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ヴィルヘルムの苦悩
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いつの間にビオラナさんはシャルルの子供を産んでいたの?!
それもウサギさんだよ!
スッゴイ可愛いの。
アルフなんてもうメロメロの猫っ可愛がりでグルーミングしまくってたわ!
噛まれておもらししてたけど。
また遊びに来ないかな~? モフモフ子ウサギ。
「マリア調子いいみたいだね? ちょっとお出かけしてみる?」
「嬉しい! どこに連れて行ってくれるの?」
「オゲイン家に行ってみる? ミクルに会えるよ?」
「え? だってミクルさんは会っちゃうと辛いから……。会っても大丈夫?」
「ああ。きっとマリアが驚く事がいっぱいだよ?」
「ミクルさんに会えるだけで十分驚きだよ?!」
「じゃあ、ハイドリヒにマリアと一緒に行くと連絡するから、マリアは支度をしなさい」
「はい! ヴィルヘルム様」
ビックリだわ!
ミクルさんに人間の子供がいる?
それに魔獣達も!
タッキーが要るのよ! それも二頭も!
「クエッ!」
「きゃ! まあ、コレを私にくださるの?」
「クエッ!」
タッキーが食べ物をくれるなんて聞いたことが無いわ!
『悪食』で有名ですもの。
何でも食べちゃうのに。コレってとってもイイ匂いがするのよ?
絶対に美味しいはずだわ! だってコレ『モンブラン』なんですもの!
この転生で初めてよ!『ケーキ』なんてあったの?!
「キユウ~?」
「え? チェ竜?! まあ! あなたが持っているのは『イチゴショート』なの?! ええ?! 私にくださるの?」
どうやら私は気に入って頂けているみたい。だって、皆さんが『ケーキ』を『あ~ん』状態でくださるんですもの!
あ?! ミクルさん? え? ええええ~! ミクルさんが増えてる!
え?! どういうこと?!
「やあ、可愛いお嬢さん。僕はフレデリックといいます。仲良くしようね?」
え? ラインハルト様? 縮んじゃった?! え? でも『フレデリック』?
「君、ペイナルクに嫁いだマリア嬢? 僕はオゲイン家のゼルテンです。以後御見知りおきを」
「え? オゲイン家ですの? ラインハルト様の?」
「いいえ、僕は当主のハイドリヒと聖女ハーデガンの息子です。ラインハルトおじさんの息子はフレデリックですよ」
「よう! お前、可愛いから、フレデリックに気を付けろよ? オレはゲーリングだ。よろしくな!」
「あの。私、ジョージって言うの。こっちは『コミクル』なの。仲良くしてくれる?」
ミクルさんが増えて『コミクル』になってるわ。抱っこされてる。
この女の子、綺麗。さっきのフレデリックとそっくりなのにちゃんと女の子だわ。
やっぱりラインハルト様に似てる。
自己紹介しなくちゃ。
「私、アウエルスペルクのマリア・ヴィルヘルミーナです。ヴィルヘルム・フォン・ペイナルクの妻です」
「げっ?! ヴィルヘルム総長の奥さん?!」
「え?『総長』? ですか?」
「ふうん? ゲーリング、マリアは親衛隊の総長が誰か知らないみたいだよ?」
「ああ、『神聖皇帝』とか『元帥』ならどう? あの人いろんな呼び名を持っているしね?」
「あ、私、あまり分からなくて……」
「ゼルテン、ゲーリング。お前達は女の子にはそんな話しはするなよ? 可愛い子は知らないのがイイんだからさ!」
「フレデリック。失礼だぞ? 確かに可愛いが。マリア嬢は城には行かないのか?」
「お城? 魔王城のこと?」
「いや、セントレーアの王城だ。何で魔界が出て来るんだ?」
「お城はルキ様が連れて行ってくださるの。セントレーア城には行かないわ。何かあるの?」
「モラヴィア姫とお勉強をするのよ? マリアさんは行かないの?」
「お姫様? 知らないわ。お父様に聞いてみるわ」
なんだか私の知らないことだらけだわ。
あ、不安になって来ちゃた。
助けて。
「ギュッ!」
「?! ミクルさん? ミクルさん? あああっ! ミクルゥ~!」
「ギュッ!」「マリア!」
ああ、ミクルさんだわ! このおっぱいも。やっぱりミクルさんだわ!
あああ~! 私のミクル!
「まあ! ミクル? 女の子を泣かせちゃダメよ?」
「失礼。マリア。ミクルを放して。こっちにおいで」
「ギュッ!」
「お母様? ミクルがマリアさんにおっぱいあげてるわ……」
「マリア?! しっかりしなさい」
「ひっく。ミクルさん。ありがとうございます。元気でいてくださって、嬉しいわ」
「マリア。帰ろう」
「はい。皆さんお騒がせしてすみません」
「さあ、おいでマリア」
ヴィルヘルム様に抱っこして頂いているわ。
ミクルさんは私を覚えてくださっていた?
ああ。疲れてしまいましたわ。
ヴィルヘルム様ごめんなさい。
ああ、眠りたいわ。
……。
「休みなさい。マリア」
それもウサギさんだよ!
