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第3章 侵略〜シンリャク〜
VARSAS-2
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あれから数時間後--------
王女達に連行されて、今、俺は王宮にいる。
形としては難解な重要資料の解読が出来た者としての捜査協力という形だが、事実上の逮捕だ。
王宮に連れてこられ、ここで待つようにと王宮の一室に放り込まれた。
天音はまだ状況が飲み込めていないのか、あたふたと動揺していたが--------
----あいつは、ほんとに近衛騎士なのかと疑いたくなるような態度だった。
まあ、身内がいきなり逮捕されたら驚くもんな。
とりあえず、俺は暇を持て余していたので、『雪の姫巫女』の全内容を朗読中だ。
内容は白雪とあの女に関することはだけでなく、白刃魔法や白雪に関する魔法、そして、武器など様々な事が書かれており、正直かなり興味深い。
特にあの女に関しては面白い情報も得られた。
本を読み終え、ふうっと息を吐き出すと、やたらと豪華そうな机に雪の姫巫女の古本を置き、窓の外に目を向けた。
日が落ちてきている。
もうじき夕方かぁ……。
これからの事を考えると、正直気が重過ぎて、思わずため息をついてしまう。
雪の姫巫女を読んで分かったが、何故俺が指名手配などをされてしまったのか。
その理由はえらく単純だった。
「おまたせ♪」
王女がご機嫌な笑顔でドアを開けて入ってくる。
そして、嬉しそうに俺の手前の席に腰掛けて、手にしていたあるものを差し出してくる。
それは銀の刺繍の入った純白の双銃だった。
銃口の下にナイフのような刀剣が取り付けられており、弾倉はリボルバータイプのシリンダーを取り付けたハンドガン型の銃剣だ。
これも本の内容の中にあったな……。
嫌な予感……。
「それじゃあ、一緒に世界を救おうか♪」
王女達に連行されて、今、俺は王宮にいる。
形としては難解な重要資料の解読が出来た者としての捜査協力という形だが、事実上の逮捕だ。
王宮に連れてこられ、ここで待つようにと王宮の一室に放り込まれた。
天音はまだ状況が飲み込めていないのか、あたふたと動揺していたが--------
----あいつは、ほんとに近衛騎士なのかと疑いたくなるような態度だった。
まあ、身内がいきなり逮捕されたら驚くもんな。
とりあえず、俺は暇を持て余していたので、『雪の姫巫女』の全内容を朗読中だ。
内容は白雪とあの女に関することはだけでなく、白刃魔法や白雪に関する魔法、そして、武器など様々な事が書かれており、正直かなり興味深い。
特にあの女に関しては面白い情報も得られた。
本を読み終え、ふうっと息を吐き出すと、やたらと豪華そうな机に雪の姫巫女の古本を置き、窓の外に目を向けた。
日が落ちてきている。
もうじき夕方かぁ……。
これからの事を考えると、正直気が重過ぎて、思わずため息をついてしまう。
雪の姫巫女を読んで分かったが、何故俺が指名手配などをされてしまったのか。
その理由はえらく単純だった。
「おまたせ♪」
王女がご機嫌な笑顔でドアを開けて入ってくる。
そして、嬉しそうに俺の手前の席に腰掛けて、手にしていたあるものを差し出してくる。
それは銀の刺繍の入った純白の双銃だった。
銃口の下にナイフのような刀剣が取り付けられており、弾倉はリボルバータイプのシリンダーを取り付けたハンドガン型の銃剣だ。
これも本の内容の中にあったな……。
嫌な予感……。
「それじゃあ、一緒に世界を救おうか♪」
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