399 / 400
第399話悪かったっすね……私で
しおりを挟む
「うげ、酒臭っ!! あんたまたギルド内の更衣室にお酒隠して飲んでんでしょ!?」
「職務中は飲んでません!」
「当たり前だ!!」
「あいた!?」
ミランダを呼ぶ同僚らしい女性二人組の片割れがスパーンと頭に突っ込んだ音が店内に児珠し、反響した所でいつもと違う雰囲気に気付いた同僚二人組が固まる。
その二人組の仲の良い同僚を見たミランダは最早死ねるのではないかというぐらいの羞恥心に襲われ、今すぐにでもあの馬鹿共を張り倒した上で逃げ出したい気分である。
「呼ばれてるみたいだけど?」
「ひ、人違いじゃないっすかなー……お、おんなじ名前の方が来てるなんて偶然っすねー」
「でも明らかにミランダさんを信じれない物を見るかの様な目で見てるんだが? ……あ、こっちに来るみたいだぞ?」
何故この私に訪れた奇跡の様な時間を邪魔するのか?そして何故邪魔するだけでは無くこちらに来ようとするのか?
いっそのこと私と気付いたのならそっとして置いて欲しい。
というか回れ右して別の店に行って欲しいものである。
「とんでもない美人がいると思ったら……」
「まさかとは思ったけどやっぱミランダだったなんて……」
「マルシアにアンジェラ……わ、悪かったっすね……私で」
人の気持ちも知らないでやって来た同僚に私は有りっ丈の怨念を込め声に出し睨め付ける。
「はっ!? ご、ごめんミランダ! まさか本当にデートしているなんて露ほども思って無くて……邪魔しちゃったかな!?」
「いやーごめんごめん……てかヤバイくらいめちゃくちゃイケメンじゃない!? 今のミランダとこのお方がいれば店の空気も変わるのも納得だわ! 名前っ、名前なんて言うのかしら?」
「こらこら、あのミランダがなけなしの勇気を振り絞って狙っている異性なのよ? あんたが横取りしようとしてどうすんのよ……全く」
そのミランダの気持ちに気付いたのか気付いてないのかマルシアとアンジェラ二人は一応形だけの謝罪はするもののアンジェラはナンパし始め、それを嗜めるマルシアなのだが胸元のボタンをさり気なく二つ程外し、ギルドで働く女性職員内でも上位に君臨する巨乳をアピールし始める。
「ミランダが逆ナンした相手を受け付けしていたジェシカから聞いてはいたのだけれど……冒険者には見ない種類のイケメンよねー」
「職務中は飲んでません!」
「当たり前だ!!」
「あいた!?」
ミランダを呼ぶ同僚らしい女性二人組の片割れがスパーンと頭に突っ込んだ音が店内に児珠し、反響した所でいつもと違う雰囲気に気付いた同僚二人組が固まる。
その二人組の仲の良い同僚を見たミランダは最早死ねるのではないかというぐらいの羞恥心に襲われ、今すぐにでもあの馬鹿共を張り倒した上で逃げ出したい気分である。
「呼ばれてるみたいだけど?」
「ひ、人違いじゃないっすかなー……お、おんなじ名前の方が来てるなんて偶然っすねー」
「でも明らかにミランダさんを信じれない物を見るかの様な目で見てるんだが? ……あ、こっちに来るみたいだぞ?」
何故この私に訪れた奇跡の様な時間を邪魔するのか?そして何故邪魔するだけでは無くこちらに来ようとするのか?
いっそのこと私と気付いたのならそっとして置いて欲しい。
というか回れ右して別の店に行って欲しいものである。
「とんでもない美人がいると思ったら……」
「まさかとは思ったけどやっぱミランダだったなんて……」
「マルシアにアンジェラ……わ、悪かったっすね……私で」
人の気持ちも知らないでやって来た同僚に私は有りっ丈の怨念を込め声に出し睨め付ける。
「はっ!? ご、ごめんミランダ! まさか本当にデートしているなんて露ほども思って無くて……邪魔しちゃったかな!?」
「いやーごめんごめん……てかヤバイくらいめちゃくちゃイケメンじゃない!? 今のミランダとこのお方がいれば店の空気も変わるのも納得だわ! 名前っ、名前なんて言うのかしら?」
「こらこら、あのミランダがなけなしの勇気を振り絞って狙っている異性なのよ? あんたが横取りしようとしてどうすんのよ……全く」
そのミランダの気持ちに気付いたのか気付いてないのかマルシアとアンジェラ二人は一応形だけの謝罪はするもののアンジェラはナンパし始め、それを嗜めるマルシアなのだが胸元のボタンをさり気なく二つ程外し、ギルドで働く女性職員内でも上位に君臨する巨乳をアピールし始める。
「ミランダが逆ナンした相手を受け付けしていたジェシカから聞いてはいたのだけれど……冒険者には見ない種類のイケメンよねー」
0
あなたにおすすめの小説
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
最凶と呼ばれる音声使いに転生したけど、戦いとか面倒だから厨房馬車(キッチンカー)で生計をたてます
わたなべ ゆたか
ファンタジー
高校一年の音無厚使は、夏休みに叔父の手伝いでキッチンカーのバイトをしていた。バイトで隠岐へと渡る途中、同級生の板林精香と出会う。隠岐まで同じ船に乗り合わせた二人だったが、突然に船が沈没し、暗い海の底へと沈んでしまう。
一七年後。異世界への転生を果たした厚使は、クラネス・カーターという名の青年として生きていた。《音声使い》の《力》を得ていたが、危険な仕事から遠ざかるように、ラオンという国で隊商を率いていた。自身も厨房馬車(キッチンカー)で屋台染みた商売をしていたが、とある村でアリオナという少女と出会う。クラネスは家族から蔑まれていたアリオナが、妙に気になってしまい――。異世界転生チート物、ボーイミーツガール風味でお届けします。よろしくお願い致します!
大賞が終わるまでは、後書きなしでアップします。
ある日、俺の部屋にダンジョンの入り口が!? こうなったら配信者で天下を取ってやろう!
さかいおさむ
ファンタジー
ダンジョンが出現し【冒険者】という職業が出来た日本。
冒険者は探索だけではなく、【配信者】としてダンジョンでの冒険を配信するようになる。
底辺サラリーマンのアキラもダンジョン配信者の大ファンだ。
そんなある日、彼の部屋にダンジョンの入り口が現れた。
部屋にダンジョンの入り口が出来るという奇跡のおかげで、アキラも配信者になる。
ダンジョン配信オタクの美人がプロデューサーになり、アキラのダンジョン配信は人気が出てくる。
『アキラちゃんねる』は配信収益で一攫千金を狙う!
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
初期スキルが便利すぎて異世界生活が楽しすぎる!
霜月雹花
ファンタジー
神の悪戯により死んでしまった主人公は、別の神の手により3つの便利なスキルを貰い異世界に転生する事になった。転生し、普通の人生を歩む筈が、又しても神の悪戯によってトラブルが起こり目が覚めると異世界で10歳の〝家無し名無し〟の状態になっていた。転生を勧めてくれた神からの手紙に代償として、希少な力を受け取った。
神によって人生を狂わされた主人公は、異世界で便利なスキルを使って生きて行くそんな物語。
書籍8巻11月24日発売します。
漫画版2巻まで発売中。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる