11 / 139
10.愛の伝道師 その2
しおりを挟む
石鹸を長持ちさせるために、お湯だけで洗った。本日の伝道はベッドでするので、一緒に体を洗いたがった二人を強引に説得して別々に洗った。
今日もアルコールを呷ってから始める。素面で解説とか無理だからね。
ベッドに仲良く並んで腰掛けてると、そっくりで笑える。
ベッドの上に座ると二人が両側に来た。
欲望でギラギラ目を光らせるアルにゆっくりとキスをすると、熱い息を吐いて唇の端を舌で何度もなぞる。手を握ると痛いほど握り返された。舌が口内に入り抑えた動きでそっと這いまわる。ゆっくり上顎をから舌を撫でられ、送り込まれた唾液が口の端から溢れた。
アルは鼻先を耳元に擦り付け、甘く掠れた声で囁く。
「触りたい。・・・ユウ、いい?」
「うん、足の間以外なら。アル、触って」
恐る恐る近付いた震える指先に、乳房の下から乳首までそっと辿られ、肌が粟立ち、昂りの声が小さく漏れた。
「ユウ、気持ち良い?」
「良い。アル、もっと触って」
震えながら息を吐いてお願いすると、アルが切なそうに眉を寄せ、指をゆっくり動かし始めた。
ベルへ手を伸ばして、引き寄せる。ベルは私の手を強く握り、口の端から垂れた唾液の跡をべろりと舐めた。唇の間に舌をねじ込み口中を舐めまわす。音を立てながら軽く、何度も吸い付いていく。
アルの手は乳房を撫で擦り、乳首を摘まんで捏ね、私の体に痺れを走らせるのに、ひどく優しい。
私は体を跳ね上げながら、アルとベルのペニスに手を伸ばし、キュッと握った。二人は同じように身じろぎをして呻く。濡れそぼった自分を感じながら、声を出した。
「ねえ、足の間を見ようか」
見える位置に移動してもらい、膝を立てた足を少し広げる。
「ここ、に、ペニスを入れるの。指を入れる時はそっと優しく。傷つき易いから」
二人の視線を感じて、静かに息を吐いた。また蜜があふれる。息を整えて説明を続けた。
「こっちは、アルとベルの先っぽと同じなんだけど、小さい分、凄く刺激を受けるの。直接触ると痛いから、こうやってお肉の上から触ったり周りを擦るとか、間接的な刺激が丁度良いの」
「ここは、気持ち良いのか?」
羞恥で膨らんだクリトリスの周りを、アルの指先でそっと撫でられて、たまらず声を上げ、背中が弓なり反った。指の動きは止まらず、ささやかな刺激の起こす波が段々と大きくなり、体が強張っていく。
「良いっ、アル、ああっ、お願い、もっと、あああっっ」
アルの腕を掴んで腰を押し付け、摩り付けながら硬直して、達した。
力の抜けた膝を割り、アルが膣口を浅く撫でながら、熱を湛えた声で囁く。
「ユウ、ここがもうヌルヌルしてる。ヌルヌルしたら入れても良いんだろう?」
「アル、アルは入れたい?」
「入れたい。・・・ユウ、俺を夫に、本当の夫にして、欲しい」
「うん、アル、来て」
アルが喘ぎながらゆっくり侵入してくるのが堪らなく愛しく可愛く、中が蠕動し始める。緩やかな動きがもどかしくて、私の体はもっと欲しいと貪欲に絡みつき収縮した。
「あああ、アル、アル、ぃっくっ」
「ユウ、こんなっ、あ、ユウぅぅぅっ、あっ、出る、出るっ、ユウっ!」
アルのびくつきと私の蠕動は互いを絞りあげた。
蠕動が収まりきる前に、乳首を扱きながらアルが腰を打ち付け始める。熱に浮かされた目をして首をベロベロ舐めまわし、喘ぎ声を上げながらうわ言のように睦言を呟き続けた。
「ユウ、ユウ、はあっ、気持ち良い。ユウ、俺の、俺のユウ」
私は全身でアルに縋り付き、打ち付けられるたびに広がる甘い痺れに震えて、快感を追うのに必死だった。痺れが降り積もって絶頂に私を押し上げていく。
「アル、イクの、アル、助けて、アルっ」
