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大陸を移動する猪
魔女
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シナ国と他国との境で生活魔法を伝授していた時、空から何かが飛んできた。
じーっと飛行物体を確認すると、浮動車だった。
え?浮動車ってあんな高い所を飛ぶの?
地面すれすれを浮かんで移動する車だと思っていたのに、魔動飛行機にもなるの?
疑問に思いながらぽかんと口を開けて見ていると、飛んでいた浮動車が着地し、二十代後半のローブを着た女性が中から出てきた。
ウェーブのある茶色い髪をハーフアップにし、ヘーゼルの瞳で周囲を見回す。
最近はアジア系の人ばかり見ていたので、久しぶりに海外の人を見た感じがする。
女性は私に目を止め歩み寄る。
「何をしていたの?」
「生活魔法の使い方を話していたんです。」
「え?使い方を知らなかったの?」
肯定のために私はこくりと頷く。
周囲にいた村人は『なんだなんだ?』とざわざわしているので、女性に続きをしても良いのか聞く。
問題無いというので、女性を放置して生活魔法の勉強を続けた。
今日の分の勉強が終わったところで、女性を見ると不思議そうな顔をしている。
「貴女、私が使う言葉も、この国の言葉も話せるのね。」
「はい。あの、聞いても良いですか?」
気軽な調子で頷くので、浮動車で空を飛んでいた理由を尋ねると、女性は魔女でリュシーと名乗った。
魔女は聖女の末裔だと言われていると聞いて更に驚く。
この世界、聖女だけじゃなく魔女という概念もあるんだ。
リュシーに言わせると、自分を浮かせるのではなく、浮動車を浮かせて飛べば問題なく空を進めるのだそう。
昔は箒がメインだったというけれど、こっちの方が便利でしょう?とにっこりと笑っている。
うん、むき出しのまま空を飛ぶより安心感があるね。
私も空を飛べるようになってもいいか?と聞くと、驚きつつも了承してくれた。
快諾のお礼にシュシュを二つ渡すと目を丸くする。
「これ何?」
「髪の毛を結ぶ道具です。弾力があるので結びやすいですよ。」
シナ国を巡る間、華美さを出さないために私は黒い布で薄いシュシュを作り、それを使って二本結びにしていた。
私の髪を見ながら使い方を把握し、嬉しそうに受け取っている。
「そういえば、リュシーさんは何をするためにこちらへ飛んできたんですか?」
「ああ、教会からの依頼で定期的にこの辺りを浄化しているのよ。油断すると紛争になりかねないからって事でね。」
「噂の大規模浄化をしている人ってリュシーさんだったんですか!」
「噂?」
「正確には教科書ですね。私が学院で宗教の授業を受けた際に習いました。」
「へ、へぇー、教科書に載っているんだ・・・。」
リュシーは照れたのかちょっともじもじしている。
なんだろう、学び舎で一緒だったミヨを思い出す。
ツンデレ属性の人ですかね?
「そうだ、貴女は何か願いがある?」
唐突にリュシーが聞くので、どうしてかと聞き直せば、魔女は願いの魔法を使うのだと教えてくれた。
魔力が貯まった白く輝く髪の毛を一本抜きとって願いの魔法を掛ける事ができるのだという。
若い頃は考え無しに使って酷い結果になった事もあるから、今は使い方に気を付けつつ過去の贖罪をしているんだと、しょんぼりしながら話していた。
「願い・・・改めて聞かれると難しいものですね。個人的な願いは自力で頑張れば良いけれど、自分では叶えられないような事が叶うなら、託したくなるでしょうね。」
下を向いて考えながら言い、顔を上げればリュシーが驚いた顔をしている。
「貴女・・・ヂューと言ったかしら。まだ小さいのに個人的な願いではなく、周りの事を考える事ができるのね。」
「実際どれくらいの規模の願いが叶えられるかによるかな?って思ったんですけど。」
「規模はそんなに考えなくていいと思うのだけれど、今の貴女が望むならどんな願いにする?」
何でも叶うと言われても難しいなぁ。
「あ、例えばオゾン層の修復は可能ですか?」
いや、この世界ではオゾン層ってまだ破壊されていないのか?
フロンガス等が使われていなければ大丈夫?
リュシーは私の言葉が意味不明過ぎて、目を白黒させている。
「うーん、オゾン層よりも砂漠化の軽減かなぁ?食糧問題が改善するよね?砂漠を完全になくすのは生態系に影響が出るし、アマゾンの維持に重要じゃないかという話もあったような・・・。そうなると全部じゃなくて少しだけ?」
考え込みながらぶつぶつ呟いているとリュシーがげんなりとした顔で言う。
「ごめん、貴女の言う事がさっぱり分からないんだけど。」
考える事を一旦止めて、リュシーを見る。
ですよねー。
百年先の未来に起こっていたかもしれない事を今言われても謎ですよね。
よし、分かりやすい方をお願いしてみよう。と、その前に。
「リュシーさん、その願いを叶える魔法って対価はどうなるんですか?」
「え?」
「世の中には『ただほど高いものはない』という言葉もありますし、安易に願っちゃいけないのかな?って。何か要求された方が願いやすいです。」
私が出せる物って少ないけれど、それじゃ足りないというなら諦めるだけだし、それでもいいというならラッキーな話だ。
「今まで対価を支払うなんて言った人はいなかったわ。けれど・・・あなたは何を払おうと思ったの?」
緊張した様子でリュシーが聞く。
「うーん・・・今手元にあるものだとすれば、絵が好きな人だったら彩墨がありますし、女性なら下着のセットでもいいのかなぁ?あ、竹布のタオルは新製品ですよ。それと・・・竹灯籠とか・・・。」
結果、リュシーには彩墨と下着一式を二組、それから竹布で作ったフェイスタオルを進呈し、砂漠地域の一割を緑化して欲しいとお願いした。
状況が確認できるようにと、空飛ぶ浮動車に一緒に乗り込み、上空から願いの魔術を見せてもらった。
砂地が端から徐々に緑になっていく様は圧巻だった。
少しでもこの星が長く持つといいなとしみじみと思う。
「こんな願い方をする人は初めてだったわ。またいつか機会があれば会いましょう。」
リュシーは私の本来の所在地を聞き、浮動車の開発者が居た国と知って驚いていた。
しのとリュシーの出会いが世界を大きく変えたことを、二人はまだ知らない。
物語の世界でしか知らなかった魔女という人に会い、貴重な体験をした後はハマに戻って颯と蓮に浮動車を作ってもらった。
地上を運転する年齢ではないけれど、空を飛ぶと言い出したらかなり驚かれた。
栞も交えて魔女に出会った話をしていると、全員が空を飛ぶ道具として使いたいと言い始め、エゾチで練習する事になる。
一番早く飛べるようになったのは飛行魔法を持っている颯で、次が蓮。
その次に栞が飛べるようになって、私が最後だった。
浮動車の仕組みに慣れている人の方が覚えが早いのだろうか?
結果的に全員が浮動車で飛んで移動出来る事になったため、航空機事故に気を付けようと誓い合った。
-------------------------
二作目の主人公、残酷な魔女との邂逅回でした。
いいねを押していただいてありがとうございます。
とても励みになっています。
読んでくださる全ての方に感謝します。
じーっと飛行物体を確認すると、浮動車だった。
え?浮動車ってあんな高い所を飛ぶの?
地面すれすれを浮かんで移動する車だと思っていたのに、魔動飛行機にもなるの?
疑問に思いながらぽかんと口を開けて見ていると、飛んでいた浮動車が着地し、二十代後半のローブを着た女性が中から出てきた。
ウェーブのある茶色い髪をハーフアップにし、ヘーゼルの瞳で周囲を見回す。
最近はアジア系の人ばかり見ていたので、久しぶりに海外の人を見た感じがする。
女性は私に目を止め歩み寄る。
「何をしていたの?」
「生活魔法の使い方を話していたんです。」
「え?使い方を知らなかったの?」
肯定のために私はこくりと頷く。
周囲にいた村人は『なんだなんだ?』とざわざわしているので、女性に続きをしても良いのか聞く。
問題無いというので、女性を放置して生活魔法の勉強を続けた。
今日の分の勉強が終わったところで、女性を見ると不思議そうな顔をしている。
「貴女、私が使う言葉も、この国の言葉も話せるのね。」
「はい。あの、聞いても良いですか?」
気軽な調子で頷くので、浮動車で空を飛んでいた理由を尋ねると、女性は魔女でリュシーと名乗った。
魔女は聖女の末裔だと言われていると聞いて更に驚く。
この世界、聖女だけじゃなく魔女という概念もあるんだ。
リュシーに言わせると、自分を浮かせるのではなく、浮動車を浮かせて飛べば問題なく空を進めるのだそう。
昔は箒がメインだったというけれど、こっちの方が便利でしょう?とにっこりと笑っている。
うん、むき出しのまま空を飛ぶより安心感があるね。
私も空を飛べるようになってもいいか?と聞くと、驚きつつも了承してくれた。
快諾のお礼にシュシュを二つ渡すと目を丸くする。
「これ何?」
「髪の毛を結ぶ道具です。弾力があるので結びやすいですよ。」
シナ国を巡る間、華美さを出さないために私は黒い布で薄いシュシュを作り、それを使って二本結びにしていた。
私の髪を見ながら使い方を把握し、嬉しそうに受け取っている。
「そういえば、リュシーさんは何をするためにこちらへ飛んできたんですか?」
「ああ、教会からの依頼で定期的にこの辺りを浄化しているのよ。油断すると紛争になりかねないからって事でね。」
「噂の大規模浄化をしている人ってリュシーさんだったんですか!」
「噂?」
「正確には教科書ですね。私が学院で宗教の授業を受けた際に習いました。」
「へ、へぇー、教科書に載っているんだ・・・。」
リュシーは照れたのかちょっともじもじしている。
なんだろう、学び舎で一緒だったミヨを思い出す。
ツンデレ属性の人ですかね?
「そうだ、貴女は何か願いがある?」
唐突にリュシーが聞くので、どうしてかと聞き直せば、魔女は願いの魔法を使うのだと教えてくれた。
魔力が貯まった白く輝く髪の毛を一本抜きとって願いの魔法を掛ける事ができるのだという。
若い頃は考え無しに使って酷い結果になった事もあるから、今は使い方に気を付けつつ過去の贖罪をしているんだと、しょんぼりしながら話していた。
「願い・・・改めて聞かれると難しいものですね。個人的な願いは自力で頑張れば良いけれど、自分では叶えられないような事が叶うなら、託したくなるでしょうね。」
下を向いて考えながら言い、顔を上げればリュシーが驚いた顔をしている。
「貴女・・・ヂューと言ったかしら。まだ小さいのに個人的な願いではなく、周りの事を考える事ができるのね。」
「実際どれくらいの規模の願いが叶えられるかによるかな?って思ったんですけど。」
「規模はそんなに考えなくていいと思うのだけれど、今の貴女が望むならどんな願いにする?」
何でも叶うと言われても難しいなぁ。
「あ、例えばオゾン層の修復は可能ですか?」
いや、この世界ではオゾン層ってまだ破壊されていないのか?
フロンガス等が使われていなければ大丈夫?
リュシーは私の言葉が意味不明過ぎて、目を白黒させている。
「うーん、オゾン層よりも砂漠化の軽減かなぁ?食糧問題が改善するよね?砂漠を完全になくすのは生態系に影響が出るし、アマゾンの維持に重要じゃないかという話もあったような・・・。そうなると全部じゃなくて少しだけ?」
考え込みながらぶつぶつ呟いているとリュシーがげんなりとした顔で言う。
「ごめん、貴女の言う事がさっぱり分からないんだけど。」
考える事を一旦止めて、リュシーを見る。
ですよねー。
百年先の未来に起こっていたかもしれない事を今言われても謎ですよね。
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「リュシーさん、その願いを叶える魔法って対価はどうなるんですか?」
「え?」
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私が出せる物って少ないけれど、それじゃ足りないというなら諦めるだけだし、それでもいいというならラッキーな話だ。
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結果、リュシーには彩墨と下着一式を二組、それから竹布で作ったフェイスタオルを進呈し、砂漠地域の一割を緑化して欲しいとお願いした。
状況が確認できるようにと、空飛ぶ浮動車に一緒に乗り込み、上空から願いの魔術を見せてもらった。
砂地が端から徐々に緑になっていく様は圧巻だった。
少しでもこの星が長く持つといいなとしみじみと思う。
「こんな願い方をする人は初めてだったわ。またいつか機会があれば会いましょう。」
リュシーは私の本来の所在地を聞き、浮動車の開発者が居た国と知って驚いていた。
しのとリュシーの出会いが世界を大きく変えたことを、二人はまだ知らない。
物語の世界でしか知らなかった魔女という人に会い、貴重な体験をした後はハマに戻って颯と蓮に浮動車を作ってもらった。
地上を運転する年齢ではないけれど、空を飛ぶと言い出したらかなり驚かれた。
栞も交えて魔女に出会った話をしていると、全員が空を飛ぶ道具として使いたいと言い始め、エゾチで練習する事になる。
一番早く飛べるようになったのは飛行魔法を持っている颯で、次が蓮。
その次に栞が飛べるようになって、私が最後だった。
浮動車の仕組みに慣れている人の方が覚えが早いのだろうか?
結果的に全員が浮動車で飛んで移動出来る事になったため、航空機事故に気を付けようと誓い合った。
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(追記2018.07.24)
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