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第48話苦悶の表情を浮かべる
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身動きが取れないならせめて情報だけでも引き出してやろうという覇気をひしひしと感じてくる。
「ほう、最後まで自分ができることを模索し、最善を尽くすそうとするその姿勢…見事だ。貴様のその行動に免じて答え合わせと行こうか?しかしその前に……よっと」
次の瞬間キュートスの防具、そして衣服まで弾け飛び下着姿が露わになる。
そしてクロは彼女の胸をいきなり掴むと柔らかさを確かめながら愛撫するかのように揉み始める。
「な、何のつもりだ貴様! …、んぅっ」
「見ればわかるだろ?」
「つっ…………あっ、やっ……やめろ……っ!」
キュートスの胸は下着の上からでも分かるぐらい柔かくクロが揉む度に形が変形し、その度にキュートスから吐息が漏れる。
その光景をルシファーが羨ましげに眺めながら「わ、私という妻が居ながらっ!!」と鬼の形相をし、今にも飛び出して来そうなのだが、それをセラが羽交い締めして必死に止めていた。
「や、やめなさいルシファー!」
「止めないでセラ! あんな性病の可能性があるどこの誰かもわからない雌豚にぃぃい! わたしの夫の相手をさせるわけにわ…………い、痛い痛い痛い痛い!セラ痛い!」
「…………私だって、耐えているのデスヨ。フフフ」
セラが羽交い締めしている力を強め、ルシファーの身体からミシミシと音が聞こえてくる。
ルシファーと違い微笑んでいるセラなのだが、その微笑みからは殺気がだだ漏れになっていた。
「こ、こんな事をして…た、タダで済むと…つっ、んぅ!」
キュートスが怖い顔をしながら脅してくるが、クロがキュートスの胸の先端を摘むとその口からは脅し文句ではなく湿った吐息が出る。
「やめなきゃどうなるんだ?」
「こ、殺してやる殺してやる殺してやる…」
本格的に愛撫し始めたクロの手つきに可愛らしくいちいち反応しながらもその顔は羞恥と殺意に満ちクロを睨むキュートス。
「や、やめてくれ! …頼むから…やめてくれ」
そしてそんなキュートスを見たくないのかギルアが叫ぶ。
「お、お前たちの強さはわかった。撤退する。だから俺の命と引換にキュートスに…妹に手を出すのはやめてくれ!」
「たいした兄妹の絆なのだとは思うが、しかし舐められたものだな。貴様の命にどれほどの価値が有るというのだ? 俺からすれば小さな羽虫との違いが分からないのだが? そもそもここで貴様らを逃がしたらキュートスとやらが戦略を練り直し、また我々に牙を向けるのではないのか?」
そしてそのギルアの願いを無情にも切り捨て、苦悶の表情を浮かべるギルア。
「ほう、最後まで自分ができることを模索し、最善を尽くすそうとするその姿勢…見事だ。貴様のその行動に免じて答え合わせと行こうか?しかしその前に……よっと」
次の瞬間キュートスの防具、そして衣服まで弾け飛び下着姿が露わになる。
そしてクロは彼女の胸をいきなり掴むと柔らかさを確かめながら愛撫するかのように揉み始める。
「な、何のつもりだ貴様! …、んぅっ」
「見ればわかるだろ?」
「つっ…………あっ、やっ……やめろ……っ!」
キュートスの胸は下着の上からでも分かるぐらい柔かくクロが揉む度に形が変形し、その度にキュートスから吐息が漏れる。
その光景をルシファーが羨ましげに眺めながら「わ、私という妻が居ながらっ!!」と鬼の形相をし、今にも飛び出して来そうなのだが、それをセラが羽交い締めして必死に止めていた。
「や、やめなさいルシファー!」
「止めないでセラ! あんな性病の可能性があるどこの誰かもわからない雌豚にぃぃい! わたしの夫の相手をさせるわけにわ…………い、痛い痛い痛い痛い!セラ痛い!」
「…………私だって、耐えているのデスヨ。フフフ」
セラが羽交い締めしている力を強め、ルシファーの身体からミシミシと音が聞こえてくる。
ルシファーと違い微笑んでいるセラなのだが、その微笑みからは殺気がだだ漏れになっていた。
「こ、こんな事をして…た、タダで済むと…つっ、んぅ!」
キュートスが怖い顔をしながら脅してくるが、クロがキュートスの胸の先端を摘むとその口からは脅し文句ではなく湿った吐息が出る。
「やめなきゃどうなるんだ?」
「こ、殺してやる殺してやる殺してやる…」
本格的に愛撫し始めたクロの手つきに可愛らしくいちいち反応しながらもその顔は羞恥と殺意に満ちクロを睨むキュートス。
「や、やめてくれ! …頼むから…やめてくれ」
そしてそんなキュートスを見たくないのかギルアが叫ぶ。
「お、お前たちの強さはわかった。撤退する。だから俺の命と引換にキュートスに…妹に手を出すのはやめてくれ!」
「たいした兄妹の絆なのだとは思うが、しかし舐められたものだな。貴様の命にどれほどの価値が有るというのだ? 俺からすれば小さな羽虫との違いが分からないのだが? そもそもここで貴様らを逃がしたらキュートスとやらが戦略を練り直し、また我々に牙を向けるのではないのか?」
そしてそのギルアの願いを無情にも切り捨て、苦悶の表情を浮かべるギルア。
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