「っユウ、可愛い、ああ、あ、俺もっ」
アルの首にしがみつき、アルに抱きしめられながら、快感が頭の中で弾けた。
弛緩した頭と体でぼんやりしていたら、アルのキスが降ってきた。
「ユウ、可愛い、ユウ、愛してる」
「うん、アル、愛してるよ」
「!!っユウ」
抱きついているアルの首を撫でながら告げる。
「可愛いアル、ベルと交代しようね」
「・・・わかった」
アルがしぶしぶ離れるのを待ってベルを呼んだ。
「ベル、お待たせ」
「うん」
「ねえ、ベル、私の中、アルの精子でいっぱいだけど、許してくれる?」
「!!・・・許す、許すよ、ユウ。待ってた」
ベルは膣口を広げて、あふれ出たヌルつきを指で掬って自分のペニスに塗り広げてから挿入した。
「ユウの中、ぐちゃぐちゃするね。気持ち良い」
蕩ける様な顔で腰を振るベルを見つめながら囁く。
「アルが私の中に射精するから、ぐちゃぐちゃになっちゃったの。ベルは許してくれるよね?」
「っっうん、うん、俺は良いよ、っはあ」
「ベル、ベルが中で射精したら、アルの精子と混じっちゃうよ。それでも良い?」
「!!っっユウ、ああ、良い、良いよ、ああっユウっ、あ、受け止めて、ユウ、出るっっ」
感極まったベルはガツガツ腰を打ち付け、私の首に顔を埋めて、吐き出し切った。
潤んだ目で見下ろしてくるベルを引き寄せて胸元に強く吸い付き、しばらくして唇を離した。
「ほら、ベル、見て。跡が付いた」
「ホントだ。俺も付けて良いの?」
頷くと、嬉しそうに顔を綻ばせ首に吸い付いた。何度も吸い付き、吸い付く毎に腰の打ち付けが激しくなって、吸い付かれる痛みを私に与えながらベルは果てた。
その後、自分も付けたいと言うアルに吸い付かれ体が水玉模様になった。やり過ぎだろ、こいつ等。
今日もアルコールを呷ってから始める。素面で解説とか無理だからね。
ベッドに仲良く並んで腰掛けてると、そっくりで笑える。
ベッドの上に座ると二人が両側に来た。
欲望でギラギラ目を光らせるアルにゆっくりとキスをすると、熱い息を吐いて唇の端を舌で何度もなぞる。手を握ると痛いほど握り返された。舌が口内に入り抑えた動きでそっと這いまわる。ゆっくり上顎をから舌を撫でられ、送り込まれた唾液が口の端から溢れた。
アルは鼻先を耳元に擦り付け、甘く掠れた声で囁く。
「触りたい。・・・ユウ、いい?」
「うん、足の間以外なら。アル、触って」
恐る恐る近付いた震える指先に、乳房の下から乳首までそっと辿られ、肌が粟立ち、昂りの声が小さく漏れた。
「ユウ、気持ち良い?」
「良い。アル、もっと触って」
震えながら息を吐いてお願いすると、アルが切なそうに眉を寄せ、指をゆっくり動かし始めた。
ベルへ手を伸ばして、引き寄せる。ベルは私の手を強く握り、口の端から垂れた唾液の跡をべろりと舐めた。唇の間に舌をねじ込み口中を舐めまわす。音を立てながら軽く、何度も吸い付いていく。
アルの手は乳房を撫で擦り、乳首を摘まんで捏ね、私の体に痺れを走らせるのに、ひどく優しい。
私は体を跳ね上げながら、アルとベルのペニスに手を伸ばし、キュッと握った。二人は同じように身じろぎをして呻く。濡れそぼった自分を感じながら、声を出した。
「ねえ、足の間を見ようか」
見える位置に移動してもらい、膝を立てた足を少し広げる。
「ここ、に、ペニスを入れるの。指を入れる時はそっと優しく。傷つき易いから」
二人の視線を感じて、静かに息を吐いた。また蜜があふれる。息を整えて説明を続けた。
「こっちは、アルとベルの先っぽと同じなんだけど、小さい分、凄く刺激を受けるの。直接触ると痛いから、こうやってお肉の上から触ったり周りを擦るとか、間接的な刺激が丁度良いの」
