18 / 19
【18 吉四六と上級キツネ】
しおりを挟む
・
・【18 吉四六と上級キツネ】
・
その答えはすぐに分かった。
今度は上級キツネが攻めてきたからだ。吉四六の親戚らしい。
今回はお客さんが出払った、閉店直後にやって来た。
そういう配慮は本当に有難いけども。竜神はカス気質が高い。
またしてもトラップマニア撃退で名が勝手にあがった私を負かせば、自分の名があがるというカスの連鎖によるものだった。
気付いた時には、血生臭い、獣の死体がカフェの床に転がっていた。
イノシシというかハクビシンというか、そっち系の獣で、肌が既にただれていて、正直吐き気を催した。
「カフェは衛生法! 誰!」
と叫んだところで、吉四六が叫んだ。
「この幻術は! 上級キツネです!」
幻術、吉四六から聞いたことがある。
あまりにも本物かと思う香りを使って、その場に無いモノを見せてくるというヤツだ。
つまり!
「祥太くん! テントになって! 前の! 秋バーベキューで使った換気扇付きのテント!」
「分かった!」
すぐにショタヌキは換気扇付きのテントに変化して、私と怜那と吉四六はそのテントの中に入った。
テントのサイズは何だか意外と大きくなってしまっていて、天井につきそうというかついていて、かつ、先っちょが天井の板の隙間に刺さっている感じだった。大丈夫? 天井もショタヌキも。
ショタヌキは自らの意志で換気扇を回しているようで、テントの中は血生臭い匂いも一切しなくなり、一応は対策完了となった。
私は溜息をつきながら、
「突然だったね」
と言ったところで吉四六が冒頭の話をしてくれた。
最後に吉四六が本当に申し訳無さそうに、
「すみません……本当にあやかしは脳筋が多いんです……」
「ううん、だから吉四六のせいじゃないじゃない」
「でも俺がここにいるせいかも……」
と言ったところで怜那も胸が痛んだような面持ちをした。
私は大きく息を吸い込んで、声を荒らげた。
「そんなこと言うな! 怜那も吉四六も勿論祥太くんもいたければいていいの! カフェってそういうところだから! ちなみに私はいてほしいと思っている!」
すると怜那が涙を浮かべながら、
「卯愛さぁん……」
吉四六は強く頷き、
「有難うございます。絶対にこの状況を抜け出しましょう」
と言ったところで、急に暴風が吹き荒れ始めて、何かカフェの中のモノが飛んでいるような音がしている。
「何これ! ヤバイ!」
と叫んでしまうと、吉四六が、
「風のチカラでゴリ押ししてきたかもしれません!」
怜那は頭を抑えながら、
「何それぇ! 匂いによる幻術だけじゃないのぉっ?」
フライパンやら鍋やらがガラガラ音を立てて、花瓶は割れたような音がした。待って、祖父の花瓶なのに。安いヤツでありますように(多分安いヤツなので安心だけども)。
風はびゅーびゅー吹いているけども、ショタヌキも踏ん張ってくれているのか、天井に刺さっていたおかげなのか、吹き飛ばされずに今は済んでいるけども、いずれは、って感じだ。
私は吉四六へ、
「この上級キツネの居場所って分かる?」
「風を起こすには場所を目視していないといけないので、裏口のドアを開けてそこから風を吹き込んでいる可能性が高いです」
「じゃあそっちに吉四六の風で私の声を乗せて、私の台詞を聞こえさせることってできる?」
ちょっとした沈黙のあとに吉四六はこう言った。
「できます。やってやります」
多分……技術的にはまだ難しいといった感じだったけども、ここで限界突破してやるといった感じだった。
確かに不規則に舞っているだろう風に私の声を乗せるなんて高等技術だと思う。雑に風を起こすよりも難しいだろう。
でも吉四六はやると言ってくれた。じゃあ私はそれを信じるだけだ。
怜那は何を言うのか、しんと黙ってこちらを伺っている。
私は呼吸を整えて叫んだ。
「幻使えるのに! 直接的な暴風って! めっちゃダサいね!」
何かすげぇデカい声が出たので、もしかしたら風に声を乗せなくても聞こえたかも。いいや吉四六のチカラがしっかりこもっていたんだ。
即座に知らんジジイの声で、
「うらぁぁあああああああああああああああああああああああああ!」
と聞こえてきて、テントが開いた、瞬間に怜那が熱湯ビームをそいつの顔めがけて発射した。
「あぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁああああああああああああああああああああああああああ!」
と、うらぁぁの続きみたいにそのまま叫んだ、上級キツネと思われるジジイ。ジジイじゃなくて結構普通のお兄さんだった。
これで勝ちだなと思ったその時だった。
上級キツネはそのまま仰け反るように倒れたわけだけども、ソイツにマウントポジションをとって、吉四六が思い切り殴り始めたのだ!
