明井田の九前坂神社から九木礼の封木神社へと車で逃げてきていた。
そして封木神社の広場に4台の車が入ってきた。
そしてそれぞれの車がエンジンを止めて停止した。
少し経って二実達が車の中から出てきた。
二実が周囲を見渡して異常がないかを確認した。
二実が横に立っていた三緒に言った。
「見たところ封木神社には異常はなさそうね。この周辺はたぶん大丈夫じゃないかしら?」
三緒が二実に尋ねた。
「でもこの辺りって参考になるの?人がほとんど住んでないでしょう?」
三緒が二実に言った。
「うーん??やっぱり中心部まで確認しにいった方がいいかな。九木礼の中心部を避けてここまで来たちゃったからね。」
晃太が晴南に尋ねた。
「なあ?確か麻衣子達はベリエに行くって言ってなかったか?」
晴南が晃太に言った。
「ええ、今頃ベリエで美咲と一緒にスイーツを食べてるはずよ。」
すると二実が言った。
「九木礼の中心部は大丈夫かな?」
三緒が二実に言った。
「ちょっと二実??みんなが不安になるでしょ。」
二実が三緒に言った。
「ごめんごめん。」
優斗が晴南に言った。
「麻衣子達大丈夫かな??」
晴南が優斗に言った。
「もう心配しすぎよ?大丈夫に決まってるでしょう。」
晴南がみんなに言った。
「いいわだったら今から確認に行きましょう。」
晴南が二実に言った。
「二実さんベリエまで乗せてってもらえませんか?麻衣子達がいるはずなんで。」
二実が晴南に言った。
「それはいいけど?晴南ちゃん達はここに残っててもいいよ?九木礼の中心部の確認は私たちがしてくるから。」
晴南が二実に言った。
「私も行きたいです。」
二実は少し躊躇したが晴南の性格を考えて一緒に連れていく事にした。
すると勇雄が二実に言った。
「ならば我々も同行しよう。」
二実達は車で九木礼の中心部にあるベリエへと向かった。
二実達は九木礼の中心部へとやってきた。
二実達はベリエの駐車場に乗って来た車を停めると、こっそりと車の外に出てきた。
吉崎警部補が勇雄に尋ねた。
「松浦警視??周辺の家々も確認した方がいいのでは?」
勇雄が吉崎警部補に言った。
「そうだな、なら二手に分かれるか。」
すると二彦が勇雄に言った。
「勇雄さん、私が周辺の家々の確認に行きましょう。」
勇雄が二彦に言った。
「二彦さんが一人でですか??」
二彦が勇雄に言った。
「ええ今は周辺の家々の確認も重要でしょうしね。」
吉崎警部補が勇雄に言った。
「では自分と二彦さんで周辺の家々を確認してきます。」
勇雄が吉崎警部補に言った。
「分かった。もし異常があった場合は無理をせずにすぐにここに戻ってきてくれ。」
吉崎警部補が勇雄に言った。
「ええ松浦警視も何かあったらこの駐車場に戻ってきてください。」
そして吉崎警部補と二彦がベリエ周辺の家々の確認に向かった。
すると拓也がみんなに言った。
「おかしい?さっきからメッセージを何回も送ってるんだが誰も返答がないぞ。」
三緒が驚いて言った。
「ええっ??」
二実が言った。
「麻衣子ちゃん達大丈夫かしら??」
二実が言った。
「駐車場には私たちの車以外に何台か止まってるみたいだけど??」
拓也が言った。
「またベルガの時みたいにみんな首を吊ってるんじゃないだろうな?」
三緒が言った。
「確認するのが怖いわね。」
全員がベリエの出入り口のドアを開けるのを躊躇してしまった。
つい昨日ベルガの首吊り事件を目撃しており、嫌な想像をしない事は無理であった。
ベリエの中もベルガのようになっているのではないか。
そんな漠然とした不安がドアを開ける事を躊躇してしまったのだった。
すると晴南が前に出てベリエの出入り口のドアの前に立った。
そして勢いよくドアを開けた。
ドアにはベルが取り付けられており、晴南がドアを開けたのに合わせてチリーンチリーンとベルが鳴ったのだった。