「ここは、気持ち良いのか?」
羞恥で膨らんだクリトリスの周りを、アルの指先でそっと撫でられて、たまらず声を上げ、背中が弓なり反った。指の動きは止まらず、ささやかな刺激の起こす波が段々と大きくなり、体が強張っていく。
「良いっ、アル、ああっ、お願い、もっと、あああっっ」
アルの腕を掴んで腰を押し付け、摩り付けながら硬直して、達した。
力の抜けた膝を割り、アルが膣口を浅く撫でながら、熱を湛えた声で囁く。
「ユウ、ここがもうヌルヌルしてる。ヌルヌルしたら入れても良いんだろう?」
「アル、アルは入れたい?」
「入れたい。・・・ユウ、俺を夫に、本当の夫にして、欲しい」
「うん、アル、来て」
アルが喘ぎながらゆっくり侵入してくるのが堪らなく愛しく可愛く、中が蠕動し始める。緩やかな動きがもどかしくて、私の体はもっと欲しいと貪欲に絡みつき収縮した。
「あああ、アル、アル、ぃっくっ」
「ユウ、こんなっ、あ、ユウぅぅぅっ、あっ、出る、出るっ、ユウっ!」
アルのびくつきと私の蠕動は互いを絞りあげた。
蠕動が収まりきる前に、乳首を扱きながらアルが腰を打ち付け始める。熱に浮かされた目をして首をベロベロ舐めまわし、喘ぎ声を上げながらうわ言のように睦言を呟き続けた。
「ユウ、ユウ、はあっ、気持ち良い。ユウ、俺の、俺のユウ」
私は全身でアルに縋り付き、打ち付けられるたびに広がる甘い痺れに震えて、快感を追うのに必死だった。痺れが降り積もって絶頂に私を押し上げていく。
「アル、イクの、アル、助けて、アルっ」
「っユウ、可愛い、ああ、あ、俺もっ」
アルの首にしがみつき、アルに抱きしめられながら、快感が頭の中で弾けた。
弛緩した頭と体でぼんやりしていたら、アルのキスが降ってきた。
「ユウ、可愛い、ユウ、愛してる」
「うん、アル、愛してるよ」
「!!っユウ」
抱きついているアルの首を撫でながら告げる。
「可愛いアル、ベルと交代しようね」
「・・・わかった」
アルがしぶしぶ離れるのを待ってベルを呼んだ。
「ベル、お待たせ」
「うん」
「ねえ、ベル、私の中、アルの精子でいっぱいだけど、許してくれる?」
「!!・・・許す、許すよ、ユウ。待ってた」
ベルは膣口を広げて、あふれ出たヌルつきを指で掬って自分のペニスに塗り広げてから挿入した。
「ユウの中、ぐちゃぐちゃするね。気持ち良い」
蕩ける様な顔で腰を振るベルを見つめながら囁く。
「アルが私の中に射精するから、ぐちゃぐちゃになっちゃったの。ベルは許してくれるよね?」
「っっうん、うん、俺は良いよ、っはあ」
「ベル、ベルが中で射精したら、アルの精子と混じっちゃうよ。それでも良い?」
「!!っっユウ、ああ、良い、良いよ、ああっユウっ、あ、受け止めて、ユウ、出るっっ」
感極まったベルはガツガツ腰を打ち付け、私の首に顔を埋めて、吐き出し切った。
潤んだ目で見下ろしてくるベルを引き寄せて胸元に強く吸い付き、しばらくして唇を離した。
「ほら、ベル、見て。跡が付いた」
「ホントだ。俺も付けて良いの?」
頷くと、嬉しそうに顔を綻ばせ首に吸い付いた。何度も吸い付き、吸い付く毎に腰の打ち付けが激しくなって、吸い付かれる痛みを私に与えながらベルは果てた。
その後、自分も付けたいと言うアルに吸い付かれ体が水玉模様になった。やり過ぎだろ、こいつ等。
11
あなたにおすすめの小説
【完結】赤ちゃんが生まれたら殺されるようです
白崎りか
恋愛
もうすぐ赤ちゃんが生まれる。
ドレスの上から、ふくらんだお腹をなでる。
「はやく出ておいで。私の赤ちゃん」
ある日、アリシアは見てしまう。
夫が、ベッドの上で、メイドと口づけをしているのを!
