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大陸を移動する猪
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栞が結界魔法を覚えたことで、結界の魔道具を新たに作る必要はないけれど、今後の為に転移の魔道具は持っていた方が良いよね。と作ったものを所持してもらう。
栞本人は紫外線から体をガードする結界がお気に入りらしい。
「以前の私には不可能だった場所もガードできるなんてっ!」
うん、毎日浴びる紫外線って塗る場所も限定的になるから、人型結界を応用できるとかなり嬉しいよね。
新陳代謝が活発な子供の私でも重宝してます。
お互い元の年齢が年齢だから、将来どんな状態になるかあっさり想像できるものね。
「ねー。」
と二人で話していたら、蓮も加わった。
「女性ばかりだと思わないで欲しいわ。男だってシミが気になるのよっ!」
そうでした、男性用化粧品って平成になってから一気に出てきたのよね。
そこから颯も加わって以前の体でどの辺にシミが出来たかという話で盛り上がった後、四人とも今の姿が違うことを実感したのだった。
はっ!子供の姿の私は意識しなかったけれど、他の三人は化粧品類が不足していて困っていたのではないかと思い至る。
紫外線対策もだけれど、冬場は乾燥が辛かったでしょう?
「椿が結構植えられていたから、その種を料理や魔道具と交換してもらって油を搾って物質変化で加工したものを使ってるわよ。」
蓮と栞がクリーム状の化粧品が入った容器を見せてくれた。
颯は筒を見せて言う。
「へちまの化粧水もストックしているぞ。」
皆さんいつの間に準備してたんですか。お手伝い出来なくてすみません。
ちょっとへこんでいると、三人ともくすくす笑っている。
「人化した年齢が年齢だからな。しのが必要になったら渡そうって話をしてたんだが、思ったより早く気が付いてしまったな。」
「ごてごて塗るつもりはないけれど、基礎化粧品くらいは欲しいものね。」
「養蜂がそれなりに確立されつつあるから、蜂蜜が購入できるし、スイーツだけじゃなくて保湿にも使えるの。」
颯、蓮、栞の順に話してくれる。
私が学院に行ったり、山に行ったり、誘拐されている間に色々作ってたんだなぁ。
四人で話をしながら付与の仕事をして、ソーギの颯の家に転移してジロウに納品する分を置いてきた。
翌朝は部屋の中で昨夜の鍋の残りで作った雑炊を食べてから外へ出る。
穴の中に魔獣が落ちていたようで、村人が喜んでいたので、強化魔法を伝えて捕獲や解体を頑張ってもらった。
落ちていたというか、颯と蓮が追い込んだらしいよ。
お陰で四人揃って能力アップです。
私は午前中に生活魔法の使い方を伝え、颯達は作業小屋の中に機械を設置する。
緑茶と紅茶は茶葉が同じでも、工程が違う。
細かい手順を省いて言うと。
緑茶は高温の蒸気で蒸して加熱で茶葉の酸化を止め、熱風をかけながら揉んで水分を飛ばし、成形して整えて乾燥する。
紅茶は茶葉を平らに陰干しした後、茶葉をねじって揉み出し発酵を進め、温かくて湿度の高い室内で更に発酵させて乾燥する。
温度管理や人の手で行う揉みの作業を魔道具化したら、かなり簡略化出来そう。
村の人には手作業の方法と、魔道具を使った方法の両方を試して作ってもらい、報酬として両方の茶葉を受け取る事にしていた。
私は山に山菜採りに行く許可を報酬として提示した。
颯達は『やっぱり行くのか。』と村人から見えない位置で笑っていた。
午後は茶畑で作業する人、新しい機械を使ってみる人、魔法の練習をする人、トイレ改革に勤しむ人、蓮から魔道具作りを学ぶ人、栞から新しく出来た紅茶の入れ方を習う人とそれぞれ動き出す。
コンロの魔道具や冷暖房の魔道具は魔石と交換して、いくつか村に置いていく事になった。
颯は少し離れた難所の道を整えてくると言って出て行き、私は山を浄化した後に山菜を求めて山に入った。
時々魔獣に遭遇するものの、結界があるので事なきを得て山菜採りに没頭した。
夕方に大きな籠に入った山菜を村の人にお裾分けし、自分達の分も確保して美味しくいただきました。
満足ー。
翌朝は畑を耕したり、道路を作る魔法を覚えてもらって、村の中や外に繋がる道が整った。
そこまで見届けると、今度漢方を取りに来ると約束して颯達は去っていく。
私も一緒に村を出ようかと思ったんだけどね、隣村の人が立ち寄って村の変化に驚き、村長やチェンに話を聞いた後、ぐるりと首を回して私を見て『うちの村にも来てくれ。』と拱手された。
誘拐という強硬手段ではなく、ちゃんと招かれたら断れないよね。
私は頷いてその男性と一緒に行く事にした。
一緒に行く男性はウーという。
ジョーカイまで出かけて村に帰る途中だったそうだ。
道中、時々道が綺麗に整っている所があったり、休憩所として利用している建物が綺麗になっていたり、トイレに椅子が一つか二つ置かれているのを見かけて何事だ?と思っていたらしい。
お茶の村に立ち寄れば村全体が新しくなっていたので、取り残されてはいけないと独断で村に招く事を決めたそうだ。
以前の村の誰かが、外のトイレも改革し始めたっぽい。
何も知らない人は道やトイレが変化するだけでも『何かが起きている。』と戸惑った事だろう。
問題が起こるとすれば、新しいトイレの使い方が分からずに汚す人がいる事や、道も歩者分離と知らずに歩く人が出る可能性。
その辺は気が付いた現地の人達で理解を進めていくしかないと思われる。
少なくともジョーカイに行ったことがある人は理解が早い・・・はず。
颯達に文字伝達の魔道具でメッセージを送ると、今回は誘拐じゃなかった事にほっとしつつ『気を付けて。』と書かれていた。
今の所、子供の姿なのでよからぬことを考える人に会ったことが無いけれど、注意しておくに越した事は無いだろう。
颯達はジョーカイでアヒルの毛を回収して戻ったようだ。
無事に羽毛布団が増えるようで安心した。
隣村までは四日かかるというので、道中はウーに生活魔法を覚えてもらう。
手始めに洗浄、水を出す魔法、それから強化魔法だ。
強化魔法を覚えると歩く速さがぐんと上がるから、今まで往復していた道のりが随分楽になる。
初日の最初の休憩で覚えたら順調に歩けるようになって二日目には村に到着した。
村では帰宅したウーが家族に出迎えられている。
その様子を見ながら村の中を観察すると、今までの村とそれほど差が無い感じ。
つまり寒村だ。しかし、竹林が見える。
これ、名産の気配がするなぁ。
家族の再会シーンが終わったら、私を簡単に紹介して村長の所へ行く。
ここでも怪訝な顔をされる自己紹介をして、魔道具復旧から実行する。
こちらの村の人達も問題なく生活魔法が使えるとわかってほっとした。
一部は壊れたり廃棄された魔道具もあったようだけれど、洗浄・照明・水の魔道具が全て使える状態になり、道具が無くても頑張って言葉を覚えたら魔法が使えると知って笑顔が増える。
村長やウーに竹の使い道を聞くと、かごや箸など日用品として加工しているそうだ。
そこで、村の中で加工が得意な人を呼んで、竹の筒を利用した竹灯籠を作ってもらう。
側面に穴を開けて図を描いたものに照明を入れると、幻想的な灯りが素敵なあの商品だ。
魔獣の魔石を提供してもらって照明の魔法を付与し、加工が得意な人の中に魔道具師になれる人がいないか試してもらう。
一人いたので、その人に仕上げを任せたら・・・いい感じの照明魔道具が出来上がった。
「うわぁーこれ素敵ですねぇ。」
「火を使わなくても明るくなるのか。」
出来上がった品を唖然として見ているので、長さや穴を開ける位置を変えて模様にするとジョーカイでも売れるんじゃないかと提案する。
初日に新しい名産品が出来上がった。
おしゃれ照明魔道具に盛り上がる人を見ながら、魔獣対策も進める。
今回は竹林を含めて村の中としたいので、境界がどの辺になるのか村長やウーが慎重に検討する。
竹ってちょっと手入れを放置すると、あっという間に増えるから怖いけれど、素材として考えたら尽きる事が無い材料って遠慮なく作り続けられるのがいいよね。
この世界は修復魔法があるから、一回購入したらおかわりってなかなか無いけれど、行き渡っていない地域はまだまだあるし、数年頑張ってから次の品を考えてもいいと思う。
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とても励みになっています。
読んでくださる全ての方に感謝を。
栞本人は紫外線から体をガードする結界がお気に入りらしい。
「以前の私には不可能だった場所もガードできるなんてっ!」
うん、毎日浴びる紫外線って塗る場所も限定的になるから、人型結界を応用できるとかなり嬉しいよね。
新陳代謝が活発な子供の私でも重宝してます。
お互い元の年齢が年齢だから、将来どんな状態になるかあっさり想像できるものね。
「ねー。」
と二人で話していたら、蓮も加わった。
「女性ばかりだと思わないで欲しいわ。男だってシミが気になるのよっ!」
そうでした、男性用化粧品って平成になってから一気に出てきたのよね。
そこから颯も加わって以前の体でどの辺にシミが出来たかという話で盛り上がった後、四人とも今の姿が違うことを実感したのだった。
はっ!子供の姿の私は意識しなかったけれど、他の三人は化粧品類が不足していて困っていたのではないかと思い至る。
紫外線対策もだけれど、冬場は乾燥が辛かったでしょう?
「椿が結構植えられていたから、その種を料理や魔道具と交換してもらって油を搾って物質変化で加工したものを使ってるわよ。」
蓮と栞がクリーム状の化粧品が入った容器を見せてくれた。
颯は筒を見せて言う。
「へちまの化粧水もストックしているぞ。」
皆さんいつの間に準備してたんですか。お手伝い出来なくてすみません。
ちょっとへこんでいると、三人ともくすくす笑っている。
「人化した年齢が年齢だからな。しのが必要になったら渡そうって話をしてたんだが、思ったより早く気が付いてしまったな。」
「ごてごて塗るつもりはないけれど、基礎化粧品くらいは欲しいものね。」
「養蜂がそれなりに確立されつつあるから、蜂蜜が購入できるし、スイーツだけじゃなくて保湿にも使えるの。」
颯、蓮、栞の順に話してくれる。
私が学院に行ったり、山に行ったり、誘拐されている間に色々作ってたんだなぁ。
四人で話をしながら付与の仕事をして、ソーギの颯の家に転移してジロウに納品する分を置いてきた。
翌朝は部屋の中で昨夜の鍋の残りで作った雑炊を食べてから外へ出る。
穴の中に魔獣が落ちていたようで、村人が喜んでいたので、強化魔法を伝えて捕獲や解体を頑張ってもらった。
落ちていたというか、颯と蓮が追い込んだらしいよ。
お陰で四人揃って能力アップです。
私は午前中に生活魔法の使い方を伝え、颯達は作業小屋の中に機械を設置する。
緑茶と紅茶は茶葉が同じでも、工程が違う。
細かい手順を省いて言うと。
緑茶は高温の蒸気で蒸して加熱で茶葉の酸化を止め、熱風をかけながら揉んで水分を飛ばし、成形して整えて乾燥する。
紅茶は茶葉を平らに陰干しした後、茶葉をねじって揉み出し発酵を進め、温かくて湿度の高い室内で更に発酵させて乾燥する。
温度管理や人の手で行う揉みの作業を魔道具化したら、かなり簡略化出来そう。
村の人には手作業の方法と、魔道具を使った方法の両方を試して作ってもらい、報酬として両方の茶葉を受け取る事にしていた。
私は山に山菜採りに行く許可を報酬として提示した。
颯達は『やっぱり行くのか。』と村人から見えない位置で笑っていた。
午後は茶畑で作業する人、新しい機械を使ってみる人、魔法の練習をする人、トイレ改革に勤しむ人、蓮から魔道具作りを学ぶ人、栞から新しく出来た紅茶の入れ方を習う人とそれぞれ動き出す。
コンロの魔道具や冷暖房の魔道具は魔石と交換して、いくつか村に置いていく事になった。
颯は少し離れた難所の道を整えてくると言って出て行き、私は山を浄化した後に山菜を求めて山に入った。
時々魔獣に遭遇するものの、結界があるので事なきを得て山菜採りに没頭した。
夕方に大きな籠に入った山菜を村の人にお裾分けし、自分達の分も確保して美味しくいただきました。
満足ー。
翌朝は畑を耕したり、道路を作る魔法を覚えてもらって、村の中や外に繋がる道が整った。
そこまで見届けると、今度漢方を取りに来ると約束して颯達は去っていく。
私も一緒に村を出ようかと思ったんだけどね、隣村の人が立ち寄って村の変化に驚き、村長やチェンに話を聞いた後、ぐるりと首を回して私を見て『うちの村にも来てくれ。』と拱手された。
誘拐という強硬手段ではなく、ちゃんと招かれたら断れないよね。
私は頷いてその男性と一緒に行く事にした。
一緒に行く男性はウーという。
ジョーカイまで出かけて村に帰る途中だったそうだ。
道中、時々道が綺麗に整っている所があったり、休憩所として利用している建物が綺麗になっていたり、トイレに椅子が一つか二つ置かれているのを見かけて何事だ?と思っていたらしい。
お茶の村に立ち寄れば村全体が新しくなっていたので、取り残されてはいけないと独断で村に招く事を決めたそうだ。
以前の村の誰かが、外のトイレも改革し始めたっぽい。
何も知らない人は道やトイレが変化するだけでも『何かが起きている。』と戸惑った事だろう。
問題が起こるとすれば、新しいトイレの使い方が分からずに汚す人がいる事や、道も歩者分離と知らずに歩く人が出る可能性。
その辺は気が付いた現地の人達で理解を進めていくしかないと思われる。
少なくともジョーカイに行ったことがある人は理解が早い・・・はず。
颯達に文字伝達の魔道具でメッセージを送ると、今回は誘拐じゃなかった事にほっとしつつ『気を付けて。』と書かれていた。
今の所、子供の姿なのでよからぬことを考える人に会ったことが無いけれど、注意しておくに越した事は無いだろう。
颯達はジョーカイでアヒルの毛を回収して戻ったようだ。
無事に羽毛布団が増えるようで安心した。
隣村までは四日かかるというので、道中はウーに生活魔法を覚えてもらう。
手始めに洗浄、水を出す魔法、それから強化魔法だ。
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初日の最初の休憩で覚えたら順調に歩けるようになって二日目には村に到着した。
村では帰宅したウーが家族に出迎えられている。
その様子を見ながら村の中を観察すると、今までの村とそれほど差が無い感じ。
つまり寒村だ。しかし、竹林が見える。
これ、名産の気配がするなぁ。
家族の再会シーンが終わったら、私を簡単に紹介して村長の所へ行く。
ここでも怪訝な顔をされる自己紹介をして、魔道具復旧から実行する。
こちらの村の人達も問題なく生活魔法が使えるとわかってほっとした。
一部は壊れたり廃棄された魔道具もあったようだけれど、洗浄・照明・水の魔道具が全て使える状態になり、道具が無くても頑張って言葉を覚えたら魔法が使えると知って笑顔が増える。
村長やウーに竹の使い道を聞くと、かごや箸など日用品として加工しているそうだ。
そこで、村の中で加工が得意な人を呼んで、竹の筒を利用した竹灯籠を作ってもらう。
側面に穴を開けて図を描いたものに照明を入れると、幻想的な灯りが素敵なあの商品だ。
魔獣の魔石を提供してもらって照明の魔法を付与し、加工が得意な人の中に魔道具師になれる人がいないか試してもらう。
一人いたので、その人に仕上げを任せたら・・・いい感じの照明魔道具が出来上がった。
「うわぁーこれ素敵ですねぇ。」
「火を使わなくても明るくなるのか。」
出来上がった品を唖然として見ているので、長さや穴を開ける位置を変えて模様にするとジョーカイでも売れるんじゃないかと提案する。
初日に新しい名産品が出来上がった。
おしゃれ照明魔道具に盛り上がる人を見ながら、魔獣対策も進める。
今回は竹林を含めて村の中としたいので、境界がどの辺になるのか村長やウーが慎重に検討する。
竹ってちょっと手入れを放置すると、あっという間に増えるから怖いけれど、素材として考えたら尽きる事が無い材料って遠慮なく作り続けられるのがいいよね。
この世界は修復魔法があるから、一回購入したらおかわりってなかなか無いけれど、行き渡っていない地域はまだまだあるし、数年頑張ってから次の品を考えてもいいと思う。
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