「ストップ! ストップ! 吉四六!」
私は吉四六の腰に飛びついて、そのまま引っ張り込んだが、力が強い。
すると即座に怜那が吉四六の顔に多分冷水を掛けて、吉四六は止まった(飛び散ってきた水が冷たかったので)。
怜那が顔を真っ赤にして怒鳴った。
「カスに成り下がるな! 吉四六!」
我に返った吉四六はマウントポジションのままだけども、肩を落として、反省しているような顔をした。
まあマウントポジションのまま、相手に威圧や固定をさせておくのは正しい方法だと思いながら、
「吉四六、殴らなくていいから。もう吉四六の、私たちの勝ちだから」
吉四六は少し悔しそうな顔になり、
「卯愛さんに……こんな連中ばっかりと思われたくなくて……」
怜那が吉四六の肩を強く掴みながら、
「で、こんな連中に成り下がったらダメじゃん! いつもの冷静な吉四六でいなよ!」
「ゴメン、怜那……」
また正論を言われた面持ちになり、静かになった吉四六。
さて、このカスニキをどうするか。
カスニキってヤニカスとも響き似てるなぁ、と思いつつ、
「意味無い争いおもんない! 料理対決にしろ!」
と私がそのカスニキに対して言うと、
「でも……吉四六や怜那、ショタヌキのチカラで勝っただけだろ……」
とカスみたいなことを上乗せしてきて、カス煮込みうどんかよ、と思った。
すると吉四六が、
「違う。俺らだけじゃ何もできない。卯愛さんが的確な指示をしてくれるからだ」
カスニキは唇を噛むように、
「何の術も持たない低種族なのに……」
「それも違う。人間はみんなを包み込むような優しいチカラを持っている。俺も怜那も祥太だって、卯愛さんに救われているんだ」
ここで怜那が割って入るように、
「で、トラップマニアの時にちゃんと卯愛さんに救われたあやかし連中、気持ちはどうぅっ?」
と煽るように笑った。
カスニキは何も発さなくなった。
吉四六が溜息をついてから、
「今から俺は阿紀良(あきら)さん呼びますから」
と言うと、カスニキが急に手足をバタバタし始めたけども、胴体はしっかり吉四六が抑えている。
「やめろ! 阿紀良を呼ぶな!」
何か、相当な手練れなのかな? その人、というかあやかし、あれかな、ショタヌキの母親の時にいた警察官かな?
