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11話 新たな門出
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私は、中国への出立を決めた日、お別れに和樹と会うことにした。
和樹の家に近い渋谷で、ハチ公の前で待ち合わせをする。
土曜日の夕方、多くの若者で溢れ、スクランブル交差点は人という蟻が蠢く。
和樹は相変わらず律儀で、待ち合わせ時間の前なのにハチ公の前で待っていた。
Tシャツ、短パン姿で飾らず、私のことを暖かく包み込んでくれる昔のままの和樹がいる。
私は走って和樹とハグをした。
私は、和樹にキスをしようとしたけど、和樹は照れて、顔を離す。
そう、和樹はそんな人。女性に興味がないわけでもないのに、恥ずかしがり屋。
私は腕を組み、体を和樹に寄せて歩き出す。
道路には多くの車のヘッドライトが流れていく。
目を見上げると、夜なのに、眩しいぐらいの光の万華鏡が辺りを照らす。
誰もが、この一瞬を精一杯楽しもうと背伸びをし、笑顔の渦が空を昇っていく。
今夜は、道元坂1丁目にある鉄板焼きのお店で個室を予約していた。
「美奈さん、ご馳走してくれると言っていたけど、こんな高級なお店でよかったんですか?」
「いいの、いいの。和樹だけに留めておいて欲しいんだけど、明日から中国に行こうと思っていて、今日は、その最後の日だから、和樹と送別会ということで。」
「それなら、僕がお金を出さないと。」
「そんなこと気にしないで。いつも、和樹からは暖かい気持ちをいっぱい貰っているから。」
赤ワインで乾杯する。
今更、未成年だなんて言わないで。見た目は20歳を超えていると思うし。
「もちろん、日本を出ることは、他の人には話さないけど、どうして中国に行くの?」
「ハッキング業界で仕事していたら、もっと上を見たくなったの。中国には優秀なハッカーが多いらしいし、切磋琢磨してもっとスキルを身につけたい。」
「いつも、美奈はすごいね。僕なんて、暴力団に縛られて、しがないキャバクラの店員なのに。」
「そんなに卑下しないでよ。私の人生の中で、一番素敵な人は和樹だと思っているんだから。」
「また、そんなこと言って。」
「本当なのよ。」
「でも、ボスからマンションも貰ったときに、他では働かないと約束したんでしょう。ボスが怒って、どこまでも探すんじゃない。危ないよ。」
「大丈夫。中国政府に雇われたといえば、ボスだって、敵わないと思って、諦めるはず。それだけ、今度行く組織は強力なの。」
「そうなんだ。それなら、美奈がしたいことを僕は最後まで応援する。」
「ありがとう。」
窓から、首都高を多くの車がテールランプをたなびかせ通り過ぎる光景が見える。
その鮮やかさは、私の将来を祝福しているみたい。
伊勢海老、シャトーブリアンステーキと豪勢な料理が続き、お店を出る。
お店の前には、頼んでおいたタクシーが待っている。
「美奈、これからどこに行くの?」
「これから和樹の部屋に行こう。」
「ボスから禁止されているんじゃないの?」
「今更、何を言っているのよ。そもそも、2人で会っていること自体がアウトじゃない。さあ、行くよ。」
私たちは、池ノ上の和樹の部屋に向かう。
タクシーの中で恋人繋ぎをして、ずっと和樹の顔を見ていた。
外の風景は全く目に入らない。
15分ぐらい乗ると、和樹の部屋が見えてきた。
私が穏やかに過ごせた唯一の場所。
久しぶりに和樹の部屋でシャワーを浴びて、何も着ずに和樹の前に出る。
もう、しっかりしてくださいと和樹は苦笑する。その姿が懐かしい。
和樹もシャワーを浴びて、缶ビールで再度、乾杯をする。
ポテトチップスをおつまみに、深夜まで笑い合った。
こんな質素な暮らしが、一番、楽しいのね。
どんな生活をするかじゃない。
自分を大切にしてくれる人と一緒にいる時間こそが大切なんだと実感した。
でも、和樹とは一緒にいられない。
一緒に中国に行けば、ボスから和樹は殺されてしまうかもしれない。
私の勝手に和樹を巻き込むわけには行かない。
