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20話 魔王と竜神、ロシア魔王の戦い、お互いにお姫様抱っこをする、上等手形(切符)を買う

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頼子のマンション
鏡台を見て殿(宇喜多秀家)からもらった櫛で髪をといている水島に髪をといて幸せを感じたい。

「まだお肌の曲がり角は来ていないわね」

年を重ねても美しくありたい。
長く一緒になり人間世界では怪しく見えたらまずい年をとったら水島はどうするか楽しみ。

放課後
魔王、華、弥生のみ。(水島、時雨は友人と先に帰る)

「頼子と華は正月に両親が来て挨拶したじゃろう2人に力を感じるから会って話がしてえ」

「巫女舞から2人に力を感じてしばらく様子を見る事になったのじゃ」

「私は会いたいけど魔王はどうする? 」

「人間と仲良くする道を選んでいるから会いたい」

えかった2人会うのがおえりゃーせん(いけない)なら説得が出来るんか。
魔王に会いたいなんて時代は変わり良い方向に進みうれしい竜神の娘として。

翌日
魔王と華が竜神神社で弥生と両親に会う。(高校生の制服)
部屋で魔王と華は上座で座布団で正座して弥生と両親は土下座。

「竜神の姫様、魔王様お会い出来て光栄です異変なら喜んで協力します」

歴代の竜神神社当主もお喜びになる後で家族と墓参りに行って報告しよう。

「弥生を友人にして頂いてありがとうございます」

竜神の姫様と魔王様に会えるなんて夢みたい。

「そこまでしなくていいから頭を上げてくれる」

華が言うと頭を上げた。

「姫様はうれしいけど人間世界では華でいい」

「魔王様は人間から悪くないが頼子にして」

「私と華は人間世界に高校生になって遊びに来た異変があったら喜んで協力する」

弥生と両親はお礼を言う。
異変を児戯(子供の遊び)にしちゃうぞ。
魔王、華、弥生、弥生の両親は協議して近い内に8代目巫女勇者の両親に正体を明かす事にした。
魔王と会う両親がどんな反応か楽しみ。
両親が部屋から出ると弥生が。

「頼子と華はせえでええんか? 」

「魔王の対応は見事ほめてつかわす」

「父と母は喜んでいる」

通学中に水島と会い挨拶をして。

「今日は雪が降って寒い」

「俺は寒がりなので背中に2枚カイロを貼っている」

水島は寒がりなんだ魔王の力で温もりを与えようかしら。

「よかったら1つカイロをあげます」

「ありがとう」

頼子はセーラー服の下、白カッターシャツにカイロを貼る。

「水島のやさしさにふれてカイロ以上に体が温もりがきてやさしい時間が始まった」

行きのクロスシート気動車の車窓から。

「一面の銀世界で風情がある雪景色の中で水島と旅行したい」

帰りクロスシートの気動車
まだカイロが温かい水島のやさしい時間があっていいわそろそろカイロの熱が終わるかな十分楽しんだ。
水島と隣に座った手を添えてくれるのかしら催促するのはやめよう水島に悪いから。(あまりにも長く手を添えなかった言うけど)
水島がそっと頼子の手に添える。
うれしい遂にきちゃった。
頼子の耳元で。

「俺が乗り鉄をやさしく教えてあげる」

「左様でございますか」

「かっこいい殿を思い出しちゃた、手を添えてうれしい乗り鉄の話をやさしく教えてくれる」

頼子に何でもやさしく教えたい。
乗客が少ないから終点まで手を添える。
これが魔王の青春なのね。

放課後
頼子と水島のみ時刻表を広げ名古屋近辺に旅行へ行く計画を立てている。

「水島と初めての共同作業が、名古屋近辺の硬券(厚紙の切符)収集旅行に行く計画を立てるいいかな」

「魔王といるのが俺の心のよりどころです」

「うれしいじゃない私も同じなの」

「それでこそ水島の魂は永遠に魔王の物になる価値がある」

頼子が水島を誘って2人で初めて名古屋近辺に旅行へ行く。
帰りの新幹線

「水島と列車に乗り硬券入場券、硬券、記念切符を買って駅のはんこで途中下車印、切符を使う時にもらうスタンプ、切符をもらう無効印、駅スタンプを集めて楽しかったまた行こうね」

