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3.英雄扱い?いえいえ、盗賊の一味だと思われてます。
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「あの~・・・」
「・・・なんだ!うるさいな!!」
不機嫌そうな兵隊さんに話しかけてみた。
「俺は・・・何でここに・・・牢屋に入れられてるんでしょう?」
「んぁ?まだ知らばっくれるか!?」
怒鳴られました。
「知らばっくれるって・・・意味わからんのですが・・・」
・・・はい、どうも。智史です。
現在、街の警備隊の隊舎地下にある牢屋に捕らわれてます。
・・・はぁぁぁぁ、何でこうなった?
・・・時間は少し遡る。
街から少しだけ離れた森の中。
「んじゃ、ちょっくら行ってくるわ。」
女の子を背負って八重ちゃんに話しかける。
女の子は相変わらず気絶したままだ。
因みに・・・所謂、「お姫様抱っこ」は駄目だと八重ちゃんにキツく注意された。
・・・うん、ヤキモチだね、可愛いじゃねぇか。
折角、街に行くんだから色々観てこいって事で八重ちゃんからお小遣いも持たされた。
何か美味そうな物でもあったらゴブリンたちにも買っていこうか。
ご近所付き合いは大事だしね。
んな訳で、女の子背負ってガサガサと草を掻き分け街道へと出た。
街へ向かい少し歩くと門番?らしき兵隊がこっちをガン見してた。
丁度いい、アイツに預けよう。
そう思って小走りに兵隊へと駆け寄り話しかける。
「あの~、すみません。」
「おい、お前!その子どうしたんだ!?」
あれ?なんか当たりがキツイ?
「あ、はい、森の中で倒れてたのを見つけまして・・・」
「森の中ぁ?怪しいな。見かけない奴だな・・・お前、身分証を見せろ!」
「え?持ってないですが・・・」
「何ぃ?ますます怪しい。ちょっと隊舎までこい。」
そう言うと奥に声をかける。同じ様な兵隊が3人出てきて1人は女の子を抱え、もう二人に拘束された。
んで・・・攫われた宇宙人みたいに両腕を掴まれ引きづられていった。
んで今、牢屋にいる訳だ。
「お前が連れてた女の子はな、領主のお嬢様で行方不明になってたんだ。」
あらま、いい所のお嬢さんだったんか。
「捜索依頼が出ていた所にタイミング良く現れた。」
んんん?めでたしめでたし?じゃないの?
「お前、盗賊の一味だろ!?賞金、だまし取ろうって魂胆だろう!!」
・・・えええ??
「ち、違いますよ!?だいたい、こんな貧弱な盗賊、居ます!?」
「最近の賊は手が込んでるからな、見た目じゃ分からん!」
参ったな・・・
「それに身分証だ!何で持ってない!?本当は犯罪歴がバレるから隠してるんじゃないのか!?」
「そんな事言われても・・・俺、街来るのはじめてだし・・・」
「今どき身分証も持ってない奴が居るか!!」
「いや、だって俺、森に住んでて・・・」
街自体、はじめてだって言おうとしたが遮られた。
「森の中ぁ?そうか!森の中に盗賊のアジトがあるんだな!?」
困った・・・全然話し、聞いてくれない。
「いや、だから!俺は盗賊じゃねぇ!!」
「まさか、凶悪なモンスターの居る森にアジトが・・・」
聞いちゃいねぇ・・・
-------------------------
私の名前はシェル。
となり町にある友人宅に遊びに行った帰り、乗っていた馬車がゴブリンの集団に襲われ拐われた。
何度か気を失ったが意識を取り戻すたびに優しそうな冒険者?の方がそばにいてくれた。
彼が助けてくれたのでしょう。きっととてもランクの高い冒険者なのでしょう・・・
そして今さっき・・・目を覚ますと・・・彼はいなくて、そこは見慣れた、私の部屋だった。
「お嬢様!!」
そう叫ぶとアンナが抱きついてきた。
アンナは私付きのメイド。
同い歳の14歳。
・・・なのに、何でしょう!このけしからん胸は!!
メロン?いや、小玉スイカ?
ちょっ!!顔が谷間に埋もれて息が出来ない!!!
あ、でも、これはこれで気持ちいいかも?
じゃない!!何なの!?私は未だに洗濯板だってのに!!
うらやまけしからん!
苦しいから引っぱたいてやる!!
ペシペシっと。
「あん♪」
ペシペシ!!
「んぁっ;・・・も、もっとぉ・・・♪」
・・・このままだと何か目覚めそうね。
「お嬢様ぁぁぁ、良くぞご無事でぇぇぇ!!!」
「え?あぁ、そうね。」
アンナは泣きながら抱きついている。
けしからん胸は・・・駄目よ私!!考えちゃ駄目!!考えたら・・・あ、そうだったわ。
「ねぇアンナ?私を連れてきて下さった方は今何処に居るの?」
「えっ?・・・存じ上げませんが?」
あの蜘蛛のバケモノからどうやって逃げたんだろう。
ゴブリンの集団からも、Sランクモンスターからも助けてくれた・・・
きっとすごいランクの高い冒険者なのでしょう。
もう一度、お会いしたいです。
そんな事を考えていた所で部屋のドアが勢い良く開いた。
「シェル!無事で良かった!!」
そう言って抱きついてこようとしたので顔面に踵から蹴りを入れる。
「シェル?愛する父に酷くないか?」
やかましい!!この歳で父親に抱きつかれて喜ぶか!!思春期のムスメ舐めんな!!