私は、和樹の手を取り、強引にベットに引きづり込んだ。
和樹の口に私の口を重ねる。
今日は、私の気持ちが分かっているのか、和樹は拒否をしなかった。
もう、私を離さないで、ずっと抱きしめて。
私は、和樹を受け入れ、和樹の暖かい体と一つになる。
どうしてか、目から雫が流れる中で、夜は過ぎて行った。
翌朝、まだ暗い中で、私は、眠る和樹に挨拶をして部屋を出た。
だって、お別れなんて悲しいじゃない。泣いた私を見せたくない。
和樹は、気づいていながら、眠ったふりをしていたのかもしれない。
私は、マンションに戻り、不動産屋が提示した売買契約にサインをする。
そして、3億円の着金をネットで確認する。
今年で、まだ17歳だけど、誰もそんなこと信じないわね。
まあ、人間の年齢は、実際に生きてきた時間だけでは測れないもの。
平和な日本で暮らす人と比べて、私はずっと苦労してきた。
その反動か、紙幣をこうやって、ばーって投げて楽しむことで自分をごまかしてきた。
まあ、世の中はお金だし、お金は私を裏切らないから、間違っているとは思わない。
これからもお金いっぱい使って、楽しく過ごす。明るい未来しか見えない。
仮想通貨のシステムをハッキングし、データ改竄で、この1年で30億円も儲けた。
設けたお金は、世界各国の銀行口座に送金してある。
これからも、世界のマーケットでもっと稼ぐわ。
世界で悪いことをしている人は数限りない。
そんな人から、被害があったとは言えないお金を頂戴するだけ。
私の第二の故郷であるギャガ王国の貧しい人たちに5億円の寄付をした。
貧しくても、今日を精一杯明るく生きようとする人たちの笑顔が見える。
このお金で教育を受け、世界に気後れせずに挑戦できる人に育ってほしい。
和樹としばらく会えないのは心残りだけど、もう会えないわけじゃない。
和樹には、裏アカのSNSのアカウントを伝えてある。
暗号ルールを通すと、私から和樹へのメッセージが伝わるというもの。
和樹も、そこから暗号化したメッセージを送れる。
私たちは、どこにいても繋がっていられる。
ずっと、和樹と私は家族のような関係でいられる。
誤解しないでね。
和樹が付き合いたいとか、結婚したい人ができたら応援する。
だって、和樹の幸せを一番に考えているのは私だもの。
私は、自由に世界に羽ばたくの。
これまで私を押さえつけてきた奴らには制裁を加えてやる。
それだけの努力をし、実力を身に付けたもの。
もう男性に支配されることもない。
だから、男性のことで判断を誤ることも今後ない。
いつも冷静に、的確な判断をして進んでいく。
私は、力強い朝日を浴びた羽田空港の国際線ターミナルにいた。
数年前、このターミナルで日本に到着し、夢を抱いて生活を始めた。
でも、そんな夢なんかどこにもなかった。
そんなターミナルから、今度は飛び立つ。
空を見上げると、雲一つない青空が広がる。
私の幸せがどこまでも続くような空。
私は、その空に微笑む。
空に向けて下から両手をあげる。
お父さん、お母さん、隆くん、私はおかげさまで幸せ。
これからも、もっと幸せになるから、応援してね。
ロビーでは、ファーストクラスの搭乗案内が流れる。
私は、航空チケットとパスポートだけを持ち、颯爽と飛行機に乗り込んでいった。
それから5時間後、暴力団事務所に、私がいなくなったとの情報が入っていた。
「なんだって。美奈のやつ、部屋にいないって。あいつ、裏切ったな。どこに行ったんだ?」
「中国のようです。」
「そうか、じゃ、探してもダメだな。中国は、俺たちなんて太刀打ちできないブラックなハッカー組織がいくつもあって、政府とつるんでやがる。そんな奴らと戦争しても消耗戦になるだけだからな。ただ、これまで十分に稼がせてもらったから、よしとするか。次のカモを探そう。」
その会話がされている時、私は中国の北京空港で、飛行機のタラップを降りていた。
タラップの先には政府高官と豪華な車が私を待ちかまえている。
通常の客とは別のルートで入国する。なんでもありの中国らしいわね。
私は、ギャガ王国で学んだ中国語を流暢に話す。
