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2話 幻想と現実
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担任が昨晩、担任の家の近くで死亡した。
他殺か自殺か、今は捜査が進んでいる。
学校は蜂の巣を突いたような状態。
警察は生徒にも事情聴取しているらしい。
もともと、担任は多くの女子生徒から嫌われている。
担任をかばう人なんて誰もいなかった。
学校では、恨まれて殺されたに違いないと噂されている。
警察が来たら、私の両親は、私がずっと家にいたと言うはず。
母親は、昨晩、父親が帰った20時に玄関の鍵をかけた。
それから玄関が空いた音はしていないと事件を聞いて話している。
私自身、アプリの世界で見たことが現実かどうかは分からない。
今では、ただの夢のような感じもする。
ただ、殺害現場の状況も時間も、私の記憶と合致している。
ただ、血だらけだった服はどこにもない。
殺害現場から私が自分の部屋に戻った時の記憶もない。
警察が私に辿り着ける証拠はどこにもないはず。
警察の捜査状況は、女子学生の間で噂となり学校を駆け巡る。
凶器のナイフには担任の指紋しかなかったらしい。
近辺の監視カメラにも不審者がいなかったと聞いた。
ひどい痛みを感じるお腹で自殺する人はいない。
しかも、腸をナイフでかき混ぜれば、痛みは想像を絶する。
直前まで、特に心を病んでいたという証言もない。
でも、まるで自分を刺したとしか考えられない状況。
争った形跡もない。警察は、自殺の線で捜査を進めているらしい。
あれって、やっぱり幻想だったのかしら。
担任を刺したときの映像が蘇ってきた。
理科の実験でカエルにメスを入れている感覚。
ただ、担任の顔には恐怖と激痛の表情が満ちていた。
あの時は怖かったけど、今はただの幻想のように思える。
夢で、あんなにリアルな映像が目に入るとは考えられない。
本当は、私が殺したのかもしれない。
でも、警察は、違和感はあるものの自殺と断定した。
捜査本部は解散となり、学校にも平穏が戻る。
私が殺害したわけじゃない。警察もそれを認めた。
あの担任が悪いから自業自得。
本当に自殺をした、あれは幻想だったと私は思い始めていた。
数日後、担任の葬儀が行われる。
葬儀場は閑散とし、学校関係者は校長しか来なかった。
担任は誰からも嫌われていたのだと思う。
その寂しさに耐えきれずに自殺したのかもしれない。
そう言って、担任の親が泣いていたらしい。
でも、今更泣いても、担任が戻ってくるわけでもない。
こんな経験ってあるんだとびっくりしていた。
同時に、快感が体の中を駆け巡る。
あんなに嫌いだった担任を、この世から追放できた。
変態の担任から見られるという実害もなくなる。
人が死んで、そんなこと思うのは不謹慎だとは分かってる。
でも、不思議とそんなことを考えていた。
一方で、幼稚園の頃からあった自責の念も薄れてきた。
そもそも、女性をいやらしい目で見るやつが悪い。
私が悪いから、あんな事件が起きたわけではない。
そんな悪いやつを私はこの世から排除した。
この世の中は、私のおかげで少しは良くなった。
一つは、この世の中のために貢献できたと。
このアプリは、単なるゲームではないかもしれない。
そうだとすれば、逮捕されずに嫌いな人を殺せる。
いずれも自殺ということで終わるのかもしれない。
そして、この世の中を一歩、良くすることができる。
担任を殺した時間は、別世界にいる気分だった。
ただ、快感だけが残ってる。
快感だけじゃなく、内心は笑いがこみ上げてきた。
ただの偶然かもしれないけど、そうでもない気がする。
そうなら、このアプリはすごい。
その晩、日々のストレスは消え、気持ちよく眠りについた。
翌日も普通に満員電車で学校に通う。
私は、どこにでもいる女子高生。
こんなゲームに興味があるといっても、そんなに荒れた性格ではない。
周りから見れば、性格がいいお嬢さんという感じだと思う。
ただ、女子高という女性ばかりの社会にストレスを感じているだけ。
たしかに、幼稚園の時の嫌悪感から、おじさんからは遠ざかりたかった。
でも、こんなに女性だけの社会が汚いものかということも知らなかった。
知っていれば、6年間続く女子校生活なんて望まなかったかもしれない。
学校では、私を見下し、マウントをとってくる女性ばかり。
女性って本当に嫌な生き物。本心を隠し、笑いながら相手を蹴落とす。
陰湿な嫌がらせをする。心を許せる友達はいない。
私は、そんな女性にはなりたくない。
誰のことも思いやり、やさしく包み込む女性でいたい。
これまで、そういう女性でいられたと自信を持って言える。
同年齢の男性への憧れはある。男性に包みこまれ、優しくされたい。
男性なら、嫌な女性から守ってくれるはず。
そうすれば、もっと明るい日々を過ごせるのだと思う。
でも、中学から女子校の私は、ほとんど男性と話したことがない。
電車とかで男性を見ると、恥ずかしくなって下を向いてしまう。
