[完結]前世引きこもりの私が異世界転生して異世界で新しく人生やり直します

mikadozero

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三年生 卒業の年編

38 ニアとの再会

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私は、生徒会室で選ばれた生徒会の仲間と自己紹介をしようとしている。みんな、見渡すと緊張した顔をしていた。少し、顔が堅いと言うべきなのだろうか。みんな、対面で座っていて気まずい。そんな中、一人の少女が言う。

「あの、まず自己紹介さっさと終わらせましょう」

そう言われると、みんな堅かった顔の表情が少し和らいだ。私もそれに合わせて少し表情を和らげる。少女が続けて言う。

「私は、三年生のマリアよ。苗字は言う必要あるかしら」

突然、質問を投げられてみんな困惑していたがみんな首を横に振っていた。私も、周りに合わせて首を横に振る。

「じゃぁ、苗字は名乗らなくていいわね」

そう言いマリアは椅子に腰をかけた。次に誰が、発表するか…みんな譲り合って誰も自己紹介をしようとしない。

私が、立とうとした時男子が立った。男子は勢いよく立ちすぎて椅子が倒れてしまった。椅子を直して言う。

「俺は、二年生のマリクです。よろしくお願いします」

マリクは丁寧にお辞儀をして椅子に座った。すると、次の少女が立った。私は、彼女の方に体を向ける。

「私の名前はエマです…え、えーと学年は三年です」

彼女は急いで、椅子に座って生徒会室に椅子の座る音が響いた。すると、残りは私と男子のみ…どちらが言うか私は彼の目を見る。すると、彼は立ち上がり言う。

「俺は、ファインよろしく。三年だ」

そう言い座る。そして、私が最後になってしまった。私は、椅子からゆっくりと立って言う。

「私の名前はソフィ。三年よ」

そう言うと、マリアが指揮をとるかのように言う。

「じゃぁ自己紹介終わったから役割を決めるわよ」

そう言うと、再び生徒会室は沈黙に包まれた。またもや、気まずい空気が漂う。すると、マリクが言う。

「一番票が多かったソフィは生徒会長で良くないですか?」

私の名前が突然呼ばれて私は驚く。私が動揺しているとエマが言う。

「私は賛成です」

続けて、ファインとマリアも賛成と言った。私は理解が追いつかない。すると、マリアが言う。

「生徒会長はソフィで決定ね!」

マリアに、ウィンクされながら言われてしまう。こんな状況で断れる理由がなかった。私は、生徒会長になったのだった。

その後の話し合いで、決まったのが…

マリアは副会長。ファインとマリクが幹部。そして、経理兼秘書がエマとなった。
私たちは早速、生徒会の仕事に取り掛かった。生徒会の仕事は、小難しく考えて人の意見を聞かないと処理できる仕事がない。

処理できても、最終確認のエマのチェックで不自然な点があったらやり直し。生徒会は案外過酷なものだった。

私たちは、放課後をフルで使い処理できた仕事が二件くらいだ。このペースでやっていると途方もない時間がかかってしまう。

そして、処理しても新しい仕事が来るので処理して…新しい仕事が来る。この無限ループだ。
みんなが生徒会室を出て行く時間になった。私は言う。

「みんなはもう帰っていいよ」

そう言うと、マリアが荷物を持って言う。

「え?生徒会長は帰らないんですか?」

そう聞かれて私はどう言い訳しようか考えていると、書類を見ていたエマが言う。

「私がいるので大丈夫ですよ」

エマが、私をフォローしてくれた。私は後で感謝をしようと思った。
みんなが帰っても私たちは仕事が山積みだった。エマが手を止めて言う。

「もう、外薄暗いですし先生に報告して帰りましょうか」

私は後でエマに言われて気がついたが外がもう薄暗かった。私は頷いた。
生徒会室を出て廊下を歩いていると…目の前に誰かが歩いている

エマと私は怪しんだ。こんな時間に学校を出歩いている人はいないはず…
私たちは、少し急足で音を立てないように近づく。そして、怪しい人の肩を叩く。

「あなたは誰?」

そう言うと、怪しい人はゆっくりとこちらに振り向く。すると、その顔は…

「エマ!」

私は…えっ?と思った。この声は絶対にニアだ。私は疑問に思いながら言う。

「ニア、ここで何をしていたの?」

そう聞くと、ニアはこちらに向いて静かに呟く。

「二人が心配だった…」

それを聞いて私たちは少し微笑んんだが…

「ニア…ダメでしょう?こんな時間に学校に居ては…」

そう言うと、ニアはしょんぼりしていた。私は言う。

「私の部屋寄ってく?」

そう言うと、ニアは喜んでいた。私たちは小声で話しながら部屋まで言った。
本当は部屋と部屋の移動は禁止だが…秘密裏でやっている。ニアは、部屋に入ると少し感動してベットに飛び込んだ。

そのあとは、部屋の中でニアとお話を楽しんだ。そして、数時間が経った頃。ニアが言う。

「私もう帰るね」

「そう?」

そう言いながら私は時計を見た。

「そうね、もう帰ったほうがいいわね」

そう言うと、ニアは帰る準備をして…

「またね」

ニアは手を振ってくれた。私はその手を振り返した。

ニアの笑顔は久しぶりに見た。久しぶりに話すのは楽しかった。この一年間でニアは成長したなと思ったのだった。
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