「あらあら、いくら娘の部屋でもちゃんとノック位しないとですよ?」
父の背後にはにこやかに笑う母の姿が・・・
いいえ、違うわ。笑ってる様に見えるけど目が笑ってない。
それにこの殺気。
部屋の温度が一気に下がった気がする。
「だいたい、嫌がる娘に無理矢理抱きつこうとか、何考えてるのかしら?」
「い、いや、だってな?ワシだってな?心配して・・・」
「あなた!?そこに正座!!」
「・・・はい。」
・・・母には逆らえないらしい。素直に正座する父。
「ふう・・・えらい目にあった。」
延々1時間近く説教され、ようやく解放された様です。
「だから!!違うっていってるでしょ!?」
「いや、お前はだまされてるんだよ。奴は盗賊の仲間なんだよ。」
さっきからこのやり取りの繰り返し。
何でお父様は私の事、信じてくれないんだろう。
「何を証拠に言ってるの!?彼は森で魔物から私を助けてくれたのよ!?」
「だからそこがおかしいんだ。だいたい、ゴブリンとは言え、10数体に囲まれて一人で対処できる訳がない。更にはSランクモンスター相手?んなもん逃げられる訳がない。そんなのが居たならお前だって今頃生きてない。」
「それだけ優秀な冒険者なんじゃないの?」
「そんな優秀な冒険者が何でギルドカードどころか身分証まで持ってない!?怪しすぎるだろう?」
「落としたとかじゃない?」
「大切な身分証落とす様な奴が優秀な訳があるか!!」
結局、話し合い?は親子喧嘩?のまま物別れに終わった。
-----------------------
わたしの名前はシリウス。シリウス フォン リーガル。
この街の領主だ。
・・・困ったことになった。
娘が魔法で洗脳でもされたようだ。
娘を救出したとか言っていたやつに惚れるように・・・
このままではあのどこの馬の骨ともしれない奴に娘が・・・
それだけは許せん。
あいつは怪しい。あやしすぎる。
身分証を持っていないとか言っているが・・・
多分、犯罪歴が多すぎて見せられないんだ。
きっとゴブリンの話もSランクモンスターの話も洗脳で植え付けられた記憶に違いない。
・・・・とんでもない法螺話ばかりだ。
・・・・・ならば・・・・
「・・・なんだ!うるさいな!!」
不機嫌そうな兵隊さんに話しかけてみた。
「俺は・・・何でここに・・・牢屋に入れられてるんでしょう?」
「んぁ?まだ知らばっくれるか!?」
怒鳴られました。
「知らばっくれるって・・・意味わからんのですが・・・」
・・・はい、どうも。智史です。
現在、街の警備隊の隊舎地下にある牢屋に捕らわれてます。
・・・はぁぁぁぁ、何でこうなった?
・・・時間は少し遡る。
街から少しだけ離れた森の中。
「んじゃ、ちょっくら行ってくるわ。」
女の子を背負って八重ちゃんに話しかける。
女の子は相変わらず気絶したままだ。
因みに・・・所謂、「お姫様抱っこ」は駄目だと八重ちゃんにキツく注意された。
・・・うん、ヤキモチだね、可愛いじゃねぇか。
折角、街に行くんだから色々観てこいって事で八重ちゃんからお小遣いも持たされた。
何か美味そうな物でもあったらゴブリンたちにも買っていこうか。
ご近所付き合いは大事だしね。
んな訳で、女の子背負ってガサガサと草を掻き分け街道へと出た。
街へ向かい少し歩くと門番?らしき兵隊がこっちをガン見してた。
丁度いい、アイツに預けよう。
そう思って小走りに兵隊へと駆け寄り話しかける。
「あの~、すみません。」
「おい、お前!その子どうしたんだ!?」
あれ?なんか当たりがキツイ?
「あ、はい、森の中で倒れてたのを見つけまして・・・」
「森の中ぁ?怪しいな。見かけない奴だな・・・お前、身分証を見せろ!」
「え?持ってないですが・・・」
「何ぃ?ますます怪しい。ちょっと隊舎までこい。」
そう言うと奥に声をかける。同じ様な兵隊が3人出てきて1人は女の子を抱え、もう二人に拘束された。
んで・・・攫われた宇宙人みたいに両腕を掴まれ引きづられていった。
んで今、牢屋にいる訳だ。
「お前が連れてた女の子はな、領主のお嬢様で行方不明になってたんだ。」
あらま、いい所のお嬢さんだったんか。
「捜索依頼が出ていた所にタイミング良く現れた。」
んんん?めでたしめでたし?じゃないの?
「お前、盗賊の一味だろ!?賞金、だまし取ろうって魂胆だろう!!」
・・・えええ??