もし、声をかけられたら、何を話していいか分からない。
きっと、逃げ出してしまうと思う。
それでも、遠くから男性を見ている自分がいた。
男性どうしで話しているのをみると、本当にあどけない。
お互いに友情を感じ、今を楽しんでいるみたい。
私は、そんな男性が素敵だと思う。
女性の嫌らしさとは違う。
本当は、男性の中に飛び込み、みんなに優しくされたい。
よくドラマとかである、幼馴染的な。
でも、そんなことしたら、女性達からの攻撃は倍増する。
だから、学校では、男性に興味がないふりをしているのが一番。
1人で本でも読んで時間が過ぎていく。
暗いと思われても、女性達から虐めを受けるよりはまし。
中学校の頃は、もっと周りと仲良くしようとしたけど、無理だった。
だから今は、男女に限らず、今は、友人を作る気にはなれない。
ボッチとバカにする人もいる。
でも、別に、誰に迷惑をかけているわけでもない。
そんなストレスを抱える中、毎晩、眠れず、頭痛がひどい。
そして、最近、少し精神が不安定になっている気がする。
なぜか、急に不安に襲われたかと思うと、イライラを抑えられない。
生理も不順で、不思議と周りに攻撃的になったりもする。
理由も分からずに、泣いている時もある。
自分のことがよく分からない。
私を攻撃するのをやめてと悲鳴をあげてしまうこともあった。
そんな時、不思議そうな顔をされることがある。
そんなこと言っていない、逆に悪者にしないでと。
まるで私が気がふれているとか、悪いみたいに。
みんな私を嫌いなのだと思う。
私がしっかりと聞いたのだから、そんな嘘をつくのはひどい。
だったら、誰かが攻撃してきたら、こちらも攻撃すればいい。
相手に反論しなくても、自分は間違っていないと思えれば十分。
いつの間にか、机や壁を叩きつけている自分に気づく。
その直後に、自分が生きている価値がないと落ち込む。
ベッドのうえで、ただ天井を見つめ、泣き出してしまう。
今朝は、友達と群れ、人に依存する方がくだらないと考えていた。
心に開いた穴を他人に埋めてもらわないと生きていけない。
そんな人生、どこかで挫折してしまうと。
ただ、悪人のせいで私の方が自宅に閉じこもるのはおかしい。
そんな怒りから、最近は、休まずに学校に行ってる。
そうすると、人と会うからまたストレスを感じてしまう。
この世から、人がいなくなればいいのに。
いつも、そんな事を考えてしまう。
そんな時に、このアプリと出会った。
私の心の中で、気に入らない人を消していければいい。
それだけでもストレスは大きく減る。
そして、次のターゲットをクラスメートの澪にした。
私は悪くないのに、毎日のように続く、私へのいじめをなくそうと。
他殺か自殺か、今は捜査が進んでいる。
学校は蜂の巣を突いたような状態。
警察は生徒にも事情聴取しているらしい。
もともと、担任は多くの女子生徒から嫌われている。
担任をかばう人なんて誰もいなかった。
学校では、恨まれて殺されたに違いないと噂されている。
警察が来たら、私の両親は、私がずっと家にいたと言うはず。
母親は、昨晩、父親が帰った20時に玄関の鍵をかけた。
それから玄関が空いた音はしていないと事件を聞いて話している。
私自身、アプリの世界で見たことが現実かどうかは分からない。
今では、ただの夢のような感じもする。
ただ、殺害現場の状況も時間も、私の記憶と合致している。
ただ、血だらけだった服はどこにもない。
殺害現場から私が自分の部屋に戻った時の記憶もない。
警察が私に辿り着ける証拠はどこにもないはず。
警察の捜査状況は、女子学生の間で噂となり学校を駆け巡る。
凶器のナイフには担任の指紋しかなかったらしい。
近辺の監視カメラにも不審者がいなかったと聞いた。
ひどい痛みを感じるお腹で自殺する人はいない。
しかも、腸をナイフでかき混ぜれば、痛みは想像を絶する。
直前まで、特に心を病んでいたという証言もない。
でも、まるで自分を刺したとしか考えられない状況。
争った形跡もない。警察は、自殺の線で捜査を進めているらしい。
あれって、やっぱり幻想だったのかしら。
担任を刺したときの映像が蘇ってきた。
理科の実験でカエルにメスを入れている感覚。
ただ、担任の顔には恐怖と激痛の表情が満ちていた。
あの時は怖かったけど、今はただの幻想のように思える。
夢で、あんなにリアルな映像が目に入るとは考えられない。
本当は、私が殺したのかもしれない。
でも、警察は、違和感はあるものの自殺と断定した。
捜査本部は解散となり、学校にも平穏が戻る。
私が殺害したわけじゃない。警察もそれを認めた。
あの担任が悪いから自業自得。
本当に自殺をした、あれは幻想だったと私は思い始めていた。
数日後、担任の葬儀が行われる。
葬儀場は閑散とし、学校関係者は校長しか来なかった。
担任は誰からも嫌われていたのだと思う。
その寂しさに耐えきれずに自殺したのかもしれない。
そう言って、担任の親が泣いていたらしい。
でも、今更泣いても、担任が戻ってくるわけでもない。
こんな経験ってあるんだとびっくりしていた。