スッゴイ可愛いの。
アルフなんてもうメロメロの猫っ可愛がりでグルーミングしまくってたわ!
噛まれておもらししてたけど。
また遊びに来ないかな~? モフモフ子ウサギ。
「マリア調子いいみたいだね? ちょっとお出かけしてみる?」
「嬉しい! どこに連れて行ってくれるの?」
「オゲイン家に行ってみる? ミクルに会えるよ?」
「え? だってミクルさんは会っちゃうと辛いから……。会っても大丈夫?」
「ああ。きっとマリアが驚く事がいっぱいだよ?」
「ミクルさんに会えるだけで十分驚きだよ?!」
「じゃあ、ハイドリヒにマリアと一緒に行くと連絡するから、マリアは支度をしなさい」
「はい! ヴィルヘルム様」
ビックリだわ!
ミクルさんに人間の子供がいる?
それに魔獣達も!
タッキーが要るのよ! それも二頭も!
「クエッ!」
「きゃ! まあ、コレを私にくださるの?」
「クエッ!」
タッキーが食べ物をくれるなんて聞いたことが無いわ!
『悪食』で有名ですもの。
何でも食べちゃうのに。コレってとってもイイ匂いがするのよ?
絶対に美味しいはずだわ! だってコレ『モンブラン』なんですもの!
この転生で初めてよ!『ケーキ』なんてあったの?!
「キユウ~?」
「え? チェ竜?! まあ! あなたが持っているのは『イチゴショート』なの?! ええ?! 私にくださるの?」
どうやら私は気に入って頂けているみたい。だって、皆さんが『ケーキ』を『あ~ん』状態でくださるんですもの!
あ?! ミクルさん? え? ええええ~! ミクルさんが増えてる!
え?! どういうこと?!
「やあ、可愛いお嬢さん。僕はフレデリックといいます。仲良くしようね?」
え? ラインハルト様? 縮んじゃった?! え? でも『フレデリック』?
「君、ペイナルクに嫁いだマリア嬢? 僕はオゲイン家のゼルテンです。以後御見知りおきを」
「え? オゲイン家ですの? ラインハルト様の?」
「いいえ、僕は当主のハイドリヒと聖女ハーデガンの息子です。ラインハルトおじさんの息子はフレデリックですよ」
「よう! お前、可愛いから、フレデリックに気を付けろよ? オレはゲーリングだ。よろしくな!」
「あの。私、ジョージって言うの。こっちは『コミクル』なの。仲良くしてくれる?」
ミクルさんが増えて『コミクル』になってるわ。抱っこされてる。
この女の子、綺麗。さっきのフレデリックとそっくりなのにちゃんと女の子だわ。
やっぱりラインハルト様に似てる。
自己紹介しなくちゃ。
「私、アウエルスペルクのマリア・ヴィルヘルミーナです。ヴィルヘルム・フォン・ペイナルクの妻です」
「げっ?! ヴィルヘルム総長の奥さん?!」
「え?『総長』? ですか?」
「ふうん? ゲーリング、マリアは親衛隊の総長が誰か知らないみたいだよ?」
「ああ、『神聖皇帝』とか『元帥』ならどう? あの人いろんな呼び名を持っているしね?」
「あ、私、あまり分からなくて……」
「ゼルテン、ゲーリング。お前達は女の子にはそんな話しはするなよ? 可愛い子は知らないのがイイんだからさ!」
「フレデリック。失礼だぞ? 確かに可愛いが。マリア嬢は城には行かないのか?」
「お城? 魔王城のこと?」
「いや、セントレーアの王城だ。何で魔界が出て来るんだ?」
「お城はルキ様が連れて行ってくださるの。セントレーア城には行かないわ。何かあるの?」
「モラヴィア姫とお勉強をするのよ? マリアさんは行かないの?」
「お姫様? 知らないわ。お父様に聞いてみるわ」
なんだか私の知らないことだらけだわ。
あ、不安になって来ちゃた。
助けて。
「ギュッ!」
「?! ミクルさん? ミクルさん? あああっ! ミクルゥ~!」
「ギュッ!」「マリア!」
ああ、ミクルさんだわ! このおっぱいも。やっぱりミクルさんだわ!
あああ~! 私のミクル!
「まあ! ミクル? 女の子を泣かせちゃダメよ?」
「失礼。マリア。ミクルを放して。こっちにおいで」
「ギュッ!」
「お母様? ミクルがマリアさんにおっぱいあげてるわ……」
「マリア?! しっかりしなさい」
「ひっく。ミクルさん。ありがとうございます。元気でいてくださって、嬉しいわ」
「マリア。帰ろう」
「はい。皆さんお騒がせしてすみません」
「さあ、おいでマリア」
ヴィルヘルム様に抱っこして頂いているわ。
ミクルさんは私を覚えてくださっていた?
ああ。疲れてしまいましたわ。
ヴィルヘルム様ごめんなさい。
ああ、眠りたいわ。
……。
「休みなさい。マリア」
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