そしてドアを開けた晴南が店内に向けて大きな声で言った。
「麻衣子!!!美咲!!!」
すると店内にいた麻衣子達がきょとんとした顔で晴南を見つめるのだった。
麻衣子が不思議そうに言った。
「あれ晴南??」
外にいた二実達も晴南に続いて中に入って来た。
麻衣子が二実達に言った。
「二実さんにみんなも?」
すると晴南が麻衣子に尋ねた。
「ねえ麻衣子??異変は起こってない??」
麻衣子が晴南に尋ねた。
「えっ??異変って??」
二実がみんなに尋ねた。
「みんなは何ともない?」
亜美が二実に言った。
「えっ??はい、何ともありませんが?」
晃太が麻衣子に尋ねた。
「麻衣子??突然こんな事を聞いて悪いんだが、首吊ってる人を見つけたらどう思う?」
麻衣子が困惑した様子で晃太に言った。
「えっ??なんでそんな事聞くの??」
二実が麻衣子に言った。
「お願い麻衣子ちゃん!!大事な事なの。」
すると麻衣子が晃太に言った。
「大変だって思うけど??」
晴南が麻衣子に尋ねた。
「それじゃあもし首を吊ってる人を見つけたらどうする?」
麻衣子が晴南に言った。
「そりゃ警察に通報するけど??」
晴南が嬉しそうに言った。
「良かった!!!」
晴南は麻衣子に抱きついたのだった。
「えっ??えっ??晴南??どうしたの一体??」
晃太が優斗に言った。
「麻衣子達は大丈夫みたいだな。」
優斗が晃太に言った。
「何ともなくて良かったね。」
優斗が晴南に言った。
「でも晴南??さっき麻衣子達は大丈夫に決まってるって言ってたよね?」
晃太が晴南に尋ねた。
「やっぱり麻衣子達が心配だったのか?」
晴南が晃太に言った。
「そりゃ心配に決まってるでしょ。」
すると冬湖が尋ねた。
「みなさん一体どうされたんですか?」
二実が冬湖に言った。
「ちょっとベリエの様子を確認しにきたの。」
冬湖が訳が分からない様子で二実に言った。
「ベリエの確認ですか?」
拓也が麻衣子に言った。
「みんなにメッセージを送ったんだが、誰も応答しなかったから心配になってな。」
麻衣子が自分のスマホを取り出して画面を確認した。
そして拓也に言った。
「拓也君ごめん、お喋りに夢中で全然気づかなかった。」
すると美咲がイライラした様子で晴南に言った。
「ちょっと晴南??何しに来たの??私はこれからチョコレートパフェを食べようとしてたんだけど??」
晴南が美咲に言った。
「えっ??」
麻衣子が晴南に言った。
「みんなで少しづつお金を出し合って美咲にチョコレートパフェをプレゼントしたんだよ。」
美咲が晴南に言った。
「そうよ!!そこに晴南が乱入してきたのよ?」
美咲が晴南に大声で言った。
「晴南??私がチョコレートパフェを食べようとするのをまた邪魔するつもりなの??」
晴南が美咲に言った。
「そんなつもりないから。」
美咲は声のトーンを落として晴南に言った。
「ならチョコレートパフェを食べちゃうわよ。」
晴南が美咲に言った。
「どうぞ。」
そして美咲が席に座ると、おいしそうにチョコレートパフェをほおばり始めた。
「あー、美味しい。」
亜美が美咲に言った。
「美咲さん、良かったですね。」
美咲が亜美に言った。
「うん、幸せ。」
するとまたチリーンチリーンとベルが鳴ったのだった。
周辺の家々を確認していた吉崎警部補と二彦がベリエにやってきたのだった。
吉崎警部補がみんなに言った。
「周辺の家々を見て回ってきたが特に問題はなかった。」
二彦がみんなに言った。
「九木礼は大丈夫だろう。」
二実が安堵した様子で言った。
「良かった。」
晴南がみんなに言った。
「安心したらなんだかお腹が空いてきたわね。」
二実が晴南に言った。
「そういえばごたごたしててお昼を食べてなかったね。」
すると二彦がみんなに言った。
「せっかくベリエに来たんだし、みんな何か食べていくか??」
晴南が二彦に言った。
「賛成!!おなかペコペコです。」