その後、ショタヌキも元に戻って、ぺたんと床にお尻をついて休み、怜那はイスに着いていたのでコーヒーを出して、私もイスに座って待っていると、なんと、いつもの和装のお客さんがやってきたのだ。
カスニキはこの世の終わりみたいな顔をしていて、一体何なんだと思うと、和装のお客さんがカスニキに向かって手をかざして、
「こういうヤツは地獄巡りでもしていればいい」
と言った刹那、そのカスニキは口から泡を吹いて、ガクンと脱力した。
「じゃあ運びますね、吉四六も怜那も一緒に帰りましょうか」
和装のお客さんはそう言って、カスニキを担いだ。
私は疑問として、
「和装のお客さんは、何なんですか?」
と、和田アキ子の何をしてはるかたなんですか? ばりに聞くと、
和装のお客さんは優しく微笑みながら、
「内緒です」
と人差し指を唇に当てて、そう言って、二度と振り返ることは無かった(次の日、普通にお客さんとして来ていた)。
吉四六と怜那は私に会釈して、帰っていった(勿論次の日、普通に来た)。
私はショタヌキへ、
「あの和装のお客さん、阿紀良さんって言うらしいんだけども、どういう人か分かる?」
「分かんない。僕」
と若干ヨダレを垂らしそうな勢いでそう言ったので、疲れてんだな、と思って一緒に手を繋いで帰った。
・【18 吉四六と上級キツネ】
・
その答えはすぐに分かった。
今度は上級キツネが攻めてきたからだ。吉四六の親戚らしい。
今回はお客さんが出払った、閉店直後にやって来た。
そういう配慮は本当に有難いけども。竜神はカス気質が高い。
またしてもトラップマニア撃退で名が勝手にあがった私を負かせば、自分の名があがるというカスの連鎖によるものだった。
気付いた時には、血生臭い、獣の死体がカフェの床に転がっていた。
イノシシというかハクビシンというか、そっち系の獣で、肌が既にただれていて、正直吐き気を催した。
「カフェは衛生法! 誰!」
と叫んだところで、吉四六が叫んだ。
「この幻術は! 上級キツネです!」
幻術、吉四六から聞いたことがある。
あまりにも本物かと思う香りを使って、その場に無いモノを見せてくるというヤツだ。
つまり!
「祥太くん! テントになって! 前の! 秋バーベキューで使った換気扇付きのテント!」
「分かった!」
すぐにショタヌキは換気扇付きのテントに変化して、私と怜那と吉四六はそのテントの中に入った。
テントのサイズは何だか意外と大きくなってしまっていて、天井につきそうというかついていて、かつ、先っちょが天井の板の隙間に刺さっている感じだった。大丈夫? 天井もショタヌキも。
ショタヌキは自らの意志で換気扇を回しているようで、テントの中は血生臭い匂いも一切しなくなり、一応は対策完了となった。
私は溜息をつきながら、
「突然だったね」
と言ったところで吉四六が冒頭の話をしてくれた。
最後に吉四六が本当に申し訳無さそうに、
「すみません……本当にあやかしは脳筋が多いんです……」
「ううん、だから吉四六のせいじゃないじゃない」
「でも俺がここにいるせいかも……」
と言ったところで怜那も胸が痛んだような面持ちをした。
私は大きく息を吸い込んで、声を荒らげた。
「そんなこと言うな! 怜那も吉四六も勿論祥太くんもいたければいていいの! カフェってそういうところだから! ちなみに私はいてほしいと思っている!」
すると怜那が涙を浮かべながら、
「卯愛さぁん……」
吉四六は強く頷き、
「有難うございます。絶対にこの状況を抜け出しましょう」
と言ったところで、急に暴風が吹き荒れ始めて、何かカフェの中のモノが飛んでいるような音がしている。
「何これ! ヤバイ!」
と叫んでしまうと、吉四六が、
「風のチカラでゴリ押ししてきたかもしれません!」
怜那は頭を抑えながら、
「何それぇ! 匂いによる幻術だけじゃないのぉっ?」
フライパンやら鍋やらがガラガラ音を立てて、花瓶は割れたような音がした。待って、祖父の花瓶なのに。安いヤツでありますように(多分安いヤツなので安心だけども)。