「また行きたいです行き帰りのあまり乗らない、新幹線と列車の窓側にして駅弁と新幹線指定席特急券をおごってくれてありがとう」

「水島の魂の価値がそうされる」

次は俺が頼子を誘って旅行に行く計画をしよう。

「駅の立ち食いそばを2人で食事が楽しい」

「駅弁が好きだから2個食べた後に何か物足りないと思ったら、私の好きなまんじゅうを水島が駅弁のまんじゅうをくれるなんて水島のやさしさは魔王の大好物だから」

「帰りの新幹線で見た魔王の寝顔が素敵」

水島に寝顔を見せちゃた。

「いい物を見たわね水島の彼女で素敵な魔王よ」

放課後
頼子が水島に話している。

「人間をあなどってはいけない力がある、かって大魔王と私を倒した勇者のように」

「俺はそういう力を持ってないから」

「水島は魔王を感動させ好きになり、人間を信じてやさしくなる力を持っているありがとう」

水島はうれしくなりそういう力を持っているとは思わなかった。

翌日
華、弥生、時雨に同じ話をしてみたら。

「よく自分の事が分かっている今の魔王がいいからここまで変わるとは」

父(竜神)と魔王の従弟側室の夏美、許嫁に話そう喜ぶ飲み会のいいネタになるかしら。

「倒されてかんげえを変わるええ魔王じゃ普通は変わらんと思うが」

「言い伝えとえれえ(えらい)ちがいじゃな」

私、時雨、8代目巫女勇者は今だにもてん頼子に相談しかねえな魔王の見合いをしてもええんよ。

「僕はその話が好きですオカルト雑誌の魔王と同じだと誤解していました」

回想
頼子は赤い着物ポニテール丸い眼鏡をして新橋駅にいる。
高いけど思い切って遂に買っちゃったあこがれの陸蒸気上等手形(切符)。
駅員の口ぶりからして士族(武士)ね、腰を低くして手形を頼まないと色々あって特に家禄(給料)がなくなって同情するしかない、時間もあるから早く改札口に行って陸蒸気と上等車を見学しようかな。
横浜に着いたら乗客で話題になっていた元旗本の駅員かっこいいらしい話をしたいけど無理だね、天狗の新聞にあった文明開化の牛鍋を舌鼓してその後に芝居を見よう。

「はあー」

頼子がため息をした見合いが上手くいったら今頃は逢引(デート)かわいい彼氏に上等手形をおごるのに、これも運命かしらいい事があるかな。
まさか魔王になるなんて人間のお家騒動があって大変よね。
今だにもてない魔王、彼氏が欲しい許嫁がいる華がうらやましいわ。
竜神の巫女が来ている。(周りに見えない)

「竜神の世界にロシアの魔王が侵攻して来た応援をお願いしたい」

「分かったすぐ行く」(小さな声で)

旅行は中止、上等車は日を改めて乗る魔王の感で楽しそう友人の竜神を助けに行く。
竜神の家の前で夏美の娘美幸(415才茶髪ロング巫女の髪留め)が立って魔王と会う。

「お久しぶりです魔王」

「夏美から聞いた魔族と竜神の血が入った娘が副巫女長におめでとうおばさんはうれしい」

「ありがとうございます父(竜神)と母(夏美)は喜んでいていました」

子供の頃から憧れていた竜神巫女になっていたが、神族と魔族の血が流れているから諦めていた副巫女長になるなんて思いもよらなかった。
竜神の部屋に竜神、魔王、華、夏美、美幸が集まる竜神の結界でロシアの魔王は侵攻出来ない。