「ち、違いますよ!?だいたい、こんな貧弱な盗賊、居ます!?」
「最近の賊は手が込んでるからな、見た目じゃ分からん!」
参ったな・・・
「それに身分証だ!何で持ってない!?本当は犯罪歴がバレるから隠してるんじゃないのか!?」
「そんな事言われても・・・俺、街来るのはじめてだし・・・」
「今どき身分証も持ってない奴が居るか!!」
「いや、だって俺、森に住んでて・・・」
街自体、はじめてだって言おうとしたが遮られた。
「森の中ぁ?そうか!森の中に盗賊のアジトがあるんだな!?」
困った・・・全然話し、聞いてくれない。
「いや、だから!俺は盗賊じゃねぇ!!」
「まさか、凶悪なモンスターの居る森にアジトが・・・」
聞いちゃいねぇ・・・
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私の名前はシェル。
となり町にある友人宅に遊びに行った帰り、乗っていた馬車がゴブリンの集団に襲われ拐われた。
何度か気を失ったが意識を取り戻すたびに優しそうな冒険者?の方がそばにいてくれた。
彼が助けてくれたのでしょう。きっととてもランクの高い冒険者なのでしょう・・・
そして今さっき・・・目を覚ますと・・・彼はいなくて、そこは見慣れた、私の部屋だった。
「お嬢様!!」
そう叫ぶとアンナが抱きついてきた。
アンナは私付きのメイド。
同い歳の14歳。
・・・なのに、何でしょう!このけしからん胸は!!
メロン?いや、小玉スイカ?
ちょっ!!顔が谷間に埋もれて息が出来ない!!!
あ、でも、これはこれで気持ちいいかも?
じゃない!!何なの!?私は未だに洗濯板だってのに!!
うらやまけしからん!
苦しいから引っぱたいてやる!!
ペシペシっと。
「あん♪」
ペシペシ!!
「んぁっ;・・・も、もっとぉ・・・♪」
・・・このままだと何か目覚めそうね。
「お嬢様ぁぁぁ、良くぞご無事でぇぇぇ!!!」
「え?あぁ、そうね。」
アンナは泣きながら抱きついている。
けしからん胸は・・・駄目よ私!!考えちゃ駄目!!考えたら・・・あ、そうだったわ。
「ねぇアンナ?私を連れてきて下さった方は今何処に居るの?」
「えっ?・・・存じ上げませんが?」
あの蜘蛛のバケモノからどうやって逃げたんだろう。
ゴブリンの集団からも、Sランクモンスターからも助けてくれた・・・
きっとすごいランクの高い冒険者なのでしょう。
もう一度、お会いしたいです。
そんな事を考えていた所で部屋のドアが勢い良く開いた。
「シェル!無事で良かった!!」
そう言って抱きついてこようとしたので顔面に踵から蹴りを入れる。
「シェル?愛する父に酷くないか?」
やかましい!!この歳で父親に抱きつかれて喜ぶか!!思春期のムスメ舐めんな!!
「あらあら、いくら娘の部屋でもちゃんとノック位しないとですよ?」
父の背後にはにこやかに笑う母の姿が・・・
いいえ、違うわ。笑ってる様に見えるけど目が笑ってない。
それにこの殺気。
部屋の温度が一気に下がった気がする。
「だいたい、嫌がる娘に無理矢理抱きつこうとか、何考えてるのかしら?」
「い、いや、だってな?ワシだってな?心配して・・・」
「あなた!?そこに正座!!」
「・・・はい。」
・・・母には逆らえないらしい。素直に正座する父。
「ふう・・・えらい目にあった。」
延々1時間近く説教され、ようやく解放された様です。
「だから!!違うっていってるでしょ!?」
「いや、お前はだまされてるんだよ。奴は盗賊の仲間なんだよ。」
さっきからこのやり取りの繰り返し。
何でお父様は私の事、信じてくれないんだろう。
「何を証拠に言ってるの!?彼は森で魔物から私を助けてくれたのよ!?」
「だからそこがおかしいんだ。だいたい、ゴブリンとは言え、10数体に囲まれて一人で対処できる訳がない。更にはSランクモンスター相手?んなもん逃げられる訳がない。そんなのが居たならお前だって今頃生きてない。」
「それだけ優秀な冒険者なんじゃないの?」
「そんな優秀な冒険者が何でギルドカードどころか身分証まで持ってない!?怪しすぎるだろう?」
「落としたとかじゃない?」
「大切な身分証落とす様な奴が優秀な訳があるか!!」
結局、話し合い?は親子喧嘩?のまま物別れに終わった。
-----------------------
わたしの名前はシリウス。シリウス フォン リーガル。
この街の領主だ。
・・・困ったことになった。
娘が魔法で洗脳でもされたようだ。
娘を救出したとか言っていたやつに惚れるように・・・
このままではあのどこの馬の骨ともしれない奴に娘が・・・
それだけは許せん。
あいつは怪しい。あやしすぎる。
身分証を持っていないとか言っているが・・・
多分、犯罪歴が多すぎて見せられないんだ。
きっとゴブリンの話もSランクモンスターの話も洗脳で植え付けられた記憶に違いない。
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