麻衣子が晴南に言った。
「晴南??ちょっとは遠慮しなさいよ。」
二彦がみんなに言った。
「そんな事はきにしなくていいから。じゃんじゃん食べてくれ。」
二実が二彦に尋ねた。
「全部お父さんのおごりなの??」
二彦が二実に言った。
「ああもちろん。」
二実が二彦に言った。
「ならいっぱい食べよ。」
三緒が二実に言った。
「ちょっと二実??いっぱい稼いでるでしょ?二彦さんにまでたかるつもりなの?」
二実が三緒に言った。
「それはそれ、これはこれよ。」
そして全員が席に着席して料理を注文する事になった。
ベリエの店内は晴南達が来た事もあり大盛況となった。
メニューを見ていた晴南が言った。
「あれっ??この塩辛焼うどんって見たことないわね。」
するとベリエの店主の時江(ときえ)さんが晴南に言った。
「ああそれは新メニュだよ。今週から試しに始めてみたんだよ。」
晴南が別のテーブルにいる美咲に言った。
「ちょっと美咲??なんでこの新メニュー教えてくれなかったの??」
美咲が晴南に言った。
「私はベリエのスイーツしか興味がないの??私にとっては他の料理なんてオマケなのよ。把握してるわけないでしょ。」
晴南の隣に座っていた麻衣子が言った。
「美咲はスイーツしか興味ないもんね。」
晴南が店主の時江(ときえ)に言った。
「まあいいわ、それじゃあこの塩辛焼うどんの大盛りをお願いします!!」
麻衣子がメニューを見ながら言った。
「私は何にしよっかな??サンドイッチでいいか?」
拓也が店主の時江(ときえ)に尋ねた。
「エビピラフの大盛りってできますか?」
時江(ときえ)が拓也に言った。
「ああできるよ。」
美咲の横に座っている冬湖が店主の時江(ときえ)に言った。
「パンケーキをお願いします。」
店主の時江(ときえ)が言った。
「はいよ。」
美咲が冬湖に言った。
「へえ冬湖??パンケーキを頼むなんてなかなか通じゃない。パンケーキのクオリティも高いから味は私が保証してあげるわ。冬湖もデザート通になってくれて私はうれしいわ。」
冬湖が美咲に言った。
「ありがとうございます。」
そして料理が運ばれてくると一同は料理に舌鼓をうった。
「パンケーキとっても美味しいです。」
時江(ときえ)が言った。
「ありがとね。」
晴南が時江(ときえ)言った。
「この塩辛焼うどんもなかなかイケますよ?」
時江(ときえ)が晴南に言った。
「そうかい、それなら定番メニューに加えてみようかね。」
別のテーブルでは三緒が七緒を起こそうとしていた。
三緒が七緒に言った。
「ちょっと七緒??もう料理がきてるわよ??」
七緒が寝ぼけ眼で三緒に言った。
「うん?お姉ちゃん?もう朝???」
三緒が七緒に言った。
「まだ夕方よ!!!寝ぼけてないで、はやく起きて食べなさい!!」
全員が食事を終えるとデザートとしてガトーショコラが運ばれてきた。
食後のデザートとして全員分のガトーショコラを一つづつ注文していたのだ。
すると晴南が別のテーブルに座っている拓也に大声で言った。
「そうだ拓也??拓也分のガトーショコラ私にちょうだい?」
拓也が晴南に聞き返した。
「えっ??」
晴南が拓也に言った。
「いいでしょう?前回のアイスは美咲にあげたんだけら、今回は私にちょうだいよ。」
拓也が晴南に言った。
「別に構わないが。」
すると美咲が晴南に言った。
「ちょっと晴南??拓也君のガトーショコラ私が最初に狙ってたのよ??」
晴南が美咲に言った。
「ダメよ??もう私がもらったから。」
美咲が晴南に言った。
「ベリエのガトーショコラを私が諦められると思ってるの??」
晴南が美咲に言った。
「思ってないわ。でも美咲なら分かってるでしょう??この後何をするか?」
美咲が晴南に言った。
「ガトーショコラをかけた勝負でしょ?」
晴南が美咲に言った。
「そういう事。このガトーショコラが欲しいならコイントスで勝負よ?勝った方がガトーショコラを食べれる。どう??」
