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12、グラさんのシチュー
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「おはようございます! グラさん、フッラさん」
「おはようリック。今日も早いねえ。悪いんだけど、もう少しだけ、横になってるから、遠慮しないで朝ごはんは先に食べとくれね?」
最近フッラさんつらそうだ。
食事もあんまり食べられていないし。
「リック。ちょっと来い」
あれ? どうしたんだろう? 珍しくグラさんがオレを厨房に呼んだ。
グウ~。
ウッ、恥ずかしいぞ!
スゲーいいにおいがしているせいでだよ!
だからオレの正直な腹の虫が盛大におねだりの声をあげたんだってば!
「味見してみろ」
オレの目の前に小皿に入れられたのは何時ものシチュー?
グラさんが差し出す味見用の小皿を受け取ってまた腹の虫がなる。
匂いの元はコイツだ!
オレは口内に溢れて来た唾を一旦飲み込んだ。
グビッ! ゴクン。
早く食べないと嗅覚の刺激によって次々に溢れ出るヨダレで、味見が出来なくなるぞ?!
この匂いは絶対に美味いヤツじゃん!
いや、グラさんの料理は何時も美味しい。
だけど、コレは何時もと違う!
オレは小皿の中身を口へと傾けた。
?! 美味い~! なんだコレ?!
何時ものシチューと全然違う!
オレはグラさんを驚いた目で見た。
「どうだ? うめえだろう?」
オレは返事が出来ない。うますぎて口が利けなくなるなんて初めての経験だ!
だから首を前後にブンブン振った。
「昨日リックが持って帰って来たミルクを使ったら、こんなモンができちまった」
え? アウズンブラのミルクを使っただけで?!
こんなに美味しいシチューになったの?
「リック、コレは店ニャァ出せねえ。ヴァルハラに持って行って、オーディン様に召し上がって貰おう。だが、悪阻でつらそうなフッラにだけは、食わせてやりてえ。いいか?」
そりゃあ、コレを店にだしたら、押し寄せる客でパニックになるだろう。
量だって限りがあるし、食べそこなった人に因縁付けられそうだし。
おかわりだってしたいもんな。
……。
あ、オレは、気がついてしまった。
グラさんの耳がぺたっと折れている。
そういえば、さっき『店ニャァ』って思わず猫の鳴き声になっていた?
オーディン様って、ヴァルハラじゃあ、ワインしか飲まないらしいんだよな。
よし!
「ねえグラさん、コレはオレ達三人で食べちゃおうよ。余ったらオレのリュックに入れておけば腐らないし。フッラさん、コレなら食べられそうだし。ね? そうしよう! オレ、フッラさんを呼んで来るから!」
「リック!」
「フッラさ~ん! グラさんがフッラさんに特製シチューを作ってくれたよ! 一緒に食べよう~!」
「え? そうなのかい? すまないねえ。でも嬉しいよ。食べてみようかね」
……。モフりてえ。バリカワ、フッラさんとグラさん。
「美味しいニャ! ウマウマウマウマ」
「ウマウマニャ? 良かっニャァ」
食いながら二人の世界だけど、『ニャ』って鳴いてるし。
毛が逆立ってモフモフになってるじゃん!
ホントにこの二人、やばい!
「たくさん食べて、かわいい赤ちゃんを産んで下さいね?」
絶対にモフりたい!
「ウオン!」「おん!」
「うわあ! ビックリした! なんでフレキとゲリがいるんだ?!」
「うわあ~! やめて! 嘗めるな!」
「ああ、リック。多分コイツ等、この匂いを嗅ぎ付けて来たんじゃないかな?」
オレは二匹に馬乗りになられて口周りと股間を責められてる。
リックはシチューだが、ゲリは違う!
そういえば昨日『後で』って言ったまま、帰って来ちゃってた。
「わあ~! わかったから! やるから! 待って、ストップ!」
「グルッ」「くう~ん」
「すみません、オレベタベタなんで、部屋で着替えて来ます!」
ゲリ!お前は《バタケン》か?!
