別に、チート級魔道士とは思ってないんだからね!

はなこ

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勇者候補を決めるお祭り

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「おはよう、アル。今日も寝癖ひどいね。」
 
「一言多いわよ 馬鹿!今から直すのよ!」

朝起きて早速寝癖を指摘される。

本当に嫌になっちゃう!

でも 本当に仲が悪いのかと言われれば そんな事はないの。

まぁ、幼馴染みだし ずっと一緒だった訳だから、慣れているのかもね。

私の仕事は基本夕方から夜あたりが多い。

踊り子だもの。

そんなレイスは 昼の仕事が多いかしらね。

魔法をいろんな人に教える お仕事をしているの。

案外 レイスって魔道士の中では有名なのよね。

まぁ、わたしだって 踊り子の中ではすごーく有名なんだけどね!

言われた通り、ちゃんと寝癖を直すと窓を開ける。

ついに来たのね、私達!

勇者の仲間を決めるお祭りがある街。

私達の目的は 勇者の仲間になること。

そのお祭りがあるのは今から2日後。

しっかりと頑張らなくっちゃ!

「アル、張り切るのは良いけど 少しくらいは魔法も覚えた方がいいんじゃない?」

「レイスは強すぎるし わざわざ覚えなくなって私には踊りがあるの!」

「今回の仲間候補の試験場所、確か氷山だよー、アルの踊り子衣装だと寒すぎると思うよ。」
 
氷山なんて聞いてないわよ、こいつが言ってることにしては少しだけまともだと思ってしまった。

少し悔しい。


「覚える!覚えるわよ!魔法!!!!」

そうして 残り2日、必死に魔法を覚えることになったのでした。
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