巡り巡る 〜漢字の意味が世界を変える世界〜

暇な鍼灸師

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第7章 見えざる救済とモニターの中の真実

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◾︎警察署 応接室
窓から差し込む日差しとは裏腹に、室内の空気は微かに張り詰めていた。
「なるほど……。では、犯人の金子は、鈴木さんと髙橋さんの連携によって無力化されたと」
女性記者の仮面を被ったサラ・コッホが、ボイスレコーダーを回しながら熱心にメモを取るフリをする。
対面には、担当刑事の谷雄一と白川真純が座っていた。
「ええ、そうです。彼らの勇気ある行動がなければ、被害は拡大していたでしょう」
白川が淡々と答える。
サラはペンを止め、少し体を前のめりにした。
ここからが本番だ。
「素晴らしいですね。……ところで、現場の状況についてもう少し詳しく伺いたいのですが。その場に、彼ら二人以外に……例えば、『気配はするけど姿が見えない人物』とか、『奇妙な音』がしたとか、そういった報告はありませんでしたか?」
「……はい?」
白川が怪訝な顔をする。
サラは畳み掛けるように続けた。
「いえ、最近のネットの噂で、姿を見せずに犯罪者を懲らしめる『透明なヒーロー』がいるなんて都市伝説がありまして。もしや今回の件も……なんて、読者が喜びそうなネタを探しているんですけれど」
「…………」
隣で黙って聞いていた谷の目が、スッと細められた。
刑事の勘が、警鐘を鳴らす。この記者は、表彰される二人よりも「別の何か」を探している。
「……記者さん。随分と具体的な質問ですね」
谷の声色が一段低くなった。
「『透明なヒーロー』? ……まるで、最初から『誰か』がいると確信して探っているように聞こえますが」
(……チッ。鋭いわね)
サラが内心で舌打ちをした、その瞬間。
横にいたカメラマン役のアレックス・ターナーが、大袈裟に笑い声を上げて割って入った。
「ハハハ! いやぁ参ったな刑事さん! こいつ、オカルト雑誌の読み過ぎなんですよ!」
アレックスは呆れたようにサラの肩を叩いた。
「すいませんねぇ。普通の美談じゃ記事が売れないってんで、すぐに怪談話を絡めたがるんです。ほら、今は『見えない力』とかキャッチーでしょ?」
「……はぁ。まあ、マスコミの方ならそういう視点もあるんですかね」
谷は毒気を抜かれたように肩をすくめたが、その目はまだ完全に警戒を解いてはいなかった。
「まあ、とにかく。表彰式までもう少し時間があります。それまでこちらでお待ちください」
「ありがとうございますぅ~」
アレックスがへらへらと場を繋ぐ横で、サラは冷や汗を拭った。
(危なかった……。でも、あの刑事の反応……『何か』を知ってる顔ね)
◾︎同時刻 警察署へと続く歩道
派手なストライプの細身スーツを着崩した男——氷川智宏と、喪服のようなブラックスーツに身を包んだ巨漢——熊井猛が、肩を並べて歩いていた。
「……だからさぁ、熊井ちゃんよぉ」
氷川が気怠げにポケットに手を突っ込んで言う。
「今回の仕事は『音無の居場所を聞き出すこと』なわけ。分かる? 聞く前に締め上げちゃったら、口が利けなくなっちゃうでしょ?」
「あぁ? 手加減くらいできるぜ」
熊井が指をポキポキと鳴らす。
「それに、ある程度痛めつけてからのほうが、ペラペラとお喋りになってくれるんじゃねぇか?」
「まぁねぇ。俺もそう思ってたんだけどさ……」
氷川は昨日凍らせた幸田家の惨状を思い出し、深いため息をついた。
「この前、それで失敗してさぁ……。せっかく『金のなる木』だと思ったのに、加減間違えてパッキンと逝っちゃって。……本当、非覚醒者は脆くて嫌になるよ」
「へっ、お前が下手くそなだけだろ」
「うっさいなぁ」
二人が軽口を叩きながら角を曲がると、警察署の正門が見えてきた。
そして、その門の前に仁王立ちする、異様な男の姿が目に入った。
「……お?」
氷川が足を止める。
そこには、熊井と同じような漆黒のスーツに身を包み、通り過ぎる一般人を威圧(しているように見えるだけ)している大男——鈴木浩三がいた。
「おいおい、すげぇ迫力だな」
氷川が口笛を吹く。
「あいつが表彰者か? それとも出頭しに来たヤクザ?」
「さぁな。どっちか分かんねぇな」
熊井も目を細めて値踏みする。
「だがあのツラ構え……カタギじゃねぇぞ」
「ま、名前を聞けば分かるんじゃねぇか?」