風はびゅーびゅー吹いているけども、ショタヌキも踏ん張ってくれているのか、天井に刺さっていたおかげなのか、吹き飛ばされずに今は済んでいるけども、いずれは、って感じだ。
私は吉四六へ、
「この上級キツネの居場所って分かる?」
「風を起こすには場所を目視していないといけないので、裏口のドアを開けてそこから風を吹き込んでいる可能性が高いです」
「じゃあそっちに吉四六の風で私の声を乗せて、私の台詞を聞こえさせることってできる?」
ちょっとした沈黙のあとに吉四六はこう言った。
「できます。やってやります」
多分……技術的にはまだ難しいといった感じだったけども、ここで限界突破してやるといった感じだった。
確かに不規則に舞っているだろう風に私の声を乗せるなんて高等技術だと思う。雑に風を起こすよりも難しいだろう。
でも吉四六はやると言ってくれた。じゃあ私はそれを信じるだけだ。
怜那は何を言うのか、しんと黙ってこちらを伺っている。
私は呼吸を整えて叫んだ。
「幻使えるのに! 直接的な暴風って! めっちゃダサいね!」
何かすげぇデカい声が出たので、もしかしたら風に声を乗せなくても聞こえたかも。いいや吉四六のチカラがしっかりこもっていたんだ。
即座に知らんジジイの声で、
「うらぁぁあああああああああああああああああああああああああ!」
と聞こえてきて、テントが開いた、瞬間に怜那が熱湯ビームをそいつの顔めがけて発射した。
「あぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁああああああああああああああああああああああああああ!」
と、うらぁぁの続きみたいにそのまま叫んだ、上級キツネと思われるジジイ。ジジイじゃなくて結構普通のお兄さんだった。
これで勝ちだなと思ったその時だった。
上級キツネはそのまま仰け反るように倒れたわけだけども、ソイツにマウントポジションをとって、吉四六が思い切り殴り始めたのだ!
「ストップ! ストップ! 吉四六!」
私は吉四六の腰に飛びついて、そのまま引っ張り込んだが、力が強い。
すると即座に怜那が吉四六の顔に多分冷水を掛けて、吉四六は止まった(飛び散ってきた水が冷たかったので)。
怜那が顔を真っ赤にして怒鳴った。
「カスに成り下がるな! 吉四六!」
我に返った吉四六はマウントポジションのままだけども、肩を落として、反省しているような顔をした。
まあマウントポジションのまま、相手に威圧や固定をさせておくのは正しい方法だと思いながら、
「吉四六、殴らなくていいから。もう吉四六の、私たちの勝ちだから」
吉四六は少し悔しそうな顔になり、
「卯愛さんに……こんな連中ばっかりと思われたくなくて……」
怜那が吉四六の肩を強く掴みながら、
「で、こんな連中に成り下がったらダメじゃん! いつもの冷静な吉四六でいなよ!」
「ゴメン、怜那……」
また正論を言われた面持ちになり、静かになった吉四六。
さて、このカスニキをどうするか。
カスニキってヤニカスとも響き似てるなぁ、と思いつつ、
「意味無い争いおもんない! 料理対決にしろ!」
と私がそのカスニキに対して言うと、
「でも……吉四六や怜那、ショタヌキのチカラで勝っただけだろ……」
とカスみたいなことを上乗せしてきて、カス煮込みうどんかよ、と思った。
すると吉四六が、
「違う。俺らだけじゃ何もできない。卯愛さんが的確な指示をしてくれるからだ」
カスニキは唇を噛むように、
「何の術も持たない低種族なのに……」
「それも違う。人間はみんなを包み込むような優しいチカラを持っている。俺も怜那も祥太だって、卯愛さんに救われているんだ」
ここで怜那が割って入るように、
「で、トラップマニアの時にちゃんと卯愛さんに救われたあやかし連中、気持ちはどうぅっ?」
と煽るように笑った。
カスニキは何も発さなくなった。
吉四六が溜息をついてから、
「今から俺は阿紀良(あきら)さん呼びますから」
と言うと、カスニキが急に手足をバタバタし始めたけども、胴体はしっかり吉四六が抑えている。
「やめろ! 阿紀良を呼ぶな!」
何か、相当な手練れなのかな? その人、というかあやかし、あれかな、ショタヌキの母親の時にいた警察官かな?
