白蛇の花嫁

えりー

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銀の兄の花嫁

日奈子と喧嘩

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日吉は最近まるで壊れてしまったように日奈子を抱き続けようとする。
口で言っても態度で示しても一切聞き入れようとはしない。
正直日奈子は疲れてしまった。
少し距離を置こうと考えた。
日奈子は次の週日吉の元へ行かなかった。
すると夜になると日吉がやって来た。
「日吉・・・」
日奈子の部屋に押し入り日奈子を押し倒した。
「何故来なかった!?」
そして怒りに任せ、日奈子を抱こうとした。
乱暴に衣服を脱がそうとする。
日奈子はそんな日吉が怖かった。
「やめて・・・嫌ぁ!」
「日奈子は俺が嫌いになったのか!?」
「違・・・う!」
ルビーのような瞳で睨まれ日奈子は怯えた。
まさか社に行かなかっただけでこんなに日吉が荒ぶると思わなかった。
日奈子は抵抗したがやはり敵わない。
「抱かれるのが嫌になったのか?」
「それも違う!」
徐々に服ははだけていき小さな乳房が露出した。
その乳房を大きな手で揉み刺激を与えていく。
もう片方の乳房は口に含み舌先でねっとりと舐めて弄ぶ。
「ひぁ!」
「静かにしておかないとお前の両親が様子を見に来るぞ?」
「んぅ・・・うぅ」
日奈子の下腹部が疼き始めた。
それに気がついた日吉は日奈子のパジャマのズボンを脱がせ、下着も剥ぎ取った。
「や!今日は嫌っ」
「何故拒む!?」
そう言い日奈子の秘部に触れた。
もう既に濡れそぼっていた。
「こんなに蜜を流しているのに・・・」
日吉は日奈子をうつ伏せにし、腰を高く持ち上げた。
快楽の芽を弄りながら日吉は日奈子の蜜壺を目指して一気に突き入れた。
「んー!」
声を押し殺している日奈子の悲鳴が耳に入ってきたが日吉は無視して、行為を再開した。
後ろから抱かれるのは初めてで日奈子は怯えた。
しかし、日吉は止める気配はない。
日吉のものが出し入れされるたびに中が擦れて気持ち良くなってしまう。
「あぅ、あぁ、ぁあん」
「ほらやはり抱かれるのは好きなんじゃないか」
ろくに抵抗も出来ずに日吉は思いのまま突き入れてくる。
「も、やぁぁぁ・・・・!!」
日奈子は達した。
「気持ちいいんだろう?日奈子?」
そう言い日吉は嗤う。
その表情は色っぽく妖しく見えた。
「やぁ、お願い・・・もう、やめてぇ」
「駄目だ。それじゃあお仕置きにならないだろう?」
「・・・お仕置き・・・?」
日奈子の中で日吉は一度果てた。
白濁したものを日奈子の蜜壺へ注いだ。
「ひっ、嫌ぁ」
「嫌がっても止めない」
また日奈子の中で大きくなり始めたものを出し入れし始めた。
「答えろ、何故来なかった」
「ひぅ、あぁん、やぁぁん」
「ひ、日吉と会っても・・・この行為ばかりで・・・それが嫌だったの・・・」
「何?」
「日吉は私の体だけが目当てなの?」
「何を言っている?」
日吉はずるりと日奈子の中から自身のものを取り出した。
「私は日吉の事好きだよ・・・でも、毎回この行為ばかりで・・・」
「・・・日奈子を抱くのは俺の愛情表現だ」
「愛情表現・・・?」
日奈子はきょとんとした顔で日吉を見上げた。
日吉は脱がせた日奈子の服を渡した。
日奈子は恥ずかしそうにこそこそ身につけた。
「じゃあ、好きだからしていたの?」
「ああ、それ以外ないだろう?」
日奈子はそれを聞きほっとしたような表情を浮かべた。
「体だけが目当てならその辺の女で済ませてる」
「・・・」
日奈子はそう言った日吉をじとっとした目で見た。
「日吉は好きでもない女の人でも抱けるのね。ふぅん・・・」
「もののたとえだ。本当に好きな女しか抱かない」
「分かった。日吉を信じる」
「だが、この行為が嫌だから来なかったのか?」
「・・・違うよ、もっと他の事とかもしたいの」
「他の事?」
「一緒に散歩したり、ピクニックしたり、川で遊んだり」
「・・・そうか、まだ12歳の子供だったな」
「!」
そう指摘され急に恥ずかしくなった。
大人はあの行為だけでも十分満たされるが日奈子はまだ子供だったことを日吉は思い出した。
「分かった。来週は日奈子の行きたいところに連れて行こう」
「本当!?」
「これで許してくれるか?」
「許す?」
「あの行為ばかりで拗ねていたんだろう?」
「す、拗ねてなんかないもん!!」
そう言い日奈子は日吉を部屋の外へ追い出した。
日吉も大人しく帰って行った。
「日奈子は違う意味で物足りなかったのか・・・気づかなかった」
日吉は1人納得し、頷きながら夜空を飛び自分の社へと戻った。

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