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無貌の神
君にだけ見せる貌〜3〜※R18
唇が耳をなぞり、異形が首筋を這う。彼の指が、腕の拘束をなぞり、柔らかくささやく。
「俺、やっぱり人間の姿をとりすぎたのかも。欲望とか、執着とか、愛とか……そんなくだらないものを知りたいと思ってしまった。今も、君のすべてが欲しい。魂も、理性も、未来も」
触手が背から這いあがり、髪を撫で、肩を優しく抱く。まるで恋人のように、神が私を包みこもうとしている。
「君は壊れて、俺だけのものになるんだよ」
手首を掴まれた。
それだけで、全身が凍りついたように動けなくなる。冷たいのに、どこか熱を帯びた指先。まるで内側を見透かすような視線が絡みつく。
──いやだ。怖い。逃げたい。
でも、身体は動かない。
不気味な触手が床からも這い上がり、まるで撫でるように肌をなぞる。ざらり、と粘液混じりの感触が太ももを撫でた瞬間、びくっと背筋が跳ねる。おぞましさに体が凍る。まるで、ミミズに絡みつかれているような。
「……そんな顔も、いいね」
ナル──ニャルラトホテプは、妖しく微笑んだ。
「怖いの? 嫌がってる? 身体は……震えてるね」
違う、違うのに。
でも、心臓は早鐘を打ち、震える脚が支えられない。
服の隙間から異形の触手が這い入ってくる。
「んぅ……あっ!?」
身体がはねる。冷たい触手が、ついに胸のふくらみを包み込んだのだ。服の隙間から潜り込んだ冷たいスライムのような触手の皮が食い込むように乳房に貼りついて動く。異形のものに体を好き勝手にされるおぞましさに、涙が溢れる。
「や……だめぇ……!」
喘いで身をよじっても、その動きから逃げることはできなかった。触手は探るように乳房を揉みしだき、その先端に巻き付き、しゃぶるように吸い付いてくる。
「ひ……っ! やあっ!!」
違和感と嫌悪感に、私は身体をのけぞらせた。触手はかまわずに、より強く私の乳房を締め付ける。
「やっ、あっ! やだああああっ!」
恐怖が限界に達して、私は思わず悲鳴を上げた。しかし触手は容赦なく私を蹂躙する。首を何度も何度も横に振って、逃げ出そうと足をばたつかせるが、そんな足にまた触手が絡みつき、動きを封じられる。嫌がる私を、ナルは笑って見つめていた。
「ひぁ……あ……っ!」
足首に巻き付いていた触手がスカートの下までもぐりこみ、太股を舐め上げた。全身に鳥肌が立ち、私は身体を震わせる。
「や……っ! やだぁ……っ!」
触手は容赦なく私の身体をまさぐる。必死に身をよじり抵抗するが、手も足も拘束された状態ではどうすることもできない。股を閉じようとしても、力が強すぎて動かせない。
「ひ……っ!?」
冷たいそれが脚の付け根、直接、肌に触れ、その感触に私は震えた。触手はショーツ越しに私の秘所を撫で始める。涙がポロポロと溢れて止まらない。彼は美しく整った顔で、その様子をマジマジと眺めている。
「あっ! ああっ!」
下着越しに伝わってくる感触に、私は声を上げる。触手は私の一番敏感な部分を探り当てると、そこを重点的に弄くり始める。その瞬間、これまでと違う甘い痺れが身体を襲い、ビクンッと跳ねた。
「ッだめぇ! そこぉ! やだぁ!」
私は泣きながら叫んだが、その声は届かない。触手は容赦なく私の陰核を刺激し続けた。そのたびに熱を帯びた快感が身体を貫き、高められていく。
「あぁ……やだぁ、ナルッ……怖いよぉっ! 助けて、ナル……っ!! おかしくなっちゃう……ッ!!」
私が叫ぶと、彼の唇が吊り上がる。
「……いいよ。可愛い。おかしくなって、俺だけに囚われて、俺のために喘いでよ」
その言葉にドクンと鼓動が跳ねる。ああ。彼はもう、私の知るナルではないんだ。
そのとき――触手が、私の服の下に滑り込んできたかと思えば、無理やりボタンを引きちぎり、服を破いた。
「やぁっ……!?」
ブラジャーもまるごとはぎ取られ、産まれたままの姿となる。
彼は私の双丘をじっと見つめ、芸術品のように完璧な笑みを浮かべる。
「俺の花嫁は美しく愛らしいな」
その視線にさらされるだけで羞恥心が高まり、頬が熱くなるのを感じる。そんな中でも触手は体中を這い回り、俯いた。
「こっち見て」
「んっ……」
私の手首を掴でいた触手が、私の両腕を持ち上げて、そのまま頭上で一纏めにして押さえつけた。
「だーめ。全部見せて」
彼はそう言いながら私の身体に触れ始めた。柔い体温。人の肌の感触。それに安心感を覚えてしまい、さらに涙が溢れる。
「やだよぉ……っ!」
私は身をよじり目をつぶって首を振り、抵抗する。もうどうしようもない中で唯一出来る反抗。彼にとっては抵抗ですらないのだろう。
「もっと、見せて」
「ひっ、やだっ!! お願い、やめて……っ!!」
無理に触手に足に絡まれて、だんだんと足が開かれていく。初めて他人に見せる恥ずかしい所。ショーツのクロッチはさっき触手にいじられたせいでじんわりと湿っている。そこを、まじまじとナルに見つめられてしまっているのが分かった。
舐めるような熱を帯びた視線に、じわ、とさらに蜜が出るような感覚がある。
触手がまた、私の股間に迫ってきた。それを拒むように脚を閉じようとするが、そんな抵抗を嘲笑うかのように触手の動きは止まらない。その瞬間叫んでいた。
「やだぁ!! ナルがいいっ!! 初めては、ナルがいい……っ!」
その声が彼に届いた瞬間、彼は、きょとんとしていた。それから顔を歪めると、はぁあと深いため息をついて俯く。触手の動きは全て停止していた。次に上がった彼の顔は、歪んだ笑顔を浮かべていた。
「この触手も俺ではあるんだけど……あぁもう、仕方ないなぁ。可愛くて仕方ない……」
触手は動かず、ただ私を拘束するだけとなった。彼が近づく足音だけがこの空間にある。
「そうなんだ……触手より俺自身に奪われたいんだ。」
ぎゅううっと目を瞑り、こくりと頷いた。溜まった涙がツーっと頬を伝う。そんな唇を塞がれた。そのキスはとても優しくて。まるで宝石に触れるかのように、優しかった。
「……本当に、君は困ったやつだ。俺を愛おしいと思わせるなんて……本当に、困った花嫁だよ」
唇が離れる。そしてもう一度重ねられる。今度はもっと深く。舌先で掃除するように歯列をなぞられ、口腔内を探るように動かされる。その快感に身体が震えた。
「……っ!」
驚いて目を開けると、すぐ近くにあった瞳がこちらを覗き込んでいた。その眼差しはどこまでも深く暗く……しかしどこか熱を帯びていた
「あ……」
その深い色に惹かれるように手を伸ばそうとすれば、触手は絡みついたまま抵抗しない。彼に触れるとその手を握り返される。そしてそのままゆっくりと触手のベッドに身体を押し付けられる。
「愛してる」
囁かれながら再び唇が重なった。さっきよりさらに深く。熱い。絡み合う。さっきの恐怖を塗り替えるような甘い快楽に溺れそうになりながらも必死で応えようとすれば、口付けはさらに激しくなっていく。
──やっぱり、ナルのこと、好きなんだ。
こんなことをされても、嫌えない自分の気持ちにまた涙が溢れる。
「……ん……っ!」
彼は、私の乳房にしゃぶりついた。冷たかった触手のベッドは私の体温に温められ、ぬるく背中を覆っている。そのままカチャカチャとズボンを下ろす音が響く。中から出てきたのは、人間のモノのようなおちんちん。初めて見る、男性の象徴。心臓が破裂するほど脈打って、少しの恐怖に身をよじる。そのおちんちんが私の入り口に触れた。
「や……待って……。まだ、準備できてないから……お願い……」
思わず懇願すると彼は優しく笑う。
「大丈夫。濡れてきてるよ」
指先で入り口を撫でられながら言われた言葉に顔が赤くなった。
「でも……」
「でも?」
彼は首を傾げながら聞く。
「……怖い」
「……大丈夫だよ。痛くないようにするから」
彼はそう言うと再びキスをした。そのまま彼は足の間に入るとゆっくりと腰を沈めていった。
「んぅ……! あっ……ん……っ!!」
彼のものがどんどんと奥へと入ってくる。熱い異物感と無理に押し広げられる痛み。けれどそれは次第に全身に広がるゾクゾクとした熱を生む。
「は、ぁ……ただの人間の生殖行為が、これほどまでに満たされるものだとは」
彼は腰を掴んだまま、熱い息と共に更に奥まで進めてくる。そのまま、ずちゅ、と一番奥まで、届いたのがわかった
「あ……っ!」
全部、彼で満たされている。お腹の奥から広がるずくずくとした甘い痺れに顔が、身体が蕩けていく。
「動くよ」
彼はゆっくりと動き始める。その度に結合部からはグチャッという水音が聞こえてくる。まるで自分じゃないような、知らない水音が恥ずかしくて目をぎゅっと瞑る。
「目、閉じるな」
「あっ……ふっ……!」
言葉に抗えず目を開けば、彼の綺麗な顔が興奮に赤らんで、熱い息と共にまた唇を塞がれた。呼吸を食べ尽くすような執拗な動きに漏れ出す声が抑えられない。ナルが、私で興奮している。その事実に、お腹がぎゅううっと彼を締め付けるのが分かった。
「あっ!ああっ!!」
ふ、と笑い声混じりに彼の動きが早くなり、それに比例して快感も増していく。体が溶けそう。意識が飛んでしまいそうだ。そんな私を見て彼は嬉しそうに笑った。
「気持ちいいね」
「んっ……っ!」
何度も何度も突き上げられて、その度に高い声が出る。もう何も考えられない。頭の中は真っ白。ただただ甘い快楽に支配されていく。でもそれが心地よくて仕方ない。もっともっと欲しい。もっとしてほしい。
「んぁ……っ! ナルッ……好きッ……好きぃっ! 」
曖昧な頭で言葉にして手を伸ばせば、彼は握り返してくれた。そして今までで一番強く腰を打ち付けると同時に彼のモノが膨れ上がった。
「ああっ!! やっ……ひぅううう!!!」
そして次の瞬間熱い奔流を叩きつけられると同時に目の前が真っ白になり、熱が弾ける。達したのだと分かった。荒い息が私の上で響いていたが、暫くして彼は入れたまま私の身体を起こし頭を撫でた。
「俺も……愛してるよ」
耳元で囁かれたその言葉に思わず反応してしまう。
「ん……っ!」
膣内に入ったままだった彼のモノを締め付けてしまい恥ずかしい。しかし彼は微笑んだまま私の頬を撫でてくれた。
「じゃあ、次は触手の番だね」
「え……? や、やだっ!」
「大丈夫だよ。優しくするから」
彼はそう言って触手たちを呼び寄せる。人間の性器に似せた触手が数本現れて私を取り囲むように集まっていく。
「……っひ」
そして1本が私の口をこじ開け、侵入してきた。舌の上を滑るようにして喉の奥の方まで入れられ苦しくなるが、彼が腰を押し付けてきて更に圧迫感が増す。
「んぐ……んっ……んん~!」
しかし彼は触手に指示を出す。すると触手は私の両足を持ち上げ更に大きく開かせる。そのせいで結合部が丸見えになってしまった。
やだ…っ! 見たくない……っ!
恥ずかしくて目をつむろうとするが、身体の自由が効かない。──動かせない……!?
「俺の精液を全部流し込んであげるよ」
彼はそう言うと更に腰を振り始める。その間、触手が陰核を、パクンと食べてしまった。
「ひゃう……!? お゛っ! ん゛ぁっ……!」
触手の中でザラザラとした舌のようなものが動いて敏感な部分を執拗に責め立ててくる。その刺激に思わず声を上げてしまいそうになるが口を掘削する触手のせいで上手く喋れない。お腹の奥がジンジンして堪らない。彼はゴツゴツと腹の奥までいじめてくる。
「あぁ……かわいいっ」
奥を一気に突かれた瞬間強い電気が走り抜けたような感覚に襲われて全身が大きく震えた。視界がチカチカして意識を失いそうになるがそれすらも許されない。そのまま何度も何度も叩きつけられ、イカされるうちに訳がわからなくなってきた。目がぎゅるん、と上を向き、口の端からヨダレが垂れて止まらない。
「そろそろ……かな」
彼はそう呟くと今までよりも強く勢い良く、何度も何度も腰を叩き付けてきた。それと同時に触手による責めも激しくなる。あまりの刺激に頭がおかしくなりそうだった。口の触手が衝撃で抜けて、必死で懇願する。
「も……ダメ……ッ! ナルッ! 止めてッ! 止まってッ! 壊れちゃう……っ!」
「ああ、いいよ。壊れて」
「っ~~!!」
そう言って彼は一際強く子宮口を突いてきた。その衝撃で頭の中で火花が散る。同時に熱いものがお腹の中に放たれたのが分かった。それと同時に触手からも液体が吐き出され顔と口を汚していく。大量の白濁液に漬けられて、脳が急速に犯されていく。身体全体が熱を帯び、彼が欲しくて仕方ないと勝手に足が開いていく。全身が弛緩していく。思考が停止していく。私はただ受け入れるしかない。