美咲が晴南に言った。
「上等よ、受けて立つわ。そのガトーショコラは私が食べるんだから!!」
晴南が美咲に言った。
「私だって負けないわよ。」
ベリエでの夕食は賑やかな雰囲気で進んでいった。
しばらくして勇雄がみんなに言った。
「それじゃあ我々は署に戻るよ。」
三緒が勇雄に言った。
「はい勇雄さん、ありがとうござました。」
二彦が二実に言った。
「それじゃあ二実俺も行く。」
二実が二彦に聞き返した。
「えっ?お父さんは封木神社には来ないの?」
二彦が二実に言った。
「あそこは二実に預けている神社だ。俺が行く道理がないだろう。とりあえずここは安全なようだしな。今晩は九木礼温泉に泊まる。何かあったら連絡をくれ。」
二彦もベリエから出ていった。
拓也が店内の時計を見ながら言った。
「もう六時過ぎか。」
晴南が拓也に言った。
「そろそろ帰ろっか?」
拓也が晴南に言った。
「そうだな。」
麻衣子が晃太に尋ねた。
「ねえ晃太君?結局何があったの??」
晃太が麻衣子に言った。
「すまない麻衣子、明日ちゃんと説明する。今日はもう疲労困憊なんだ。」
麻衣子がみんなに言った。
「ならまた明日封木神社に集まりましょう。」
そしてみんな各々の自宅へ帰っていった。
二実達は晴南達を乗せて明井田の九前坂神社から九木礼の封木神社へと車で逃げてきていた。
そして封木神社の広場に4台の車が入ってきた。
そしてそれぞれの車がエンジンを止めて停止した。
少し経って二実達が車の中から出てきた。
二実が周囲を見渡して異常がないかを確認した。
二実が横に立っていた三緒に言った。
「見たところ封木神社には異常はなさそうね。この周辺はたぶん大丈夫じゃないかしら?」
三緒が二実に尋ねた。
「でもこの辺りって参考になるの?人がほとんど住んでないでしょう?」
三緒が二実に言った。
「うーん??やっぱり中心部まで確認しにいった方がいいかな。九木礼の中心部を避けてここまで来たちゃったからね。」
晃太が晴南に尋ねた。
「なあ?確か麻衣子達はベリエに行くって言ってなかったか?」
晴南が晃太に言った。
「ええ、今頃ベリエで美咲と一緒にスイーツを食べてるはずよ。」
すると二実が言った。
「九木礼の中心部は大丈夫かな?」
三緒が二実に言った。
「ちょっと二実??みんなが不安になるでしょ。」
二実が三緒に言った。
「ごめんごめん。」
優斗が晴南に言った。
「麻衣子達大丈夫かな??」
晴南が優斗に言った。
「もう心配しすぎよ?大丈夫に決まってるでしょう。」
晴南がみんなに言った。
「いいわだったら今から確認に行きましょう。」
晴南が二実に言った。
「二実さんベリエまで乗せてってもらえませんか?麻衣子達がいるはずなんで。」
二実が晴南に言った。
「それはいいけど?晴南ちゃん達はここに残っててもいいよ?九木礼の中心部の確認は私たちがしてくるから。」
晴南が二実に言った。
「私も行きたいです。」
二実は少し躊躇したが晴南の性格を考えて一緒に連れていく事にした。
すると勇雄が二実に言った。
「ならば我々も同行しよう。」
二実達は車で九木礼の中心部にあるベリエへと向かった。
二実達は九木礼の中心部へとやってきた。
二実達はベリエの駐車場に乗って来た車を停めると、こっそりと車の外に出てきた。
吉崎警部補が勇雄に尋ねた。
「松浦警視??周辺の家々も確認した方がいいのでは?」
勇雄が吉崎警部補に言った。
「そうだな、なら二手に分かれるか。」
すると二彦が勇雄に言った。
「勇雄さん、私が周辺の家々の確認に行きましょう。」
勇雄が二彦に言った。
「二彦さんが一人でですか??」
二彦が勇雄に言った。
「ええ今は周辺の家々の確認も重要でしょうしね。」
吉崎警部補が勇雄に言った。
「では自分と二彦さんで周辺の家々を確認してきます。」
