報われない旅人たち

Haruka Kanata

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ダグラスの話

02-07:慣れない放置プレイ

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ダグラスの視点

飲み過ぎたらしい

ベッドに寝ている・・・横に人はいない

珍しく1人だ

と思ったら抱き着かれた

アンジェラかシェリルか・・・痩せている

・・・アリシアだろうか?

した記憶はない

そんなに飲んだだろうか・・・アンジェラに飲まされたような記憶はある

むこう側を向いた方がいいだろうか

アリシアが身を寄せて腕を回してくる

朝なぜだか大きくなっているそれに手をのばす

わざとだろうか?・・・おきている気配はない

この状態ではさすがに・・・

・・・あとでどうなるか想像ができない

されるがままにしておくことにした

すこしして彼女が目をさます

---

目を開ける

そういえばダグラスの横で寝ていたはず・・・

なんで今また抱き着いて寝ているのだろうか

右手の中になにかある

そっと手をはなす

彼の顔をみる

たぶん寝ているふりをしているのだろうか

ゆっくり彼から離れて反対側をむく

ちいさな声で「ごめん」といってみた

返事はない

・・・このまま襲ってみたら・・・と、思ってやめた。

---

アリシアの行動を寝たふりをしてうかがう

ちいさな声で「ごめん」と聞こえた

そのまま寝たふりを続ける

彼女がベッドから起きるのを待つことにした。

少しして彼女はトイレに行ってシャワーを浴びた

戻ってきてコーヒーをいれて飲んでいる

ダグラス「おはよう」

アリシア「・・・おはよう」

ダグラス「昨日は・・・」

アリシア「ごめん、覚えてない」

ダグラス「そうか・・・ぼくも・・・」

アリシア「・・・そう」

2人とも下着姿で部屋にいる

アリシア「シャワー浴びてきたら?」

ダグラス「あぁ」

うながされるままシャワーを浴びる

出てくるとコーヒーが準備されていた

アリシア「アンジェラとシェリルは何かあることを期待してたりして・・・」

ダグラス「・・・かもね」

コーヒーに口をつける

ダグラス「今日の予定は・・・」

アリシア「魔女のお使いと・・・たしか護衛の仕事があったような」

ダグラス「・・・だったね」

たしかドラゴンの輸送の護衛だったか

午前中に魔女の買い物を済ませて届ける

待ち合わせの場所に行くと小さなドラゴンを型に乗せた女性がいた

思っていたドラゴンと違う

野良のドラゴンを確保したとかで隣の街まで連れて帰るらしい

かなりの値段で取引されているらしいが、なかなか成獣までそだたないらしい

彼女はドラゴンのブリーダーをやっているとかで保護したと聞いている

馬車で移動する途中、賊に襲撃されたが3人が対応してくれる

ぼくは女性とドラゴンを守る

6人組の賊のうち2人をとらえる、4人は残念ながらお亡くなりになった。

アンジェラとアリシアはそうとう強いらしい、ケガはしていない

シェリルのが魔法をつかっているところも初めてみたかもしれない

・・・ぼくは何もしていないから・・・確かに剣を抜かない勇者かもしれない。

賊の2人と死体は帰り道に回収することにした

彼らに何かがあってもそれはそれでしょうがないと思う

女性とドラゴンを届けて戻る

遺体はのモンスターに食い荒らされた痕跡がある

2人も襲われたらしいが生きてはいた・・・逃がした方がよかったのかもしれない。

馬車の荷台に乗せて運ぶ

機関の事務所で手続きをすませると

4人組の調査員がいた

アリシア「あ・・・確か」

クロエ「こんにちは」

ダグラス「知り合い?」

アリシア「えぇ・・・っと、どうなんだろう・・・」

ダグラス「?」
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