普通の女子高生が魔女として召喚されました

桃子とルーク

夜になり、アーシュが湯あみの準備に来てくれた。
「アーシュは・・・私が怖くないの？」
「私は桃子様の味方ですよ。怖くありません」
そう微笑むと部屋から出て行った。
優しい言葉をかけられたが、彼女もラルの事で多少ショックを受けているようだった。
「普通は動揺するよね・・・」
桃子はそう思った。
桃子は自分の電撃の力が恐ろしくて仕方なかった。
「私は王の魔女だものね」
そう自嘲気味に笑った。
桃子は湯が冷める前に入浴をすることにした。
かけ湯をし、浴槽に体を沈めた。
ラルのあの怪我はずっと残るだろう。
肉が焼け落ちていた。
桃子はあの光景を思い出し身震いした。
そうしてお湯につかっていると浴室の戸が開きルークが入ってきた。
「まだ落ち込んでいるのか？」
「・・・」
「大丈夫か？どうした？」
「どうしたじゃない！！何で一緒に入ろうとしているの！？」
「桃子がまた泣いているような気がしてー・・・」
そう言いかけ湯をし湯ぶねに入ってきた。
裸のまま後ろから抱きしめられた。
そして胸を揉まれ、胸の頂を摘ままれた。
「待って、こんなところで・・・」
「じゃぁ、ベッドなら良いのか？」
「どっちも抱くなら一緒じゃない」
桃子は照れ隠しでそう言った。
「あ、ん」
「桃子、抱かれている間は俺の事だけ考えていればいい」
「うぅんっ」
「あぅっ」
浴室に桃子の喘ぎ声が響く。
桃子は浴槽のふちに座らされ、足を大きく開かされた。
その間にルークは顔を埋めた。
直に花弁から快楽の芽を上下に移動するかのように舐められ始めた。
花弁はあっさり綻び、蜜口がひくひくしているのが自分でもわかって桃子は真っ赤になった。
ルークはいつもより執拗に快楽の芽を責める。
「あぁぁぁん！」
桃子は呆気なく達した。
蜜がどっと溢れてきた。
その蜜を舐めとりルークは桃子の蜜口に自身のものをあてがい突き入れた。
「ひぅう！！」
桃子は衝撃で意識が飛びそうになった。
ルークは腰を動かし自身のものを蜜壺の中で回し始めた。
「あ、ん！」
「ここが好きか」
そう呟くとルークはそこを突き始めた。
「そこ、やぁ・・・！！」
「嫌じゃないだろう？蜜が溢れてきているぞ？」
そう言われ桃子はより一層赤くなった。
ルークが腰を動かすたびに湯ぶねのお湯がはね桃子の体にかかる。
「や、お湯が中に入っちゃう・・・」
「大丈夫だ、しっかり栓をしているからな」
桃子の蜜壺は締まり蜜壁は蠢き、きゅうきゅうっとルークのものを締め付け始めた。
「や、もう、だめぇー・・・！」
そう言い桃子は達した。
桃子が達した後もルークは腰を動かし続けている。
「酷いな、先に達するなんて」
「あっ・・・」
指摘され桃子は恥ずかしくなった。
俯く桃子の顔を上げさせキスをした。
腰を激しく動かしながら桃子の体を支え、キスをしながら行為に及んだ。
暫くそうされていると中が擦れて快楽が生まれてきた。
「や、ルークゥ・・・もう、やめてぇ！」
「はっ、気持ちいいだろう？」
「やぁあぁぁあぁ！！」
桃子はまた達してしまった。
それと同時にルークも達した。
ルークは白濁した液体を浴槽の外へ出した。
（また避妊してくれた・・・）
「ルーク・・・どうして避妊してくれるようになったの？」
「何だ、中に出したほうがいいのか？俺は中に出したい」
「や、やめて！！」
「・・・桃子はこの方が良いんだろう？」
桃子はものすごい勢いで頷いた。
「そうか」
ルークは少し残念そうだった。
ルークは浴槽のふちに座らせていた桃子を浴槽に戻し、お湯をかけ体を温めてくれた。
今日のルークはいつもより優しい。
「今日は色々あったが今ので疲れただろう？よく眠れるといいな」
「もしかして・・・今抱いたのってー・・・私の為？」
「さぁな」
そう言い桃子の唇にキスを落とした。

桃子は抱かれている間何も考えられなかった。
その間だけは全て忘れていられた。
そして急に眠気が襲ってきた。
それに気がついたルークは桃子を横抱きにし浴槽からあげた。
桃子は体を拭き、服を着るとベッドへ倒れ込んだ。
そんな桃子を守るかのように抱きしめると2人は眠りについた。