「魔王悪いな旅行に行けないくて竜神の味方になり感謝する戦いは魔王の嗜み本分だから内心うれしいだろう? 」

「竜神に感謝かいいわねその通り楽しみよ、大魔王の見合いが失敗したうさばらしにもってこいねロシア魔王と戦いたいわくわくしちゃう」

「竜神と仲良くする道を守る平気な顔して裏切る器の小さい魔王ではないのよロシア魔王は私が戦うからね」

「あの大魔王と戦い負けたけど気に入られる理由が分かるな」

この調子なら仲良くしなければ何百年も戦っているだろう飲み会で魔王が、戦ってくれてありがとうおかげで楽しめた別にいいけど。

「魔王はこうあるべきなんですね」

「美幸そうなの」

飲み会で初めて鉄道に乗ったのを楽しそうに話していて鉄道が美幸の新しい趣味になり、下等手形(切符)が以外と高いのが覚えている。

「上等手形は何円? 」

魔王は上等手形の値段を言って一同驚く。

「そんなにするのか高いな! 」

「日を改めて上等手形を買うわ」

天狗が作って魔王も購読している新聞に陸蒸気の特集で庶民には手形は高いらしい。

「父さん払うのかしら? 」

「夫が払うなら妻も払う」

美幸は上等手形の値段を聞いてみんなが困っているので副巫女長の給料で払おうと考えている。

「みんなどうするのやばい状況なら私も払うしかない」

「払わないでいいから用心棒代で十分よ」

「魔王らしいな用心棒代か面白い」

竜神の財布には上等手形の半分しかない魔王がすぐ出して欲しいのなら夏美と美幸に借りるだろう、借りるのを魔王が見ても気にしない。
私、華、夏美、美幸で新橋から横浜まで上等車で乗りに行って魔王と共通の友人で信仰が少ない神様に会おう。
魔王に借りが出来てしまった戦いではなく別の方法を考えよう竜神らしくな。

「夏美は戦う? 」

「竜神の妻として主人を守るため戦います」

魔王が感心している竜神の側室に相応しい。

「えらいわね」

「武器はどうするの? 」

「竜神の借りた刀でなんとかなります」

「夏美に遅いけど結婚祝いよ」

魔王の事だからかわいい小物ではないはず気になる昔持っていた剣かな。
部屋の上から穴があいて布で包まれた剣が出て来て夏美が布を取る、昔夏美が持った剣と同じ予想が当たってうれしくなる。

「剣を持ってみると魔王の座をかけて、魔王と戦ったあの頃を思い出してしまうありがとうございます」

「竜神の娘として戦う」

「副巫女長として戦います」

「剣の腕は夏美ゆずり親子を感じた念のため私が守ってあげる」

神族と魔族の血が流れていて神族と魔族の剣術が出来て闇と聖なる力にある程度効かないからすごい力らしい、他の竜神と他の魔王から幹部の誘いがあったけど興味ないから断った今のままでいい血の事は気にしない。
そういう力は父(竜神)と母(夏美)のために使う。

