(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います

しまうま弁当

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31話 ゴーレムにやられたリチャード

リチャードは頭から血を流しながらフラフラと起き上がってきた。

「このままじゃ死んでしまう。頼む、そんな事を言わずに助けてくれ!!」

「だからさ旧市街に巣くうゴミに助けられるなんてリチャードにとっては屈辱なんじゃないのか?」

「分かった謝る、いえ謝ります。旧市街に巣くうゴミ野郎なんて言って悪かった。このリチャードが間違っておりました。クリード様がすべて正しいです。だから頼む助けてくれ。」

「モニカ達は命を狙われたんだぞ。それに対して何も言わないつもりか?」

「モニカさん、マリーさん石にしようとしてすいませんでした。このリチャードがとんでもない愚か者でした。ですのでどうかお許しください。」

「旧市街の問題はそのままか、ロアさん達への言葉は何にもなしか?」

「分かりました旧市街の開発は取り下げます。この愚か者のリチャードの屋敷を建てるのを諦めます。旧市街の人達へ謝罪と補償もします。」

リチャードはバルナゴーレムに追い回されながら、必死に俺達に謝っていた。

「クリード様、本当にすいませんでした。このリチャードの方がはるかにゴミ野郎した。クリード様は正しかったです。ですのでどうかお助けください。」

「どうするモニカ?」

「クリード様にお任せします。」

「そうかなら。」

俺はある事を思いついてリチャードに伝えた。

「リチャード、助けてやる代わりに裁判を受けて罪を償え、そうするなら助けてやる。」

メリッサが不思議そうに聞き返してきた。

「裁判ってどういう事ですか?」

「メリッサさん、このペンドラゴのルールでは全ての犯罪者は裁判を受けさせてから罰しなければならないってなっているんです。」

「へえー、そうなんですね。それでクリードさんは裁判を受けさそうとしてるんですね。」

「ああそういう事だ。」

「それでどうするんだ、リチャード?」

ゴーレムに追い回されているリチャードは必至の形相で答えていた。

「裁判って、このリチャードは裁判を受けても無罪になるんだよな?」

「そんなわけないだろうが!!リチャードお前は恐らく死罪になる。」

「はい、叔父様の量刑を考えると、死罪はほぼ確定かと。」

するとリチャードは再びわめき出したのだった。

「死罪なんて嫌だ、なんとか無罪にしてくれ!!」

「自分のやった事を考えろ!!あれだけの事をしておいて無罪になるわけないだろうが!!」

「そこを何とか無罪にしてくれ!!」

「それが嫌ならそのままバルナゴーレムに捻りつぶされろ!!どのみちリチャードお前の自業自得には変わりない。」

またバルナゴーレムのパンチがリチャードにヒットした。

「ゴハ!!」

リチャードが派手に吹き飛ばされた。

リチャードは派手に吹き飛ばされて、床に叩きつけられたのだった。

リチャードは全身が血だらけになっていた。

リチャードが息も絶え絶えに起き上がってきたのだった。

「リチャード、もう一発バルナゴーレムのパンチを食らったら死ぬぞ。裁判を受ける気があるのならはやく裁判を受けると言うんだ!!」

「無罪にしてくれるなら、裁判を受ける。」

「だからそれは無理だって言ってるだろうが!!裁判を受けるのがそんなに嫌ならここでバルナゴーレムに捻り潰されろ。」

「捻り潰されるのは嫌だ、早く助けてくれ!!」

「なら裁判を受けるんだな?」

「無罪にしてくれなきゃ裁判を受けない!!」

「だから無罪なんて無理だと言ってるだろうが!!」

すると俺の予想通りにゴーレムの3発目のパンチがヒットしたのだった。

「ガフッ!!」

リチャードは壁まで吹き飛ばされそのまま絶命してしまったのだった。

「全くどっちなんだ。」

するとゴーレムから音声が流れてきた。

「セーフモード終了、これより戦闘モードに移行します。」

するとゴーレムが戦闘態勢に入ったのだった。

「クリード様、バルナゴーレムが。」

「このバルナゴーレムが暴れるのも困るからとりあえず壊しておこうか。」

バルナゴーレムには魔法無効化能力を持っているので、こいつと戦う場合は戦闘スキルでの攻撃が必須であった。

俺は上位の戦闘スキルである波動突(はどうづ)きをバルナゴーレムにお見舞いする事にした。

波動突(はどうづ)きは戦闘スキルでは上位に位置する強力な戦闘スキルである。

「波動突(はどうづ)き」

俺の波動突きが見事に決まり、バルナゴーレムはすごい速さで壁に激突すると粉々に砕け散ったのだった。

「これでよしっと。」

俺はバルナゴーレムを倒したのだった。

「すごい、さすがはクリード様です。あのバルナゴーレムをたったの一撃で粉砕してしまうなんて。」

「お兄ちゃんさすが!!お兄ちゃんにかかればバルナゴーレムなんて一発だよね。」

「クリード、すごいわ!!」

みんなが俺を褒めてくれたのだった。

すると後ろに下がって動けずにいた警備隊の隊員達が俺の所にやってきたのだった。

「クリード殿、お見事でございます。」

「バルナゴーレムを一撃で倒すとは本当にお強いですな。」

「ありがとう。」

「クリード殿の無双の働きによってこのペンドラゴは救われました。本当になんとお礼を言えばいいか。」

「クリード殿の洞察力はすさまじいですな。これほど物事を見通せるとはさすがはクリード殿です。」

「いや大した事はしていませんよ。」

「そんな事はありません。クリード殿のおかげでこのペンドラゴは救われたのはまぎれもない事実です。」

「そうですぞ、クリード殿はペンドラゴを救った英雄であることに間違いありません。」

「ありがとうございます。」

警備隊の人達も俺の事を褒めてくれたのだった。

「クリード殿、あとの処理は我々にお任せください。」

「分かりました、ではお願いしていいですか。」

「ええお任せください。」

俺達は後の処理を警備隊の人達に任せて一旦ミリーの別荘に戻る事にした。




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