氷川は瞬時に表情を変えた。
気怠げな殺人鬼の顔から、人当たりの良さそうな青年の顔へ。
彼はコツコツと革靴を鳴らして、鈴木に歩み寄った。
「——こんにちは」
鈴木がビクリとして振り返る。
強面で睨まれた(ように見えた)が、氷川は爽やかな笑顔を崩さずに尋ねた。
「失礼ですが……あなたが今日の主役の、鈴木さんですか? それとも、髙橋さんですか?」
黒スーツの鈴木浩三は、目の前の不審な二人組を警戒しつつ、低い声で応じた。
「……ああ。俺が鈴木だが、あんたは何者だ?」
派手なスーツの男、氷川智宏はニッコリと笑った。
「いやぁ、会えてよかった。単刀直入に聞くけどさ、『音無賢人』って奴、知ってるかな? 」
「音無……?」
鈴木は眉間に皺を寄せ、記憶を探った。
「知らねぇな。俺の知り合いにはいねぇ」
鈴木の言葉には一点の曇りもなかった。嘘をつく器用さなど持ち合わせていない男の、純粋な反応だった。
氷川は目を細めて観察したが、怪しさは感じられない。
「……ふうん。マジか」
そこへ、喫煙所から戻ってきた髙橋俊明が駆け寄ってきた。
「鈴木さん! お待たせしました……って、どうかしました?」
髙橋は状況を見て足を止めた。
(……なんだ? あの派手なスーツの男と、鈴木さんと同じ黒スーツの大男。鈴木さんが絡まれてるのか?)
「あん? おう、髙橋さん。なんか人探しの最中らしいぞ」
鈴木が顎でしゃくると、氷川は髙橋にも視線を向けた。
「お、君が髙橋さん? ちょうどいいや。君は知らない? 音無賢人って男」
「音無……? いえ、全く身に覚えがありませんね」
髙橋も即答し、鈴木と顔を見合わせた。
「鈴木さん、知ってます?」
「いや、知らん」
「ですよねぇ」
二人の善良な覚醒者は、本当に何も知らなかった。
その様子を見て、後ろに控えていた巨漢・熊井猛が舌打ちをした。
「チッ……! だから言っただろうが!」
ガシッ!
熊井の丸太のような腕が、鈴木の胸ぐらを掴み上げた。
「あ!?」
「最初から痛めつけた方が良いって言ったじゃねぇか! しらばっくれやがって!」
「おい待て、話を聞けって……!」
「うるせぇ!」
ドォォォォォン!!
「ぐわぁっ!?」
熊井の「熊」の怪力が炸裂した。
鈴木は咄嗟に両腕でガードしたが巨体が紙屑のように吹き飛ばされ、後方へ2メートルほど吹っ飛び、アスファルトの上を転がった。
「鈴木さん!?」
髙橋が叫び、すぐに身構える。
◾︎警察署 応接室
ズドン、という地響きのような音が室内にまで届いた。
「……今の音は?」
谷刑事が鋭く反応し、立ち上がった。
「表からです! 何かあったのかも!」
白川も腰を浮かせる。
「ちょっと見てきます。あなた達はここで待っていてください」
谷が言い残して部屋を出ようとするが、サラが素早く立ち上がって食い下がった。
「い、いえ! 私たちも行きます!」
「危険です!」
「スクープの可能性がありますから! ジャーナリストとして、現場を見ないわけにはいきません!」
「俺たちも行きますよ刑事さん! 身の安全は確保しますから!」
アレックスもカメラを抱えて続く。
谷は頭をガシガシとかきむしった。
「……たく、マスコミってのは。いいですか、危なくなったらすぐに逃げてくださいね!?」
「はい!」
四人は慌ただしく廊下を走り出した。
◾︎警察署 正門前
氷川は倒れた鈴木と、構える髙橋を見て、やれやれと肩をすくめた。
「あーあ、やっちゃったよ熊井ちゃん。仕方ねぇなぁ……」
氷川は気怠げに右手を挙げた。
「もう聞き出すのは無理そうだし、とりあえず凍らせて連れて行くか」
(『氷』!)
氷川は能力を解放しようと念じた。
しかし。
「……あれ?」
指先から冷気が出ない。
それどころか、視界が急激に暗くなっていく。
ドクン…………ドク………ン…………。
心臓の音が、遅くなる。
血液が止まる。
脳に酸素が回らない。
「あ……が……?」
氷川は白目を剥き、糸が切れた操り人形のように、後ろへドサリと倒れ込んだ。
その背後には、いつの間にか「死神」が立っていた。
音無賢人だ。
彼は「無」の能力で気配を消したまま氷川の背後に立ち、直接心臓に「無」の干渉を行っていたのだ。
(……一時的に止めた。死にはしないが、しばらく起きない)
賢人は氷川が倒れると同時に、呆然としている熊井の背後へと移動し、身を隠した。
「あ? おい氷川! どうした!?」
熊井は突然相棒が倒れたことに驚愕し、振り返ろうとした。
その一瞬の隙を、髙橋は見逃さなかった。
「……チャンス!」
シュンッ!
