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悪人駆除のlastpalm
2 エピローグ
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前の任務から数日後。私とみーちゃんは家から近い駅まで歩いていた。一緒に水族館へ行くために。
「えへへ~ 良い天気で良かったねぇみーちゃん、今日のお洋服もよく似合ってるよ~」
手を繋いで歩きながらデレデレしている私はいつものジャージではなく、センセが用意してくれた可愛らしいオシャレな服装だった。
「ありがとうございます・・・・ でも凛々奈さんが最初寝巻のジャージのまま出発しようとしたのはびっくりしました、唯牙さんが無理やり着替えさせてくれて良かったですけど・・・・」
みーちゃんが此方を見上げながら少し不服そうに問い掛けてきた。
「えー? 楽だったから!!」
キリッとみーちゃんにキメ顔を向けて答える。
「凛々奈さんはもう少しオシャレに気を遣った方がいいと思います、もったいないですよ」
「もったいない? なにが??」
「えぁ!その・・・可愛い・・・・ので」
「みーちゃん・・・・ よし! 結婚しよう!!」
「なんでそうなるんですか!!」
みーちゃんに躙り寄るとみーちゃんは手を振りほどいて早歩きで行ってしまった。
「待って~冗談だよぉー みーちゃぁん!」
小走りで追いつこうとしている時に見覚えのある一組の男女とすれ違った。女の方が男の手を取って引っぱって歩いていく。二人の会話が少し聞こえた。
「これからは学校ちゃんと行くんだから! 髪黒く染め直しに行くわよ!」
「別にこのままでいいだろうがよぉ! 余計なお世話だってーの!」
「駄目よ! こういうのは身だしなみから直していかないといけないの! これからはアンタがグレたりしない様に私が見張っててあげるんだから!」
「もう懲りたから大丈夫だっつってんだろぉ」
手を引かれる男は口では拒絶しているようだったがなんだか満更でもないような顔だった。
ほんの少しだけ振り返って様子を見た後、またみーちゃんに向かって走って追いついて手を握る。
「捕まえたー!」
「まったく、凛々奈さん、そういうの私以外にやったらセクハラっていうので捕まっちゃうんですよ、唯牙さんが言ってました」
みいなは少し頬を膨らませてまた凛々奈の顔を見上げた。
「? 凛々奈さん 何かいい事でもありました?」
「えへへ! べっつにー!」
太陽みたいな笑顔で凛々奈は笑っていた。
「えへへ~ 良い天気で良かったねぇみーちゃん、今日のお洋服もよく似合ってるよ~」
手を繋いで歩きながらデレデレしている私はいつものジャージではなく、センセが用意してくれた可愛らしいオシャレな服装だった。
「ありがとうございます・・・・ でも凛々奈さんが最初寝巻のジャージのまま出発しようとしたのはびっくりしました、唯牙さんが無理やり着替えさせてくれて良かったですけど・・・・」
みーちゃんが此方を見上げながら少し不服そうに問い掛けてきた。
「えー? 楽だったから!!」
キリッとみーちゃんにキメ顔を向けて答える。
「凛々奈さんはもう少しオシャレに気を遣った方がいいと思います、もったいないですよ」
「もったいない? なにが??」
「えぁ!その・・・可愛い・・・・ので」
「みーちゃん・・・・ よし! 結婚しよう!!」
「なんでそうなるんですか!!」
みーちゃんに躙り寄るとみーちゃんは手を振りほどいて早歩きで行ってしまった。
「待って~冗談だよぉー みーちゃぁん!」
小走りで追いつこうとしている時に見覚えのある一組の男女とすれ違った。女の方が男の手を取って引っぱって歩いていく。二人の会話が少し聞こえた。
「これからは学校ちゃんと行くんだから! 髪黒く染め直しに行くわよ!」
「別にこのままでいいだろうがよぉ! 余計なお世話だってーの!」
「駄目よ! こういうのは身だしなみから直していかないといけないの! これからはアンタがグレたりしない様に私が見張っててあげるんだから!」
「もう懲りたから大丈夫だっつってんだろぉ」
手を引かれる男は口では拒絶しているようだったがなんだか満更でもないような顔だった。
ほんの少しだけ振り返って様子を見た後、またみーちゃんに向かって走って追いついて手を握る。
「捕まえたー!」
「まったく、凛々奈さん、そういうの私以外にやったらセクハラっていうので捕まっちゃうんですよ、唯牙さんが言ってました」
みいなは少し頬を膨らませてまた凛々奈の顔を見上げた。
「? 凛々奈さん 何かいい事でもありました?」
「えへへ! べっつにー!」
太陽みたいな笑顔で凛々奈は笑っていた。
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