「ありがとうございます」

「先陣は魔王で」

「ありがとう竜神、魔王ファーストしてくれて」

「まあな」

戦いの場所
竜神が結界を解くと大量の雑魚が竜神、魔王、夏美に向かってくる。
魔王は右手の近くに穴が空き剣が出て持つ。

「なんだー雑魚か児戯(子供の遊び)じゃない旅行の代わり楽しめるかしら」

「魔王、私も思います」

「魔王と夏美で児戯しようね」

「はい」

竜神の側室なりおしとやかになっても戦いになると、魔族の血が騒いで楽しんでしまう竜神は喜んでいる。
魔王と夏美は雑魚敵に容赦なく倒していく。

「敵に容赦ない」

「もちろんそれが魔王よ」

「久しぶりの戦い楽しい」

俺を従弟の夏美を利用して暗殺する理由が分かるな。
竜神は魔王と夏美の戦いをみている相変わらず魔王と夏美の戦いが美しい夏美よ惚れ直したぞ。

「竜神は魔王と夏美の戦いを見ていたでしょう」

「美しい戦いを見ていて魔王と夏美が昔に戦ったのを思い出していた」

「もう竜神たら魔王たらしをしてほめてあげちゃう」

「主人の竜神から夏美たらしなんてうれしい」

雑魚敵が少なくなった。

「どうやっておびき寄せてロシア魔王と戦おうかしら」

「ロシア魔王か幹部と戦かって力を見てみたい」

かなり先にロシア魔王の幹部と戦うなど魔王でさえ想像にしなかった。

「日本の魔王と戦うに比べたら安い物だ」

「久しぶりの戦いわくわくするかって夫と戦ったのを思い出す」

魔王と夏美が戦いに対して同じ事を言っている。

「血は争えない魔族らしい我妻を久しぶりに魔王の従弟として見た」

竜神、魔王、夏美は雑魚と戦い敵はやられると消える。

「ほうこれが代々伝わるロシア魔王の魔法か面白い」

竜神の戦いを魔王が見て。

「竜神と戦いたくなっちゃった」

華と美幸は剣と御札を持って行くが竜神、魔王、夏美の戦いを見て。

「父さん、母さん、魔王の強さにあこがれますもっと修行しないといけない」

「父さんもすごいけど魔王と夏美すごいわ悔しいけど、魔王と夏美には勝てない御札を飛び道具に使ったり私の聖なる力を全開にしても」

「雑魚ばかりでは面白くない別の敵と戦いたい」

ロシアの魔王と幹部が現れると雑魚敵は消え竜神、魔王、夏美に会いに来る。

「久しぶりねロシア魔王歓迎するわ」

「いい機会だから日本の魔王と竜神、ロシア魔王と幹部で戦わない楽しいから」

「久しぶりに宿敵の魔王を見た」

「たまにはいいでしょう」

おびき寄せる手間が省けたな。

「戦わない久しぶりだなここで会うとわな魔王と竜神は昔敵同志だったはず、今は魔王と竜神共同戦線結婚しているのか」

本当はロシア魔王に挑発して戦いに持ち込みたかったがみんなの手前で仕方なくやめた。

「ちがうわ大魔王とおばあさん魔王の見合いに失敗してまだもてない傷心魔王なのよ、従弟の夏美は竜神と結婚しているけど」

「そうだな魔王の間で話題になっていたなかわいい165センチ魔王の息子と付き合っていたのに、振られた哀れな日本の魔王がいたな」

魔王が大魔王とおばあさん魔王の見合いを失敗したのは他の魔王も知って話題になっている。
大魔王とおばあさん魔王が見合いの失敗を慰めてロシア魔王と他の魔王は驚いていた。

「ベンチに座って優しく手を握ったら顔が赤くなりかわいかったお姉さんが優しく教えてあげると言ったら」

「はい教えて下さい」

「私の婿になる予定なのに」

「相手の両親が大魔王に頭を下げて頼んだからね魔王になるなんて仕方がない私と見合いしたら魔王になれるの、かわいい魔王の息子ともう少し付き合いたかった戦ってくれるのうさばらしにもってこいだね」

大魔王とおばあさん魔王の見合い相手は魔王候補でなかったけど見合いしたら魔王になるらしい、それも2回目よ私と見合いすると魔王になれるの? そういう力があったら恋愛に使って今度こそ上手くいきたい。
飲み会で魔王が見合いの失敗話をしていたので竜神、華、夏美、美幸が慰めた見合いの条件がかなりいいらしい、竜神も見合いを考えている。