その後、ショタヌキも元に戻って、ぺたんと床にお尻をついて休み、怜那はイスに着いていたのでコーヒーを出して、私もイスに座って待っていると、なんと、いつもの和装のお客さんがやってきたのだ。
カスニキはこの世の終わりみたいな顔をしていて、一体何なんだと思うと、和装のお客さんがカスニキに向かって手をかざして、
「こういうヤツは地獄巡りでもしていればいい」
と言った刹那、そのカスニキは口から泡を吹いて、ガクンと脱力した。
「じゃあ運びますね、吉四六も怜那も一緒に帰りましょうか」
和装のお客さんはそう言って、カスニキを担いだ。
私は疑問として、
「和装のお客さんは、何なんですか?」
と、和田アキ子の何をしてはるかたなんですか? ばりに聞くと、
和装のお客さんは優しく微笑みながら、
「内緒です」
と人差し指を唇に当てて、そう言って、二度と振り返ることは無かった(次の日、普通にお客さんとして来ていた)。
吉四六と怜那は私に会釈して、帰っていった(勿論次の日、普通に来た)。
私はショタヌキへ、
「あの和装のお客さん、阿紀良さんって言うらしいんだけども、どういう人か分かる?」
「分かんない。僕」
と若干ヨダレを垂らしそうな勢いでそう言ったので、疲れてんだな、と思って一緒に手を繋いで帰った。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
(学園 + アイドル ÷ 未成年)× オッサン ≠ いちゃらぶ生活
まみ夜
キャラ文芸
年の差ラブコメ X 学園モノ X オッサン頭脳
様々な分野の専門家、様々な年齢を集め、それぞれ一芸をもっている学生が講師も務めて教え合う教育特区の学園へ出向した五十歳オッサンが、十七歳現役アイドルと同級生に。
子役出身の女優、芸能事務所社長、元セクシー女優なども登場し、学園の日常はハーレム展開?
第二巻は、ホラー風味です。
【ご注意ください】
※物語のキーワードとして、摂食障害が出てきます
※ヒロインの少女には、ストーカー気質があります
※主人公はいい年してるくせに、ぐちぐち悩みます
第二巻「夏は、夜」の改定版が完結いたしました。
この後、第三巻へ続くかはわかりませんが、万が一開始したときのために、「お気に入り」登録すると忘れたころに始まって、通知が意外とウザいと思われます。
表紙イラストはAI作成です。
(セミロング女性アイドルが彼氏の腕を抱く 茶色ブレザー制服 アニメ)
題名が「(同級生+アイドル÷未成年)×オッサン≠いちゃらぶ」から変更されております
人見知りと悪役令嬢がフェードアウトしたら
渡里あずま
恋愛
転生先は、乙女ゲーの「悪役」ポジション!?
このまま、謀殺とか絶対に嫌なので、絶望中のルームメイト(魂)連れて、修道院へ遁走!!
前世(現代)の智慧で、快適生活目指します♡
「この娘は、私が幸せにしなくちゃ!!」
※※※
現代の知識を持つ主人公と、異世界の幼女がルームシェア状態で生きていく話です。ざまぁなし。
今年、ダウンロード販売を考えているのでタイトル変更しました!(旧題:人見知りな私が、悪役令嬢? しかも気づかずフェードアウトしたら、今度は聖女と呼ばれています!)そして、第三章開始しました!
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
~春の国~片足の不自由な王妃様
クラゲ散歩
恋愛
春の暖かい陽気の中。色鮮やかな花が咲き乱れ。蝶が二人を祝福してるように。
春の国の王太子ジーク=スノーフレーク=スプリング(22)と侯爵令嬢ローズマリー=ローバー(18)が、丘の上にある小さな教会で愛を誓い。女神の祝福を受け夫婦になった。
街中を馬車で移動中。二人はずっと笑顔だった。
それを見た者は、相思相愛だと思っただろう。
しかし〜ここまでくるまでに、王太子が裏で動いていたのを知っているのはごくわずか。
花嫁は〜その笑顔の下でなにを思っているのだろうか??
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる