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気がつくとオレは医務室みたいなところで寝かされていた。時間はまだ14時、オレが気を失ってから30分くらいしか経っていなかった。
ベッドの横には心配そうな顔をしたルビーナちゃんが座っている。
「あっ、ルビーナちゃん‥‥。」
「ローランド様、気がつきました?気分が悪かったりしないですか?」
ルビーナちゃんがオレの顔を覗き込んできた。
よほど心配したのか少し涙目になっている。泣きそうな顔もやっぱり可愛い。さすがヒロインだ。
オレは医務室で治療され、頭を打ったことを心配した父親にすぐ家に帰されることになった。
本当はもう少しルビーナちゃんと一緒に居たかったのに‥‥。
オレは悲しい気持ちで馬車に揺られ、帰路についた。
馬車での帰り道、オレはルビーナちゃんが主人公の乙女ゲーム『楽園~婚約者に隠れて秘密の恋に溺れる~』の内容を思い起こしてみた。
ゲームのジャンルとしてはサウンドノベルズに入るのかな?ルビーナちゃんの選択肢で話が展開していく。
このゲームに逆ハーレム展開はない。始める時に誰を攻略するのか決めてゲームが始まり、ルビーナちゃんはいつも一人だけと恋愛する。婚約者がいるから二股にはなるけど、ルビーナちゃんは多情な女ではないのだ。
何故姉がやっていただけのゲームにそんなに詳しいか疑問に思った君、きみは正しい。
オレさ、あの時みたルビーナちゃんの姿に一目惚れして、自分でもダウンロードしてやってみたんだ。
女性モノの恋愛ゲームを男がやらないのは攻略対象者がイケメンすぎてムカつくのもあるけど、ヒロインが男から見て魅力的じゃないのが大きいと思う。少女マンガなんかもそうだけど、うすいって言うか、こう、女性特有の丸み?むちっり感が足りないんだよ。
でもルビーナちゃんは顔がカワイイだけじゃなく、白くまあるいお尻は理想のサイズ、太腿もイイ感じにむちっとして最高にエロ可愛いかった。
そう思ったのはオレだけじゃなかったみたいで、乙女ゲームにしては男性ユーザーが多いゲームだった。
最初のお試し攻略対象者3人は無料で遊べる。そこからは課金制で3人攻略するごとに5人の攻略対象者が新たに現れる。最終的に108人の攻略対象者がいた。煩悩の数だけ恋がある、だったかな?そんな売り文句が付いていた。
18禁乙女ゲームだけあって恋愛の展開はめちゃくちゃ速い。
攻略対象者に出会った瞬間からエロい展開が待っている。
ゲームは今から5年後、ルビーナちゃんが15才になりランドル貴族学園に入学したところから始まる。
☆☆☆☆☆
例えば、
最初の攻略対象者のひとり、
ランドル王国第二王子ジェフリー・ランドルの場合。
ゲーム開始時にルビーナちゃんが変なところにいる事がよくある。
体育館、プールサイド、化学準備室、思わぬ所からゲームが始まる。
たぶんルビーナちゃんはすっごい方向音痴なんだと思う。
ジェフリー王子のシナリオの始まりは学園の入学式当日。
方向音痴のルビーナちゃんは何故か入学式に出席せずに林の中を彷徨い歩いていた。
「こんな所で何をしている!」
ルビーナちゃんは突然男から声をかけられ腕を掴まれた。
「きゃあ!」
「お前は誰だ。こんな所に何をしに来た?」
「な、何も‥‥。わたし、学園の新入生で少し迷ってしまって‥‥。」
「入学式なら入ってすぐの講堂で行われている。
こんな所まで迷い込むだなんてバカな話、信じられるか!」
学園の講堂は南側にあり、ここは多分一番北側の騎士科の練習場になっている雑木林の中だ。普通、こんな所に迷い込む生徒はいない。
「本当に迷ってしまっただけなんです。」
「ふん、第一王子派の差し金か。遂に刺客を送り込んで来たか。」
ジェフリー王子は胸元から取り出した紐でルビーナちゃんの両腕を後ろ手に縛りつけた。
「痛いっ。本当にわたし、ただの新入生なんです。」
ルビーナちゃんが涙目になりながら言った。
「口では何とでも言える。どこかに暗器でも隠してあるのか?」
ジェフリー王子が皮肉げに嗤った。
華やかな金髪に意志の強そうなエメラルド色の瞳、俺様イケメンのジェフリー王子が冷たい目でルビーナちゃんを見下ろしている。
「この辺りに隠してあるのか?」
ジェフリー王子の手がルビーナちゃんの制服の胸元に忍び込んだ。
「いや、やめて!」
「ああ、何かある。」
ルビーナちゃんの制服の胸元を押し広げると、ジェフリー王子が彼女の乳首を摘まみあげた。
「あっ、やめてください!」
「綺麗なピンク色をしている。」
ジェフリー王子がそれを口に含んだ。そのまま楽しそうに彼女の体をもて遊んでいく。
「や、あんっ!」
イヤイヤするように首を横に振りながらも、ルビーナちゃんの体が快感を拾い始める。
「感じやすいな。その見目良い容姿を利用して俺を誑かしてこいと誰かに言われたのか?」
ジェフリー王子の手がルビーナちゃんの形のいい胸を揉みしだいた。
「っん、違います。何も頼まれたりしていない。わたし、婚約者がいるんです。」
「ふん、貴族なら大抵、婚約者くらいいるさ。」
王子の手が今度はスカートの中に滑り込んだ。
「やめて!もう許して!」
ルビーナちゃんが泣き出しても王子の手は止まらない。
「女の刺客ならばこの中に毒物を隠し持っている可能性もある。」
下着は引き剥がされ、中を手で探られる。
「いやーーー!」
ルビーナちゃんが悲鳴を上げるが、誰も駆けつける者はいない。
「狭いな、処女なのか?」
ルビーナちゃんは泣きじゃくりながら首を縦に振った。
「お前、名はなんと言う?」
ここで選択肢が現れる。
A、名前を名乗らない。
B、名前を名乗る。
名乗らないとここでジェフリー王子に陵辱され、そのまま放置される。結果、ルビーナちゃんは退学になり、婚約も破談になる。ゲームオーバーだ。
「ルビーナ・アイネ‥‥。」
ルビーナちゃんが弱々しい声でそう言った。
「アイネ?第三騎士団団長のエドワード・アイネの娘か。
アイネ子爵はたしか中立派だったはずだが‥‥。
第二王子のジェフリーに近づけと父親に言われたのか?」
「お父様は関係有りません。」
「では自分の意志で来たのか?
良かろう。お前は私の好みだ。存分に可愛がってやろう。」
ジェフリー王子は縛られていたルビーナちゃんの腕の紐を解いた。
「私はこれから用事がある。また会おう、後で連絡する。」
「わたしはもう殿下に会う気はありません。」
ルビーナちゃんは乱された服を手早く直しながら、王子を拒絶した。
「王族の命令は絶対だ!
それに、婚約者に今日のことを知られたくはないだろう?」
ジェフリー王子はそう言い残して去っていった。
おまわりさーん!犯罪者がいます。ジェフリー王子は完全に性犯罪者です。
日本でなら豚箱にぶち込めるのに、ランドル王国ではそうもいかない。王族の権力が相当強いし、第一王子と王位争いをしている第二王子は将来王になる可能性がある。大抵のことは見逃されてしまう。
これは5年後に起きるかも知れない未来の話だ。
今は未だ何も起きていない。だったらオレがルビーナちゃんを守ればいいんだ。
オレはルビーナちゃんを絶対に守り抜くと心に誓い、拳を強く握り締めた。
ベッドの横には心配そうな顔をしたルビーナちゃんが座っている。
「あっ、ルビーナちゃん‥‥。」
「ローランド様、気がつきました?気分が悪かったりしないですか?」
ルビーナちゃんがオレの顔を覗き込んできた。
よほど心配したのか少し涙目になっている。泣きそうな顔もやっぱり可愛い。さすがヒロインだ。
オレは医務室で治療され、頭を打ったことを心配した父親にすぐ家に帰されることになった。
本当はもう少しルビーナちゃんと一緒に居たかったのに‥‥。
オレは悲しい気持ちで馬車に揺られ、帰路についた。
馬車での帰り道、オレはルビーナちゃんが主人公の乙女ゲーム『楽園~婚約者に隠れて秘密の恋に溺れる~』の内容を思い起こしてみた。
ゲームのジャンルとしてはサウンドノベルズに入るのかな?ルビーナちゃんの選択肢で話が展開していく。
このゲームに逆ハーレム展開はない。始める時に誰を攻略するのか決めてゲームが始まり、ルビーナちゃんはいつも一人だけと恋愛する。婚約者がいるから二股にはなるけど、ルビーナちゃんは多情な女ではないのだ。
何故姉がやっていただけのゲームにそんなに詳しいか疑問に思った君、きみは正しい。
オレさ、あの時みたルビーナちゃんの姿に一目惚れして、自分でもダウンロードしてやってみたんだ。
女性モノの恋愛ゲームを男がやらないのは攻略対象者がイケメンすぎてムカつくのもあるけど、ヒロインが男から見て魅力的じゃないのが大きいと思う。少女マンガなんかもそうだけど、うすいって言うか、こう、女性特有の丸み?むちっり感が足りないんだよ。
でもルビーナちゃんは顔がカワイイだけじゃなく、白くまあるいお尻は理想のサイズ、太腿もイイ感じにむちっとして最高にエロ可愛いかった。
そう思ったのはオレだけじゃなかったみたいで、乙女ゲームにしては男性ユーザーが多いゲームだった。
最初のお試し攻略対象者3人は無料で遊べる。そこからは課金制で3人攻略するごとに5人の攻略対象者が新たに現れる。最終的に108人の攻略対象者がいた。煩悩の数だけ恋がある、だったかな?そんな売り文句が付いていた。
18禁乙女ゲームだけあって恋愛の展開はめちゃくちゃ速い。
攻略対象者に出会った瞬間からエロい展開が待っている。
ゲームは今から5年後、ルビーナちゃんが15才になりランドル貴族学園に入学したところから始まる。
☆☆☆☆☆
例えば、
最初の攻略対象者のひとり、
ランドル王国第二王子ジェフリー・ランドルの場合。
ゲーム開始時にルビーナちゃんが変なところにいる事がよくある。
体育館、プールサイド、化学準備室、思わぬ所からゲームが始まる。
たぶんルビーナちゃんはすっごい方向音痴なんだと思う。
ジェフリー王子のシナリオの始まりは学園の入学式当日。
方向音痴のルビーナちゃんは何故か入学式に出席せずに林の中を彷徨い歩いていた。
「こんな所で何をしている!」
ルビーナちゃんは突然男から声をかけられ腕を掴まれた。
「きゃあ!」
「お前は誰だ。こんな所に何をしに来た?」
「な、何も‥‥。わたし、学園の新入生で少し迷ってしまって‥‥。」
「入学式なら入ってすぐの講堂で行われている。
こんな所まで迷い込むだなんてバカな話、信じられるか!」
学園の講堂は南側にあり、ここは多分一番北側の騎士科の練習場になっている雑木林の中だ。普通、こんな所に迷い込む生徒はいない。
「本当に迷ってしまっただけなんです。」
「ふん、第一王子派の差し金か。遂に刺客を送り込んで来たか。」
ジェフリー王子は胸元から取り出した紐でルビーナちゃんの両腕を後ろ手に縛りつけた。
「痛いっ。本当にわたし、ただの新入生なんです。」
ルビーナちゃんが涙目になりながら言った。
「口では何とでも言える。どこかに暗器でも隠してあるのか?」
ジェフリー王子が皮肉げに嗤った。
華やかな金髪に意志の強そうなエメラルド色の瞳、俺様イケメンのジェフリー王子が冷たい目でルビーナちゃんを見下ろしている。
「この辺りに隠してあるのか?」
ジェフリー王子の手がルビーナちゃんの制服の胸元に忍び込んだ。
「いや、やめて!」
「ああ、何かある。」
ルビーナちゃんの制服の胸元を押し広げると、ジェフリー王子が彼女の乳首を摘まみあげた。
「あっ、やめてください!」
「綺麗なピンク色をしている。」
ジェフリー王子がそれを口に含んだ。そのまま楽しそうに彼女の体をもて遊んでいく。
「や、あんっ!」
イヤイヤするように首を横に振りながらも、ルビーナちゃんの体が快感を拾い始める。
「感じやすいな。その見目良い容姿を利用して俺を誑かしてこいと誰かに言われたのか?」
ジェフリー王子の手がルビーナちゃんの形のいい胸を揉みしだいた。
「っん、違います。何も頼まれたりしていない。わたし、婚約者がいるんです。」
「ふん、貴族なら大抵、婚約者くらいいるさ。」
王子の手が今度はスカートの中に滑り込んだ。
「やめて!もう許して!」
ルビーナちゃんが泣き出しても王子の手は止まらない。
「女の刺客ならばこの中に毒物を隠し持っている可能性もある。」
下着は引き剥がされ、中を手で探られる。
「いやーーー!」
ルビーナちゃんが悲鳴を上げるが、誰も駆けつける者はいない。
「狭いな、処女なのか?」
ルビーナちゃんは泣きじゃくりながら首を縦に振った。
「お前、名はなんと言う?」
ここで選択肢が現れる。
A、名前を名乗らない。
B、名前を名乗る。
名乗らないとここでジェフリー王子に陵辱され、そのまま放置される。結果、ルビーナちゃんは退学になり、婚約も破談になる。ゲームオーバーだ。
「ルビーナ・アイネ‥‥。」
ルビーナちゃんが弱々しい声でそう言った。
「アイネ?第三騎士団団長のエドワード・アイネの娘か。
アイネ子爵はたしか中立派だったはずだが‥‥。
第二王子のジェフリーに近づけと父親に言われたのか?」
「お父様は関係有りません。」
「では自分の意志で来たのか?
良かろう。お前は私の好みだ。存分に可愛がってやろう。」
ジェフリー王子は縛られていたルビーナちゃんの腕の紐を解いた。
「私はこれから用事がある。また会おう、後で連絡する。」
「わたしはもう殿下に会う気はありません。」
ルビーナちゃんは乱された服を手早く直しながら、王子を拒絶した。
「王族の命令は絶対だ!
それに、婚約者に今日のことを知られたくはないだろう?」
ジェフリー王子はそう言い残して去っていった。
おまわりさーん!犯罪者がいます。ジェフリー王子は完全に性犯罪者です。
日本でなら豚箱にぶち込めるのに、ランドル王国ではそうもいかない。王族の権力が相当強いし、第一王子と王位争いをしている第二王子は将来王になる可能性がある。大抵のことは見逃されてしまう。
これは5年後に起きるかも知れない未来の話だ。
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