「どうして、メイドのお腹にも、赤ちゃんがいるの?!」
「赤ちゃんが生まれたら、私は殺されるの?」
夫とメイドは、アリシアの殺害を計画していた。
自分たちの子供を跡継ぎにして、辺境伯家を乗っ取ろうとしているのだ。
ドラゴンの力で、前世の記憶を取り戻したアリシアは、自由を手に入れるために裁判で戦う。
※1話と2話は短編版と内容は同じですが、設定を少し変えています。
【完結】転生したら悪役継母でした
入魚ひえん@発売中◆巻き戻り冤罪令嬢◆
恋愛
聖女を優先する夫に避けられていたアルージュ。
その夜、夫が初めて寝室にやってきて命じたのは「聖女の隠し子を匿え」という理不尽なものだった。
しかも隠し子は、夫と同じ髪の色。
絶望するアルージュはよろめいて鏡にぶつかり、前世に読んだウェブ小説の悪妻に転生していることを思い出す。
記憶を取り戻すと、七年間も苦しんだ夫への愛は綺麗さっぱり消えた。
夫に奪われていたもの、不正の事実を着々と精算していく。
◆愛されない悪妻が前世を思い出して転身したら、可愛い継子や最強の旦那様ができて、転生前の知識でスイーツやグルメ、家電を再現していく、異世界転生ファンタジー!◆
*旧題:転生したら悪妻でした
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
【12月末日公開終了】有能女官の赴任先は辺境伯領
たぬきち25番
恋愛
辺境伯領の当主が他界。代わりに領主になったのは元騎士団の隊長ギルベルト(26)
ずっと騎士団に在籍して領のことなど右も左もわからない。
そのため新しい辺境伯様は帳簿も書類も不備ばかり。しかも辺境伯領は王国の端なので修正も大変。
そこで仕事を終わらせるために、腕っぷしに定評のあるギリギリ貴族の男爵出身の女官ライラ(18)が辺境伯領に出向くことになった。
だがそこでライラを待っていたのは、元騎士とは思えないほどつかみどころのない辺境伯様と、前辺境伯夫妻の忘れ形見の3人のこどもたち(14歳男子、9歳男子、6歳女子)だった。
仕事のわからない辺境伯を助けながら、こどもたちの生活を助けたり、魔物を倒したり!?
そしていつしか、ライラと辺境伯やこどもたちとの関係が変わっていく……
※お待たせしました。
※他サイト様にも掲載中
三年の想いは小瓶の中に
月山 歩
恋愛
結婚三周年の記念日だと、邸の者達がお膳立てしてくれた二人だけのお祝いなのに、その中心で一人夫が帰らない現実を受け入れる。もう彼を諦める潮時かもしれない。だったらこれからは自分の人生を大切にしよう。アレシアは離縁も覚悟し、邸を出る。
※こちらの作品は契約上、内容の変更は不可であることを、ご理解ください。
断る――――前にもそう言ったはずだ
鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる