ぼっちの詩

ぼうしや

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お前よ

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お前の吐いた唾そんなにも美味しいものか

口を開けて待つ雛がいるのか

目に留めて置きたい程の煌めきがあるのか

心に染みる雨に似せただけが

そんなにも神と讃えるか

知らぬならば飲み込め

知るのならばひたすらに床の味を覚えてゆけ

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