恋はかならず冷めるから

烏山川るう

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第六話 私の気持ち

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 市野さんが怒った夜からまもなくして、私が結婚したくない理由のリストが完成した。不要になってしまったのはわかってる。でも約束は約束。市野さんに返事をしに行かないと。

 当たり前のように来ていた場所なのに、マンションに近づくと足取りが重くなった。こんな暗い気分で向かうのは初めて。そして、ここに来るのはきっと今日が最後になる。

(仕方ない)

 思っていたほどダメージはなかった。壮介をアメリカに送り出した時はさみしかったし、私の選択が間違っていたのかと結構長い間グズグズ考えていた。でも今は『何事もなるようになる』という思いの方が強い。歳を取るにつれて、物事への執着心が薄くなったのだろう。

 市野さんの家の扉を開けると、玄関にスーツケースが置かれていた。いつもより大きなサイズ。また出張かな?しかも今回は期間が長いみたい。

「あっ」

 廊下に出てきた市野さんを見て声が出た。いつもの格好にいつもの髪型。PCと携帯を持って、もう出かけるところらしい。

「出張?」
「うん。仕事しないとだからね」

 素っ気ない態度に心がギュッとしぼむ。市野さんはいつでもすごく優しかったけど、たぶん私に合わせてくれていただけだ。もう帰りたい。だけど、することはちゃんとしないと。気合いを入れて声を出した。

「もう出かける?少し時間をもらいたいんだけど」
「悪い。もう行く」
「そっか。急に来てごめんね」
「ううん。また後ででいい?」
「うん、平気」

 市野さんはスニーカーを履いてバッグにPCしまうと、「じゃあ」と言って出て行ってしまった。

 パタンとドアが閉まる。私は泣きそうになった。

 市野さんの前で、結婚できない理由をひとつひとつ説明しようと思っていた。文章だと堅苦しくなってしまうし、一方的過ぎる。話しながら市野さんの意見も聞いて、お互い納得する形に導けばきっとわかってくれる、そう思っていた。
 けれど、そんなのはおごりだ。業務で担当する売れない商品やお店の改善プランではない。その証拠に市野さんは私に背中を向けたまま、目も合わせてくれなかった。

(ほら、やっぱり。もう冷めてるじゃない)

 些細なことですべてが無かったことになってしまうのに、どうやって死ぬまで婚姻関係を続ける気でいたって言うんだろう。

 恋なんて必ず冷める。その人を信じてる、信じていないは関係ない。

 そう思ったら、ツンとして苦しかった鼻の奥が穏やかになった。そうだ、私にはすることがある。靴を脱いで家に上がり、置かせてもらっていた服や化粧品を集めて回った。「捨てておいて」と言えればいいのだけど、多忙な市野さんに頼むのは忍びないし、いつまでも私の物が残るのは嫌だ。

(そういえば前にも同じようなことしたな)

 部屋から部屋へと歩きながら、この家であったことを思い出した。最初に来た日のりなちゃん、西さんたちとのパーティー、市野さんがよく服を買うブランドの製品担当の女性がひとりでダイニングに座っていたこともあった。お邪魔してはと帰ろうをしたら、部屋に入ってきた私を見るなり彼女の方が飛び出して行ったのはおもしろかった。裸のまま寝ていたら、クリーニングサービスの女性が入ってきたこともあった。あれは先に教えておいてほしかったな。

 市野さんと過ごす時間には苦笑いすることが多かった。でも、今はそれもいい思い出だ。居座る感じが嫌で私物もそれほど置いていなかったから、片付けはあっという間に終了した。

 最後に玄関でシューズインクローゼットに入れていた靴を回収する。後は玄関脇のチェストに、用意したリストと渡されていた鍵を置いて終わり。市野さんと話せなかったし、考えていたよりずっとあっけなかったけど、「これでいいのだ」と自分に言い聞かせる。

 今度はちゃんと鍵が閉まる音を聞いて、市野さんのマンションを後にした。
 
 玄関のチェストに置いた市野さんへの返事は、A4の紙一枚にまとめた。本人を前に読み上げようと思って作ったから表現が簡潔だ。冷たい印象を受けるのは好ましくないけど、今となってはどうでもいいことに思えた。


 『市野さんを好きだけど結婚はしたくない理由』

 結婚歴がなく彼女もいないと言っていたので、決まった人と付き合わない主義かと思っていた。好きの定義も同じだと勘違いした。

 市野さんと私では住む世界が違う。たくさんの素敵な人に出会う機会にあふれてる人の心を繋ぎ止めておく要素は私にはない。市野さんから女性の香水の匂いがするたびに嫌な気分になる自分が嫌。今度されたら倍返ししそう。

 結婚のメリットのひとつである子供を産んであげられるかわからない。できなければいなくていいと言っていたけど、一人っ子の長男である市野さんには現実的でない。両親は絶対に孫を見たい。確実に応えてくれる若い女性を探すべき。

 浮気はしないと言ったけど、最初に会った日も終わるなり女性と約束をしてた。真剣に付き合うなら、社交的な市野さんの女性への接し方を受け入れないとならない。私にそれは難しく、倍返ししそう。

 忙しく出張も多い市野さんとは、付き合ったり結婚するには離れている時間が長過ぎる。一緒にいる意味がないし、お互いに何かあった時に困る。浮気を疑うのも嫌。死に目にもたぶん会えない。

 結婚したら同じような名前になってしまうことを運命的だと思えない。別姓でも構わない、または自分が私の姓になるという申し入れはありがたいけど、長男でひとりっ子の市野さんには現実的でない。

 男は浮気をするもの。自分の物にしたら狩った獲物に興味は無くなる。結婚して放置されたり、「おい」「嫁」「お母さん」と呼ばれるのは嫌。歳を取って違うベッドで寝るのも嫌。であれば、今のままでいい。

 私に家族は向いていない。市野さんが育った家のような家庭をつくるのは私とでは実現不可能だし、きっと市野さんの家族に迷惑をかけてしまう。

 二十代だったら、間違いとわかっていても結婚したかもしれない。この歳では間違いに気づく、やり直すための時間と体力がない。

 市野さんを好きなのは本当。市野さんは自分とのセックスが好きなんでしょと言ったのも正しいです。だけど、それを責めるなら市野さんも同じ。市野だって私じゃなくて、私とのセックスと胸が好きなんだと思う。

以上。


■■■■■

(何これ地獄……?)

 お世話になっている空間コーディネーターのエキシビジョンに来たら、まさかの人に会ってしまった。市野さんと仲良しの“センスがいいPRのミユキちゃん”だ。会場内を歩いている時、すれ違いざまに声をかけられてしまった。

「どこかでお会いしませんでしたっけ?」

 私は一瞬でわかったけどね。

「いいえ。初めてだと思います」
「う~ん。会ってると思う。どこでだっけ~?」

 随分なれなれしいことで。うまいこと離れようと言い訳を考えていたら、なんと“西さん”までやって来た。西さんを見たミユキちゃんはひらめいた顔。

「あっ!市野さんの彼女だ!」

 ご親切に大声で。その声に、西さんの目が私に移った。

「西さんも覚えてますよねぇ?永倉さんと飲んだ時、市野さんが焦ってた話!」
「ええ?」
「ほら、誕生日を忘れられてた人ですよ!ねっ?」
 
 自分で笑いそうになった。西さんは西さんで何も言いはしないものの、私の頭のてっぺんから足先までをジロッ~と見てる。女性は結構こういう目の動きをするよね。気分が悪い、早く立ち去りたい。でも事実だし、仕方がないわ。

「はい、そうです……」
「写真で見るよりずっと背が高いんですね。違う。市野さんが大き過ぎるのか!」

 ミユキちゃんはひとりでよくしゃべる。

「こんなところで女子会かな?」
「あっ、高橋さん!おめでとうございま~す!」

 こちらに歩いてくる男性に、ミユキちゃんが猫なで声で挨拶をする。本日の主役の空間デザイナーだ。相変わらず黒い服で、白髪混じりの黒い髪。

「市野さんの彼女にお会いしたので、お話ししてたんです」
「えっ?小早川さん、市野くんとつきあってるの?」
「高橋さんもお知り合いなんですか?」
「うん」
「私、こないだ市野さんに頼まれてデート用にラグジュアリーホテルを予約してあげたんですよ」

 ああ、そうだった。お礼は言っておかないと。

「その節はどうもありがとうございました。とても素敵なホテルでした」

 そして、ミユキちゃんには見えないように、目で高橋さんに「困ってます」サインを送る。

 高橋さんは入社まもない頃に一緒にお仕事をさせてもらったご縁で、ウチの会社の製品を使う時は必ず私を担当に指名いただいている。長いおつきあいの中で仕事やデザインスキルについてはもちろん、私のプライベートまでをいろいろを話したり相談してきたから、この状況を察してくれるはず……。

「お話し中悪いんだけど、小早川さん借りていいかな。商品の相談をしたくて」

 ナイス、先生!
 おかげで二人に挨拶をして、先生に続いてその場を離れることができた。

「先生、助かりました。二人とも初めて会ったんですけどグイグイ攻めてくるから苦しくて……」
「そんなことより、知らなかったよ。市野くんと付き合ってるなんて。どこで会ったの?」
「いや、あの。つきあってるというほどではないんですが……」
「今まで市野くんに彼女なんて聞いたことないからさ、びっくりしたよ」
「実はもうフラれてまして……」
「ええっ?」

 言ってる自分が一番恥ずかしい。

「彼、今はラトビアだっけ?欠席の連絡もらってたな」

(今、ラトビアにいるんだ)

「う~ん。市野くんは彼氏には大変そうだよね。東京にいる時ほとんどないでしょ」
「いえいえ、私がダメなんです。住む世界が全然違う人なのに背伸びしてしまいました」
「そう?市野くんがいつもの調子で突っ走ったんじゃない?」
「あはは。そんなことないです」
「でも彼氏欲しくなったんだ。だったらウチの小川はどうかな?クリエイティブの人間じゃないけど、仕事はできるよ」

 高橋さんの目線の先にいる小川さん。細身のイケメンだ。

「無理です。あんなイケメン王子様」
「なんで。市野くんだってイケメンだと思うけど」
「あれ?」
「うん?」
「あの方」

 見たことのある男性が遠くからこちらを見ていた。歳はたぶん高橋さんと同じくらい。でも彼はシャツ姿の落ち着いた雰囲気で、高橋さんのような尖ったオーラはない。

「平沢?」
「そうです!平沢先生!」

 思い出した!その平沢先生はまっすぐ高橋さんに向かって歩いてきた。

「相変わらず盛り上がってるね。あれ?」
「先生、ご無沙汰しております。小早川|すいと言います。高校生の頃、短期クラスですけど先生のレッスンを受けていました」
「覚えてますよ。翡翠の翠で、『みどり』ではなく『すい』さんでしたね」
「はい」
「へぇ。二人は知り合いだったんだ」

 高校に上がったばかりの頃、私には美大に入ろうかと思う気持ちがあって、夏や冬に開催されていた在学生以外を対象にしたクラスに通っていた。結局美大を受験することはなかったけど、基礎中の基礎をたくさん教えてもらった。

「小早川さんも活躍してるみたいですね」
「楽しくがんばっています」
「市野くんとつきあってるんだってさ」
「高橋さんっ!」
「えっ?ホント?」

 平沢先生はご想像どおり、市野さんとは正反対のタイプだ。そんな平沢先生とも知り合いなんて、市野さんの交友の幅はなんて広いんだろう。

「違うんです!あの……」
「市野はスケべな男だからね。気をつけるんだよ」

 高橋先生が笑う。それは私も知ってます。でも、私が知らないところでもそういう印象をもたれていたんだなと思うと、胸がズキンと痛んだ。

 ダメダメ。もう前を見ないと。


■■■■■

 最後に市野さんの家に行ってから一カ月以上が経っていた。当たり前に連絡はないし、私からする勇気もなかった。

 仕事が忙しくて助かった。リニューアルに向けて企画と交渉と商談と調整がたくさん。新たに取り扱いを開始する店舗への出張も重なった。そんなこんなでもう年末が近い。休暇のためにスケジュールを前倒す年末進行のせいもあり、多忙を極めていた。
 
 なのに嫌な夢を見る。いや、疲れていて睡眠時間が減っているから余計なのかも。夢の中ではありえない設定でありえないことが起こっており、横には必ず市野さんがいた。

 例えば、ある夜の夢の中では私は運転中だった。なぜか左ハンドル。私の実家に続く道を右折しようと待っている間に、お腹がググッと膨らんだ。私はええっ!とビックリしているけれど、それは妊娠らしい。エイリアンの子でも身ごもったような、そんなおかしな風景を助手席の市野さんが笑って見ていた。

(何これ)

 目覚めて思う。お腹が大きくなる感覚も変だったが、柔らかく笑う市野さんも嫌だった。だって、あれは市野さんにNOを言った時に彼がする顔だからだ。「しょうがないな~」と私に譲ってくれる顔。

 市野さんは、私に対して本当にたくさん我慢をしていたんだな。ああすれば良かった、こうするべきだったかもなんて、今考えても何もならない。だから考えないようにしているのに、こんな夢を見せないでほしい。

 もう市野さんのスケジュールは教えてもらっていないから、玄関に残してきた私の返事をいつ読んでもらえるのかはわからなかった。それより前に、読んでもらえるのだろうか?ゴミとして捨てられる可能性の方が高いかな。

 今時、紙なんて残してくるんじゃなかったなぁ。

 こんなふうに、気がつけば私はいつも後悔していた。


■■■■■

 年に二回行われる全社集会のために、早歩きでオフィスで一番大きな会議室に入った。混雑する室内をキョロキョロすると、有希の隣が空いている。ナイス。この集会は真面目な話からくだけた話までてんこ盛り。面白いのだけど、会議時間も長いので隣に有希がいるのは助かる。

「ふうっ」
「どう?年内は早く仕事納めできそう?」
「うん、大丈夫。営業は?」
「クライアント次第だけど、出社はクリスマスで終われそう」
「いいね。ねぇ、私、料理するからさ。食べて飲みまくらない?」
「?」

 有希がいぶかしげな顔をする。

「市野さんと海外とかで過ごすんじゃないの?」

 私は首を振る。有希はそれ以上は聞いてこないから助かった。
 勇気を出して自分の気持ちを伝えようと思ったら受け入れられなかった。それ自体が私らしくない行動だったなと笑いたくなると同時に、こういう時にまだしょんぼりする自分にがっかりする。もう吹っ切れたはずなのに。

「じゃあさ、合コン付き合って」
「合コン?年末に?」
「清花堂のおば様がね、出入りしている人でいい子がいるから会ってみないって。私は当然ウェルカムだから」
「ふふ。いいよ」
「向こうも二人にしてもらうね。素敵な人を連れてきてもらうように言っておく」
「私はいいから。おいしいお店が希望です」

 ホント、私は当分いい。


 有希のための合コンは、合コンというよりずっと気さくな食事会になった。有希は紹介された男性と意気投合したみたい。適度に飲んで食べて、たくさん話して、私も十分に楽しんだ。

 お店の外に出て、付き添いの男性と二人の後に続く。彼もまた整った顔立ちの好青年。私になんか付き合わされて不本意だろうけど、友人の引き合わせを成し遂げるために場を盛り上げてくれた。

「よかったですね」
「はい。有希はいつもかなり忙しくしてるので、あんなに楽しそうなのは久しぶりに見ました」
「僕も楽しかったです」
「私も。食事おいしかったです」
「あいつ、ワイン好きなんですよ。ワインがおいしい料理屋は嫌ってほど知ってるから、お二人が気に入ってくれてよかったです」
「こちらこそ、ありがとうございました」

ピロン♪

『二人で抜けます♡』

 ははは。有希からだ。

『いってらっしゃ~い』

 でも、あ~あ。有希のクリスマスの予定が埋まってしまった。まぁ、仕方がない。

「有希からでした」
「ははは。ちょうど僕のところにも。僕もまだ飲みたいのですけど、明日朝一の便で出張なんですよ」
「それは大変ですね」
「だから、今度またゆっくり飲みませんか?」
「ええ、もちろん」

 歩きながらラインを交換して、地下鉄駅に消える彼を見送る。

(市野さんなら始発便でもギリギリの時間までセックスするだろうな)

 いやいやいや。

 自分の路線の駅まで少し歩くことにして、踵を返す。イルミネーションや年末に向けた売り出しで街は賑わい、人々も浮き足立ってるように見える。私はイベントにいちいち反応するタイプじゃないし、そんな気分でもないけど、それでも一年の終わりのこの時期は少しワクワクしてしまう。

(あっ、市野さんと同じ車だ)

 ライトアップされた並木道の下、並んで止められた車の中に市野さんと同じ黒い車があった。変なの。さっきから市野さんばかり。自分で少し笑って、目線を歩道側のお店に移した。
 今年はいろいろあったし、奮発して自分に何かアクセサリーでも買うといいかも。ついでにお店を覗いてみようかな。まずは、あのフランスのジュエリーショップから。

「翠」

 歩き出したところで名前を呼ばれた。声の主を探すと、さっきの黒い車にもたれて市野さんが立っていた。
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