オレ、ちょっと勃起しちゃたじゃん?!
見られたら、恥ずか死ねるわ!
やめてくれよな!
「じゃ、じゃあ、シチューを器に入れてやるから、な? よし! じゃあ、オレは着替えよう~」
「グルッ!」「くう~ん」
「え?! まま、待って! こっちじゃねえ!」
ギャー! タマと竿と穴! ベロンベロンされてるう~!
いや、出ねえから! フレキ! 雄っぱい舐めても、出ねえから!
「あ、ゲリッ! ハアアン、アン、だ、ダメェ~!」
な、何?! ゲリがタマくわえながらケツ穴に舌突っ込んだ?!
な?! フレキ?! 竿くわえんじゃねえぇ~!
出るからぁ~!
「ひうっ! あ、ああ! 出るぅ~! ハア、ハア、ハア、いやあ!」
グジュジュ! プシャ~!
「あ、やだあ~! 止まらねえ!」
射精してオモラシ。
フレキがゴクゴク咽の奥で飲んでる。
口の隙間から溢れ出たのは、ゲリがペチャクチャ言わせて、タマと穴嘗めながら飲んでる。
ひでえ。
フレキとゲリが顔をあげた?!
「あ、待って! 今顔はダメだ、ゲエ~!」
オレの《しも》を嘗め回した後で口をやられた。
お前達。オレのライフゲージはゼロだ、自分のケツ穴とザーメンとしょんべん。
ソレを嘗め回した後のお前達のヨダレ。
飲んじまったじゃねえか~!
「あふん」「オオ~ン!」
ああ、ご機嫌な。しっぽバサバサ振り倒して喜んでやがる。
「おい。結局、シチューも食うのかよ。ってか、シチューが後かよ。ハアア~」
オレってこのシチューより美味いのかよ?!
怖いわ! ばれたら貞操の危機じゃん?!
「お前達。ちゃんとオレを守ってくれよ?」
「ウオン!」「おん!」
ははは。良いお返事で。
「おはようリック。今日も早いねえ。悪いんだけど、もう少しだけ、横になってるから、遠慮しないで朝ごはんは先に食べとくれね?」
最近フッラさんつらそうだ。
食事もあんまり食べられていないし。
「リック。ちょっと来い」
あれ? どうしたんだろう? 珍しくグラさんがオレを厨房に呼んだ。
グウ~。
ウッ、恥ずかしいぞ!
スゲーいいにおいがしているせいでだよ!
だからオレの正直な腹の虫が盛大におねだりの声をあげたんだってば!
「味見してみろ」
オレの目の前に小皿に入れられたのは何時ものシチュー?
グラさんが差し出す味見用の小皿を受け取ってまた腹の虫がなる。
匂いの元はコイツだ!
オレは口内に溢れて来た唾を一旦飲み込んだ。
グビッ! ゴクン。
早く食べないと嗅覚の刺激によって次々に溢れ出るヨダレで、味見が出来なくなるぞ?!
この匂いは絶対に美味いヤツじゃん!
いや、グラさんの料理は何時も美味しい。
だけど、コレは何時もと違う!
オレは小皿の中身を口へと傾けた。
?! 美味い~! なんだコレ?!
何時ものシチューと全然違う!
オレはグラさんを驚いた目で見た。
「どうだ? うめえだろう?」
オレは返事が出来ない。うますぎて口が利けなくなるなんて初めての経験だ!
だから首を前後にブンブン振った。
「昨日リックが持って帰って来たミルクを使ったら、こんなモンができちまった」
え? アウズンブラのミルクを使っただけで?!
こんなに美味しいシチューになったの?
「リック、コレは店ニャァ出せねえ。ヴァルハラに持って行って、オーディン様に召し上がって貰おう。だが、悪阻でつらそうなフッラにだけは、食わせてやりてえ。いいか?」
そりゃあ、コレを店にだしたら、押し寄せる客でパニックになるだろう。
量だって限りがあるし、食べそこなった人に因縁付けられそうだし。
おかわりだってしたいもんな。
……。
あ、オレは、気がついてしまった。
グラさんの耳がぺたっと折れている。
そういえば、さっき『店ニャァ』って思わず猫の鳴き声になっていた?