勇雄が吉崎警部補に言った。
「分かった。もし異常があった場合は無理をせずにすぐにここに戻ってきてくれ。」
吉崎警部補が勇雄に言った。
「ええ松浦警視も何かあったらこの駐車場に戻ってきてください。」
そして吉崎警部補と二彦がベリエ周辺の家々の確認に向かった。
すると拓也がみんなに言った。
「おかしい?さっきからメッセージを何回も送ってるんだが誰も返答がないぞ。」
三緒が驚いて言った。
「ええっ??」
二実が言った。
「麻衣子ちゃん達大丈夫かしら??」
二実が言った。
「駐車場には私たちの車以外に何台か止まってるみたいだけど??」
拓也が言った。
「またベルガの時みたいにみんな首を吊ってるんじゃないだろうな?」
三緒が言った。
「確認するのが怖いわね。」
全員がベリエの出入り口のドアを開けるのを躊躇してしまった。
つい昨日ベルガの首吊り事件を目撃しており、嫌な想像をしない事は無理であった。
ベリエの中もベルガのようになっているのではないか。
そんな漠然とした不安がドアを開ける事を躊躇してしまったのだった。
すると晴南が前に出てベリエの出入り口のドアの前に立った。
そして勢いよくドアを開けた。
ドアにはベルが取り付けられており、晴南がドアを開けたのに合わせてチリーンチリーンとベルが鳴ったのだった。
そしてドアを開けた晴南が店内に向けて大きな声で言った。
「麻衣子!!!美咲!!!」
すると店内にいた麻衣子達がきょとんとした顔で晴南を見つめるのだった。
麻衣子が不思議そうに言った。
「あれ晴南??」
外にいた二実達も晴南に続いて中に入って来た。
麻衣子が二実達に言った。
「二実さんにみんなも?」
すると晴南が麻衣子に尋ねた。
「ねえ麻衣子??異変は起こってない??」
麻衣子が晴南に尋ねた。
「えっ??異変って??」
二実がみんなに尋ねた。
「みんなは何ともない?」
亜美が二実に言った。
「えっ??はい、何ともありませんが?」
晃太が麻衣子に尋ねた。
「麻衣子??突然こんな事を聞いて悪いんだが、首吊ってる人を見つけたらどう思う?」
麻衣子が困惑した様子で晃太に言った。
「えっ??なんでそんな事聞くの??」
二実が麻衣子に言った。
「お願い麻衣子ちゃん!!大事な事なの。」
すると麻衣子が晃太に言った。
「大変だって思うけど??」
晴南が麻衣子に尋ねた。
「それじゃあもし首を吊ってる人を見つけたらどうする?」
麻衣子が晴南に言った。
「そりゃ警察に通報するけど??」
晴南が嬉しそうに言った。
「良かった!!!」
晴南は麻衣子に抱きついたのだった。
「えっ??えっ??晴南??どうしたの一体??」
晃太が優斗に言った。
「麻衣子達は大丈夫みたいだな。」
優斗が晃太に言った。
「何ともなくて良かったね。」
優斗が晴南に言った。
「でも晴南??さっき麻衣子達は大丈夫に決まってるって言ってたよね?」
晃太が晴南に尋ねた。
「やっぱり麻衣子達が心配だったのか?」
晴南が晃太に言った。
「そりゃ心配に決まってるでしょ。」
すると冬湖が尋ねた。
「みなさん一体どうされたんですか?」
二実が冬湖に言った。
「ちょっとベリエの様子を確認しにきたの。」
冬湖が訳が分からない様子で二実に言った。
「ベリエの確認ですか?」
拓也が麻衣子に言った。
「みんなにメッセージを送ったんだが、誰も応答しなかったから心配になってな。」
麻衣子が自分のスマホを取り出して画面を確認した。
そして拓也に言った。
「拓也君ごめん、お喋りに夢中で全然気づかなかった。」
すると美咲がイライラした様子で晴南に言った。
「ちょっと晴南??何しに来たの??私はこれからチョコレートパフェを食べようとしてたんだけど??」
晴南が美咲に言った。
「えっ??」
麻衣子が晴南に言った。
「みんなで少しづつお金を出し合って美咲にチョコレートパフェをプレゼントしたんだよ。」
美咲が晴南に言った。