「你是美奈吗? (あなたが美奈さんですか?)」
「是的,我是美奈。你好。(そう、私が美奈。よろしく。)」
和樹の家に近い渋谷で、ハチ公の前で待ち合わせをする。
土曜日の夕方、多くの若者で溢れ、スクランブル交差点は人という蟻が蠢く。
和樹は相変わらず律儀で、待ち合わせ時間の前なのにハチ公の前で待っていた。
Tシャツ、短パン姿で飾らず、私のことを暖かく包み込んでくれる昔のままの和樹がいる。
私は走って和樹とハグをした。
私は、和樹にキスをしようとしたけど、和樹は照れて、顔を離す。
そう、和樹はそんな人。女性に興味がないわけでもないのに、恥ずかしがり屋。
私は腕を組み、体を和樹に寄せて歩き出す。
道路には多くの車のヘッドライトが流れていく。
目を見上げると、夜なのに、眩しいぐらいの光の万華鏡が辺りを照らす。
誰もが、この一瞬を精一杯楽しもうと背伸びをし、笑顔の渦が空を昇っていく。
今夜は、道元坂1丁目にある鉄板焼きのお店で個室を予約していた。
「美奈さん、ご馳走してくれると言っていたけど、こんな高級なお店でよかったんですか?」
「いいの、いいの。和樹だけに留めておいて欲しいんだけど、明日から中国に行こうと思っていて、今日は、その最後の日だから、和樹と送別会ということで。」
「それなら、僕がお金を出さないと。」
「そんなこと気にしないで。いつも、和樹からは暖かい気持ちをいっぱい貰っているから。」
赤ワインで乾杯する。
今更、未成年だなんて言わないで。見た目は20歳を超えていると思うし。
「もちろん、日本を出ることは、他の人には話さないけど、どうして中国に行くの?」
「ハッキング業界で仕事していたら、もっと上を見たくなったの。中国には優秀なハッカーが多いらしいし、切磋琢磨してもっとスキルを身につけたい。」
「いつも、美奈はすごいね。僕なんて、暴力団に縛られて、しがないキャバクラの店員なのに。」
「そんなに卑下しないでよ。私の人生の中で、一番素敵な人は和樹だと思っているんだから。」
「また、そんなこと言って。」
「本当なのよ。」
「でも、ボスからマンションも貰ったときに、他では働かないと約束したんでしょう。ボスが怒って、どこまでも探すんじゃない。危ないよ。」
「大丈夫。中国政府に雇われたといえば、ボスだって、敵わないと思って、諦めるはず。それだけ、今度行く組織は強力なの。」
「そうなんだ。それなら、美奈がしたいことを僕は最後まで応援する。」
「ありがとう。」
窓から、首都高を多くの車がテールランプをたなびかせ通り過ぎる光景が見える。
その鮮やかさは、私の将来を祝福しているみたい。
伊勢海老、シャトーブリアンステーキと豪勢な料理が続き、お店を出る。
お店の前には、頼んでおいたタクシーが待っている。
「美奈、これからどこに行くの?」
「これから和樹の部屋に行こう。」
「ボスから禁止されているんじゃないの?」
「今更、何を言っているのよ。そもそも、2人で会っていること自体がアウトじゃない。さあ、行くよ。」
私たちは、池ノ上の和樹の部屋に向かう。
タクシーの中で恋人繋ぎをして、ずっと和樹の顔を見ていた。
外の風景は全く目に入らない。
15分ぐらい乗ると、和樹の部屋が見えてきた。
私が穏やかに過ごせた唯一の場所。
久しぶりに和樹の部屋でシャワーを浴びて、何も着ずに和樹の前に出る。
もう、しっかりしてくださいと和樹は苦笑する。その姿が懐かしい。
和樹もシャワーを浴びて、缶ビールで再度、乾杯をする。
ポテトチップスをおつまみに、深夜まで笑い合った。
こんな質素な暮らしが、一番、楽しいのね。
どんな生活をするかじゃない。
自分を大切にしてくれる人と一緒にいる時間こそが大切なんだと実感した。
でも、和樹とは一緒にいられない。
一緒に中国に行けば、ボスから和樹は殺されてしまうかもしれない。
私の勝手に和樹を巻き込むわけには行かない。
私は、和樹の手を取り、強引にベットに引きづり込んだ。
和樹の口に私の口を重ねる。
今日は、私の気持ちが分かっているのか、和樹は拒否をしなかった。
もう、私を離さないで、ずっと抱きしめて。
私は、和樹を受け入れ、和樹の暖かい体と一つになる。
どうしてか、目から雫が流れる中で、夜は過ぎて行った。
翌朝、まだ暗い中で、私は、眠る和樹に挨拶をして部屋を出た。
だって、お別れなんて悲しいじゃない。泣いた私を見せたくない。
和樹は、気づいていながら、眠ったふりをしていたのかもしれない。
私は、マンションに戻り、不動産屋が提示した売買契約にサインをする。
そして、3億円の着金をネットで確認する。
今年で、まだ17歳だけど、誰もそんなこと信じないわね。
まあ、人間の年齢は、実際に生きてきた時間だけでは測れないもの。
平和な日本で暮らす人と比べて、私はずっと苦労してきた。
その反動か、紙幣をこうやって、ばーって投げて楽しむことで自分をごまかしてきた。
まあ、世の中はお金だし、お金は私を裏切らないから、間違っているとは思わない。
これからもお金いっぱい使って、楽しく過ごす。明るい未来しか見えない。
仮想通貨のシステムをハッキングし、データ改竄で、この1年で30億円も儲けた。
設けたお金は、世界各国の銀行口座に送金してある。
これからも、世界のマーケットでもっと稼ぐわ。
世界で悪いことをしている人は数限りない。
そんな人から、被害があったとは言えないお金を頂戴するだけ。
私の第二の故郷であるギャガ王国の貧しい人たちに5億円の寄付をした。
貧しくても、今日を精一杯明るく生きようとする人たちの笑顔が見える。
このお金で教育を受け、世界に気後れせずに挑戦できる人に育ってほしい。
和樹としばらく会えないのは心残りだけど、もう会えないわけじゃない。
和樹には、裏アカのSNSのアカウントを伝えてある。
暗号ルールを通すと、私から和樹へのメッセージが伝わるというもの。
和樹も、そこから暗号化したメッセージを送れる。
私たちは、どこにいても繋がっていられる。
ずっと、和樹と私は家族のような関係でいられる。
誤解しないでね。
和樹が付き合いたいとか、結婚したい人ができたら応援する。
だって、和樹の幸せを一番に考えているのは私だもの。
私は、自由に世界に羽ばたくの。
これまで私を押さえつけてきた奴らには制裁を加えてやる。
それだけの努力をし、実力を身に付けたもの。
もう男性に支配されることもない。
だから、男性のことで判断を誤ることも今後ない。
いつも冷静に、的確な判断をして進んでいく。
私は、力強い朝日を浴びた羽田空港の国際線ターミナルにいた。
数年前、このターミナルで日本に到着し、夢を抱いて生活を始めた。
でも、そんな夢なんかどこにもなかった。
そんなターミナルから、今度は飛び立つ。
空を見上げると、雲一つない青空が広がる。
私の幸せがどこまでも続くような空。
私は、その空に微笑む。
空に向けて下から両手をあげる。
お父さん、お母さん、隆くん、私はおかげさまで幸せ。
これからも、もっと幸せになるから、応援してね。
ロビーでは、ファーストクラスの搭乗案内が流れる。
私は、航空チケットとパスポートだけを持ち、颯爽と飛行機に乗り込んでいった。
それから5時間後、暴力団事務所に、私がいなくなったとの情報が入っていた。
「なんだって。美奈のやつ、部屋にいないって。あいつ、裏切ったな。どこに行ったんだ?」
「中国のようです。」
「そうか、じゃ、探してもダメだな。中国は、俺たちなんて太刀打ちできないブラックなハッカー組織がいくつもあって、政府とつるんでやがる。そんな奴らと戦争しても消耗戦になるだけだからな。ただ、これまで十分に稼がせてもらったから、よしとするか。次のカモを探そう。」
その会話がされている時、私は中国の北京空港で、飛行機のタラップを降りていた。
タラップの先には政府高官と豪華な車が私を待ちかまえている。
通常の客とは別のルートで入国する。なんでもありの中国らしいわね。
私は、ギャガ王国で学んだ中国語を流暢に話す。
「你是美奈吗? (あなたが美奈さんですか?)」
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