髙橋が瞬時に距離を詰め、熊井の背中にタッチした。
「消えろ!」
(転移先:座標XY、太平洋上空!)
ヒュンッ!
熊井の巨体が、煙のようにその場から消失した。
……数秒後。
遥か彼方の海上で、バシャァァァァン!! という巨大な水柱が立った音が、微かに風に乗って聞こえた気がした。
「……ふぅ」
髙橋はネクタイを直しながら、倒れている鈴木に駆け寄った。
「鈴木さん! 大丈夫ですか!?」
「……ってぇなぁ、畜生」
鈴木はむくりと起き上がり、埃を払った。
「いきなり殴りやがって……。腕はいてぇし肋骨がアスファルトにぶつかって何本かイカれたかもしれん」
さすがは熊とも殴り合う猟師だ。常人なら即死級の一撃を受けても、ピンピンしていた。
「あれ? 髙橋さん。あいつらは?」
鈴木は周囲を見回した。
派手なスーツの男(氷川)は白目を剥いて倒れており、殴ってきた大男(熊井)は跡形もなく消えている。
「あー、大男の方は俺が飛ばしましたけど……」
髙橋は倒れている氷川を見下ろして首を傾げた。
「こっちの男は……なぜか急に倒れましたね。貧血ですかね?」
「貧血ぅ? 軟弱な野郎だな」
その時だった。
「動くな!!」
警察署の玄関から、谷と白川が飛び出してきた。
遅れてサラとアレックスも顔を出す。
彼らの目に映ったのは、以下の光景だった。
1. 白目を剥いて倒れている男(氷川)。
2. その横に立つ、黒スーツのいかつい大男(鈴木)と、その手下らしき男(髙橋)。
3. 鈴木は被害者だが、黒スーツのせいで完全に「加害者」に見える。
「警察だ! その男から離れろ!」
チャキッ!
谷と白川が拳銃を構え、鈴木に狙いを定めた。
「えぇ……」
鈴木は心底悲しそうな顔をして、ゆっくりと両手を挙げた。
「刑事さん……俺、被害者なんだが……」
「黙れ! 凶器を捨てろ!」
「凶器なんて持ってねぇよ……」
その横で、事情を察した髙橋は、肩をプルプルと震わせていた。
「くっ……ぷっ……鈴木さん、だから言ったじゃないですか……その格好は……」
「笑ってんじゃねぇよ髙橋さん! ……ったく、ついてねぇなぁ」
鈴木は青空を仰ぎ、深いため息をついた。
その様子を、サラとアレックスはポカンと口を開けて見ており、物陰の音無は安堵のため息をついていた。
◾︎警察署 取調室……ではなく応接室
そこでは、異様な光景が広がっていた。
「申し訳ありませんでしたぁぁぁっ!!」
刑事の谷雄一が、直角に腰を折り曲げて絶叫に近い謝罪をしていた。
その目の前には、ネクタイを緩め、不機嫌そうに氷嚢を脇腹に当てている鈴木浩三がいる。
「いえ、あの……もういいから……頭上げてくれよ刑事さん」
「いいえ! 表彰すべき市民の方に、あろうことか銃を向け、あまつさえ『凶器を捨てろ』などと……! 警察官としてあるまじき失態! 穴があったら入りたい!」
谷は顔を真っ赤にして恐縮しきっていた。
鈴木は深いため息をついた。
「体はまぁ、あの大男に殴られて肋骨にヒビが入ったかもしれんが……それより心が痛ぇよ。俺、そんなに悪人面か?」
横でコーヒーを飲んでいた髙橋俊明が、クスクスと笑った。
「まあまあ鈴木さん。俺が言った通りでしょう? そのスーツとガタイじゃ、どう見ても『そっちの人』ですよ。誤解されても仕方ない」
「うるせぇ髙橋さん! 誰のせいでこんな格好してると思ってんだ!」
「俺のせいじゃないですよ。鈴木さんのタンスのセンスのせいです」
いつものような軽口を叩き合う二人を見て、谷はようやく少し頭を上げた。
「えー、髙橋さんの証言と、現場の状況から正当防衛は成立しています。大男の方は……海に飛ばしたと?」
「ええ。まあ、死にはしないでしょう。運が良ければ漁船に拾われるんじゃないですか?」
髙橋はサラリと言ってのけた。
「もう一人の、派手なスーツの男ですが……」
白川真純が資料を見ながら補足した。
「大男の仲間(ツレ)のようでしたので、とりあえず身柄を拘束し、署内の留置場に入れました。医師の診断では、脳に一時的に血液が回らなくなったことによる『貧血』だろうと」
「貧血ねぇ……。いきなり倒れたからビックリしたぜ」
鈴木は氷嚢の位置を肋骨から腕に直しながら、ふと首を傾げた。
