白蛇の花嫁

銀の兄の花嫁

しつこい日吉

キスより先に進んだ2人は週末に会い、愛し合った。
「はぁ、んぅ、もぅ・・・むり・・・」
「まだ大丈夫だろう？お前の中はヒクついて俺のものを離そうとしないぞ？」
「もう！そう言う事・・・言わないで・・・」
「はぁん、うぅん、やぁ。もう、2回目だよ」
「2回目だろうと何だろうとまだ足りない」
そう言い日吉は腰を動かし続ける。
日奈子が抵抗を始めたので日奈子の好い所を思いっきり突き上げた。
「ひぅん！！」
「やぁ、そこ、駄目ぇ！！」
日吉はあえてその声を無視し腰を激しく動かしていく。
「あ、また、変な感じがする・・・」
「達しろ」
「やぁぁぁあん！！」
日吉に言われるがまま日奈子は達した。
蜜が溢れ出てきて滑りが良くなった。
きゅきゅうと日吉のものを締め付けているのが自分でもわかる。
「もぅ、やめ・・・て・・・」
「わかった、後1回したらな」
そう言うとまた激しく腰を動かし始めた。
「やぁあぁあぁ！！」
達したばかりの体はこの行為は拷問のようなものだ。
体中に快楽が走り、日奈子は何度も達した。
ようやく日吉も達した。
白濁したものを日奈子の腹部へとかけた。

「最近の日吉、ちょっとしつこい！」
「どの辺が？」
「やめてって言ったのに、全然やめてくれないもん」
そう言い日奈子は日吉から距離を取った。
しかし呆気なく捕まてしまった。
日吉は、少し考えてから話し始めた。
「こうやって抱いていないと不安になるんだ」
「不安？」
「人間の世界にも男が大勢いる。もし、日奈子が心変わりしたら・・・日奈子を食べてしまうかもしれない」
獰猛な瞳に見据えられ、日奈子は身を硬くした。
「心変わりなんてしないよ。私は日吉が一番好きだよ」
「そうか。それならもっと抱かせてくれ」
「それとこれとは話が別だから！！」
「今日はもう3回も抱かれてへとへとなの。休ませて・・・」
そう言うと日吉に腕を回し抱きついてきた。
「やっぱり、人間は弱いな。たったの3回でばてるのか？」
「私が幼いからかもしれないけどもう少し大人になったら大丈夫になるかもしれない」
（しまった。これではまるで抱いて欲しいと言っているようなものじゃない）
日吉は日奈子の心変わりを心配しているようだが、そんな事は起こらない。
日奈子は日吉をとても愛しているからだ。
「日吉、私ずっと日吉といたいと思っているよ」
「・・・それならいい」
「日吉は私の事どう思っているの？」
「愛しているぞ、食してしまいたいくらいにな」
日奈子は身の毛がよだった。
彼の瞳は真剣だった。
熱烈な愛の告白を受け日奈子は狼狽えた。
しかし日奈子はその狂気じみた答えすら嬉しく思っている。
「私・・・おかしくなっちゃったのかな・・・」
日奈子は1人呟いた。
その声は日吉には届かなかった。