「そうよ!!そこに晴南が乱入してきたのよ?」
美咲が晴南に大声で言った。
「晴南??私がチョコレートパフェを食べようとするのをまた邪魔するつもりなの??」
晴南が美咲に言った。
「そんなつもりないから。」
美咲は声のトーンを落として晴南に言った。
「ならチョコレートパフェを食べちゃうわよ。」
晴南が美咲に言った。
「どうぞ。」
そして美咲が席に座ると、おいしそうにチョコレートパフェをほおばり始めた。
「あー、美味しい。」
亜美が美咲に言った。
「美咲さん、良かったですね。」
美咲が亜美に言った。
「うん、幸せ。」
するとまたチリーンチリーンとベルが鳴ったのだった。
周辺の家々を確認していた吉崎警部補と二彦がベリエにやってきたのだった。
吉崎警部補がみんなに言った。
「周辺の家々を見て回ってきたが特に問題はなかった。」
二彦がみんなに言った。
「九木礼は大丈夫だろう。」
二実が安堵した様子で言った。
「良かった。」
晴南がみんなに言った。
「安心したらなんだかお腹が空いてきたわね。」
二実が晴南に言った。
「そういえばごたごたしててお昼を食べてなかったね。」
すると二彦がみんなに言った。
「せっかくベリエに来たんだし、みんな何か食べていくか??」
晴南が二彦に言った。
「賛成!!おなかペコペコです。」
麻衣子が晴南に言った。
「晴南??ちょっとは遠慮しなさいよ。」
二彦がみんなに言った。
「そんな事はきにしなくていいから。じゃんじゃん食べてくれ。」
二実が二彦に尋ねた。
「全部お父さんのおごりなの??」
二彦が二実に言った。
「ああもちろん。」
二実が二彦に言った。
「ならいっぱい食べよ。」
三緒が二実に言った。
「ちょっと二実??いっぱい稼いでるでしょ?二彦さんにまでたかるつもりなの?」
二実が三緒に言った。
「それはそれ、これはこれよ。」
そして全員が席に着席して料理を注文する事になった。
ベリエの店内は晴南達が来た事もあり大盛況となった。
メニューを見ていた晴南が言った。
「あれっ??この塩辛焼うどんって見たことないわね。」
するとベリエの店主の時江(ときえ)さんが晴南に言った。
「ああそれは新メニュだよ。今週から試しに始めてみたんだよ。」
晴南が別のテーブルにいる美咲に言った。
「ちょっと美咲??なんでこの新メニュー教えてくれなかったの??」
美咲が晴南に言った。
「私はベリエのスイーツしか興味がないの??私にとっては他の料理なんてオマケなのよ。把握してるわけないでしょ。」
晴南の隣に座っていた麻衣子が言った。
「美咲はスイーツしか興味ないもんね。」
晴南が店主の時江(ときえ)に言った。
「まあいいわ、それじゃあこの塩辛焼うどんの大盛りをお願いします!!」
麻衣子がメニューを見ながら言った。
「私は何にしよっかな??サンドイッチでいいか?」
拓也が店主の時江(ときえ)に尋ねた。
「エビピラフの大盛りってできますか?」
時江(ときえ)が拓也に言った。
「ああできるよ。」
美咲の横に座っている冬湖が店主の時江(ときえ)に言った。
「パンケーキをお願いします。」
店主の時江(ときえ)が言った。
「はいよ。」
美咲が冬湖に言った。
「へえ冬湖??パンケーキを頼むなんてなかなか通じゃない。パンケーキのクオリティも高いから味は私が保証してあげるわ。冬湖もデザート通になってくれて私はうれしいわ。」
冬湖が美咲に言った。
「ありがとうございます。」
そして料理が運ばれてくると一同は料理に舌鼓をうった。
「パンケーキとっても美味しいです。」
時江(ときえ)が言った。
「ありがとね。」
晴南が時江(ときえ)言った。
「この塩辛焼うどんもなかなかイケますよ?」
時江(ときえ)が晴南に言った。
「そうかい、それなら定番メニューに加えてみようかね。」
別のテーブルでは三緒が七緒を起こそうとしていた。