「しかし、一体なんなんだあいつら。急に『音無』って人を知らないか? って聞いてきてよぉ」
「……ッ!?」
その名前が出た瞬間、室内の空気が凍りついた。
谷、白川、そして記者のフリをしているサラとアレックス。四人の表情が一斉に硬直する。
「……鈴木さん。その男たちは、確かにそう言ったんですか?」
谷が声を潜めて尋ねる。
「おう。……刑事さん、誰なんだそいつ? 有名人か?」
「い、いえ……」
谷は言葉を濁し、探るような目で二人を見た。
「鈴木さんと髙橋さんは、その『音無』という人物には心当たりがないんですね?」
「ああ、知らねぇな」
「俺もです。初めて聞く名前ですね」
白川は二人の顔をじっと見つめ、能力を発動させた。
(『白』。嘘を暴け……)
鈴木と髙橋の体は、普通の色をしていた。白く発光していない。
(……嘘をついていない。二人は本当に何も知らない)
白川は谷に目配せをして、小さく頷いた。
その時、サラが立ち上がった。
「あー、すみません。ちょっと編集部と連絡を取らなきゃいけなくて。少し席を外しても?」
「俺もタバコ吸ってきますわ」
アレックスも続く。
「……どうぞ。廊下の突き当たりです」
谷が案内すると、二人は足早に応接室を出て行った。
◾︎警察署 廊下
廊下に出た瞬間、サラの表情から笑顔が消えた。
彼女は周囲を警戒しながら、小声でアレックスに囁いた。
「……聞いた? あの男たち、金剛寺の差し金よ」
「ああ。音無を探していた。……しかも、一人は留置場の中だ」
「チャンスよ。その男とコンタクトを取れれば、金剛寺がどこまで情報を掴んでいるか、あるいは音無の居場所の手がかりが得られるかもしれない」
「どうやって接触する? 面会なんて無理だぞ」
「……トイレに行くフリをして、通気口から小型ドローンを飛ばすわ。留置場の場所は把握してる?」
二人はひそひそと作戦を練りながら、廊下の角を曲がっていった。
しかし、その会話は全て筒抜けだった。
◾︎応接室の中
谷は鈴木たちと談笑しているフリをしながら、右耳に神経を集中させていた。
「谷」の能力——聴覚の拡張と集中。
(……『金剛寺』……『ドローン』……『接触』……)
谷の眉がピクリと動く。
(やっぱりな。ただの記者じゃねぇ。別の目的がある)
谷は確信を得て、鋭い視線をドアの方角へ向けた。
その隙に、白川はデスクのパソコンに向かっていた。
「……鈴木さんたちが襲われた時の、正面玄関の防犯カメラ映像を確認しますね」
「おう、頼むわ。俺がいかに可哀想に殴られたか見てくれよ」
白川はキーボードを叩き、録画データを再生した。
画面には、氷川と熊井に絡まれる鈴木、そして駆け寄る髙橋の姿が映し出されている。
「……ええ、確かに向こうから手を出していますね。これなら正当防衛は揺るぎません」
白川は映像を進めた。
熊井が鈴木を殴り飛ばした直後。
氷川が能力を使おうと手を挙げ——そして、急に白目を剥いて倒れるシーン。
「……ん?」
白川は映像を一時停止し、拡大処理を行った。
氷川が倒れる、ほんのコンマ数秒前。
「——あっ!」
白川が短い悲鳴のような声を上げた。
「どうした、白川」
谷が振り返る。
「た、谷さん……これ……!」
白川は震える指でモニターを指差した。
谷、そして鈴木と髙橋もモニターを覗き込む。
そこには、倒れようとする氷川の背後に、まるで幽霊のように佇む人影が映っていた。
深くフードを被り、顔は見えない。
だが、その手は氷川の背中(心臓の位置)に触れており、氷川が倒れると同時に、煙のように掻き消えていた。
「……こいつは」
谷が絶句する。
黒いフード。白い手。
パトカーの映像に映っていたのと、同じ特徴。
「……音無賢人。彼が、現場にいたんだ」
白川の呟きに、鈴木と髙橋は顔を見合わせた。
「おいおい、誰だよそいつ。俺たちの後ろにいたってのか?」
「……全然気づきませんでしたね」
誰も気づかぬまま、彼らに探されていた「音無」本人が、彼らを救って去っていた。
その動かぬ証拠が、モニターの中で静かに主張していた。

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