史上最強聖女の勧誘生活〜魔王を倒してから、しつこく勧誘されまくりで迷惑してます〜

水先 冬菜

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聖女編

点と点が繋がりました

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 何だかんだあって私は数日で釈放された。

 理由はよく分からない。

 謎だ。

 何故かは分からないが国王は、俺を第一騎士団に入団させたいらしい事しか分かっていない。

 の事だから、牢屋に閉じ込めて、あの手この手と卑劣ひれつな方法で、囲い込んでくる…………そう思って色々と案を講じていたんだが…………。

 無駄に終わったようだ。

 それにしても、なにゆえあんなに副団長という地位が高く、そんでもって、微量なポジションを押してきたのか。

 そこがよく分からない。

 基本この国の騎士団は実力制だ。

 戦闘能力や人柄などはもちろんの事。

 人を動かす指揮能力。

 戦況を把握する分析能力。

 そう言ったものを引っくるめて優秀だと、判断された者のみが部隊の指揮を任される。

 はずなのだが…………俺は一介のギルド職員。

 仕事も最低限にしかこなしておらず。

 幼少期の頃に、剣術を習っていたので、多少は剣の心得はあるが、こと戦闘に関してはブランクがあり過ぎて使い物になるかと言えば、使えない。

 人を動かす指揮能力に至っては皆無だ。

 の俺は、になっているはずだ。

 まさかとは思うが--------がバレたのかな…………?

 なんて考えていたら、ギルドに着いた。

 着いて早々、ギルマスや同僚に事情を聞かれたが、とりあえず何事なかった事は話しておいた。

 ついでに、辞表を提出し、別の国に行く旨を伝えた。

 正直、今回みたいな事になるのはもう懲り懲りだしな。

 と、思っていたなら何故か辞表を突き返された挙句、必死にギルマスや上司に説得された。

 あまりにも必死なので事情を聞いたところ、何でも上の方から、俺をギルドから辞めさせないように、とのやんごとなき方から圧力がかかったそうだ。

 それで大体の理由を察せられた。

 ちょっと、説明が入るが冒険者ギルドは国営で動いている組織ではない。

 国からは独立した組織だ。

 簡単に例えるなら、別の国の法で成り立っている。

 それ故、王国からの命すら退けられるし、強制も出来ない。

 なのにギルマスは命令に逆らえない、という。

 第一騎士団長の不可解な勧誘。

 突然の連行。

 ギルドに圧力をかけられ、なおかつギルマスが頭が上がらない相手。

 ようやく点と点が繋がった。

 
 とりあえず、これからやる事は決まったようだ。
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