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初夜
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ルークは教会で悪態をついた者に罰を言い渡していた。
ブランシュを傷つけられたことが許せなかったのだ。
ブランシュは気丈に振舞っていたが手が震えていた。
その事が気にかかったが式の最中に怒鳴るわけにはいかなかった。
だから式が終わった後、悪態をついた者に残ってもらい、罰した。
これに懲りてもう二度とブランシュを傷つける発言をしなければいいが。
ルークは初夜を楽しみにしていた。
ようやくブランシュを抱くことが出来る。
ルークは昔ブランシュと1度会った事があった。
狩りをしていて道に迷っていたところを幼いブランシュに助けられたのだ。
しかも、この森でもう狩りをしないで欲しいと泣いて頼まれた。
ブランシュの周りには色々な動物たちがいた。
鹿、犬、猫、きじ、兎。
どうやらその動物たちはブランシュの友達のようだった。
それに気づいたルークはこの森ではもう狩りをしないと約束した。
それが10年前の出来事だ。
ルークは26歳も年下の少女に心を奪われた。
いつか彼女が困っているときは今度は自分が助けようと決めていた。
そして月日は流れ彼女の国ルミール国が経済難に陥っていることを知った。
ブランシュはちょうど結婚適齢期になっていた。
ルークはブランシュの事を忘れたことがなかった。
ルークはブランシュを欲しいと思っていた。
そういう色々な事が重なり、彼女に求婚を申し入れた。
(ブランシュはどう思っているだろうか・・・)
金で買われたと思っているかもしれない。
ルークはブランシュを助けたい一心で起こした行動だった。
もちろん周りの反発はあった。
しかしルークは聞く耳を持たなかった。
そして今日ようやく本当の意味で彼女を手に入れられる。
ルークはこの日を10年待った。
もう我慢の限界だった。
ルークは軽く汗を流し、柑橘系のコロンをつけてブランシュの待つ部屋へ向かった。
戸をノックし、部屋に入った。
ブランシュはベッドの上にちょこんっと座っていた。
「ブランシュ」
そう声をかけるとブランシュはぎこちない笑みを浮かべた。
「ルーク様。用事はもう終わったんですか?」
「ああ、終わらせてきた」
「・・・」
「・・・」
重たい沈黙が落ちる。
最初に口を開いたのはルークだった。
「今日は疲れただろう?」
「はい。でも皆に祝福してもらえて嬉しかったです」
「そうか・・・少し、嫌な思いもさせてしまって悪かった」
「ルーク様が謝ることではありません!!私なら大丈夫です。覚悟して来ましたから」
「そうか・・・。ブランシュ」
「はい」
「今からお前を抱くがその覚悟は出来ているのか?」
「・・・はい」
ブランシュはルークの問いにそう答えた。
本当は怖くて逃げだしたい気分だ。
でもこれは王妃の務め。
ブランシュはそう自分に言い聞かせた。
ルークはブランシュをベッドに押し倒した。
「きゃっ」
「男は初めてか?」
「?」
言われている意味が分からず小首を傾げた。
「男に抱かれるのは初めてかと聞いている」
「は、初めてです」
「そうか。では時間をかけてじっくり進めねばな」
ブランシュはルークの言っている意味が分からなかった。
いきなり寝間着を剥ぎ取られた。
下着姿になり恥ずかしくて体をシーツで隠した。
「初々しいな。だが、それでは何もできない」
「あ、すみません」
ブランシュはシーツから手を離した。
「下着も脱がすがいいか?」
「はい」
ブランシュは本当に覚悟を決めた。
ルークに全てをさらけ出し恥ずかしさで死にそうだった。
ルークもいつの間にか服を全て脱いでいた。
「これで一緒だ。少しは恥ずかしくないだろう?」
どうやらルークなりの気遣いのようだった。
ルークはブランシュの控えめな胸を揉み始めた。
「痛くはないか?」
「はい、くすぐったいです」
そう答えると胸の頂を口に含み、舌先で転がした。
「あ、ん」
自分の口から出た甘ったるい声にブランシュは驚いた。
「ここが好きか」
「やぁん」
胸を弄られながら何度も舌先で転がされ、吸われ、甘噛みされた。
「んんぅ」
「やぁん」
徐々にブランシュの下腹部に違和感が出てきた。
「そこばかり・・・いやぁ・・・」
「ではこっちはどうだ」
ルークはそう言うとブランシュの両膝裏を持ち上げ左右に大きく広げた。
「!?」
自分でも見たことのない場所を晒されてブランシュは戸惑った。
「まだ、あまり濡れていないな・・・」
ルークは舌で花弁を押し開き、蜜口を舐め始めた。
「ルーク様、そんなところ汚いです!!」
ブランシュはルークの行為を止めようと彼の髪を掴んだ。
ジタバタとブランシュは抵抗してみたがルークの手はビクともしなかった。
ブランシュは余計に押さえつけられた。
「ブランシュ、暴れないでくれ。手加減できなくなる」
ルークの茶色い瞳が妖しく煌いた。
その瞳を見たブランシュはぞくりとした。
ブランシュは大人しくなった。
正確には大人しくさせられた。
ルークの舌が蜜壺へ入ってきた。
「ひぅ!!」
思わずのけ反ってしまった。
「やぁぁ」
ルークはまだ舐め続けている。
快楽の芽を見つけるとそこを中心的に舐め始めた。
何ともいえない感覚が体中に広かる。
暫くすると快楽に変わりブランシュは声を上げ達した。
「も、やぁぁあああああ!!」
ブランシュが達すると蜜壺からドッと蜜が溢れてきた。
ルークはそれを満足げに眺めて、今度は指を蜜壺へ入れてきた。
初めは1本だった指が2本になり3本になった。
指を出し入れされる度に中が擦れて変な感覚に襲われる。
「あ、あん、やぁん」
「はぁん・・・」
ルークは指をゆっくり抜き取り、自身のものをあてがった。
「ひっ」
(思っていたものより大きい!!)
ブランシュはそう思った。
でも、ここで逃げるわけにはいけない。
ブランシュはぎゅっと目を閉じた。
ルークのものが自分の中に入ってくるのがわかる。
「痛っ!痛い!」
あまりの痛さに体に力が入る。
「ブランシュ、力を抜け」
「・・・はい・・・」
ブランシュは頑張って何とか力を抜いた。
すると次の瞬間何かが体の中で破けたような感覚があった。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
ブランシュは荒い呼吸を繰り返している。
「ブランシュ、見てみろ。全部入ったぞ」
「・・・信じられません」
あんなに大きいものが入るだなんてブランシュは信じられなかった。
ルークは暫く動かずにいてくれた。
痛みが少し引いた頃ルークが言った。
「動くぞ」
「はい」
ルークは徐々にスピードを上げて動き始めた。
激しく肌と肌のぶつかる音が室内に響き渡る。
「あん、あぁああ!」
「やぁぁぁ!!」
またブランシュは達した。
ブランシュの中が絞まる。
ルークのものを締め付け始めた。
ルークは物凄い勢いで腰を打ち付け始めた。
そうしてルークも達した。
白濁した液は全てブランシュの蜜壺の中へ注ぎ込んだ。
「あぅ!熱い・・・!」
思わずブランシュは声を上げてしまった。
閨では大人しくしておくようにと母に言われていたのに・・・。
なかなか上手くいかなかった・・・。
恐る恐るルークの顔を見た。
ルークは穏やかに微笑んでいた。
優しい瞳でブランシュを見つめていた。
ルークはブランシュにキスをした。
濃厚な大人のキスだ。
口腔内を犯すように歯列をなぞり、舌を絡め、甘噛みされた。
それを何度も繰り返されているうちに心地よさに変わった。
ブランシュはキスをされながら眠りに落ちていった。
ブランシュを傷つけられたことが許せなかったのだ。
ブランシュは気丈に振舞っていたが手が震えていた。
その事が気にかかったが式の最中に怒鳴るわけにはいかなかった。
だから式が終わった後、悪態をついた者に残ってもらい、罰した。
これに懲りてもう二度とブランシュを傷つける発言をしなければいいが。
ルークは初夜を楽しみにしていた。
ようやくブランシュを抱くことが出来る。
ルークは昔ブランシュと1度会った事があった。
狩りをしていて道に迷っていたところを幼いブランシュに助けられたのだ。
しかも、この森でもう狩りをしないで欲しいと泣いて頼まれた。
ブランシュの周りには色々な動物たちがいた。
鹿、犬、猫、きじ、兎。
どうやらその動物たちはブランシュの友達のようだった。
それに気づいたルークはこの森ではもう狩りをしないと約束した。
それが10年前の出来事だ。
ルークは26歳も年下の少女に心を奪われた。
いつか彼女が困っているときは今度は自分が助けようと決めていた。
そして月日は流れ彼女の国ルミール国が経済難に陥っていることを知った。
ブランシュはちょうど結婚適齢期になっていた。
ルークはブランシュの事を忘れたことがなかった。
ルークはブランシュを欲しいと思っていた。
そういう色々な事が重なり、彼女に求婚を申し入れた。
(ブランシュはどう思っているだろうか・・・)
金で買われたと思っているかもしれない。
ルークはブランシュを助けたい一心で起こした行動だった。
もちろん周りの反発はあった。
しかしルークは聞く耳を持たなかった。
そして今日ようやく本当の意味で彼女を手に入れられる。
ルークはこの日を10年待った。
もう我慢の限界だった。
ルークは軽く汗を流し、柑橘系のコロンをつけてブランシュの待つ部屋へ向かった。
戸をノックし、部屋に入った。
ブランシュはベッドの上にちょこんっと座っていた。
「ブランシュ」
そう声をかけるとブランシュはぎこちない笑みを浮かべた。
「ルーク様。用事はもう終わったんですか?」
「ああ、終わらせてきた」
「・・・」
「・・・」
重たい沈黙が落ちる。
最初に口を開いたのはルークだった。
「今日は疲れただろう?」
「はい。でも皆に祝福してもらえて嬉しかったです」
「そうか・・・少し、嫌な思いもさせてしまって悪かった」
「ルーク様が謝ることではありません!!私なら大丈夫です。覚悟して来ましたから」
「そうか・・・。ブランシュ」
「はい」
「今からお前を抱くがその覚悟は出来ているのか?」
「・・・はい」
ブランシュはルークの問いにそう答えた。
本当は怖くて逃げだしたい気分だ。
でもこれは王妃の務め。
ブランシュはそう自分に言い聞かせた。
ルークはブランシュをベッドに押し倒した。
「きゃっ」
「男は初めてか?」
「?」
言われている意味が分からず小首を傾げた。
「男に抱かれるのは初めてかと聞いている」
「は、初めてです」
「そうか。では時間をかけてじっくり進めねばな」
ブランシュはルークの言っている意味が分からなかった。
いきなり寝間着を剥ぎ取られた。
下着姿になり恥ずかしくて体をシーツで隠した。
「初々しいな。だが、それでは何もできない」
「あ、すみません」
ブランシュはシーツから手を離した。
「下着も脱がすがいいか?」
「はい」
ブランシュは本当に覚悟を決めた。
ルークに全てをさらけ出し恥ずかしさで死にそうだった。
ルークもいつの間にか服を全て脱いでいた。
「これで一緒だ。少しは恥ずかしくないだろう?」
どうやらルークなりの気遣いのようだった。
ルークはブランシュの控えめな胸を揉み始めた。