「異世界でもいいからもてない魔王に見合い相手を紹介してくれる見合いしたら魔王になれるかもしれないわよ」

「日本の魔王それでいいのか」

「気長に運命の相手を見つけるしかない」

ロシアの魔王は闇の力を感じる竜神の巫女衣装を着ていた夏美に声をかけて来た。

「魔王と同じくらい闇の力を感じるのに竜神の巫女衣装を着ている一体何者だ」

「初めまして竜神の2番目の妻で側室の竜ヶ水夏美です」

ロシア魔王に闇の力を感じるなんてうれしくなる。

「光と闇は最強の組み合わせ面白い物を見た魔王の負けだ」

「戦わないのまあいいか鉄道を使って傷心旅行に行くので」

部下がロシア魔王に。

「部下を集めて魔王と竜神戦えば勝てます」

「魔王は無駄な戦いをしない」

「竜神と古くからの友人そして飲み友達よ常識にとらわれてわいけないと思うの? 」

「そうだな時代は変わったな大魔王とおばあさん魔王がお気に入りの魔王の理由がよく分かった撤退だ」

いい物を見たから魔王のまねをしようロシアの竜神と仲良くした方がいいかもしれない今後のためにな。
ロシア魔王が撤退し魔王が手を小さく振っている。

「また会おうね」

今度は大きく手を振っていたらロシア魔王が魔王を見て手を小さく振って返す。

「手を振ってくれたやった次会う時お礼を言わないとあーあ魔王と幹部戦いたかったなあ」

魔王でさえ幹部と戦うなんて知る由もなかった。

「本当に戦うのが好きね戦いの時に魔王と夏美は同じ事を言ったのよ」

「でしょうこれが魔族の血を引いている証拠だから」

「魔王の言う通りです」

魔王に指摘されたけどうれしい。
身も心も竜神の側室として長い間夫婦生活しているのに今だに魔族の血が騒ぐ、竜神の剣の稽古で本気で戦おうとするなど笑って許してくれた主人(竜神)は優しくて素敵。

「私を石にしようとして阻止した頃からノリが軽いな」

「まねしてみる」

竜神は色々あって魔王のまねが出来ない正直うらやましい所もある。

「無理だ石の手紙まだある」

「まだあるの夏美の側室の手紙すぐ燃やした私とは格が違うわね」

「竜神と夏美を見たらうらやましくなちゃた神族でいいから見合いしたいな年の事は気にしないから」

魔王は竜神に見合いを頼んでいる最近大魔王とおばあさん魔王の見合いがないからさみしい。

「それでいいのか」

夏美が魔王に話かけてきた。

「みんなで食事に行くけど魔王どうする」

「いいわね竜神のおごりね」

「上等手形の代わりに用心棒代としておごろう」

これで借りは返せるお互い顔を立てた魔王は食事と飲み会が好きだから。

竜神、魔王、華、夏美、美幸が出席し食事会はタラバガニと伊勢海老がある豪華な料理を竜神が奮発したようだ。
魔王は喜んでいる雑魚相手でも戦ったら腹が減った乾杯の挨拶を魔王がする。

「ロシア魔王の児戯に乾杯」

やっぱりなそれでこそ我昔の宿敵に相応しい運命は分からない物だ飲み友達になるなんて予想出来なかった。

「また上等手形を買って新橋から乗るのだろう土産代を出そう」

「ありがとう竜神に土産を買って来てあげるから」

魔王でなければ相性がいいから側室に迎えたかもしれない長い付き合いだから色々分かる。
上等手形(切符)の金額は大金で正直つらい、人間の彼氏に上等手形(切符)を見せるなど夢にも思わなかった。

「夏美に竜神の夫婦生活を聞かないと今後のためにね」

「いつの夫婦生活だろう夜のはまずい」

夏美は顔が赤くなる。

「どっちを考えているの昔とえらい違いね」

お互い酒を酌み交わす。

「華に許嫁の事聞きたいわ」

「健全な付き合いよ」

どこまでが健全な付き合いを聞こうとしたが華の手前やめた。
いつか人間の恋人が出来た時に参考として聞いてみよう使える箇所があるかもしれない。

「食事はみんなで楽しく食べないとたくさん食べるわよ」

魔王城に帰ると部下からロシア魔王の手紙が届く(やましい事ないので部下が手紙を見るのを許可していた)魔王は気になっていた謝罪か挑発なら再び戦う方がいい。

「近い内にロシア魔王が魔王と会談したいようです1人娘のノンナを人質にして」

「そうきたか」

「よからぬ考えで例えば人質のノンナを利用して魔王を暗殺とか」

「暗殺か面白い返り討ちにしてやるノンナはただで済まないロシアの魔界を攻める大義名分出来る、大魔王とおばあさん魔王にロシアの魔界を攻める許可をもらい竜神と2人でロシアの魔界を支配し竜神と半分に、魔王のロシア魔界の1部は大魔王とおばあさん魔王にあげないときっと喜ぶと思うの」

これが日本の魔王十六夜頼子のやり方ロシア魔王の出方次第でいくらでも対応出来る。
さすが魔王は器が大きく気くばりが出来る他の魔王なら大魔王とおばあさん魔王に領地をあげないだろう。