オーディン様って、ヴァルハラじゃあ、ワインしか飲まないらしいんだよな。
よし!
「ねえグラさん、コレはオレ達三人で食べちゃおうよ。余ったらオレのリュックに入れておけば腐らないし。フッラさん、コレなら食べられそうだし。ね? そうしよう! オレ、フッラさんを呼んで来るから!」
「リック!」
「フッラさ~ん! グラさんがフッラさんに特製シチューを作ってくれたよ! 一緒に食べよう~!」
「え? そうなのかい? すまないねえ。でも嬉しいよ。食べてみようかね」
……。モフりてえ。バリカワ、フッラさんとグラさん。
「美味しいニャ! ウマウマウマウマ」
「ウマウマニャ? 良かっニャァ」
食いながら二人の世界だけど、『ニャ』って鳴いてるし。
毛が逆立ってモフモフになってるじゃん!
ホントにこの二人、やばい!
「たくさん食べて、かわいい赤ちゃんを産んで下さいね?」
絶対にモフりたい!
「ウオン!」「おん!」
「うわあ! ビックリした! なんでフレキとゲリがいるんだ?!」
「うわあ~! やめて! 嘗めるな!」
「ああ、リック。多分コイツ等、この匂いを嗅ぎ付けて来たんじゃないかな?」
オレは二匹に馬乗りになられて口周りと股間を責められてる。
リックはシチューだが、ゲリは違う!
そういえば昨日『後で』って言ったまま、帰って来ちゃってた。
「わあ~! わかったから! やるから! 待って、ストップ!」
「グルッ」「くう~ん」
「すみません、オレベタベタなんで、部屋で着替えて来ます!」
ゲリ!お前は《バタケン》か?!
オレ、ちょっと勃起しちゃたじゃん?!
見られたら、恥ずか死ねるわ!
やめてくれよな!
「じゃ、じゃあ、シチューを器に入れてやるから、な? よし! じゃあ、オレは着替えよう~」
「グルッ!」「くう~ん」
「え?! まま、待って! こっちじゃねえ!」
ギャー! タマと竿と穴! ベロンベロンされてるう~!
いや、出ねえから! フレキ! 雄っぱい舐めても、出ねえから!
「あ、ゲリッ! ハアアン、アン、だ、ダメェ~!」
な、何?! ゲリがタマくわえながらケツ穴に舌突っ込んだ?!
な?! フレキ?! 竿くわえんじゃねえぇ~!
出るからぁ~!
「ひうっ! あ、ああ! 出るぅ~! ハア、ハア、ハア、いやあ!」
グジュジュ! プシャ~!
「あ、やだあ~! 止まらねえ!」
射精してオモラシ。
フレキがゴクゴク咽の奥で飲んでる。
口の隙間から溢れ出たのは、ゲリがペチャクチャ言わせて、タマと穴嘗めながら飲んでる。
ひでえ。
フレキとゲリが顔をあげた?!
「あ、待って! 今顔はダメだ、ゲエ~!」
オレの《しも》を嘗め回した後で口をやられた。
お前達。オレのライフゲージはゼロだ、自分のケツ穴とザーメンとしょんべん。
ソレを嘗め回した後のお前達のヨダレ。
飲んじまったじゃねえか~!
「あふん」「オオ~ン!」
ああ、ご機嫌な。しっぽバサバサ振り倒して喜んでやがる。
「おい。結局、シチューも食うのかよ。ってか、シチューが後かよ。ハアア~」
オレってこのシチューより美味いのかよ?!
怖いわ! ばれたら貞操の危機じゃん?!
「お前達。ちゃんとオレを守ってくれよ?」
「ウオン!」「おん!」
ははは。良いお返事で。
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