「んっ……ふぁ……っ!」
「ふふっ……すごい……っ! 気持ちいいよ……!」
「ん……っ! んんん~!!」
奥の奥まで塗りこむように注がれる熱によってさらに絶頂に達してしまい頭の中は真っ白になった。
「んっ……ぅ…ふぅう……」
ぐったりした身体から触手が引き抜かれていく。口の中に溜まった白濁液は、喉が勝手にごくんと飲み干した。お腹の奥が、じんじんと熱く、気持ち、いい。
「可愛い。全部飲んでくれたんだ」
「ぁ……」
お腹がぽっこり膨れ上がって重い。ぬぷ、と彼のモノも抜けていこうとして、思わず、足で彼の腰を抑えていた。もっとほしい。まだ足りない。その熱が恋しい。
「ああ……嬉しい」
彼は笑ってもう一度挿入してきた。そのまま腰を掴んで激しく動かしてくる。身体が揺すられ、子宮まで震わされ、触手が乳首に吸いついてくる。気持ちよくて頭がぼうっとしてきた。もう何も考えられない。ただただ快楽に身を任せて喘ぐことしか出来ない。
「あっあっ! はぁっ! あっ!」
「ああ……可愛い……っ! 俺のものだっ! 俺だけの女……っ!」
「っ!! っ! ~!!」
何度目かわからない絶頂を迎えると同時に大量の熱い飛沫を浴びせられて、全て塗り替えるような絶頂感と共に幸福感が満ちていく。神に骨の髄まで愛される何物にも代えがたい幸せ。思考を放棄して、ただ彼を求める。お腹の中はもう、彼の出したものを何度も混ぜ合わされて子宮が精液を塗りこまれ、漬かっていく。私の卵子が、彼の強すぎる種に負けてしまった、殺されてしまったとそう直感した。
「あ~あ……ちょっと強すぎたか」
彼のものが抜かれていく。それに合わせてどろりと大量の白濁液が流れ出てきた。私はその光景を見つめながら虚ろな声で呟く。
「ナル……」
「ん?」
「好き……」
「ああ。俺もだよ。俺の愛し子」
そう言って彼は優しくキスをしてくれた。
身体中が彼のものに塗れている。髪の毛一本から足のつま先まで。全身くまなく彼で埋め尽くされて満たされている。
もう一度口づけられる。それはとても甘美な破滅の味。ニュルニュルと全身を触手で掃除するように捕食されるようにねぶられて、目が反り返る。ぐらんぐらんと頭は揺れていて、世界がぐにゃりと溶けていく感覚がした。
「狂気に溺れて、他のすべて忘れて。俺だけを感じて、求めな」
囁き声と共に舌がねじ込まれる。唾液が送り込まれる。飲み込めば溶けた鉄のように全身が焼けるように赤く火照っていく。
私はただ幸せな気持ちでいっぱいだった。彼のものだ。私は彼だけのもの。それ以外に何も考えなくていい。
「ああ。愛してるよ。永久と見紛う程の時を、共に過ごそう」
彼はそう言って何度もキスをした。私はそれを受け入れて笑う。二人以外の生き物はもうこの世界には居ない。彼は満足そうな表情を浮かべると私を抱きしめ、暗闇へと連れて行った。
暗い混沌に塗れる世界。奇妙な音が空気を満たし、建物すべてが脈打ち変わる、そんな地球のどこかの一角で、腹の大きな女がいた。淫らで、厭らしくて、そして美しい女。彼女はお腹を撫でながら、うっとりとした表情を浮かべている。愛おしげに膨らんだ下腹部を眺める。
お腹には奇妙な紋章が描かれていて、まるで彼女の腹の中に何かがいるかのように蠢いている。そのお腹には胎児がいるのかもしれない。しかし彼女はそのことに気づかず、ただ幸せな気分に浸っていた。
その隣には神が立ち、子を慈しむような笑みを浮かべている。黒い触手が彼女に絡みつき、その口元は三日月形に歪んでいた。彼は幸せそうに微笑んでいた。
「……私の子」
愛おしげに呟く彼女の瞳には理性などなかった。
「ああ。君と俺の子だよ」
神は女を抱き寄せると口づけた。女もそれに応えるように舌を絡めると恍惚とした表情になる。その口元からは銀糸が滴り落ちていった。彼は優しく女の身体を抱きしめた。そして慈しみを込めた手つきで女の腹を撫でる。
「俺の花嫁……俺の子宮……俺だけのもの。永遠に」
神の手は愛しげに女の髪を梳く。そしてその額にキスを落とすと優しく笑った。
「あぁ……愛してる……」
狂気的な愛情が、彼女の胎の中で渦巻いている。この世の全てを拒絶し、愛するものだけを守ろうとする。そんな歪んだ愛情だった。
だが彼女はそんなことに気づかない。ただ彼の腕の中で幸せそうに微笑んでいた。
「俺、やっぱり人間の姿をとりすぎたのかも。欲望とか、執着とか、愛とか……そんなくだらないものを知りたいと思ってしまった。今も、君のすべてが欲しい。魂も、理性も、未来も」
触手が背から這いあがり、髪を撫で、肩を優しく抱く。まるで恋人のように、神が私を包みこもうとしている。
「君は壊れて、俺だけのものになるんだよ」
手首を掴まれた。
それだけで、全身が凍りついたように動けなくなる。冷たいのに、どこか熱を帯びた指先。まるで内側を見透かすような視線が絡みつく。
──いやだ。怖い。逃げたい。
でも、身体は動かない。
不気味な触手が床からも這い上がり、まるで撫でるように肌をなぞる。ざらり、と粘液混じりの感触が太ももを撫でた瞬間、びくっと背筋が跳ねる。おぞましさに体が凍る。まるで、ミミズに絡みつかれているような。
「……そんな顔も、いいね」
ナル──ニャルラトホテプは、妖しく微笑んだ。
「怖いの? 嫌がってる? 身体は……震えてるね」
違う、違うのに。
でも、心臓は早鐘を打ち、震える脚が支えられない。
服の隙間から異形の触手が這い入ってくる。
「んぅ……あっ!?」
身体がはねる。冷たい触手が、ついに胸のふくらみを包み込んだのだ。服の隙間から潜り込んだ冷たいスライムのような触手の皮が食い込むように乳房に貼りついて動く。異形のものに体を好き勝手にされるおぞましさに、涙が溢れる。
「や……だめぇ……!」
喘いで身をよじっても、その動きから逃げることはできなかった。触手は探るように乳房を揉みしだき、その先端に巻き付き、しゃぶるように吸い付いてくる。
「ひ……っ! やあっ!!」
違和感と嫌悪感に、私は身体をのけぞらせた。触手はかまわずに、より強く私の乳房を締め付ける。
「やっ、あっ! やだああああっ!」
恐怖が限界に達して、私は思わず悲鳴を上げた。しかし触手は容赦なく私を蹂躙する。首を何度も何度も横に振って、逃げ出そうと足をばたつかせるが、そんな足にまた触手が絡みつき、動きを封じられる。嫌がる私を、ナルは笑って見つめていた。
「ひぁ……あ……っ!」
足首に巻き付いていた触手がスカートの下までもぐりこみ、太股を舐め上げた。全身に鳥肌が立ち、私は身体を震わせる。
「や……っ! やだぁ……っ!」
触手は容赦なく私の身体をまさぐる。必死に身をよじり抵抗するが、手も足も拘束された状態ではどうすることもできない。股を閉じようとしても、力が強すぎて動かせない。
「ひ……っ!?」
冷たいそれが脚の付け根、直接、肌に触れ、その感触に私は震えた。触手はショーツ越しに私の秘所を撫で始める。涙がポロポロと溢れて止まらない。彼は美しく整った顔で、その様子をマジマジと眺めている。
「あっ! ああっ!」
下着越しに伝わってくる感触に、私は声を上げる。触手は私の一番敏感な部分を探り当てると、そこを重点的に弄くり始める。その瞬間、これまでと違う甘い痺れが身体を襲い、ビクンッと跳ねた。
「ッだめぇ! そこぉ! やだぁ!」
私は泣きながら叫んだが、その声は届かない。触手は容赦なく私の陰核を刺激し続けた。そのたびに熱を帯びた快感が身体を貫き、高められていく。
「あぁ……やだぁ、ナルッ……怖いよぉっ! 助けて、ナル……っ!! おかしくなっちゃう……ッ!!」
私が叫ぶと、彼の唇が吊り上がる。
「……いいよ。可愛い。おかしくなって、俺だけに囚われて、俺のために喘いでよ」
その言葉にドクンと鼓動が跳ねる。ああ。彼はもう、私の知るナルではないんだ。
そのとき――触手が、私の服の下に滑り込んできたかと思えば、無理やりボタンを引きちぎり、服を破いた。
「やぁっ……!?」
ブラジャーもまるごとはぎ取られ、産まれたままの姿となる。
彼は私の双丘をじっと見つめ、芸術品のように完璧な笑みを浮かべる。
「俺の花嫁は美しく愛らしいな」
その視線にさらされるだけで羞恥心が高まり、頬が熱くなるのを感じる。そんな中でも触手は体中を這い回り、俯いた。
「こっち見て」
「んっ……」
私の手首を掴でいた触手が、私の両腕を持ち上げて、そのまま頭上で一纏めにして押さえつけた。
「だーめ。全部見せて」
彼はそう言いながら私の身体に触れ始めた。柔い体温。人の肌の感触。それに安心感を覚えてしまい、さらに涙が溢れる。
「やだよぉ……っ!」
私は身をよじり目をつぶって首を振り、抵抗する。もうどうしようもない中で唯一出来る反抗。彼にとっては抵抗ですらないのだろう。
「もっと、見せて」
「ひっ、やだっ!! お願い、やめて……っ!!」
無理に触手に足に絡まれて、だんだんと足が開かれていく。初めて他人に見せる恥ずかしい所。ショーツのクロッチはさっき触手にいじられたせいでじんわりと湿っている。そこを、まじまじとナルに見つめられてしまっているのが分かった。
舐めるような熱を帯びた視線に、じわ、とさらに蜜が出るような感覚がある。
触手がまた、私の股間に迫ってきた。それを拒むように脚を閉じようとするが、そんな抵抗を嘲笑うかのように触手の動きは止まらない。その瞬間叫んでいた。
「やだぁ!! ナルがいいっ!! 初めては、ナルがいい……っ!」
その声が彼に届いた瞬間、彼は、きょとんとしていた。それから顔を歪めると、はぁあと深いため息をついて俯く。触手の動きは全て停止していた。次に上がった彼の顔は、歪んだ笑顔を浮かべていた。
「この触手も俺ではあるんだけど……あぁもう、仕方ないなぁ。可愛くて仕方ない……」
触手は動かず、ただ私を拘束するだけとなった。彼が近づく足音だけがこの空間にある。
「そうなんだ……触手より俺自身に奪われたいんだ。」
ぎゅううっと目を瞑り、こくりと頷いた。溜まった涙がツーっと頬を伝う。そんな唇を塞がれた。そのキスはとても優しくて。まるで宝石に触れるかのように、優しかった。
「……本当に、君は困ったやつだ。俺を愛おしいと思わせるなんて……本当に、困った花嫁だよ」
唇が離れる。そしてもう一度重ねられる。今度はもっと深く。舌先で掃除するように歯列をなぞられ、口腔内を探るように動かされる。その快感に身体が震えた。
「……っ!」
驚いて目を開けると、すぐ近くにあった瞳がこちらを覗き込んでいた。その眼差しはどこまでも深く暗く……しかしどこか熱を帯びていた
「あ……」
その深い色に惹かれるように手を伸ばそうとすれば、触手は絡みついたまま抵抗しない。彼に触れるとその手を握り返される。そしてそのままゆっくりと触手のベッドに身体を押し付けられる。
「愛してる」
囁かれながら再び唇が重なった。さっきよりさらに深く。熱い。絡み合う。さっきの恐怖を塗り替えるような甘い快楽に溺れそうになりながらも必死で応えようとすれば、口付けはさらに激しくなっていく。
──やっぱり、ナルのこと、好きなんだ。
こんなことをされても、嫌えない自分の気持ちにまた涙が溢れる。
「……ん……っ!」
彼は、私の乳房にしゃぶりついた。冷たかった触手のベッドは私の体温に温められ、ぬるく背中を覆っている。そのままカチャカチャとズボンを下ろす音が響く。中から出てきたのは、人間のモノのようなおちんちん。初めて見る、男性の象徴。心臓が破裂するほど脈打って、少しの恐怖に身をよじる。そのおちんちんが私の入り口に触れた。
「や……待って……。まだ、準備できてないから……お願い……」
思わず懇願すると彼は優しく笑う。
「大丈夫。濡れてきてるよ」
指先で入り口を撫でられながら言われた言葉に顔が赤くなった。
「でも……」
「でも?」
彼は首を傾げながら聞く。
「……怖い」
「……大丈夫だよ。痛くないようにするから」
彼はそう言うと再びキスをした。そのまま彼は足の間に入るとゆっくりと腰を沈めていった。
「んぅ……! あっ……ん……っ!!」
彼のものがどんどんと奥へと入ってくる。熱い異物感と無理に押し広げられる痛み。けれどそれは次第に全身に広がるゾクゾクとした熱を生む。
「は、ぁ……ただの人間の生殖行為が、これほどまでに満たされるものだとは」
彼は腰を掴んだまま、熱い息と共に更に奥まで進めてくる。そのまま、ずちゅ、と一番奥まで、届いたのがわかった
「あ……っ!」
全部、彼で満たされている。お腹の奥から広がるずくずくとした甘い痺れに顔が、身体が蕩けていく。
「動くよ」
彼はゆっくりと動き始める。その度に結合部からはグチャッという水音が聞こえてくる。まるで自分じゃないような、知らない水音が恥ずかしくて目をぎゅっと瞑る。
「目、閉じるな」
「あっ……ふっ……!」
言葉に抗えず目を開けば、彼の綺麗な顔が興奮に赤らんで、熱い息と共にまた唇を塞がれた。呼吸を食べ尽くすような執拗な動きに漏れ出す声が抑えられない。ナルが、私で興奮している。その事実に、お腹がぎゅううっと彼を締め付けるのが分かった。
「あっ!ああっ!!」
ふ、と笑い声混じりに彼の動きが早くなり、それに比例して快感も増していく。体が溶けそう。意識が飛んでしまいそうだ。そんな私を見て彼は嬉しそうに笑った。
「気持ちいいね」
「んっ……っ!」
何度も何度も突き上げられて、その度に高い声が出る。もう何も考えられない。頭の中は真っ白。ただただ甘い快楽に支配されていく。でもそれが心地よくて仕方ない。もっともっと欲しい。もっとしてほしい。
「んぁ……っ! ナルッ……好きッ……好きぃっ! 」
曖昧な頭で言葉にして手を伸ばせば、彼は握り返してくれた。そして今までで一番強く腰を打ち付けると同時に彼のモノが膨れ上がった。
「ああっ!! やっ……ひぅううう!!!」
そして次の瞬間熱い奔流を叩きつけられると同時に目の前が真っ白になり、熱が弾ける。達したのだと分かった。荒い息が私の上で響いていたが、暫くして彼は入れたまま私の身体を起こし頭を撫でた。
「俺も……愛してるよ」
耳元で囁かれたその言葉に思わず反応してしまう。
「ん……っ!」
膣内に入ったままだった彼のモノを締め付けてしまい恥ずかしい。しかし彼は微笑んだまま私の頬を撫でてくれた。
「じゃあ、次は触手の番だね」
「え……? や、やだっ!」
「大丈夫だよ。優しくするから」
彼はそう言って触手たちを呼び寄せる。人間の性器に似せた触手が数本現れて私を取り囲むように集まっていく。
「……っひ」
そして1本が私の口をこじ開け、侵入してきた。舌の上を滑るようにして喉の奥の方まで入れられ苦しくなるが、彼が腰を押し付けてきて更に圧迫感が増す。
「んぐ……んっ……んん~!」
しかし彼は触手に指示を出す。すると触手は私の両足を持ち上げ更に大きく開かせる。そのせいで結合部が丸見えになってしまった。
やだ…っ! 見たくない……っ!
恥ずかしくて目をつむろうとするが、身体の自由が効かない。──動かせない……!?
「俺の精液を全部流し込んであげるよ」
彼はそう言うと更に腰を振り始める。その間、触手が陰核を、パクンと食べてしまった。
「ひゃう……!? お゛っ! ん゛ぁっ……!」
触手の中でザラザラとした舌のようなものが動いて敏感な部分を執拗に責め立ててくる。その刺激に思わず声を上げてしまいそうになるが口を掘削する触手のせいで上手く喋れない。お腹の奥がジンジンして堪らない。彼はゴツゴツと腹の奥までいじめてくる。
「あぁ……かわいいっ」
奥を一気に突かれた瞬間強い電気が走り抜けたような感覚に襲われて全身が大きく震えた。視界がチカチカして意識を失いそうになるがそれすらも許されない。そのまま何度も何度も叩きつけられ、イカされるうちに訳がわからなくなってきた。目がぎゅるん、と上を向き、口の端からヨダレが垂れて止まらない。
「そろそろ……かな」
彼はそう呟くと今までよりも強く勢い良く、何度も何度も腰を叩き付けてきた。それと同時に触手による責めも激しくなる。あまりの刺激に頭がおかしくなりそうだった。口の触手が衝撃で抜けて、必死で懇願する。
「も……ダメ……ッ! ナルッ! 止めてッ! 止まってッ! 壊れちゃう……っ!」
「ああ、いいよ。壊れて」
「っ~~!!」
そう言って彼は一際強く子宮口を突いてきた。その衝撃で頭の中で火花が散る。同時に熱いものがお腹の中に放たれたのが分かった。それと同時に触手からも液体が吐き出され顔と口を汚していく。大量の白濁液に漬けられて、脳が急速に犯されていく。身体全体が熱を帯び、彼が欲しくて仕方ないと勝手に足が開いていく。全身が弛緩していく。思考が停止していく。私はただ受け入れるしかない。
「んっ……ふぁ……っ!」
「ふふっ……すごい……っ! 気持ちいいよ……!」
「ん……っ! んんん~!!」
奥の奥まで塗りこむように注がれる熱によってさらに絶頂に達してしまい頭の中は真っ白になった。
「んっ……ぅ…ふぅう……」
ぐったりした身体から触手が引き抜かれていく。口の中に溜まった白濁液は、喉が勝手にごくんと飲み干した。お腹の奥が、じんじんと熱く、気持ち、いい。
「可愛い。全部飲んでくれたんだ」
「ぁ……」
お腹がぽっこり膨れ上がって重い。ぬぷ、と彼のモノも抜けていこうとして、思わず、足で彼の腰を抑えていた。もっとほしい。まだ足りない。その熱が恋しい。
「ああ……嬉しい」
彼は笑ってもう一度挿入してきた。そのまま腰を掴んで激しく動かしてくる。身体が揺すられ、子宮まで震わされ、触手が乳首に吸いついてくる。気持ちよくて頭がぼうっとしてきた。もう何も考えられない。ただただ快楽に身を任せて喘ぐことしか出来ない。
「あっあっ! はぁっ! あっ!」
「ああ……可愛い……っ! 俺のものだっ! 俺だけの女……っ!」
「っ!! っ! ~!!」
何度目かわからない絶頂を迎えると同時に大量の熱い飛沫を浴びせられて、全て塗り替えるような絶頂感と共に幸福感が満ちていく。神に骨の髄まで愛される何物にも代えがたい幸せ。思考を放棄して、ただ彼を求める。お腹の中はもう、彼の出したものを何度も混ぜ合わされて子宮が精液を塗りこまれ、漬かっていく。私の卵子が、彼の強すぎる種に負けてしまった、殺されてしまったとそう直感した。
「あ~あ……ちょっと強すぎたか」
彼のものが抜かれていく。それに合わせてどろりと大量の白濁液が流れ出てきた。私はその光景を見つめながら虚ろな声で呟く。
「ナル……」
「ん?」
「好き……」
「ああ。俺もだよ。俺の愛し子」
そう言って彼は優しくキスをしてくれた。
身体中が彼のものに塗れている。髪の毛一本から足のつま先まで。全身くまなく彼で埋め尽くされて満たされている。
もう一度口づけられる。それはとても甘美な破滅の味。ニュルニュルと全身を触手で掃除するように捕食されるようにねぶられて、目が反り返る。ぐらんぐらんと頭は揺れていて、世界がぐにゃりと溶けていく感覚がした。
「狂気に溺れて、他のすべて忘れて。俺だけを感じて、求めな」
囁き声と共に舌がねじ込まれる。唾液が送り込まれる。飲み込めば溶けた鉄のように全身が焼けるように赤く火照っていく。
私はただ幸せな気持ちでいっぱいだった。彼のものだ。私は彼だけのもの。それ以外に何も考えなくていい。
「ああ。愛してるよ。永久と見紛う程の時を、共に過ごそう」
彼はそう言って何度もキスをした。私はそれを受け入れて笑う。二人以外の生き物はもうこの世界には居ない。彼は満足そうな表情を浮かべると私を抱きしめ、暗闇へと連れて行った。
暗い混沌に塗れる世界。奇妙な音が空気を満たし、建物すべてが脈打ち変わる、そんな地球のどこかの一角で、腹の大きな女がいた。淫らで、厭らしくて、そして美しい女。彼女はお腹を撫でながら、うっとりとした表情を浮かべている。愛おしげに膨らんだ下腹部を眺める。
お腹には奇妙な紋章が描かれていて、まるで彼女の腹の中に何かがいるかのように蠢いている。そのお腹には胎児がいるのかもしれない。しかし彼女はそのことに気づかず、ただ幸せな気分に浸っていた。
その隣には神が立ち、子を慈しむような笑みを浮かべている。黒い触手が彼女に絡みつき、その口元は三日月形に歪んでいた。彼は幸せそうに微笑んでいた。
「……私の子」
愛おしげに呟く彼女の瞳には理性などなかった。
「ああ。君と俺の子だよ」
神は女を抱き寄せると口づけた。女もそれに応えるように舌を絡めると恍惚とした表情になる。その口元からは銀糸が滴り落ちていった。彼は優しく女の身体を抱きしめた。そして慈しみを込めた手つきで女の腹を撫でる。
「俺の花嫁……俺の子宮……俺だけのもの。永遠に」
神の手は愛しげに女の髪を梳く。そしてその額にキスを落とすと優しく笑った。
「あぁ……愛してる……」
狂気的な愛情が、彼女の胎の中で渦巻いている。この世の全てを拒絶し、愛するものだけを守ろうとする。そんな歪んだ愛情だった。
だが彼女はそんなことに気づかない。ただ彼の腕の中で幸せそうに微笑んでいた。
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