「痛くはないか?」
「はい、くすぐったいです」
そう答えると胸の頂を口に含み、舌先で転がした。
「あ、ん」
自分の口から出た甘ったるい声にブランシュは驚いた。
「ここが好きか」
「やぁん」
胸を弄られながら何度も舌先で転がされ、吸われ、甘噛みされた。
「んんぅ」
「やぁん」
徐々にブランシュの下腹部に違和感が出てきた。
「そこばかり・・・いやぁ・・・」
「ではこっちはどうだ」
ルークはそう言うとブランシュの両膝裏を持ち上げ左右に大きく広げた。
「!?」
自分でも見たことのない場所を晒されてブランシュは戸惑った。
「まだ、あまり濡れていないな・・・」
ルークは舌で花弁を押し開き、蜜口を舐め始めた。
「ルーク様、そんなところ汚いです!!」
ブランシュはルークの行為を止めようと彼の髪を掴んだ。
ジタバタとブランシュは抵抗してみたがルークの手はビクともしなかった。
ブランシュは余計に押さえつけられた。
「ブランシュ、暴れないでくれ。手加減できなくなる」
ルークの茶色い瞳が妖しく煌いた。
その瞳を見たブランシュはぞくりとした。
ブランシュは大人しくなった。
正確には大人しくさせられた。
ルークの舌が蜜壺へ入ってきた。
「ひぅ!!」
思わずのけ反ってしまった。
「やぁぁ」
ルークはまだ舐め続けている。
快楽の芽を見つけるとそこを中心的に舐め始めた。
何ともいえない感覚が体中に広かる。
暫くすると快楽に変わりブランシュは声を上げ達した。
「も、やぁぁあああああ!!」
ブランシュが達すると蜜壺からドッと蜜が溢れてきた。
ルークはそれを満足げに眺めて、今度は指を蜜壺へ入れてきた。
初めは1本だった指が2本になり3本になった。
指を出し入れされる度に中が擦れて変な感覚に襲われる。
「あ、あん、やぁん」
「はぁん・・・」
ルークは指をゆっくり抜き取り、自身のものをあてがった。
「ひっ」
(思っていたものより大きい!!)
ブランシュはそう思った。
でも、ここで逃げるわけにはいけない。
ブランシュはぎゅっと目を閉じた。
ルークのものが自分の中に入ってくるのがわかる。
「痛っ!痛い!」
あまりの痛さに体に力が入る。
「ブランシュ、力を抜け」
「・・・はい・・・」
ブランシュは頑張って何とか力を抜いた。
すると次の瞬間何かが体の中で破けたような感覚があった。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
ブランシュは荒い呼吸を繰り返している。
「ブランシュ、見てみろ。全部入ったぞ」
「・・・信じられません」
あんなに大きいものが入るだなんてブランシュは信じられなかった。
ルークは暫く動かずにいてくれた。
痛みが少し引いた頃ルークが言った。
「動くぞ」
「はい」
ルークは徐々にスピードを上げて動き始めた。
激しく肌と肌のぶつかる音が室内に響き渡る。
「あん、あぁああ!」
「やぁぁぁ!!」
またブランシュは達した。
ブランシュの中が絞まる。
ルークのものを締め付け始めた。
ルークは物凄い勢いで腰を打ち付け始めた。
そうしてルークも達した。
白濁した液は全てブランシュの蜜壺の中へ注ぎ込んだ。
「あぅ!熱い・・・!」
思わずブランシュは声を上げてしまった。
閨では大人しくしておくようにと母に言われていたのに・・・。
なかなか上手くいかなかった・・・。
恐る恐るルークの顔を見た。
ルークは穏やかに微笑んでいた。
優しい瞳でブランシュを見つめていた。
ルークはブランシュにキスをした。
濃厚な大人のキスだ。
口腔内を犯すように歯列をなぞり、舌を絡め、甘噛みされた。
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