「仕えているお礼としてほんの一部ロシアの魔界あげる」

「ありがとうございます」

魔族たらしだけど敵には容赦なく恐ろしい私が敵なら強くないから雑魚としてすぐ倒されしまう。

別の日に新橋駅で一等手形(切符)を買い陸蒸気を見たら前と違っていて、横浜駅に元旗本のかっこいい駅員と少し話ができ満足していた。

教室に戻る頼子と水島2人きり。

「近い内に来るロシアからの留学生はロシア魔王の一人娘元人質今は友人よ明日話してあげる」

「人質の話楽しみにしています」

「運命は分からない人質から友人へ人間の恋人が出来るなんて」

翌日放課後
頼子、水島、華、弥生、時雨のみ。

「これより魔王のお姫様抱っこを開催する」

「水島のアニメ雑誌にお姫様抱っこがあったからするわよ」

お姫様抱っこをしてクラスの話題になり大きくなったら魔王の話術と行動で助けてもらおう。

「華、弥生、時雨、魔王のお姫様抱っこは秘密にしてくれる」

水島は華、弥生、時雨を見ていた。

「お姫様抱っこの秘密を守るのは竜神の娘の主義として」

「ぜってー(絶対)お姫様抱っこは言わん」

「僕は魔王の秘密を守ります安心してお姫様抱っこをして下さい」

魔王はいい友人と親友を持った。

「華、弥生、時雨助かるありがとう」

頼子の願いは恋愛に少し積極的になってほしい恋人としてやるしかない。

「頼子をお姫様抱っこします」

「水島よその言葉を待っていた」

頼子をお姫様抱っこをすると水島に顔が少し赤くなる。

「軽い! 魔王をお姫様抱っこして幸せ」

「お姫様抱っこはいいわ魔王の力で長く出来るけど、汽車の時間があるから残念」

「魔王の力で少し浮いていて本当はね」

魔王は少し浮くのをやめると重くなり。

「重い! 頼子すいません」

「これが本当の魔王よ乙女になっているから目方、体重は恥ずかしい秘密お姫様抱っこして楽しいから許しちゃう」

「人間の恋人になった気分で」

「魔王が自らお姫様抱っこを頼むのは、後にも先にも水島だけよありがとう」

華、弥生、時雨は見ていた。

「頼子いいでしょうお姫様抱っこをして回れば面白いかも」

水島は頼子をお姫様抱っこで回る。

「いいわね」

「でしょう許嫁が喜んでする」

「頼子をお姫様抱っこしてうれしい」

お姫様抱っこを止めていた。
今度は水島をお姫様抱っこにして回したい。

「もう我慢出来ない魔王として水島をお姫様抱っこする」

水島が少し浮き驚く。

「魔王、俺の体が少し浮いているけど? 」

水島は魔王を信頼して怖くない。
魔王がお姫様抱っこをすると水島は慣れて顔を赤くなっていなかった。

「魔王にお姫様抱っこされてうれしい」

水島に口吸い(キス)をしたいが、人間の世界ではまだ早いのでやめた。

「水島を回すから」

楽しいから2回にした。

「壁ドンと同じで楽しかったまたお互いしよう」

「はいまたしたい」

水島の彼女でよかった。

「ええなあ彼氏が出来る事はあるんかもてんのはぜってー(絶対)いやじゃ」

「僕は魔王の恋愛にあこがれています彼氏が出来た参考にしたいです」

時雨は彼氏が出来なかったら頼子と華に頼んで見合いをしたい失敗しても許してくれる。
魔王と水島は時刻表を見ながら乗り鉄の話をしていた。
頼子が腕時計を見て。

「16:18次の列車は珍しい気動車2両編成乗らないと20分あるから、お姫様抱っこのお礼にコンビニで好きなお菓子とジュースをおごってあげよう」

「少し高いけど」

「気にしないから」

「華、弥生、時雨もコンビニで好きなお菓子とジュースをおごってあげる」

華、弥生、時雨はお礼を言う。
水島は年寄りの話を聞いてくれるから何でも話してしまう魔王の楽しみとして。
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