三緒が七緒に言った。
「ちょっと七緒??もう料理がきてるわよ??」
七緒が寝ぼけ眼で三緒に言った。
「うん?お姉ちゃん?もう朝???」
三緒が七緒に言った。
「まだ夕方よ!!!寝ぼけてないで、はやく起きて食べなさい!!」
全員が食事を終えるとデザートとしてガトーショコラが運ばれてきた。
食後のデザートとして全員分のガトーショコラを一つづつ注文していたのだ。
すると晴南が別のテーブルに座っている拓也に大声で言った。
「そうだ拓也??拓也分のガトーショコラ私にちょうだい?」
拓也が晴南に聞き返した。
「えっ??」
晴南が拓也に言った。
「いいでしょう?前回のアイスは美咲にあげたんだけら、今回は私にちょうだいよ。」
拓也が晴南に言った。
「別に構わないが。」
すると美咲が晴南に言った。
「ちょっと晴南??拓也君のガトーショコラ私が最初に狙ってたのよ??」
晴南が美咲に言った。
「ダメよ??もう私がもらったから。」
美咲が晴南に言った。
「ベリエのガトーショコラを私が諦められると思ってるの??」
晴南が美咲に言った。
「思ってないわ。でも美咲なら分かってるでしょう??この後何をするか?」
美咲が晴南に言った。
「ガトーショコラをかけた勝負でしょ?」
晴南が美咲に言った。
「そういう事。このガトーショコラが欲しいならコイントスで勝負よ?勝った方がガトーショコラを食べれる。どう??」
美咲が晴南に言った。
「上等よ、受けて立つわ。そのガトーショコラは私が食べるんだから!!」
晴南が美咲に言った。
「私だって負けないわよ。」
ベリエでの夕食は賑やかな雰囲気で進んでいった。
しばらくして勇雄がみんなに言った。
「それじゃあ我々は署に戻るよ。」
三緒が勇雄に言った。
「はい勇雄さん、ありがとうござました。」
二彦が二実に言った。
「それじゃあ二実俺も行く。」
二実が二彦に聞き返した。
「えっ?お父さんは封木神社には来ないの?」
二彦が二実に言った。
「あそこは二実に預けている神社だ。俺が行く道理がないだろう。とりあえずここは安全なようだしな。今晩は九木礼温泉に泊まる。何かあったら連絡をくれ。」
二彦もベリエから出ていった。
拓也が店内の時計を見ながら言った。
「もう六時過ぎか。」
晴南が拓也に言った。
「そろそろ帰ろっか?」
拓也が晴南に言った。
「そうだな。」
麻衣子が晃太に尋ねた。
「ねえ晃太君?結局何があったの??」
晃太が麻衣子に言った。
「すまない麻衣子、明日ちゃんと説明する。今日はもう疲労困憊なんだ。」
麻衣子がみんなに言った。
「ならまた明日封木神社に集まりましょう。」
そしてみんな各々の自宅へ帰っていった。
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【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
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起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
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※※※※※
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すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
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その“策略”にまんまと引っかかる。
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