同時に、快感が体の中を駆け巡る。
あんなに嫌いだった担任を、この世から追放できた。
変態の担任から見られるという実害もなくなる。
人が死んで、そんなこと思うのは不謹慎だとは分かってる。
でも、不思議とそんなことを考えていた。
一方で、幼稚園の頃からあった自責の念も薄れてきた。
そもそも、女性をいやらしい目で見るやつが悪い。
私が悪いから、あんな事件が起きたわけではない。
そんな悪いやつを私はこの世から排除した。
この世の中は、私のおかげで少しは良くなった。
一つは、この世の中のために貢献できたと。
このアプリは、単なるゲームではないかもしれない。
そうだとすれば、逮捕されずに嫌いな人を殺せる。
いずれも自殺ということで終わるのかもしれない。
そして、この世の中を一歩、良くすることができる。
担任を殺した時間は、別世界にいる気分だった。
ただ、快感だけが残ってる。
快感だけじゃなく、内心は笑いがこみ上げてきた。
ただの偶然かもしれないけど、そうでもない気がする。
そうなら、このアプリはすごい。
その晩、日々のストレスは消え、気持ちよく眠りについた。
翌日も普通に満員電車で学校に通う。
私は、どこにでもいる女子高生。
こんなゲームに興味があるといっても、そんなに荒れた性格ではない。
周りから見れば、性格がいいお嬢さんという感じだと思う。
ただ、女子高という女性ばかりの社会にストレスを感じているだけ。
たしかに、幼稚園の時の嫌悪感から、おじさんからは遠ざかりたかった。
でも、こんなに女性だけの社会が汚いものかということも知らなかった。
知っていれば、6年間続く女子校生活なんて望まなかったかもしれない。
学校では、私を見下し、マウントをとってくる女性ばかり。
女性って本当に嫌な生き物。本心を隠し、笑いながら相手を蹴落とす。
陰湿な嫌がらせをする。心を許せる友達はいない。
私は、そんな女性にはなりたくない。
誰のことも思いやり、やさしく包み込む女性でいたい。
これまで、そういう女性でいられたと自信を持って言える。
同年齢の男性への憧れはある。男性に包みこまれ、優しくされたい。
男性なら、嫌な女性から守ってくれるはず。
そうすれば、もっと明るい日々を過ごせるのだと思う。
でも、中学から女子校の私は、ほとんど男性と話したことがない。
電車とかで男性を見ると、恥ずかしくなって下を向いてしまう。
もし、声をかけられたら、何を話していいか分からない。
きっと、逃げ出してしまうと思う。
それでも、遠くから男性を見ている自分がいた。
男性どうしで話しているのをみると、本当にあどけない。
お互いに友情を感じ、今を楽しんでいるみたい。
私は、そんな男性が素敵だと思う。
女性の嫌らしさとは違う。
本当は、男性の中に飛び込み、みんなに優しくされたい。
よくドラマとかである、幼馴染的な。
でも、そんなことしたら、女性達からの攻撃は倍増する。
だから、学校では、男性に興味がないふりをしているのが一番。
1人で本でも読んで時間が過ぎていく。
暗いと思われても、女性達から虐めを受けるよりはまし。
中学校の頃は、もっと周りと仲良くしようとしたけど、無理だった。
だから今は、男女に限らず、今は、友人を作る気にはなれない。
ボッチとバカにする人もいる。
でも、別に、誰に迷惑をかけているわけでもない。
そんなストレスを抱える中、毎晩、眠れず、頭痛がひどい。
そして、最近、少し精神が不安定になっている気がする。
なぜか、急に不安に襲われたかと思うと、イライラを抑えられない。
生理も不順で、不思議と周りに攻撃的になったりもする。
理由も分からずに、泣いている時もある。
自分のことがよく分からない。
私を攻撃するのをやめてと悲鳴をあげてしまうこともあった。
そんな時、不思議そうな顔をされることがある。
そんなこと言っていない、逆に悪者にしないでと。
まるで私が気がふれているとか、悪いみたいに。
みんな私を嫌いなのだと思う。
私がしっかりと聞いたのだから、そんな嘘をつくのはひどい。
だったら、誰かが攻撃してきたら、こちらも攻撃すればいい。
相手に反論しなくても、自分は間違っていないと思えれば十分。
いつの間にか、机や壁を叩きつけている自分に気づく。
その直後に、自分が生きている価値がないと落ち込む。
ベッドのうえで、ただ天井を見つめ、泣き出してしまう。
今朝は、友達と群れ、人に依存する方がくだらないと考えていた。
心に開いた穴を他人に埋めてもらわないと生きていけない。
そんな人生、どこかで挫折してしまうと。
ただ、悪人のせいで私の方が自宅に閉じこもるのはおかしい。
そんな怒りから、最近は、休まずに学校に行ってる。
そうすると、人と会うからまたストレスを感じてしまう。
この世から、人がいなくなればいいのに。
いつも、そんな事を考えてしまう。
そんな時に、このアプリと出会った。
私の心の中で、気に入らない人を消していければいい。
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