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魔女の仕事
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「今回は村の北に行くよ。それほど遠くは無いから、ちゃんとついておいで」
「はい、師匠」
晴れた日の朝、庭作業が終わってから二人は飛び立った。
二時間ほど飛んだところで下に降り、村の中を歩く。
歩いていると、井戸の周りで話し込んでいる人達がいたので、マルゴが声を掛ける。
「何かあったのかい?」
マルゴの姿を見た村人の中に、知っている人がいたようだ。
「ああ、魔女様。最近、井戸の水が少なくなっていて、どうしたものかと話し合っていたところだったんですよ」
「飲み水や生活の水は生活魔法や魔道具で使っているだろう?井戸の水は畑用かい?」
「暑い日の水浴びや、畑ですね。稀に魔道具が無い人もいるので、井戸は使えた方がありがたいんです」
「井戸水だけが減っているのかい?周辺の川は?雨の量はどんな感じだい?」
はっとして記憶を探る村人達。
「数日前に少し降ったよな?山の方はどうだった?」
ざわざわと話し合っている。
「どれ、ちょっと山の上を見てこようかね。リュシー行くよ」
マルゴとリュシーは箒で山の上に飛んだ。
山の中には湖があったが、だいぶ底が見えていた。
「随分水位が下がっているね。川の水も少なくなっているか。ふむ」
周囲を確認して村に戻る。
「魔女様、上はどうなっていましたか?」
「湖の水が随分減っていたね。まとまった量の雨が降っていなかったかもしれないね」
「そういえば過ごしやすい日だと感じる事が多かったかもしれないです」
うんうんと頷く村人達。
その様子を見てマルゴは聞く。
「願い事はあるかい?」
村人達は相談をして魔女に願う。
「魔女様、次の雨が降っても溢れない程度に湖の水嵩を増してもらう事と、一時だけ畑が潤う程度の雨を降らせてもらう事は出来ますか?」
「叶えようじゃないか」
マルゴは髪の毛の中から、白く光り輝く一本の毛をつまみ、抜き取る。
「湖の上に十分な雨が降るように、村の周辺には畑が潤う程度の雨になるように。『pluvia』(プルウィア)」
言葉の終わりに両手を開き、白く輝く毛髪が消えると、あたりが暗くなり、雨が降り始める。
「二時間ほどで雨は止むはずだよ。これでも井戸の水が解決しない場合は他の理由があるかもしれないからね。その時は連絡をおくれ」
村人達は魔女にお礼を言い、家の中に入って行った。
結界魔法で濡れることが無い二人は飛びながら様子を確認する。
湖の上は土砂降り、村の周辺は優しい雨が降っていた。
家に戻り、お茶を飲んでいるとリュシーは感激した様子で言う。
「師匠のお仕事は願いを叶える事なんだ・・・ですね。凄い・・・です!私もあんな風に雨を降らせてみたい・・・です!」
今すぐにでも雨の魔法を使いたいような顔をしているので、苦言を呈する。
「簡単そうに見えても・・・続きは?」
「熟練しないと出来ない事で溢れている。コツコツとこなすのみ」
首を縦に振って微笑む。
「さっきの仕事で大事な部分は雨の魔法じゃないんだよ。困りごとを聞いて、原因になりそうな事を考える。それに村人もきちんと話し合って、何をどれくらいと伝えてくれたからね。過不足なく魔法を行使するのは最後の最後だ」
リュシーは分かったような分からないような?と小首を傾げている。
経験して、実感して、成長していくしかないねとマルゴは思うのだった。
その後、村から礼として肉が届いた。
井戸の水がいつも通りになり、湖の水嵩が増したせいか山に魔獣が戻ったようで狩猟が活発化したとの事。
その時の肉を切り分けて燻製し、送ってくれたようだ。
「他の理由が原因じゃなくて良かったよ」
ほっと息をつくマルゴだった。
別の日。
「今日は西に行くよ。前回より少し遠いが飛べそうかい?」
「師匠。飛べます!一緒に行きます!」
です、ますがつけられるようになったけれど、大声で怒鳴りつける父親の影響が抜けないのか、大げさなくらいの話し方がまだ治らないリュシー。
本人は悪気が無いのと、まだ子供なので周囲は何も言わないがそろそろ落ち着いた話し方を覚えた方がいいかもしれない。
会話の課題を伝えつつ、次の行き先を地図で伝える。
「遠い分、上の気流を使う。空の上は気温が低いからね。結界でずっと体を保護し続けて出かけるよ」
「わかりました!・・・あ・・・分かりました」
二人で西へ向かって三時間ほど飛んで行く。
とある国の上空につくと隣接する国と国の間に軍隊が出来つつあった。
攻撃魔法が得意なものがいた場合、明日には交戦が始まるだろう。
まずは片方の国の代表がいるであろう場所に箒で静かに降り立つ。
敵襲かとピリピリする男達の前を悠然と歩き、テントへ進む。
「入るよ」
マルゴの一言にざわっと空気が揺れたが、姿を見て代表が立ち上がる。
「これは魔女様。もしや援軍ですか?」
「冗談はよしておくれ。今回のこれはどういう事なんだい?」
ジトリと目を合わせると腕を組んで言う。
「どうもこうも、先月から向こうが突然兵士を大量に動かしているようなので、これは危ないとこちらも準備したら、向こうが更に準備してという具合で、詳しい事情はさっぱりですよ。攻撃されてからでは遅いので理由を探りながら対策中です」
「ふむ・・・じゃあ、今すぐおっぱじめるつもりはないんだね?」
「そのつもりですが、前線がどの程度落ち着いているか」
「少し浄化をして精神を落ち着かせてから、向こうの話を聞いてきてもいいかい?」
「こちらとしてはありがたい」
「リュシー、この団体さん達の上を飛んで向こうに行く間、浄化をかけて行くよ」
「はい、師匠」
箒で飛び立った二人が上空から浄化をかけていく。
ピリピリしていた空気が少しずつ落ち着いて、緊張感が霧散する。
相手の陣営に到着し、武器を携帯した男達を尻目に堂々とテントに向かう。
「入るよ」
先ほどと同じように声を掛けて中に入る。
「これは魔女様。どうされました?」
「どうされましたも何も無いよ。戦争かい?人が大量に死んでも土地が荒れても面倒なんだけどね」
ジトっと代表を見る。
「いやいや、戦争なんてとんでもない。先々月あたりから大型魔獣の話が出たので、討伐の準備をしていたら、向こう側でも人が集まり始めたので、もしや向こうでも魔獣の話があったのかと。国境間の道が使えなくなると困りますので」
話を聞いたマルゴは「はぁぁぁー。」と大きく息をつく。
「あちらさんは戦争準備をしていると思っているみたいだからね。代表同士、しっかり話し合った方がいいんじゃないかい?こんな理由で戦争なんてされたらたまったもんじゃないよ」
「なんですと?魔獣討伐も無視できないが・・・話し合いの準備をしなくては。魔女様、大変申し訳ないのですがお力添え願えますか?」
「そのために来たようなものだからね。両軍の真ん中でいいかい?何人行く?」
「・・・私を含めて五人行きましょう」
「相手も同じ数だけ連れてこよう。リュシー、こちらの五人が揃ったら、結界で覆って軍と軍の真ん中に着地しておくれ。魔獣の話も出ていたから結界は解かないように。私はあちらを迎えに行ってくるよ」
「はい、師匠」
マルゴが両陣営の代表と話をし、妙な誤解とすれ違いから戦争になりかけていた事が判明、無事に話し合いの場が設けられた。
両者が話し合っている間に上空から魔獣の動きを確認していると、確かに大型の魔獣が数頭いた。
ここまで育っているのは珍しいと感じるほどの大きさだ。
ちょうど軍の人員がいる事だし、空振りで帰るよりは理由が成り立っていいだろうと考え、リュシーと共に結界を使って追い立てていく。
話し合いが終わった頃合いに魔獣討伐を任せると言えば、どちらも意気揚々と陣営に戻り指揮を執り始めた。
大型魔獣が合計六頭。
両陣営で三頭ずつ討伐し、国境間の道は安全が確保されたようだ。
討伐の無事を見届け、大きな怪我をした者がいないか確認が取れたところでそれぞれの代表に聞く。
「願いはあるかい?」
「いえ、この度はご尽力いただきありがとうございました。戦争の回避と魔獣のおびき寄せで十分です」
話の分かる代表で良かったと思いながらマルゴたちはその場を後にした。
「師匠の仕事は輝きの魔法を使わない事もあるんですね」
帰宅してからリュシーがぽつりと言う。
「前にも言ったろう?魔法を行使するのは最後の最後だ。話し合いで解決する物だったら、その方がいいんだよ。特に戦争なんて対話が無いまますれ違ったり、碌でもない理由で始まって多大な被害になる事が多いからね」
「ふーん」
まだ子供のリュシーには難しかったらしいが、心の片隅で覚えてくれたらいいと思う。
「はい、師匠」
晴れた日の朝、庭作業が終わってから二人は飛び立った。
二時間ほど飛んだところで下に降り、村の中を歩く。
歩いていると、井戸の周りで話し込んでいる人達がいたので、マルゴが声を掛ける。
「何かあったのかい?」
マルゴの姿を見た村人の中に、知っている人がいたようだ。
「ああ、魔女様。最近、井戸の水が少なくなっていて、どうしたものかと話し合っていたところだったんですよ」
「飲み水や生活の水は生活魔法や魔道具で使っているだろう?井戸の水は畑用かい?」
「暑い日の水浴びや、畑ですね。稀に魔道具が無い人もいるので、井戸は使えた方がありがたいんです」
「井戸水だけが減っているのかい?周辺の川は?雨の量はどんな感じだい?」
はっとして記憶を探る村人達。
「数日前に少し降ったよな?山の方はどうだった?」
ざわざわと話し合っている。
「どれ、ちょっと山の上を見てこようかね。リュシー行くよ」
マルゴとリュシーは箒で山の上に飛んだ。
山の中には湖があったが、だいぶ底が見えていた。
「随分水位が下がっているね。川の水も少なくなっているか。ふむ」
周囲を確認して村に戻る。
「魔女様、上はどうなっていましたか?」
「湖の水が随分減っていたね。まとまった量の雨が降っていなかったかもしれないね」
「そういえば過ごしやすい日だと感じる事が多かったかもしれないです」
うんうんと頷く村人達。
その様子を見てマルゴは聞く。
「願い事はあるかい?」
村人達は相談をして魔女に願う。
「魔女様、次の雨が降っても溢れない程度に湖の水嵩を増してもらう事と、一時だけ畑が潤う程度の雨を降らせてもらう事は出来ますか?」
「叶えようじゃないか」
マルゴは髪の毛の中から、白く光り輝く一本の毛をつまみ、抜き取る。
「湖の上に十分な雨が降るように、村の周辺には畑が潤う程度の雨になるように。『pluvia』(プルウィア)」
言葉の終わりに両手を開き、白く輝く毛髪が消えると、あたりが暗くなり、雨が降り始める。
「二時間ほどで雨は止むはずだよ。これでも井戸の水が解決しない場合は他の理由があるかもしれないからね。その時は連絡をおくれ」
村人達は魔女にお礼を言い、家の中に入って行った。
結界魔法で濡れることが無い二人は飛びながら様子を確認する。
湖の上は土砂降り、村の周辺は優しい雨が降っていた。
家に戻り、お茶を飲んでいるとリュシーは感激した様子で言う。
「師匠のお仕事は願いを叶える事なんだ・・・ですね。凄い・・・です!私もあんな風に雨を降らせてみたい・・・です!」
今すぐにでも雨の魔法を使いたいような顔をしているので、苦言を呈する。
「簡単そうに見えても・・・続きは?」
「熟練しないと出来ない事で溢れている。コツコツとこなすのみ」
首を縦に振って微笑む。
「さっきの仕事で大事な部分は雨の魔法じゃないんだよ。困りごとを聞いて、原因になりそうな事を考える。それに村人もきちんと話し合って、何をどれくらいと伝えてくれたからね。過不足なく魔法を行使するのは最後の最後だ」
リュシーは分かったような分からないような?と小首を傾げている。
経験して、実感して、成長していくしかないねとマルゴは思うのだった。
その後、村から礼として肉が届いた。
井戸の水がいつも通りになり、湖の水嵩が増したせいか山に魔獣が戻ったようで狩猟が活発化したとの事。
その時の肉を切り分けて燻製し、送ってくれたようだ。
「他の理由が原因じゃなくて良かったよ」
ほっと息をつくマルゴだった。
別の日。
「今日は西に行くよ。前回より少し遠いが飛べそうかい?」
「師匠。飛べます!一緒に行きます!」
です、ますがつけられるようになったけれど、大声で怒鳴りつける父親の影響が抜けないのか、大げさなくらいの話し方がまだ治らないリュシー。
本人は悪気が無いのと、まだ子供なので周囲は何も言わないがそろそろ落ち着いた話し方を覚えた方がいいかもしれない。
会話の課題を伝えつつ、次の行き先を地図で伝える。
「遠い分、上の気流を使う。空の上は気温が低いからね。結界でずっと体を保護し続けて出かけるよ」
「わかりました!・・・あ・・・分かりました」
二人で西へ向かって三時間ほど飛んで行く。
とある国の上空につくと隣接する国と国の間に軍隊が出来つつあった。
攻撃魔法が得意なものがいた場合、明日には交戦が始まるだろう。
まずは片方の国の代表がいるであろう場所に箒で静かに降り立つ。
敵襲かとピリピリする男達の前を悠然と歩き、テントへ進む。
「入るよ」
マルゴの一言にざわっと空気が揺れたが、姿を見て代表が立ち上がる。
「これは魔女様。もしや援軍ですか?」
「冗談はよしておくれ。今回のこれはどういう事なんだい?」
ジトリと目を合わせると腕を組んで言う。
「どうもこうも、先月から向こうが突然兵士を大量に動かしているようなので、これは危ないとこちらも準備したら、向こうが更に準備してという具合で、詳しい事情はさっぱりですよ。攻撃されてからでは遅いので理由を探りながら対策中です」
「ふむ・・・じゃあ、今すぐおっぱじめるつもりはないんだね?」
「そのつもりですが、前線がどの程度落ち着いているか」
「少し浄化をして精神を落ち着かせてから、向こうの話を聞いてきてもいいかい?」
「こちらとしてはありがたい」
「リュシー、この団体さん達の上を飛んで向こうに行く間、浄化をかけて行くよ」
「はい、師匠」
箒で飛び立った二人が上空から浄化をかけていく。
ピリピリしていた空気が少しずつ落ち着いて、緊張感が霧散する。
相手の陣営に到着し、武器を携帯した男達を尻目に堂々とテントに向かう。
「入るよ」
先ほどと同じように声を掛けて中に入る。
「これは魔女様。どうされました?」
「どうされましたも何も無いよ。戦争かい?人が大量に死んでも土地が荒れても面倒なんだけどね」
ジトっと代表を見る。
「いやいや、戦争なんてとんでもない。先々月あたりから大型魔獣の話が出たので、討伐の準備をしていたら、向こう側でも人が集まり始めたので、もしや向こうでも魔獣の話があったのかと。国境間の道が使えなくなると困りますので」
話を聞いたマルゴは「はぁぁぁー。」と大きく息をつく。
「あちらさんは戦争準備をしていると思っているみたいだからね。代表同士、しっかり話し合った方がいいんじゃないかい?こんな理由で戦争なんてされたらたまったもんじゃないよ」
「なんですと?魔獣討伐も無視できないが・・・話し合いの準備をしなくては。魔女様、大変申し訳ないのですがお力添え願えますか?」
「そのために来たようなものだからね。両軍の真ん中でいいかい?何人行く?」
「・・・私を含めて五人行きましょう」
「相手も同じ数だけ連れてこよう。リュシー、こちらの五人が揃ったら、結界で覆って軍と軍の真ん中に着地しておくれ。魔獣の話も出ていたから結界は解かないように。私はあちらを迎えに行ってくるよ」
「はい、師匠」
マルゴが両陣営の代表と話をし、妙な誤解とすれ違いから戦争になりかけていた事が判明、無事に話し合いの場が設けられた。
両者が話し合っている間に上空から魔獣の動きを確認していると、確かに大型の魔獣が数頭いた。
ここまで育っているのは珍しいと感じるほどの大きさだ。
ちょうど軍の人員がいる事だし、空振りで帰るよりは理由が成り立っていいだろうと考え、リュシーと共に結界を使って追い立てていく。
話し合いが終わった頃合いに魔獣討伐を任せると言えば、どちらも意気揚々と陣営に戻り指揮を執り始めた。
大型魔獣が合計六頭。
両陣営で三頭ずつ討伐し、国境間の道は安全が確保されたようだ。
討伐の無事を見届け、大きな怪我をした者がいないか確認が取れたところでそれぞれの代表に聞く。
「願いはあるかい?」
「いえ、この度はご尽力いただきありがとうございました。戦争の回避と魔獣のおびき寄せで十分です」
話の分かる代表で良かったと思いながらマルゴたちはその場を後にした。
「師匠の仕事は輝きの魔法を使わない事もあるんですね」
帰宅してからリュシーがぽつりと言う。
「前にも言ったろう?魔法を行使するのは最後の最後だ。話し合いで解決する物だったら、その方がいいんだよ。特に戦争なんて対話が無いまますれ違ったり、碌でもない理由で始まって多大な被害になる事が多いからね」
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まだ子供のリュシーには難しかったらしいが、心の片隅で覚えてくれたらいいと思う。
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